ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

ヒキガエル「ナタージャック」、ドネゴールに出没!?

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ついに見た、多分、ナタ―ジャック(Natterjack)?体長7~8センチ、オレンジ色がきれい

週末にグレンベイ国立公園(Glenveagh National Park, Co. Donegal)へ行った際、お客様とグレンベイキャッスルの庭園を散策中に美しいオレンジ色のヒキガエルに遭遇。
オレンジ色の背中の黒い斑点(ここに毒があるらしい)は、アイルランド唯一のヒキガエルである「ナタ―ジャックだと思うのですが、どうでしょう。しかしナタ―ジャックはアイルランド南西部のカウンティー・ケリー(Co. Kerry)原産で、ケリーのごく限られた地域にしか生息していないはず。それが北西部ドネゴール地方(Co. Donegal)で忽然と姿を現すとは、なんとも不思議です。

ナタ―ジャックには特別な思い入れがあり、ケリー出身の友人ローリーに私が「ナタ―ジャック」と呼ばれていることは以前、ブログに書かせていただいたことがあります。一度このナタ―ジャックを見てみたくて、冬眠中の一匹を揺り起したことも(笑)。
(過去ブログ参照→ケリーの珍種「ナタージャック」
あの時見た冬眠中の赤ちゃんナタージャックは、ブログの写真を見るに3センチ位の大きさだったでしょうか。今回見たのは確かにその倍はありましたから、もしこれが成長して大人になったナタ―ジャックだとしたら、大人になったのを見たのはに初めて。
それも、生息地ケリーから遠く離れた思いがけない場所で(笑)。

早速、ケリーの友人ローリーに写真を送ると、「Undocumented migrant!(不法移住者だ!)」とのコメントが返ってきました。ヒキガエルにもそういうことがあるのですね(笑)。

追記(7月8日):何人かのガイド仲間に見せたところ、残念ながらナタ―ジャックである可能性は低いようです。ナタ―ジャックはもっと緑色がかっていて背中にオレンジの線があるので、これは違うみたいです…(涙)

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初夏のグレンベイ国立公園

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真っ赤なケシの花越しに見るグレンベイキャッスル

ここ数日、アイルランド北西部とダブリンでの仕事が交互に入り、片道250キロを1~2日おきに行ったり来たりしていました(笑)。

おとといは個人でご旅行のお客様をドネゴール地方(Co. Donegal)の名所へご案内。2か月ぶりに訪れたグレンベイ国立公園内のグレンベイキャッスルの庭園(Glenveagh Castle and Garden, Glenveagh National Park, Co. Donegal)がとても美しく、夢のようでした。

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庭の花はすっかり初夏の装い。いつ来ても手入れが行き届いていて、季節の花が活き活きと咲いている様子には目を見張るものがあります

前回4月に来た時はスイセンが満開の春の庭でしたが、今回は初夏の庭。
もしも私に広大な庭園があったら、まさにこのグレンベイキャッスルのような庭に仕立てたい!と来るたびにいつも思う、憧れの庭園です。

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ハマナスの生垣

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ルーピンも見事

健脚なお客様でしたので、見晴らし台まで歩いてみることに。ローズガーデンを抜けて坂を上ること約10分、絶景が待っていました。

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氷河によって削られて出来た典型的なV字渓谷に横たわる湖と、湖畔のグレンベイキャッスル。なんだかオーストリアかスイスの景色を見ているかのよう

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しんと静まった湖の美しさ、まさに絶景。朝の時間帯は静かでここまでやってくる観光客は他には誰もいませんでした

グレンベイという地名は、アイルランド語で「カバノキの谷間」。グレン(Glen)は氷河によって形成されたV字渓谷を表す言葉です。
自然が作り出したダイナミックな渓谷と、四季折々の花々で彩られる庭園のコントラストがなんとも美しいグレンベイでした。

※関連過去ブログ:グレンベイ国立公園とゴールデン・イーグル


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ハイビスカス開花

気温が上昇してくると、植物が目に見えてぐんぐん育っていきます。
ついに熱波が来たか…と思わせるような蒸し暑い空気が漂う今日(とっても21度)、蕾を大きくふくらませていたハイビスカスがついに開花しました。

