ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

ホースシューのヒツジたち

horseshoesligo01172
「ひつじのショーン」みたいな子がいっぱい!山頂に雪をいただくホースシュー(Horseshoe, Sligo)

アイルランド本の出版準備で、このところ撮影&執筆の日々。なんだかものすごい速さで日々過ぎていきます。

ここ数日、スライゴ&ドネゴール(Co. Sligo & Co. Donegal)の追加取材に出かけていました。
頻繁に出かけるこのエリア、写真はたくさんあると思っていましたが、いざふたをあけてみるとまだまだ撮りたいものがいっぱい。3日間で終わらせる予定が5日間もかかってしまいました。地元在住の友人たちがレストラン取材に一緒に来てくれたり協力してくれて、おかげさまで納得のいく写真がたくさん撮れました!

昨日の朝、スライゴのホースシュー(Horseshoe, Co. Sligo)の写真を撮りに行くと、山の上には雪が積もっていました。
人気が全くない山の中で風の音だけが聞こえて、これぞイエーツが好んだ幽玄の世界。物の怪が出てきても不思議ではない、仮にそんなことがあってもそれが自然で、全く怖くないような雰囲気です。

horseshoesligo0117
ヒツジは完全に野生化(笑)

このヒツジの写真ですが、向かって右側の3頭の背後に、一頭だけ木の陰からこちらをうかがっている子がいるのですが、わかりますか?
この子、絶対に他のヒツジと違う。もしかして、ヒツジの皮をかぶった精霊なのでは?と見れば見るほどに確信が強まるのですが…。

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

グレンダーロックでシカに遭遇

今日は2017年初のガイディングで、お客様をグレンダーロックへご案内しました。

今朝は気温がぐっと下がり、ダブリンにしてはピリッと寒い日でしたが、風がまったくなくなんとも気持ちのいい冬の日。フレッシュな山の空気を楽しみながら、遺跡見学後、アッパー・レイクまで30分程のハイキングにご案内しました。
「この辺りにシカがいるかも…」とお客様にお話ししたとたん、目の前に発見。最初は1頭しか見えませんでしたが、よく見るととなりにもう一頭、またとなりにもう一頭…と草の中に数頭が点在。

glendaloughdeer0117
保護色で見えにくいですが、木の下に2頭います

これはこちらで「シッカ・ディアー(Sika Deer)」と呼ばれる、19世紀に日本から入ってきたシカでしょう。(アイルランド人はシカ
Deerであることを知らない…)
そういえば、このところたて続けてにダブリンとウィックロウのレストランでシカ料理を食べました。シカのタルタルと、シカのロースト。最近は食用のシカ・ファームがあるらしく、冬の料理として高級レストランなどで需要があるようですね。

かつては頭数制限のために撃ち殺したシカをレストラン業者が引き取って、シカ料理を出していましたが、2000年代初め頃にEUの規制で検疫が義務付けに。そうなるとコストがかさみ、レストランは採算が合わなくなり、ベニスン料理がアイルランドのレストランから姿を消した時代もありました。
これだけビーフとか食べるものがあるのに、食用のシカを育てなくてもいいようにも思いますが、高級食材とはそういうものなのでしょう。私も現に食べてしまったことですし。

そんなことをお客様とお話ししたりしながら、2017年の初ガイディングを楽しく終えさせていただきました。

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

マリガンでサプライズの誕生会

mulliganaoifeparty
古書にはさまれて出てくるメニュー。食事を選びながら読書している気分に…

昨晩は仲良しの友人たちと久しぶりに集まり、ストーニーバターのガストロパブ、マリガン(L. Mulligan. Grocer, Stonerybatter, Dublin7)で食事をしました。

mulliganaoifeparty2
ここに来たら絶対食べる!定番のスコッチエッグ。ちょっとジャンキーな感じがおいしいんですよね~

楽しい宴も最高潮…となったところで、友人イーファのサプライズ・バースデー・ケーキが登場。たまたま彼女の誕生日前日で、事前にケーキを準備して、盛大にお祝いしたのでした。

mulliganaoifeparty3
まるで花火みたいなすごいキャンドルにびっくり(笑)

