
クレア・アイランド(Clare Island)にはホテルが一軒、ゲストハウスとB&Bが数件あります。
当初、島に一泊しようと計画していた私たちですが、なんと宿泊施設はすべてハロウィーンを待たずして冬季休業に入ってしまっていることが判明し(多くの場所が「イースターからハロウィーンまで」なのに)、結局ウェストポートに宿泊して、島へは日帰りすることにしたのでした。
港に降り立ち、まずはパブにでも入ってひと休み…と思い、同じフェリーに乗っていた地元の女の子たちに場所を尋ねると、なんとパブはないとの返事が…!
アイルランドにパブのない場所があるなんて…ここは独立国?
幸い、公民館のような建物のトイレが開いていたから良かったものの、フェリーの人に念押しされた通り、本当に本当に「何もない」のでした。
(後で知ったことですが、実はこの公民館が、夏場はツーリスト・オフィス、夜はパブに早代わりするらしい)
しかし「何もない」のもたまにはいいものです。
帰りのフェリー出航まで約4時間、ひたすら歩いて島内観光した私たち。
霧雨が降っていたものの暖かい日で、途中で犬に吠えられたりしながらも、のどかな景色を満喫、まさに「命の洗濯」。

まるで1970年代の日本の田舎のよう…
島の東側に位置するKnocknaveen山(高さ220メートル)の周りを時計回りにくるりと一回りするルートを取ったのですが(本当は反時計回りの方が歩きやすかったようです)、あとで地図を見てみると、たっぷり6〜7キロもウォーキングしていたことが分かりびっくり。
私のグレース・オマーリー熱に引きずられるようにして来てしまった他の3人は、実は心の中で「だまされた〜」と叫んでいたかも…!

群生する巨大植物グンネラ(英名Giant Rhubarb)

一斉にこちらを見つめる好奇心旺盛な羊たち

すりすり寄って来たロバ

村の名が書かれたシンプルな標識。自然石をそのまま使っているのがおしゃれ

1840年代の大飢饉以前の島の人口は1700人(現在の10倍以上!)。打ち捨てられた当時のコテージ

牧草地の中のデコボコはlazy beds。貧しかった時代のジャガイモ畑の跡

(おそらく)島で唯一のお店。ここでやっと温かいコーヒー&島の人を数人発見。この頃には雨も止み、店先のベンチをお借りして本土から持参したサンドイッチでランチ(持って行ってよかった〜)

カウンティー・メイヨーのカラー赤&緑に塗られたポスト

道端に咲くアザミの花。この時期でも野の花がいっぱです

緑鮮やかな海沿いを離れ、荒涼とした景色の島の内陸部へ。まだまだ歩く、歩く…

島の北端に位置する200年前に建てられた灯台。時間切れで登頂できず残念

形成される途中の泥炭地

海の中に見えるのは、アイルランド初の天然サーモン養殖所(写真をクリックして拡大して見て下さい)

港がついに見えてきた〜!

ビーチにはピンク色のきれいな石がいっぱい。まるでローズ・クォーツのような透き通った石を記念に拾ってきました
小さい島ながら、先史時代の史跡も多く残るクレア・アイランド。今回はそこまで見る時間がありませんでしたが、次回の楽しみにとっておきたいと思います〜。
<つづく>