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大きなピンクの花が2つつきました。普段は室内で育てていますが、今日は気温が高かったので外に出して空気に当ててみました

アイルランドにいながらにして、ちょっぴりトロピカルな気分です♪



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イエーツがいっぱい(スライゴ)

昨日今日とスライゴ(Sligo)へ出張ガイド。
W.B.イエーツの墓所(Drumcliff Church)やW.B.イエーツ記念館(Yeats Memorial Building)など、イエーツゆかりの地へ連日足を運んでいます。

本日は個人でご旅行中のお客様のご案内でしたので、さらに詳しくイエーツめぐり。イエーツが受賞したノーベル文学賞のメダルが展示されている県立博物館(Sligo County Museum)や、弟のジャック・B・イエーツの絵画を展示中のザ・モデル(The Model)へもご案内。
さらに時間があればイエーツがしばしば訪れたゴアブース家の屋敷リサデルハウス(Lissadell House)や、詩に出てくるグレンカーの滝(Glencar Waterfall)、ギル湖(Lough Gill)へもご案内したかったのですが、それにはもう1日必要ですね。

イエーツ生誕150周年を迎えたスライゴの町には、「イエーツ」がいっぱい。150周年を記念して、街角の壁画にもなりました!

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赤いドアの横には「Dance there upon the shore…」で始まるイエーツの詩、「To a Child Dancing into the Wind」が壁一面に書かれています(イエーツの長年の想い人モード・ゴンの娘イゾルデが、この詩の「風の中で踊る子供」だそうです)

※イエーツゆかりの地に関する過去ブログ:ルビーとモリーと過ごしたイエーツ・デー(イエーツ生誕150周年)イエーツが住んだバリリの塔イエーツの「さらわれた子ども」の地にてよみがえったリサデル・ハウス(スライゴ研修・最終)Cast a cold eye on life, on death・・・(スライゴ研修4)WBイエーツと日本刀

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夏の日差しと空気に…

昨日今日とダブリンと近郊をご案内させていただいたグループさんは、とてもまとまりがあって楽しい皆さんでした。
何をお話しても反応が豊かなグループさんで、こちらも楽しく、そういう時は1日が終わっても全く疲れていないんですよね(笑)。

気が付けば夏至が過ぎ、今年はなかなか気温が上がりきらないなあ…と思っていたのが、いつの間にか夏の日差しと空気に変わっていました。
忙しさが頂点を極めていますが、連日の仕事は楽しく充実した気分です♪

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キンポウゲが風にそよぐタラの丘(Hill of Tara, Co. Meath)。アイルランドの夏の空です

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ダブリンでいちばんおいしいチキンウィング in Tribeca

アイルランドのレストランでスターターとしてしばしば見かける、チキンウィング(Chicken Wings)。
鶏手羽肉のから揚げをBBQソースや、スパイシーなソースにからめたお料理。アイルランド人好みの結構濃い目な味付けで、人気のB級グルメのひとつです。

このチキンウィングがダブリンでいちばんおいしいレストランはテンプルバーにあるエレファント・アンド・キャッスル(Elephant and Castle)…というのが長きにわたりダブリンの定説でした。
私もその信望者のひとりで、エレファント・アンド・キャッスルへ行ったらチキンウィング以外食べてはいけない…というより、チキンウィングはエレファント・アンド・キャッスルでしか食べてはいけない!と思っていたのですが(笑)、ここのところ行くたびに満席ということが続き(人気店である&予約を取らない)、もはや縁がないのではないか…と思い始めた矢先。
Facebookでこんなサイトがシェアされているのを発見。

The Top 10 Places To Eat Chicken Wings In Dublin In 2015
(=ダブリンのチキンウィング名店トップ10 2015年版)

この記事によると、これまで一位だったエレファント・アンド・キャッスルは3位に転落、ラネラーにあるトリベッカ(Tribeca, Ranelagh, Dublin6)が今やダブリン・ナンバーワンのチキンウィングの名店だとか。
早速、物は試しに…と、先日トリベッカへチキンウィングを食べに行ってきました。

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エレファント・アンド・キャッスルと同じく、スパーシー系のウィング。口直しのセロリが必須!