ベビーシッターのため参加できなかったイーファのパートナー、ローナンが前夜に巨大ケーキを我が家に運んで来て、私が当日それを持参。うちは家が狭くてどこも暖かいので、クリームがとけたら大変!とひと晩外の車の中で保管。
誰かに食べられやしないか心配で、夜中に一度見に行ってしまった(笑)。

mulliganaoifeparty4
イーファの大好きなチョコレート・ケーキ

このところ原稿書き&写真撮影の日々が続いていたので、久しぶりに友人たちと会って、良い気分転換になりました。
それにしてもマリガン…いつ行っても本当においしい。パブの食事でこのクオリティーは素晴らしいです。

mulliganaoifeparty5
食事の時間より早めに行って、お店に協力してもらってビールの撮影。あとはみんなに飲んでもらいました!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

「ウォーキング・オン・カーズ」が歌うワイルド・アトランティック・ウェイの新ビデオ

アイルランド西海岸の海岸線をつなぐ世界最長の海岸道路、ワイルド・アトランティック・ウェイ(Wild Atlantic Way)の新しいプロモーション・ビデオが発表されました。



約1分強の短い映像の中に、ワイルド・ウェストの魅力がこれでもかというくらいにぎっしりつまった秀作。ひとつひとつの映像をもっと見ていたいのですが、あっという間に次の魅力的な映像に切り替わってしまうので、何度も繰り返して観てしまいました(笑)。

メインの観光ルートから少々外れた、オフ・ザ・トラック(off the track=「横道にそれる」の意)の名所で構成されているのが新鮮ですが、私たちが日々触れて感じているアイルランドはむしろこちらの方。
サイクリングやサーフィン、乗馬にコースティアリングといったアクティビティーや、大西洋の味覚である牡蠣、あかあかと燃える暖炉、人々の笑顔など…ちょっとした瞬間ががちらりちらりと織り込まれているのもいいですね。

サウンドトラックは今アイルランドで、いやヨーロッパ全域で人気上昇中のウォーキング・オン・カーズ(Walking on Cars)の「Don't Mind Me」。ワイルド・アトランティック・ウェイ沿いのディングル(Dignle, Co. Kerry)出身の5人組です。
さわやかな歌声とメロディーが心地よくて、私もよく聞いています。ワイルド・アトランティック・ウェイのドライブにぴったりなサントラですね。

walkingoncars
1月16日付けIrishindependant.ieより抜粋)

※ワイルド・アトランティック・ウェイに関する過去ブログ→世界最長の海岸道路、ワイルド・アトランティック・ウェイ、来春オープン!ワイルド・アトランティック・ウェイの記念切手とスタンプラリー

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

雪の日のブッシュミルズ・イン

bushmillsinnsnow0117
雪のブッシュミルズ・インも素敵

数日間、アイルランド本の追加取材&撮影のためにベルファーストに行っていました。
昨日は雪が降ったりやんだりする中、ジャイアンツ・コーズウェイ近くのブッシュミルズ・イン(Bushmills Inn, Co. Antrim)へ。ここは夏の間お客様をお連れして頻繁にお世話になるホテルですが、日本人グループが利用する時にはいつも、ホテルに日の丸をかかげて歓迎してくれるのです。

昨日はお客様もご一緒ではないし、日の丸は見られないね~なんて友人と話ながら到着してみると…。なんと雪ふる中、日の丸がはためいているではありませんか!

bushmillsinnsnow01176
じゃ~ん!私たち2人のためだけに、悪天候の中、日の丸を立てて待っていてくれたのでした。感激…

営業部長のニッキーが出てきて、かつてコーズウェイへ行く旅人を泊めるコーチングインだった歴史あるホテルの中を詳しく案内して見せてくれました。

bushmillsinnsnow01173
窓の外も雪景色。なんだかクリスマスみたい♪

bushmillsinnsnow01172
泥炭の燃える暖炉でくつろぐご夫妻

今回いくつかのホテルを見て回ってつくづく感じたことですが、アイルランド人というのはホスピタリティー・ビジネスに本当に長けていて、さりげない気づかいやフレンドリーさの頃合いがなんとも上手い。
ブッシュミルズ・インもそんなもてなし上手な、私の大好きなホテルのひとつ。ここ数年、食事のみに立ち寄ることが多く、宿泊の機会がなかなかなくているのですが、今回親切に館内を案内していただき、近いうちにぜひまた泊まりたいと思いました。

