ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

ランサロテにて休暇中…

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小さな村ファマラの小さなカフェにてサーフィン後の休憩中♪

クリスマスよりカナリア諸島のランサロテ(Lanzarote)に来ています。

過去数年、この時期はいつも長期のサーフィン休暇へ出かけるのが恒例となっていました。コスタリカ、スリランカ、そしてニカラグア…と3年連続で南国で数週間サーフィン三昧してきましたが、今年は諸事情により長期の旅行はお休み。
ダブリンから片道4時間という手ごろな距離のランサロテでサーフィンしています。

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島いちばんのサーフ・スポット、ファマラ(Farama)に滞在。あいにく風が強く波はまあまあですが、楽しんでいます

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猫ものんびり~

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今年のクリスマス・ディナーは本場のパエジャ♪

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クリスマス・デーは曇り空でしたが、それもまたきれいでした。ファマラの波止場にて

ランサロテに来るのは2度目。今から6年半程前、まだ本格的にサーフィンを始める前だったので観光旅行でしたが、アイルランドに似た景色がずい分あるな~という感想を持ったことが当時のブログに書かれています。ファマラにもランチをしに1日だけやってきて、友人マルガレータとパトリシアと一緒にやはりおいしいパエジャを食べたのでした。
(当時のブログ➡アイルランドがいっぱいの場所?アイルランド…みたいな景色?

今日は強風&波が小さいのでサーフィンは1日お休みにして、島の観光へ。
6年前もここに来たな~と記憶がいろいろよみがえってきて、懐かしく思っていたところです。

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火山の多いランサロテは景色も独特。グランカナリア、テネリフェ、フエルテベントゥーラといくつか行ったカナリア諸島の中でも景色はランサロテがいちばん好き

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クリスマス・グリーティング!

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「ノリッグ・ショーナ・ドゥイッチ!」=アイルランド語で「メリー・クリスマス!」

今年は写真をレイアウトしてクリスマス・カードを作ってみました。
左から、ミンス・パイ、アラン諸島のロバ、ギネスのクリスマス・デコレーション♪

どうぞ楽しく心温まるクリスマスをお過ごしくださいね!

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来年の干支、発見(笑)。アヴォカ(Avoca, Co. Wicklow)にて

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空家ビルをホームレスの仮住まいに!

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クリスマスの準備が整えられたアポロハウス(本日付けirishtimes.comより抜粋)

先週よりダブリンでは、アポロハウス(Apollo House, Poolbeg Street, Dublin1)という市内の空家ビルが話題となっています。
先週の木曜日、歌手のグレン・ハンサード(Glen Hunsard)やデミアン・デンプシー(Damien Dempsey)ら著名人率いるボランティア・グループがこのビルを不法占拠(!)。街からホームレスをなくそう!、来たるクリスマスに向けて路上生活者に安らぎの場を与えよう!と声をあげ、‛HOME SWEET HOME’というキャンペーンを始めたのです。


アポロハウス前にて「この土地はみなのものだ」と熱唱するグレン。グレン・ハンサードは日本でも映画『ONCE ダブリンの街角で』でご存知の方も多いことでしょう(12/21付けindependent.ieより抜粋)

アイルランドでは年々増え続けるホームレスが問題になっており、現在国内で6000人を超える人が家がない状態だそうです。
毎月70所帯が家を失っており、グレンいわく、ダブリン市街地だけでも260人が路上で寝泊まりしているのだとか。
実際にダブリンの市街地をを歩いていると路上で毛布にくるまっている人たちを見かけますし、家にも小銭や食べ物を求めてドアをたたく人がやって来ることもあります。

ホームレスが増え続ける一方、空家が増えているのも事実。家は存在しているのに、ホームレス(家無し)が増えてしまうという矛盾。
それは本末転倒でしょ、と国家資産管理機構(NAMA=National Asset Management Agency)所有の空家ビルに目を付けたグレンは、「このビルは国民の税金でまかなわれているのだから、国民のものだ」と主張したわけです。

その気概に市民が賛同。行政や管理側としては衛生面や保険など懸念事項もあるわけですが、昨日の裁判で、ひと晩40人までを条件に1月11日まではホームレスの人々の仮住まいとして良いとの正式な許可がおりました。
ダブリン市の調査が建物内に入り、住まいの様子にも満足したと報じられています。期間限定ではありますが、ひとまずクリスマスはこせることになりひと安心です。

判決後、グレンは「ここから対話が始まるのだ」と言っています。市民や行政が少しづつ動き出したことが重要。
世界情勢とか、経済のこととか、大きな問題もたくさんありますが、こういう草の根的な活動から自分が出来ることを何かやろうとするアイルランド人の姿勢にはいつも感心させられます。

HOME SWEET HOMEキャンペーンに賛同される方はこちらのページにて署名&募金ができます。➡Home Sweet Home

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ホテルのクリスマス・ディナー

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3コース終了後に山盛りのミンス・パイが登場!