店内に一歩入るとほぼ全員チキンウィングを食べているのも、エレファント・アンド・キャッスルと同じ。味付けには差はないように思いましたが、エレファント・アンド・キャッスルと比べてチキンがほんのちょっぴりだけふっくらしている(肉付きがいい)かも。

チキンウィングはスターターのメニューですが、これだけお腹いっぱいになります。食べ続けていると咳き込むくらいスパイシーなのですが、それが病みつきになってとまらず、結局ぺろりと食べてしまいます。
私たちはウィングを一皿ずつ、その他にナッチョスの大皿を取ってシェアしました。メインはとても食べられません…。

おいしいチキンウィングを思い切り食べた後にいつも思うことですが、もう一年くらい食べてなくてもいいかも。
そのくらい満足感アリ、です(笑)。

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きれいにいただきました…(私ではなく、友人の皿です。アイリッシュなのに几帳面・笑)

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雨風吹く中…工場視察

夏が来た…と思ったら、また気温が急変。
今日は雨と風が吹き荒れ、まるで冬に逆戻りしたかのような寒さでした。

本日のお客様は製造工場の視察にいらしたビジネス関連のグループさん。ビジネス視察のグループさんのご案内も多く、こちらの工場にも過去に何度か来たことがあります。
私も頭から足まですっぽりジャンプスーツに身を包み、ご一緒に工場内に入らせていただきました。

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製薬の工場の多いアイルランド。世界のトップ製薬会社15社のうち13社がアイルランドに工場をかまえているそうです

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ルビーとモリーと過ごしたイエーツ・デー(イエーツ生誕150周年)

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W.B. Yeatsの2人の妹、リリーとロリー(Lily & Lolly)の肖像画の前で。友人のアーティスト、エマの作品

アイルランドの国民的詩人、ノーベル文学賞の受賞者W.B.イエーツ(William Butler Yeats, 1865 - 1939)の生誕150周年となる今年。
昨日6月13日、ついにイエーツの150回目の誕生日「イエーツ・デー」当日を迎え、今週末は世界各地でさまざまなイベントや式典が行われたようです。
イエーツゆかりの地スライゴ(Sligo)ではコンサート、観劇、詩のコンテスト、アートやクラフトのワークショップなど数えきれないほどのイベントが行われており、私もスライゴ・ガールズの双子ルビーとモリーと一緒に町へ出かけ、イエーツ・デーを楽しんできました。

学校でもイエーツの話がたくさんされているようで、7歳ながらイエーツ通のルビーとモリー。朝からすっかり祝W.B.イエーツ!ムードで、「ハッピーバースデー、ウィリアム~」と朝食のリンゴ・ジュースで乾杯していました(笑)。

今日はイエーツにちなんだことをしましょう、ということで、まずは詩人のイエーツの弟であるジャック・B・イエーツ(Jack B Yeats)の絵画を数多く展示しているスライゴのアートセンター、モデル(The Model, The Mall, Sligo)で絵画鑑賞。

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3点ともジャック・Bの作品。ルビーのお気に入りは指さしている道化師の絵

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展示室で目録を眺めるモリー。どこかのお屋敷の壁に無造作に並べたような、この展示の仕方そのものがアート!ちなみに、ここに展示されている絵画(Niland Collection)はすべて、オンラインで解説付きで見ることが出来ます→Niland Collection: Browse the Collection

モデルを出て、街中にあるイエーツ像へ。ルビー曰く昨年のイエーツ・デーはイエーツ像に服を着せて、飾りつけしていたそうです。
生誕150周年の今年は…というと、オカルト好きだったイエーツにちなんで、こんなことになっていました。

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暗室に入れられてしまったイエーツ像。ルビーとモリーは中に入ったものの、怖くなってすぐに出てしまいました

その後、メイン・ストリートのオコンネル通りでカップケーキが無料で配られているとの噂を聞きつけたルビーとモリー。
早速オコンネル通りへ向かうも、途中で知り合いや学校の友達などにじゃんじゃん会って、その度に立ち話をするのでなかなか進みません。
なんだか嫌な予感…がしながら、やっとカップケーキのスタンドを探し当てて行ってみると、650個あったという無料カップケーキはすでになくなっていました。が~ん…