そして、このホテルのいちばんの名物と言ったら…。アイルランドではポピュラーなあるデザートです!
私はこれが大好きなのですが、ここのものはアイルランド島一のおいしさ。

bushmillsinnsnow01174
撮影していたら別のお客さんも集まって来て、みんなで試食(笑)

デザートの名前を言いたくてたまらないのですが、4月に発売される本にのせるのでその時までのお楽しみ…にさせてください。
ニッキーが秘伝のレシピもくれたのですが、レシピを公開してしまうところがシェフの自信の表れですね。いくらレシピ通りに作っても、うちのおいしさにはかないませんよ~と逆に言われたような気がしました!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

雪の日のヒツジたち

snowsheepcarrick01175
Looking at EWE!(EWE=メスのヒツジ。Youと発音が一緒なので…笑)

昨日より北アイルランドに来ています。
朝起きてみると外は雪。周辺の牧草地もうっすら雪化粧していました。

snowsheepcarrick01174
朝10時ごろ。みぞれ雪が降ったりやんだりしながらも、空は明るくなってきました

snowsheepcarrick01173
生垣をバックにハイ、ポーズ!

いつもは緑の牧草地が今日は真っ白。戸惑い気味のヒツジたちがなんだかとっても可愛らしかったです。

snowsheepcarrick01172
通常ヒツジはこちらが近づいていくと逃げて行くことが多いのですが、この子たちは逃げるどころかソロソロとこちらに近づいてきた!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

アイルランド本の取材&執筆中です♪

この冬はガイド業とは別の新しいプロジェクトに取り組んでいます。
旅の本を出版している会社さんに思いがけずお声をかけていただき、アイルランドのガイドブック的な本を出させていただくことになりました!
春頃出版予定を目指して、執筆&写真撮影を進めています。

これまで当地のコーディネーターとして本や雑誌の取材に関わらせていただいてきましたが、まさか自分が取材者&撮影者となる日が来るとは。
執筆も、ガイドブックや雑誌に寄稿させていただいたことはあるものの、今度は本一冊が自分の名前で出るわけですから、嬉しく光栄に思うと同時に珍しく(笑)ちょっと緊張してもいます。

昨年秋ごろから少しずつ準備をはじめ、まずは過去数年間に撮りためた写真の整理。実は不思議なことに、この本のお話しをいただく前から過去の写真をカテゴリーごとに仕分けする作業を始めていたんですよね。
それでもまだ完全には仕分けしきらず、そういえばこんな写真があったはず…と思い出しては、再び過去のストックを当たると忘れていた写真が出てくる、出てくる…。

先月からついに執筆に入り、自宅にこもって作業する日が多くなっています。今週から追加取材も開始。まずは手始めに、今日はダブリンのとあるショップとレストランの撮影をしてきました。

carousel0117
ダブリンの長年のお気に入りショップ。撮影しながらもついついいろいろ見てしまい、仕事に来たのに来月末に行くスキー用の帽子を購入してしまった(笑)

fallonandbyrne0117
ここもよく行くレストラン。新メニューのエビとサツマイモのマッサマンカレーを試してみました。ちょっと前に「世界でいちばんおいしい食べ物」に選ばれたとかで話題になったマッサマンカレー、初めて食べましたが本当に美味!