お世話になっている手配会社さんがホテルご招待のクリスマス・ディナーに誘ってくださり、オフィスの女の子たちと一緒においしいクリスマス料理をいただいてきました。

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テーブルにはクリスマス・クラッカーが

クラッカーはお隣りの席の人と引っ張り合ってクラックします。中には小さなギフトが入っていて、隣りの席の二コラは毛抜き、向かいの席のアナはメモ帳、私はゴルフのティーが数本出てきました(笑)。

さて、こちらのクリスマス料理と言ったら、やはりターキー&ハム。そしてデザートはクリスマス・プディング…というのが定番。メニューには他にもチョイスがありましたが、私は迷わずクリスマス料理をいただきました。

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分厚いターキーのスライスが3枚も!間に挟まれたジューシーなハムとスタッフィングと一緒にいただきます。ターキーに付け合わせるクランベリー・ソースもフレッシュで美味でした

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とても品のいいクリスマス・プディング。大きなお皿の真ん中に、ブランディー入りのカスタード・ソースに浮かぶようにポツリ。アイルランドにしてはミニ・サイズ、ボリューム満点のターキーのあとでしたのでちょうどよかったです

そして、お腹いっぱい~となったところで出てきたのが、冒頭写真の山盛りミンス・パイ!テーブルについているのは6人なのに明らかに数が多い(笑)。

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クリスマスの定番の焼き菓子。今年はまだ食べていなかったので、お腹いっぱい…と言いつつもついつい手が出ておいしくいただいてしまいました♪

普段電話やメールで頻繁にやり取りさせていただいているオフィスの皆さんですが、こうやって一緒に食事をしながらおしゃべりすることはなかなかないので、とても楽しく有意義なひとときでした。

ちなみにお食事をホストしてくださったのはクローク・パーク・ホテル(Croke Park Hotel, Dublin 3)。
今やダブリンにも海外資本のチェーン・ホテルが次々進出している中、ここはれっきとしたアイルランド資本の4つ星ホテル。アイルランドのホテルの食事は全般的においしいですが、やはりアイリッシュ・チェーンのホテルの方がクオリティー高く、間違いないですね。

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ホテルのいたるところに飾られたクリスマス・ツリー。ゴールドのボールに写り込んだ自分の姿を見て、一瞬、ミスター・テイトーがいるのかと思った(笑)

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ダブリン一のクリスマス・パブ、ジンジャーマン

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パブの天井からぶらさがるクリスマス・デコレーション!

この時期アイルランドでは、パブもクリスマス・デコレーションをしているとこが多くきれいですが、おとといの夜サーフ・クラブで集ったジンジャーマン(Gingerman, Fenian Street, Dublin2)の装飾は見事。街でいちばんのクリスマス・パブといって良いでしょう!
店内の壁も天井も、隙間なくライトや飾りが。まるでフェアリー・ランドそのものでした。

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建物の外にあふれ出している人々。ここに少しづつ、少しづつ入り込んで行って、混み混みのパブの中でじわじわ移動しながら立ち位置を探すのです(笑)

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一歩中に入ると見事なクリスマス・ワールド。サンタの国のパブみたい♪

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ジンジャーマン・オリジナルのクラフトビール。タップの色が店内のクリスマス・ライトによく合っています

サーフ・クラブいちばんの長身のヤンは、天井からぶら下がる飾りに時々引っかかっていました。アイルランド人はヨーロッパ人の中ではそれほど身長が高い方ではないのですが、ヤンはチェコ人。アイルランドではいろいろなところでサイズ・オーバーするらしいです。
ヤンがライトにぶつかって感電したらどうしよう…と夜中、気がきではありませんでしたが、幸い大丈夫でした(笑)。

ダブリン一のクリスマス・パブはどこ?と聞かれたら、私は迷わずここジンジャーマンか、シティーセンターからは少し外れますがホール・イン・ザ・ウォール(Hole in the Wall)をお勧めします!

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楽しい夜の締めくくりにはホット・ポートを。クリスマスの定番ドリンクです♪

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クリスマス・パーティーと思い出のサンタ帽

昨晩はサーフ・クラブのクリスマス・パーティーでした。
仲良し数名で食事をして、その後パブでみんなと合流。気心知れた仲間たちと楽しい時間を過ごしました。

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夜も更けてすっかり盛り上がったところでグループ写真!

この日私がかぶっていったサンタ帽は、今から6年前、サーフ・クラブに入って初めてのクリスマス・パーティーにかぶって行ったもの。
その年はスライゴ(Sligo)でパーティーだったので、パーティーの翌日にサーフィンをしたのでした。なつかしい。当時のブログを見ると、同じサンタ帽をかぶってとっても嬉しそう(笑)。まだサーフィンを初めて間もない頃です。
クリスマス・サーフィン!

今日常的に仲良くしている友人の多くが、その頃にサーフ・クラブで知り合った仲間たち。
6年間、いろいろなことがありながらも、気付けばサーフィンをしながら人間関係を作り育んできたのでした。サーフィンをしたくて入ったクラブで、こんなにいい仲間に恵まれるとは!

思い出のサンタ帽をかぶりながら、サーフィンの神様がくれた素晴らしい波の数々と仲間たちにあらためて感謝した夜でした。

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サンタ、アイルランド議会より正式に通行許可を得る!