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オコンネル通りにはイエーツ・ロボットが登場。こういうの、子供は怖いみたいで、ルビーとモリーはロボットがこちらを向くだけで逃げていました(笑)

この後、近くのイエーツ記念館(Yeats Memorial Building, Hyde Bridge, Sligo)へ。

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ここがイエーツ協会(Yeats Sociaty)の本部で、イエーツの資料展示に加えて、弟ジャック・Bのイラスト画、妹リリー&ロリーの刺繍作品なども展示されています。郵便受けにさしたデイジーの花が可愛い

建物内に併設されているカフェは、イエーツの2人の妹にちなみ、その名もLily's & Lolly's Cafe
ここでひと休み、ルビーとモリーは大好きなアップルパイを食べ、カップケーキのショックから立ち直ったようでした。

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カップケーキじゃないといや~と言っていたルビーですが、モリーがアップルパイを注文したのを見て、そうだこういう食べ物もあったんだ、とばかりにコピー。好きなものを食べるときは真剣かつ静かな2人です

この後、上階のハイドブリッジ・ギャラリー(Hyde Bridge Gallery)へ。ルビーとモリーのマミー、ローナの作品を含む、地元のアーティストたちの展示を見に行きました。
冒頭写真のエマが描いたリリー&ロリーの肖像画ですが、ルビーとモリーはこの2人も双子だと思っていたようです。イエーツ通の2人の言うことなのでもしかしてそうなのかな…と一瞬思ったのですが、もう一度調べてみると、やはり2歳違いの姉妹でした。
(関連過去ブログ:友人エマの絵画展(ハイドブリッジ・ギャラリーにて)

一家の男性がみな芸術家(父は画家、兄は詩人と画家)でお金儲けに無頓着、苦労する母親を見て育ったリリーとロリー(本当の名はElizabethとSusan Mary)は、若い時から働いて一家を支える良い妹たちでした。2人とも生涯独身で一緒に住み、一緒に刺繍の仕事や出版の仕事をするのですが、実はとても仲が悪かったそうです!
ルビーとモリーは双子と言えど顔形も性格も得意なことも全く違いますが、幸いにもとても仲良し、よかったね~という話をして嬉しくてにっこりしているのが冒頭の写真です。

このあとオコンネル通りでイエーツ150歳の巨大バースデー・ケーキが登場するとのことでしたが、それまで待てずに帰宅。
夜は二人のリクエストでダンプリングを一緒に作り(餃子です。土曜日に私がいるときはダンプリング・デーなのだそうです・笑)、熱々の餃子を食べながら、街で配布されていたイエーツの詩が8篇書かれている小冊子からお気に入りの詩を一遍ずつ暗唱し合って、イエーツ・デーの締めくくりをしました。

ルビーが読んだ詩はこちら。

THE CAT AND THE MOON  by: W. B. Yeats (1865-1939)
THE cat went here and there
And the moon spun round like a top,
And the nearest kin of the moon,
The creeping cat, looked up.

…続きはこちら

そして、モリーが読んだ詩はこちら。(ちなみにモリーは数か月前、地域の詩の朗読コンテストで優勝。一家の吟遊詩人・笑)

THE SONG OF WANDERING AENGUS by: W.B. Yeats
I WENT out to the hazel wood,
Because a fire was in my head,
And cut and peeled a hazel wand,
And hooked a berry to a thread;

…続きはこちら

どちらの詩も声に出して読むとリズムが心地よく、意味を考える以前に語感で入ってくるような詩。
イエーツ生誕150周年記念に、よろしかったらぜひ音読してみてください!

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ハイドギャラリー最上階では地元小学生の作品展が行われていました。折り鶴がお気にりのルビー

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アイルランドから見る「マル・オヴ・キンタイア」

ジャイアンツコーズウェイやキャリクアリードの釣り橋を含む、アントリム海岸(Antrim Coast, Nothern Ireland)のご案内。
お天気に恵まれ、スコットランドまできれいに見晴らすことが出来ました。

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アントリム海岸、バリントーイ(Balintoy, Co. Antrim)近くにて

写真左中央に濃く映っている細長い陸地は北アイルランド領ラスリン島(Rathlin Island)。その奥に水平線に浮かぶように見えているのが、アイルランドからいちばん近いスコットランド、キンタイア岬(Kintyre Peninsula)です。