この本は、観光箇所を網羅したガイドブックというより、「私」のおすすめでセレクトしたスポットを集めたもの。
これまでブログで紹介させていただいたところもたくさん出てきますし、この本のために新規開拓したところも。いつかこういう「私のアイルランド」を本にまとめられたらいいなと漠然と思っていたのでとてうれしく、楽しく本作りをさせていただいています。

今週はレストラン関係の撮影のアポをたくさん入れたので、グルメ・ウィークになりそうです(笑)。

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

ブレイ~グレイストーンをウォーキング

braygreystonwalk01174
海沿いを走るDART(ダブリン郊外列車)を眼下に見晴らすウォーキング道

今週末は北西部にいい波が来ているのでサーフィンに行きたかったのですが、諸事情により行くことが出来ず。代わりにブレイ(Bray, Co. Wicklow)~グレイストーン(Greystone, Co. Wicklow)の海沿いのルートをウォーキングしに行ってきました。

ブレイはカウンティ・ウィックロウに属しますが、ダブリン・サウスからなら車で30~40分の距離。ダブリン市街地からDARTで簡単に行けることもあり、このブレイ~グレイストーンのウォーキングはとってもポピュラーです。
今日は風もなく、歩いていると汗ばむくらいの1月とは思えないような陽気。子供から大人まで多くの人が歩いていました。

braygreystonwalk01172
ブレイの海沿いのプロムナード。DART駅の駐車場に車を停めて、ここからスタートです

braygreystonwalk0117
ブレイではなんと、寒中水泳大会の真っ最中でした。知っていれば私も入りたかった!「20分以上は水につからないでくださ~い」というヘルス&セイフティーのアナウンスが笑えたけど(笑)

braygreystonwalk01175
高台からブレイを見晴らすと、泳いでいる人たちがまるで鳥の行例か何かのように一列に見えました

braygreystonwalk01177
歩いているうちに青空が出てきた!数日ぶりに見たブルースカイ、嬉しくなって思わずパチリ

braygreystonwalk01176
海沿いのきれいな眺めが続きます。DARTが通るのがよく見えるスポットが何か所かあるのですが、日曜日なので本数が少なくなかなかこない。歩いている間に一回見ただけ(冒頭写真)でした

braygreystonwalk01173
仲睦まじいハトのカップル(たぶん)

braygreystonwalk01178
終着店のグレイストーンの町が見えてきた!

同じくDARTで行くダブリン北郊外ホウス(Howth)のクリフ・ウォークは港からだとひたすら上り、サミットからだとひたすら下りですが、このブレイ~グレイストーンのウォークは高低差があまりありません。ブレイから始めるのが一般的で、はじめはゆるやかな上り、途中はほぼ平坦になり、最後にちょっと下ります。
片道約1時間半。ホウスのクリフ・ウォーク(サミットから港まで1時間15分)よりちょっと長いくらいでしょうか。

グレイストーンではカリスマ双子シェフが経営する人気ベリタリアン・カフェ&ヘルシーフード・ショップを訪ねたのですが、そのことはまた後日。

帰りは車を停めているブレイまでDARTで戻るつもりでしたが、まだ日暮れまでに時間もあるし歩いて戻ろう!ということになり、なんと往復歩いてしまいました。
あとでGoogle Mapで調べてみたら、ブレイ~グレイストーンは7キロ。14キロも歩いてしまったみたいです!
フレッシュ・エアをたっぷり吸って、楽しい日曜日となりました。

braygreystonwalk01179
帰り道もすたすた歩いていくアンマリーとデイヴィッド

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

土曜日の朝はヨガ&カフェ(リトル・バード)

llittlebirdcafe4
カフェの名前「Little Bird=小鳥」にちなんで、コトリのモチーフがそこここに…

友人アンマリーと一緒に今年初のヨガ・クラスへ。以前通っていた教室が閉鎖してしまい、それ以来レギュラーで通えるところがなかなか見つからずにいたのですが、リトル・バード(Little Bird, Dublin8)という名のカフェに併設された素敵な教室を発見。
早速回数券を購入、しばらくここに通うことにしました。

llittlebirdcafe6
「Yoga for Coffee Lovers=カフェ好きためのヨガ教室」、このキャッチがいいですね

久しぶりのヨガで気分爽快となったあとは、カフェでブランチ。
私たちと同じように教室帰りにヨガマットをかかえてお茶したり、ランチしたりして行く人で店内はいっぱいです。

llittlebirdcafe3
曇り空ながらも風はなく、1月とは思えないようなマイルドな気候。店内の席がいっぱいだったので、私たちも表のテラス席にすわることに

llittlebirdcafe5
まずは何はともあれラテを。ラテの上にもコトリが描かれるのかな~と期待していたのですが、違った(笑)