クリスマスまで残り1週間となり、イルミネーションで美しいダブリンの街も日増しににぎやかさを増しています。
私もこのところクリスマス・パーティーなど社交の機会の多い毎日です。

アイルランドではこの時期、街や家々を飾りつけるだけでなく、クリスマス・ソング専門のラジオ局(Christmas FM)がオープンしたり、クリスマス・イヴの夜にはサンタの進行具合などを伝えるサンタ・ニュースが報じられたリと、国をあげてクリスマス・ムードを盛り上げますが、今年はついに国会でサンタのことが話し合われたそうです!
昨日議会を通過したこの件について、アイルランド上空の通行許可が無事にサンタに与えらました、皆さんご安心を、サンタは今こちらに向かっています!…とさかんに報じられています(笑)。
The Dáil discusses Santa! And gives him a travel permit
(国会中継ビデオ含む)

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「One red nose reindeer green lit by the Dáil(=アイルランド議会によりグリーンライト(進んで良し、の意味)が出された赤鼻のトナカイ)」というキャプションが可笑しい(上記リンクより抜粋)

これは、コーク出身の与党フィネゲールのジム・デイリー議員の提起によるもの。国会でのやり取りを非常に簡略に再現するとこんな感じでしょうか。
(完訳ではありません)

-デイリー議員:子供委員会の議長や多くの親御さん、お子さんより、心配して問い合わせを受けている件ですが、今年サンタクロースが我が国土を縦横断する許可を、アイルランド航空局法に基づき、正式に与える件についてご賛同いただけますでしょうか?

-議長:それは興味深い質問ですね、副総理、お答えください。

-フィッツジェラルド副総理:今年のクリスマスにおけるサンタクロースへの通行許可発行に問題は見られません、異議なし。


議会場には笑いがおこり、なごやかな雰囲気(笑)。

しかし、実際のデイリー議員の提起は上記に再現した以上に多くの言葉が使われており、サンタにかこつけて、言葉遊びで政治批判・野党批判をしているようです。
サンタ通過を懸念する親や子供が「New Politics」(ニュー・ポリティックス=一般大衆の「草の根」的な意見を拾い上げる新政党のこと)に関心が高いとのフレーズをさりげなく挟み込んだり、野党がサンタの通過許可を認めない場合は国中の「小包の配達(パーシャル・デリバリー=parcel delivery)」に影響が出るとスピーチを締めくくっていますが、綴り違いの「分割納入=partial delivery」をかけていますね。
この直前に、「ウォーター・ダウン(Water down=効果を弱める、計画などを骨抜きにする)」というフレーズも使われていますので、どうやらこれは長引く水道料金問題への批判?

こういうブラック・ユーモアはアイルランド人は大好き&得意とするところ。それが国会で繰り広げられてしまうというのがいいですね。

サンタも無事に通行許可をもらい、北極からアイルランドに向けて最後の旅支度に追われていることでしょう(笑)。

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友人とディナーに出かけた帰り道、スミスフィールド(Smithfield, Dublin7)のクリスマス・ツリーがきれいでした。白、青、赤、緑と4色に変わる発光ダイオードを使用したエコ・フレンドリーなクリスマス・ツリー。もともとオコンネル通りに設置されたのですが、数年前にこちらに払い下げられました

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ダブリン・フィット・クラブ!

久しぶりに筋トレをしにジムへ。過去数年にわたり、2人のトレーナー、ブライアンとPJがやっているTRXを中心としたジムへ通っています。
夏の繁忙期はほとんど行けず、その後日本へ行っていたので、しばらく間があいてしまいました。今日は数か月ぶりにトレーニング復帰、PJにサポートしてもらって1時間の筋トレをようやく終了しました。

普段はサーフィン仲間が多く来る夕方のクラスに行くことが多いのですが、今日は昼間に時間があったので午前10時からのクラスにジョイン。近所の主婦層が多く、みんなスポーティーな感じではないのに体格がいい(笑)。
腹筋運動や腕立て伏せ系の動きは苦しんでいるのに、ウェイトリフティング系には強くて、私がピクリとも動かせないようなバーベルを軽々挙げてしまうのです。すごい迫力に少々気後れ…。

最近知ったことですが、トレーナーのブライアンとPJは2人とも元プロ・サッカー選手。彼らのフィットネスや栄養学に関する知識が並ではないことにいつも感心していましたが、それもそのはず、プロフェッショナルなアスリートだったのですね。
私が通い始めた頃は名もない小さなトレーニング・ユニットだった2人ですが、徐々に顧客を増やし、今では「ダブリン・フィット・クラブ(Dublin Fit Club)」の看板を掲げて専用のトレーニング・フロアーを持ち、雑誌などでも紹介されるカリスマ・トレーナー的存在に成長。
会員制ではなく、1回10ユーロという今どきのダブリンでは良心的な価格できめ細かに対応してくれるので、私もサーフィンのための筋力増強と維持のために通い続けています。

そんなリーゾナブルなトレーニング・ジムだというのに、毎年クリスマス前にはお揃いのTシャツをプレゼントしてくれるという気配りもうれしい。おととしはオレンジ、昨年はグレー、そして今年はブラックのタンクトップ。
これを着て、またトレーニングに励みたいと思います♪

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ダブリン・フィット・クラブのロゴ入り

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ファロン・アンド・バーンのカフェにて

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とろけそうなマシュマロのスノーマン・ビスケット!クリスマス・シーズンならでは…ですね

雨降りの午後、ファロン・アンド・バーン(Fallon & Byrne, Exchequer Street, Dublin2)で待ち合わせ&ティータイム。
生鮮食品から肉、魚まで、国内外の高級食材を扱うフードホールに併設されたおしゃれなカフェ&デリです。

コーヒーやお茶のお供にぴったりな、アイルランドにしては小さ目サイズのマフィンやスコーン、各種タルトやケーキがずらり並びます。私がいちばん好きなのはベリーのタルト。ここへ来るといつもこれを食べているような気がしますが、ほんとにおいしい(笑)。