キンタイヤ岬の最北西端がマル・オヴ・キンタイア(Mull of Kintyre)で、アイルランド島最北東端であるこの辺りから直線距離で約55キロ。
その昔、キンタイア岬から渡ってきたオドンネル一族は、緊急時は互いにのろし火をあげて一族の危機を知らせ合い、ガレー船で援助に駆け付けたそうです。
アイルランドとスコットランドは、スープが覚めない距離…に位置するお隣りさん同士というわけですね。

マル・オヴ・キンタイアと言えば、真っ先に思い出すのがポール・マッカートニーのヒット曲。
ビートルズ後のポールは辺境のキンタイア岬で家族と共に農場暮らしをしながら心を癒し、次第に音楽活動へと戻っていきます。奥さんのリンダとバンドを組んで生み出したヒット曲のひとつが、キンタイア岬の自然の美しさを歌った「マル・オヴ・キンタイア」です。


1977年の曲。当時のキンタイア岬の様子が見られます(おそらく今もほとんど変わっていないでしょう)。映像も昔なつかしい感じですが、何よりポールが若い!

この曲、日本だと今の50代くらいの方にとっての懐メロでしょうか。
この岬が見えるといつも、「あれがポール・マッカートニーの曲で有名なマル・オヴ・キンタイアです!」とご案内するのですが、イマイチ反応が薄い。よく考えてみたら、お客様の年齢層が懐メロに感じる世代よりプラス20才位上なのでした(笑)。
さらに、「どんな曲ですか?」と聞かれた場合ですが、私も歌えるほどには知らない…。ヒットしていた頃は子供だったので。

ということで実はいつも空回り…なのですが、年にお一人かお二人、「あ~、あそこがマル・オヴ・キンタイアなのね~」と感激してくださる方がおられないとも限らないので、空回りしながらもご案内し続けています(笑)。

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キャリクファーガスでおいしい日々♪

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まるでB&Bさながら。いえ、B&B以上のブレックファースト!

このところベルファースト(Belfast)へ出張ガイディングに来ることが多く、仕事が2~3日続くときはベルファースト近郊キャリクファーガス(Carrickfergus, Co. Antrim, NI)の友人Kさん宅にご好意で泊めていただいています。
お忙しい方なのに、私が行くとあれやこれや世話を焼いてくださり、お食事まで作ってくださって恐縮。今日は朝から、伝統のソーダブレッド付きのアルスター・ブレックファーストを作ってくださいました。(冒頭写真)

ソーダブレッドはオーブンが各家庭に普及しておらず、イースト菌の販売が制限されていた(家庭でお酒を作るのを防ぐため)その昔、暖炉の火で焼いていた発酵させない素朴なパン。イースト菌代わりに重層(ソーダ)を入れることからソーダブレッドと呼ばれ、ふわっとふくらんだパンとは違った独特の味わいがあります。
ソーダブレッドの伝統は北アイルランドで根強く残り、今や北アイルランドの名物パンと言ってもいいかもしれません。(アイルランド共和国ではブラウンブレッド主体で、ソーダブレッドはあまり見かけません)
俗に言うアイリッシュ・ブレックファーストも北アイルランドでは「アルスター・ブレックファースト」と名を変え、ソーダブレッドがついているのが特徴です。

そして、午前午後と2つのグループさんの市内観光を終えて帰ってくると、おいしいディナーが準備されていました。北アイルランド産スプリング・ラムのお料理!

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ラム・チョップ、ローストポテト、アスパラガス入りサラダ♪

ラムはオーブンではなくフライパンで周りをカリカリに焼いてくださったので、それはそれはおいしい出来上がりでした。

こちらのお宅はいつもおいしいものがいろいろあるのですが、前回お邪魔した時はお友達が作ったというおいしいブラウニーをいただきました。

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ひと口大のミニ・ブラウニー。まさにプロのお味、いえそれ以上でした

ベルファーストでの出張ガイドもあと1~2回で終わりですが、Kさんのお料理をいただきたくてまたお邪魔してしまいそうです(笑)。

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キャリクファーガス城を望む海辺のプロムナード。アイルランドでいちばん保存状態の良いノルマン時代の城として知られています