メニューはシンプルながら、気が利いたいカフェご飯が7~8種類ほど。エキゾチックなものが苦手な私は冒険できず、定番のエッグ・フロレンティーンをおいしくいただいのですが、アンマリーが頼んだディッシュはカフェ・オリジナルのとてもユニークなものでした。

llittlebirdcafe7
トウモロコシ粉のパンケーキに、ちょっぴりスパイシーな黒豆とアボカドがどっさり。このところ、おぜんざいが食べたくて仕方ない私は、この黒豆が甘かったなら…とパクパク食べるアンマリーを横目で見て恨めしく思わずにはいられませんでした(笑)

小鳥のモチーフが何かと可愛いカフェ&ヨガ、しばらく週末の定番スポットとなりそうです。

llittlebirdcafe2
店内を飛んでいたコトリのモビール

llittlebirdcafe8
テラス席に植えられていた若い桜の木(寒桜らしく、実は花が咲いていました!)にはコトリちゃん寄せのエサがたくさんぶら下がっていました。あいにく鳥の姿は見られませんでしたが。「冬眠中じゃない?」とアンマリーは言っていましたが、ほんとかな?

Little Bird
82 South Circular, Road Portobello, Dublin 8.
※ヨガは好きな時間にドロップ・インできますが、HPにて要予約

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記

新春恒例、ナショナル・ギャラリーのターナー展

新しい年になりました。皆さん、2017年もどうぞよろしくお願いいたします!

大晦日にランサロテより戻り、ダブリンで年越し。今日はナショナル・ギャラリー(National Gallery of Ireland, Dublin 2)へターナー展(J.M.W. Turner)を観に行ってきました。

turnerjanurary2017
2017年1月1日~31日開催(写真はNational Gallery of Irelandより抜粋)

イギリス・ロマン派の画家として紹介されるJ.M.W. ターナー(Joseph Mallord William Turner、1775~1851)ですが、私の中のターナーの位置付けは、モネの「印象・日の出」より数十年早く、一瞬の光や情景をとらえる印象派的画風を先取りしていた天才画家。
日本にいた頃から大好きで、こちらに来たばかりの頃、ロンドンのテート・ブリテンやナショナル・ギャラリーで見られるターナーを片っ端から見てまわったこともありました。

ダブリンのナショナル・ギャラリーも水彩画を中心に数十点のターナー画を所有していますが、見ることが出来るのは毎年1月の一か月間オンリー。ターナー画は常展には出さず、年に一度、1月だけ特別に展示される習わしとなっています。
これは20世紀初頭にターナーの水彩画31点をダブリンに寄贈したイギリス人収集家、ヘンリー・ヴォハン(Henry Vaughan)の遺言によるもの。水彩画は毎年1月に無料で展示公開すること、なぜならその時期は自然光が弱く、絵に与えるダメージがもっとも少なくてすむから、ということでした。

今や技術が進歩し、自然光の影響を心配する必要はなくなったのですが、ナショナル・ギャラリーではヴォハンの遺言を守り続けています。ターナー展は毎年1月のギャラリー恒例行事となり、ダブリンの新春お楽しみイベントとしてとすっかり定着。
ダブリンの美術ファンにとっては、今年もターナーの季節がやって来た!…と新年が始まるわけです。

ここ数年、1月はいつも長期のサーフィン休暇などでダブリンを不在にしていることが多く、見逃し続けてきたので、今年はターナーで新年の幕開けを…と思い早々に見に行ってきました。
今回は水彩画の他にターナーの銅版画も多く展示されており、これがなかなか興味深かった。一度ではでは消化しきれなかったので、開催中にもう一度観に行きたいと思っています。
こういう時、無料なので、ふらり立ち寄って気軽に鑑賞できるのはありがたいですね。

turnernationalgallery2017Annie
本日の美術鑑賞に一緒に来てくれた小さなお友達アニー、4歳。友人のお嬢さんです。ギャラリーのカフェにてひと休み♪

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:日記