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さくさくタルトとカスタードの上に、良質なベリーがどっさり。ベリーの酸味と甘いカスタードが口の中で溶け合って夢心地に…。片手でつかんで頬張れるサイズなのも気が利いています♪

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ランチ・タイムには混み合うカフェ・スペースも、午後遅い時間はゆったりした雰囲気

友人との待ち合わせや、時間が限られているときのミーティングによく利用させてもらっているカフェ。早めに着いてしまったらフードコートを見て時間をつぶせますし、ひとりで先にお茶して待っていても気兼ねない感じ。
街歩きやショッピングに疲れた時に、ひとりぶらりと立ち寄ったりするのにも便利。

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フードコートにはお土産になりそうなお菓子やチョコレートもあって、ツーリストにも人気。アイルランド南西部の小さな工場で作られるスケリッグス・チョコレート(Skelligs Chokolate)は、数あるメイド・イン・アイルランドのチョコレートの中でもいちばんおいしい!と評判のチョコレートです

ちなみに、コーヒーとお気に入りのタルトをいただきながら楽しくおしゃべりさせていただいたのは、昨年ラフカディオ・ハーン関連のイベントを含むツアーでご一緒にお仕事させていただいた小泉祥子さん。(過去ブログ➡小泉祥子さんにお会いしました
お仕事でダブリンにご滞在中のお忙しい中、お時間を作ってくださり、午後のひとときを楽しくご一緒させていただきました。

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クリスマス・ライトに一面覆われたお店の外観

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C.S.ルイスゆかりの地紹介の新刊・『英国ファンタジーの世界』

今年の夏、ベルファースト周辺のC.S.ルイスゆかりの地めぐりをご案内させていただいたライターの奥田実紀さんの新刊が発売されました。
「不思議の国のアリス」やピーターラビットからハリー・ポッターまで、11人(コラムに書かれた作家も含めるともっと!)の英国児童文学作家&作品のゆかり地を紹介した素敵な一冊。

図説 英国ファンタジーの世界(ふくろうの本)
奥田実紀・著/河出書房新社

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早速お送りいただきました。表紙はピーターパンの挿絵ですね!

当地での取材をご案内させていただいたルイスゆかりの地については、豊富な写真と共に、全12ページにわたってルイスの生涯や人となり、「ナルニア国」が生まれる経緯などが詳しく紹介されています。
私も、ベルファースト市内のルイス像、「ナルニア」の着想を得たというモーン山脈中のサイレント・バレーの写真を提供させていただきました。
(ルイスのゆかりの地についてご興味ある方は過去ブログ参照。こちらにまとめてあります➡C.S.ルイス広場、ベルファーストにオープン

好きな作家や作品のゆかりの地めぐりというのは、私も大好きなテーマ。小説はもちろん、映画やドラマのロケ地めぐりなども楽しいですよね。
この奥田さんの一冊は、児童文学好きの私にとっては「まさにこんな本が欲しかった!」といった一冊。子供の頃に親しんだイーディス・ネズビットの作品や『秘密の花園』、『グリーンノウ』シリーズなど久しぶりに懐かしく思い出しました。作品の理解深めるために散りばめられた数々のコラムも気が利いています。

ひと足早いクリスマス・プレゼントをいただいたかのよう。奥田さん、素敵な本をありがとうございました♪

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久しぶりのサーフィン♪

数日前より大西洋岸にいい波がきているので、今日は久しぶりにサーフィンに行ってきました。

本当に久しぶりで、なんと、6ヵ月ぶり!サーフィンを本格的に始めてから6年になりますが、こんなに間が空いたのは初めてです。
これまで多い時は週1~2回、仕事が忙しい時期でもひと月間があくことはほとんどなかったというのに、今年はタイミングを逃し続け、気付けば半年間も海に入っていませんでした。

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風もなく穏やかな本日のロスナウラ海岸(Rossnowlagh, Co. Donegal)

波予報ほどにはサイズが大きくならなかったのですが、潮が満ちるにつれてきれいに割れ始め、楽しいセッションとなりました。
…が、すっかり筋肉が衰えてしまったらしく、一回のセッションで身体はボロボロ(笑)。
楽しかったけれど、明日は1日、使いモノにならなそうです…。

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冬の日のハイキング in グレンダーロック

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氷河によって形成されたU字渓谷。雄大な景色の中を気持ちよくハイキング♪

ダブリンに滞在中のアメリカ人の友人マリアンとコートニーと一緒に、ウィックロウへハイキングに行ってきました。
風もない穏やかな冬の日。ウィックロウ森林国立公園(Wicklow Mountains National Park)内にある、初期キリスト教会史跡で知られるグレンダーロック(Glendalough, Co. Wicklow)周辺のトレイルを楽しく歩いてきました。

グレンダーロックには多くのトレイルがあって、初めて歩く人にもわかりやすいように、それぞれが色別で表示されています。
(➡Walking Trails of Glendalough
私たちが歩いたのは、「スピンク&グレ二ーロー・バリー(Spinc and Glenealo Valley)」という9キロ、約3時間のトレイル。グレンダーロックのアッパー・レイク(Upper Lake)をくるりと大回りする人気のルートで、標高差390メートル、適度にアップダウンのあるヒルウォークです。

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私たちのトレイルは「白」。要所要所に出ている色別の矢印に沿って進みます

アッパー・レイクの駐車場が出発地点。まずはポウラナスの滝(Poulanass Waterfall)に沿って急な坂道を上がり、さらにボードウォークになっている上り坂へ。

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約600段あるそうです!