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仕事の合間のティータイム

ベルファースト(Belfast)に来ています。

お客様を空港へお迎えに行く前に時間が空いたので、ホテルのラウンジでひと休み。普段はコーヒーを飲むことが多いのですが、なんだか紅茶が飲みたくなり、優雅にティータイムを楽しんでしまいました。

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ショートブレッド風ビスケットとケーキがついてきました♪

喉の渇きもうるおい、疲れ気味だった身体もしゃきっとなって空港へ。
この頃、経費節約!と水筒にコーヒーを入れて持ち歩いていましたが(笑)、たまには優雅なティータイムも必要…なのかもしれませんね。

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元ビショップバレス(司教館)のCulloden Hotel。ベルファースト湾を見張らず高台にある豪華ホテル。抜けるような青空、これで19時頃です!

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カラで競馬観戦!

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ゴール地点で競馬観戦中…!

TV番組の依頼で競馬場で写真を撮影する必要があり、思いがけず競馬観戦に行くことに。
仕事がオフだった昨日、アイリッシュ・ダービーで有名なカラ競馬場(Curragh Racecourse, Co. Kildare)でレースが行われていたので出かけてきました。

今から15年前、アイルランドに住み始めた最初の一年はこの競馬場のあるカウンティー・キルデアに住んでいました。当時親しくしていた地元のご夫妻の甥御さんがジョッキーだったので、彼がレースに出る時に1~2度一緒に見に来たことがあります。
その時はご家族のコネで入場料金も払わずに入れてもらったのでしょうが、今日は15ユーロの入場料を支払って競馬場に入りました(笑)。

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場内はそこここにお花が植えられており、お天気もよくのんびりした雰囲気。シャンパン・バーあり、女性用の帽子屋さん(レースの時のドレスアップに帽子は必需!)あり、バンドが演奏してたり・・・とちょっとしたお祭り気分です

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カメラを向けたら止まって笑いかけくれた(笑)。マスコットガールのお姉さんたち

必要な写真を撮り終え、私たちも賭けてみることに。馬についての知識がないので、パドックで馬を見定め、直観に頼るしかありません。
そういえば私が大学生の頃は競馬ブームで、男の子の友人に連れられてしばしば競馬観戦に行っていたものでした。(大井競馬場で夜間競馬のトゥインクルレースが始まった頃…90年代の初めごろです)
あまりわからないので、名前が可愛いとか、首がすわっていて落ち着いているので勝ちそうとか、ほぼ直観に頼って賭けていたものの、一度だけまぐれで万馬券を当てたことがあります!
そんなことを思い出しながら、昔取った杵柄…とばかりに2レース、それぞれ10ユーロずつ投資してみましたが、残念ながら勝利の女神は私の馬には振り向いてくれませんでした(涙)。
(最初のレースでかけた馬は前半トップ、次のレースでかけた馬は鼻差で負けたので、からきし外れたわけでもなし。まあ、勝利しなければ意味がないのですけれども…)

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パドックで馬の見定め。ここで馬を見ては、あの馬はどうだこうだと言うのが結構好き(笑)

競走馬、種牡馬の産地として世界的に知られるアイルランド。このカラ競馬場のすぐ近くには国営のサラブレッド育成所、ナショナル・スタッド(過去ブログ:キルデアのナショナル・スタッドへ)があります。
カウンティー・キルデアはアイルランドの中でも特に馬と関わりの強い土地柄。カラ競馬場も地元の人の社交の場…といった雰囲気が強く、日曜日の午後の恰好の娯楽の場として老若男女が楽しそうに過ごしていました。

余談ですが、大学生の頃好きで応援していた馬にシンコウラブリイという牝馬がいました。今思えばアイルランド産の馬でしたね。なつかしい~♪

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私が賭けた馬が鼻差で負けたレース。あぁ~残念

※カラ競馬場で行われる毎年恒例のアイリッシュ・ダービー。今年は6月26~28日に開催、150周年だそうです。詳しくはこちら

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ロイヤルホスピタルのサマーパーティー

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夜が更けるとチャペルがナイトクラブに変身!