初めの30~40分は上り坂が続きますが、ここを頑張って登りきると、グレンダーロックの2つの湖を見晴らすビューポイントへ。
トレイルの早い段階で眺めの良い地点に到達するので、飽きずに歩けるのが、このコースのいいところです。

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ロウアー・レイク(Lower Lake)。湖の奥には、写真では小さすぎて見えませんが、教会跡地のラウンドタワーも見晴らせます

ここからはスピンク(Spinc)と呼ばれる山の峰を歩くことになります。まだ断続的に登りが続くものの、眼下にアッパー・レイクを見晴らしながら歩くので、気分は爽快。

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谷間に横たわるアッパー・レイク。今から1万年前に氷河によって形成された地形です

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湖がすべて後方になったら、そろそろ下り。この辺り、夏には一面にヒースの花が咲いて、ピンク色になることでしょう

スピンクを下りきったら、湖に流れ込む細い川を渡り、アッパー・レイクの対岸へ。
この辺りで野生のシカを目撃。ちゃんとしたカメラを持っていなかったので、写真は撮れませんでしたが。

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このトレイルは、ボードウォークも橋も良く整備されていて安心

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湖も川も水の色が真っ黒。泥炭地を流れてくるせいです

この辺りから少し岩だらけのところを下り、最後はアッパー・レイク脇の整備された平らな道を歩いて出発地点へ戻ります。
途中、写真を撮ったり、休憩したりしながら、3時間少々でゴールイン。日の短い冬場のハイキング・コースとしては、ちょうどいい距離でした。

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ゴール間近のアッパー・レイク沿いの道にて。背後に写る峰がスピンク、このてっぺんを歩いてきたのでした!

今日は日中の気温は10度前後。雨もなく寒すぎず、歩くにはちょうどいい気候。冬のハイキングもなかなかいいものです♪

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ジョン・カーニーの新作映画『シング・ストリート』、日本で上映中

『Once ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の新作映画『シング・ストリート(Sing Street)』が、近ごろまた日本で上映されているようですね。

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邦題は『シング・ストリート 未来へのうた』、公式HPはこちら

日本では7月に公開されましたが、いくつかの劇場で再び上映しているようです。
上映劇場情報
目黒シネマでは、12月3~16日がジョン・カーニー監督特集。『シング・ストリート』の他に、カーニー作品を2本立てで上映中

アイルランドでは今年の春頃に上映していたのですが、劇場公開を見逃してしまい、私も最近になって友人がプレゼントしてくれたDVDで見たばかり。
これまでのジョン・カーニーの作品の中でいちばん好き。すっかりはまって数回見ました!

ストーリーは上述の日本語公式HPに紹介されていますのでここでは省きますが、1980年代のダブリンが舞台。当時日本でも流行った80年代ブリティッシュ・ポップスが次々流れて懐かしい。
ジョン・カーニーは私と同世代で、やはり80年代にティーンエージャーでした。当時、日本はバブルの時代でしたが、アイルランドは大不況。それぞれ違った理由から、今いるところよりもっと広い世界へ出ていくことを夢見る時代だったと思います。
そして国は違えど、音楽が呼び起こす共感は古今東西を問わず。デュラン・デュランや『バック・トゥー・ザ・フューチャー』と聞くだけで、作中の登場人物にとたんに感情移入出来てしまうから不思議ですね。

映画の中で主人公のコナー率いる中学生バンドが次々に生み出すオリジナル曲が、これまたとてもいい。既成のものもあれば、この映画用に作ったものもあるようですが、元バンドマンだったジョン・カーニーらしく、『Once』同様、こちらもやはり音楽映画です。

ジョン・カーニーの作品はいつも、それぞれの時代のダブリンの「現実」を背景に描きながらも、ファンタジー(非現実、夢)が混在するのが魅力。主人公のコナーが学校のステージで演奏しながらアメリカのハイスクールのプロムを妄想するシーンがまさにそれです。ジョン・カーニーの作品らしさが小気味よいくらいに炸裂していて、何度見ても印象的なシーンです。
(彼のファンタジー&コメディ映画で、日本では公開されていない『ゾナッド(Zonad)』という作品があります。あのシーンはそれに相通じる痛快さがありました。『ゾナッド』はアイルランドの小さな村に宇宙人がやって来るお話!)

かれこれ10年くらい前のことですが、『Once』の日本上映が決まった時、日本からの取材陣をお連れしてジョン・カーニーのインタビューを取りに撮影現場にお邪魔したことがありました。(まさに『ゾナッド』の撮影中でした!)
『シング・ストリート』を見ていて、あの時に『Once』というタイトルに込めた意味について、ジョンとやり取りしたことをふいに思い出しました。
(過去ブログ➡『ONCE』の監督ジョン・カーニーを訪ねて『ONCE』の意味って…?

「ひとたび…すれば(ONCE)、この世はバラ色だ」と夢見ながらも、現実はそうでなかったり、そうできなかったり。それでも、あきらめて冷めた生き方をするよりは、「ONCE…」という想いで夢を見て生きていきたい。
これがジョン・カーニー監督が作品を作り続ける理由なのだと思います。
コナーの妄想シーンもまさにそれ。監督自身の人生哲学であり、アイリッシュネスであり、誰もが心の中に持っている、大人になってもなかなか折り合いがつけられない想いなのでしょうね。

この映画のロケ地について書こうと思っていたのですが、映画評みたいになってしまいました(笑)。
長くなりましたので、ロケ地のシング・ストリートについては後日。

余談:コナーのバンド仲間イーモン君はウサギ好き。作中に登場するウサギちゃんたちは、実はイーモン君を演じている役者の男の子のペットなのだそう。いつもウサギと一緒にいるので映画にもそのまま出してしまったのだそうです!

※日本版DVDは2017年2月発売予定です!

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ケーキ・カフェで朝ごはん♪

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バターをぬったトーストを玉子のココットにデップしていただく「エッグ・アンド・ソルジャー」(半熟ゆで卵バージョンもあり)に、ソーセージのトッピング♪

昨日街歩きの途中、久しぶりにケーキ・カフェ(Cake Cafe, Dublin8)に立ち寄ってみました。

カムデン・ストリートに面したデーンツリー・ペーパー(Daintree Paper, Camden St, Dublin2)という紙やカードのお店の奥にある、隠れ家的カフェ。そんな雰囲気が好きでかつてはよく来ていたのですが、ここ数年生活する地域が変わったせいなのか、なぜかご無沙汰していました。
以前のようにデーンツリー・ペーパーから入ってみると、誰かさんちの中庭みたいな居心地のいい雰囲気は変わらず。

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ショップを通り抜けた奥にこんな素敵な空間が。狭い店内はいっぱいでしたので、朝の雨にぬれたベンチをハンカチでふいてテラス席にすわりました

アイルランドの多くのカフェ同様、ここも終日ブレックファースト・メニューがいただける「オールデー・ブレックファースト(All day breakfast)」のカフェ。
そろそろランチ・タイムではありましたが、ダブリンの休日風に朝ごはんを。エッグ・アンド・ソルジャー(Egg and Soldier)にソーセージのトッピングをオーダーしました。(冒頭写真)

素朴な朝ごはんですが、これがとってもおいしくて、街歩きをしてペコペコだったお腹がみるみる満たされていきました。
バター、パン、玉子、ソーセージ。アイルランドは、こういう日々食べる当たり前の素材がやっぱりおいしいのです。

ケーキ・カフェの名の通り、ここはベイキング(焼き菓子)がウリなのですが、残念ながらそこまで到達できず。
相席した女性に、「このチョコレート・ケーキすっごくおいしいんだけど、もうお腹いっぱい。あなた食べる?」と勧められてひと口もらいましたが(笑)。
久しぶりのケーキ・カフェ、気の利いたメニューも居心地の良さも健在でした。

ちなみに、このブログを書こうとして過去のケーキ・カフェ関連の記事をブログ内検索したところ、なんと今から9年前にも全く同じメニューを食べていたことが判明!しかも、タイトルまで類似(笑)。➡ケーキ・カフェの朝ごはん
(この時はソーセージではなく、ベーコンをトッピングしています)

ケーキ・カフェがオープンしたばかりの頃でしょう。その頃からメニューも大きく変えず、味も雰囲気も変わらないカフェもすごいですが、全く同じものを無意識に注文している私も笑える。
好きなものって変わらないんですね~(笑)。

最近のケーキ・カフェはケータリングが充実して、オフィスやパーティーでの軽食、クリスマス用ケーキやお菓子などがネットで注文できます。オリジナルのリネン・タオルやエプロン、クッションなども素敵です。

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竹に覆われたエコロジナーな雰囲気。扉の向こうに透けて見えるのは、デーンツリー・ペーパー店内のクリスマス・ツリーです

The Cake Cafe Dublin
Pleasants Place, Dublin 8. (←Camden St.のDaintree Paper Shopから入れます)
Tel: 01-4789394
月~土 9:00-18:00/日・祝 休業

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今日からクリスマス準備期間

アイルランドに戻って来てからじめじめとした日が続いていましたが、やっと太陽が出たので、ここぞとばかりに用事をしにダブリンの街へ。
今日のダブリンは厚手のコートがいらないほど暖かな陽気。クリスマス・ムード高まるダブリンの繁華街で、街歩きを楽しんできました。

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オコンネル通りのクリスマス・ツリー。いつもは通りの真ん中に立てられますが、今年はルアス工事のためかタルボット・ストリート(Tarbot St, Dublin1)の入り口にありました

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クリスマス・ツリーの売り出し中。毎年、生の木を買って飾り付けをする人が多いのです。カムデン・ストリート(Camden Street, Dublin2)にて

そういえば今日は12月8日、キリスト教の暦では聖母マリアの祝祭日(&ジョン・レノンの命日!)で、伝統的には、この日から正式にクリスマス準備期間に入ります。
私がアイルランドに来たばかりの頃は、12月8日は地方からダブリンへショッピングに来る人たちでにぎわう日でした。車を持っていない人も多かったので、大型バスを仕立てて、村中でダブリンのショッピングセンターに買い物に来ているのを見かけたものでした。

最近は地方都市にも大型店がありますし、皆が車を持つようになり、いつでもショッピングに行けるので、こういう風習もなくなったかもしれませんね。

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クリスマス・リースが飾られた美しいジョージアン・ドア。クリスマスを迎える準備が出来ました♪

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トランプの「壁」、アイルランドには作らせない!

約2か月の日本滞在を終えてダブリンに戻って来ると、嬉しいニュースが。

先日、ドナルド・トランプ米次期大統領が、アイルランド西海岸の自身が所有するゴルフ・リゾートに巨大な壁を建設しようとしているとお伝えしました。(詳しくは過去ブログ参照➡アイルランドにトランプの「壁」が作られる!?
その計画が、昨晩開かれた地元公聴会にて完全却下、正式に取り消されました!

この国の民意が正常なもので良かった。アイルランドには、トランプ氏の「壁」は作られません&作らせません!

そもそもこの計画は、自身のゴルフ・リゾートに隣接する海岸線2.8kmに沿って、高さ5メートルの岩の壁を建設するという途方もないもの。ゴルフ場を砂の浸食から守るためとのことですが、景観が台無しになるばかりか、環境破壊も甚だしく、地元住民やサーファー、環境保護の専門家から反対の声が上げられていました。

ビーチのエコシステム保全を目指す団体「Save the Waves」により署名運動も行われ、約10万件の反対署名が全世界から集められました。

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5つ星ホテルが建つドゥーンベック・ビーチ。写真はBREAKING NEWS: SAVE THE WAVES AND IRISH PARTNERS DEFEAT TRUMP’S IRISH WALLより

私も署名をしたひとり。トランプ氏が所有するドゥーンベック・ゴルフ・クラブ(Doonbeg Golf Club)があるビーチは、私たちも日常的にサーフィンをしに行く場所で、ゴルファーとサーファーが互いの信頼のもと、環境を分け合ってきたという歴史があります。
(ドゥーンベックの「サーファーの道」については前回のブログをご参照ください➡アイルランドにトランプの「壁」が作られる!?

当初トランプ氏は、「壁」の建設が却下されたらゴルフ場経営がから手を引くと公言していました。
代替として地元行政が許可したのは、金属のシートを埋め込むことで砂の浸食を防ぐというプラン。経営難に陥ったゴルフ・リゾートを購入・復活させてくれたトランプ氏に迎合することなく、理にかなった代替案で筋を通した行政側の判断は立派でした。

メキシコにしろ、アイルランドにしろ、トランプ氏の「壁」騒動は、世界が抱える問題の根源を表しているかのようで、ある意味象徴的。
小さなことかもしれませんが、こうやってひとつづつ、「壁」はなくしたり、阻止したりしていかなくてはなりませんね。国と国を隔てる壁も、人と自然を隔てる壁も。そして出来ることなら、人と人を隔てる見えない壁も。
世界で狂気の沙汰が次々繰り広げられる昨今、西の果ての小さな島では大事なことがきちんと守られている。そのことがとても嬉しく感じられたニュースでした。

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2023年ラグビー・ワールドカップをアイルランドに!

2019年のラグビー・ワールドカップは日本で開催されますが、その次の2023年大会にアイルランドが立候補していることをご存知でしょうか。
来年11月の正式決定まであと1年となり、国内外でのプロモーションがにわかに盛り上がりを見せ始めました。


ラグビー2023年のプロモーション・ビデオ。アイルランドの今&昔がコンパクトに紹介されています。ナレーションは北アイルランド出身の俳優リアム・ニーソン

アイルランドはヨーロッパの小国ながらさまざまなスポーツが盛ん。サッカー、ゴルフ、ボクシングなど国際的にその名が知られていますが、中でもラグビーは現在世界ランキング第4位(2016年11月現在)、北半球1、2の強さを誇ります。
世界115か国が加盟するワールド・ラグビー(ラグビーユニオンの国際統括団体)本部があるのももダブリン。ラグビーは国民的な関心事で、毎年のシックスネイションズの盛り上がりにはすさまじいものがあります。
(➡過去のシックスネイションズ関連ブログ:アイルランドのシックス・ネイションズ優勝と、オドリスコルの引退有終の美を飾ったシックス・ネイションズ最終戦6ネイションズ2勝目…トミー・ボウの大活躍!ローナン・オガラの魅力などなど、シックスネイションズ・ネタ多し!)

ちなみにラグビーのアイルランド・ナショナル・チームは、北アイルランドも含めた統一アイルランドで編成されます。ラグビーの国際試合に限っては、政治的な隔たりを超えてアイルランドの島がひとつとなるのです。
国際試合の際には、行政的には英連邦となる北アイルランドに配慮して、国歌の代わりに「Ireland's Call(アイルランズ・コール)」というラグビー用アンセムが斉唱されるのもアイルランドならでは、です。
(➡関連過去ブログ:ラグビーのアンセム「アイルランズ・コール」♪

開催地に正式決定した場合には、国技であるゲーリックゲーム専用球場であるダブリンのクローク・パーク(収容人員82000人という度肝を抜く大きさ!)はもちろん、北アイルランドも含め、全島に点在する球場を総動員して世界の国々を迎えることになるようです。
まだまだ7年も先の話とは言え、実現した暁には島中が大変なお祭り騒ぎになることでしょう。

アイルランドの他に2023年大会に立候補しているのは、フランスと南アフリカ。
1年後の正式決定まで、今後の動きに要注目ですね!

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22年が経ちました...!

アイルランドのイベント/セミナーで東京に滞在中、かつて添乗員としてお仕事させていただいた、(株)ユーラシア旅行社のオフィスへ久しぶりにうかがいました。

新卒で入社してから6年間、お世話になっていた会社。ユーラシアのお客様をご案内して、世界60数か国を歩かせていただきました。
添乗日数1100余日。私の人生のかけがえのない一部分であると共に、この時の経験がその後のアイルランドでのガイド人生に大いに役立つことになったのでした。

数年ぶりにオフィスを訪ねると、懐かしい顔ぶれが。当時お世話になった先輩や同期、後輩の皆さんが、お忙しい中時間を作ってランチタイムをご一緒してくださいました。感激♪

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まるで女子会のごとく(笑)。ユーラシアの皆さん行きつけの四川飯店にてランチ、楽しかった~!

私がユーラシアに新卒で入社したのは、かれこれ22年前。右も左もわからなかった新人の私を教育して一人前にしてくれたこの会社には、今もって特別な想いがあります。
当時の私を知る皆さんに会うと、長い年月をいっきタイムスリップしてさまざまな思い出がよみがえってきます。今でこそ笑える入社当時のスパルタ教育ぶり、添乗員時代の失敗談、びっくり&珍事件の数々…(笑)。

私が入社した頃のユーラシア旅行社は、社員の大半が20代という若い会社でした。まるで大学の体育会系サークルのようなノリがあって、朝から晩までみんな本当によく働いていたものです。
ちょうど会社が大きく伸びていく時期だったのでしょう。年末年始のツアーが予想以上に数多く催行してしまい、旅のしおり作りが追い付かない!当時はコピーして、製本して、ホッチキスで止めて、封筒につめて、切手を貼って…とすべて手作業だったので、とにかく時間がかかったのです。徹夜で作業して、休日の朝にようやく作業終了。社長から「朝食にステーキを食べて帰っていいぞ~!」と電話が入り、大喜びでご馳走になったものでした。懐かしい(笑)。

そんなユーラシア旅行社も、今や旅行業界では4社しかない株式上場企業に成長。海外旅行に加え、近年は国内旅行の取り扱いも。ユニークで魅力的な企画を次々に生み出しています。

入社当時、社長や部長にしばしば言われたこと、「お客様は一生に一度しかその地へ行くことはない」。だからこそ、一生に一度の忘れ得ぬ思い出を作って差し上げなさい、ということですね。
添乗駆け出しの頃は、頭の中でいつもこの言葉をつぶやきながらお客様と接していました。お客様の一生に一度の瞬間をかけがえのないものにして差し上げたい。ユーラシア仕込みのこのマインドが、そのまま現在のガイディングのスタイルになっているといっても過言ではありません。

私が添乗をしていた90年代後半は、9・11のテロ事件以前の、世界が平和でおおらかな時代でした。ペルーが解禁になり、ミャンマーが民営化され、カンボジア、レバノン、クロアチア…と当時はまだまだ「未知」だった国へ次々行けるようになった時代。解禁後初のツアーに行かせていただき、現地で大歓迎を受けたりしたものでした。
旅先での不便も多かったですが、それも旅の醍醐味…と楽しめる余裕もあり、良い時に世界を歩かせていただいたと思っています。

22年の月日を超えて、旅の在り方もずい分と変わりました。それでも確実に言えることは、私もユーラシア旅行社も今だ健在(笑)、旅するお客様がいらっしゃる限り、ご案内を続けさせていただいているということ。
久しぶりにユーラシアの皆さんをお訪ねして、旅行業の現場に初めて降り立った22年前の初々しい気持ちが思い出されて、なんとも嬉しく懐かしい気持ちになったのでした。

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東京でのアイルランド・セミナー、無事終了

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クラブ関東さんのアイルランド・イベントにて

ここ数日間、東京に滞在しています。
先週から家にこもって準備に明け暮れた、アイルランド観光イベント/セミナーのついに本番。昨日今日と二晩にわたり、2つのイベントで講師としてお話しさせていただきました。


仕事柄、話すことには慣れているものの、今回はいつもと違って台本ありのトーク。ガイディングは車窓が移り変わるのに合わせて即興で話を進めていきますから、バスのように動くことのない部屋の中でお話しするというは一体どういったものなのか、何度練習してもピンとこないままに本番を迎えてしまいました。
ところが、いざやってみたら、言葉の神様みたいなものが上から降りてきて(笑)、どんどん話が流れていった!

今夜のJATAセミナーは旅行業関係者&メディアの皆さん向け。普段お世話になっているエージェントさんからも、多くの方がご参加くださいました。
皆さんはツアーを企画・販売する側、私は現地でお客様をお受けする側。メールなどでやり取りさせていただいている方々と実際にお会いすることが出来て嬉しかったです。

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JATAアイルランド・セミナーにて。50名以上ご参加くださり、熱心に話に耳を傾けてくださいました

セミナー終了後の懇談の場にもほとんどの方が残ってくださり、大盛況となりました。新たにアイルランドのツアーを企画したいという会社さん、メディアでアイルランドを取り上げたいという方々が多くお声をかけてくださり、有意義な交流会となりました。
お忙しい中、足を運んでくださった皆さん、ありがとうございました!

アイルランドは小さな国ですので、これからも関係者一同、風通しの良い関係を作って情報交換していきたいものですね。このような場を設けて下さったクラブ関東、JATA、アイルランド大使館の皆さんに心より感謝申し上げます。

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