久しぶりにダブリンにいた週末。昨晩は友人たちと連れ立って、ロイヤルホスピタル・キルメイナム(Royal Hospital Kilmainham, Dublin8)で行われているサマー・パーティーなるイベントに出かけてきました。
夏のアイルランドは音楽やアート、スポーツ、グルメなどをテーマにしたさまざまなイベントが各地で行われます。自宅から徒歩圏内にあるロイヤルホスピタルでのイベントはとても便利。昨年ここで行われたポール・ウェラーのコンサートに行ったのも、そうえいばこんな時期でした。

ロイヤルホスピタルは17世紀末、退役軍人のホームとして建てられた歴史的建造物。現在はIMMAの愛称で知られるモダンアート博物館(Irish Museum of Modern Art、Dublin8)でもあります。
今回のサマーパーティーはIMMAのフェスティバルの一環として行われたためか、アーティーな雰囲気な人たちがたくさん。野外コンサート風な恰好(ミニスカートにハンターの長靴!)で行かなくて良かった(汗)。

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友人宅でカクテルを飲んでから出かけたので会場に着いたのは21時頃。まだまだ日暮れ前、ガーデンエリアでみんなのんびり

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普段は見ることの出来ないホスピタル時代の豪華な部屋やチャペルが会場

このところ早朝の仕事が多く、夜に外出する機会がほとんどなかったのですが、翌日がオフだったのでこの日は久しぶりに友人たちと深夜まで楽しく過ごしました。久しぶりに踊り明かして、ちょっと筋肉痛ですが(笑)。
夏のアイルランド、キックオフ…です!

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日暮れ直前の水色のダブリンの空


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ブナの並木道、ダークヘッジズ

最近、北アイルアンドの新しい名所となってきたダークヘッジズ(Dark Hedges)と呼ばれるブナの並木道。
なかなか行く機会がなくていたのですが、先日お客様をご案内して初めて見てきました。

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5月初旬に撮影。まだ芽吹き前でした

18世紀、スチュアート家の屋敷グレイスヒル・ハウス(Gracehill House)へと続くアベニューに植えられたブナの街路樹。年月を経て成長し、不気味なくらいに神秘的な自然の林へと変貌したのものです。
2011年より放送されている米HBOの人気ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」のロケ地となったことでも有名。
種族の興亡を描くファンタジー・ドラマですが、シーズン2のエピソード1中に 「King' s Road」としてダークヘッジズが登場しているとのこと。私は見ていないのですが、日本でも2013年からスター・チャンネルで放送されていますので、ご存じの方もおられることでしょう。
(「ゲーム・オブ・スローンズ」ファンの方へ。北アイルランドのロケ地一覧はこちら→Game of Thrones Filming Location

非常にフォトジェニックな場所ですので、効果をつけて写真を撮影したりするとミステリアスな一枚が撮れそうです。「Dark Hedges」で画像検索したら、いろいろ出てきました。

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撮影を試みるお客様

※ダークヘッジズ(Dark Hedges)所在地: Bregagh Road, Stranocum, Ballymoney, Co. Antrim BT53 8TP.(Gracehill Golf Clubの近くです)

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テッドフォーズでランチ(ベルファースト)


ビーフひれ肉。まわりはカリッと香ばしく、中は注文通りのミディアムレア、とろけるようなおいしさでした

仕事でベルファースト(Belfast, Co. Antrim, NI)に来ています。
今日は午前中で仕事が終わったので、久しぶりに会うお友達とランチ。新しいレストランが多いベルファーストにあっては今や20年来の老舗、テッドフォーズ(Tedfords, Belfast)へ。
普段のランチには少々高級なレストランですが、今日は特別、お友達のあることの記念のランチでしたので。

実はテッドフォーズは海の幸を得意とするレストランとして知られているのですが、2人とも今日は絶対お肉!という気分だったので、評判はかまわずお肉料理を注文。それはそれは洗練された、おいしいお料理でした。

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お友達が注文したスロークックした牛ほほ肉。味見させていただくと、ちょっぴりアジアンなほっとするお味でした

テッドフォーズは数週間後に、新しい店舗がオープンします。
場所は現レストランのほぼ斜め向かいのウォーターフロント(テッパンヤキ・レストランがあったところです)。テッドフォーズ・キッチンとして、本店よりカジュアルなレストランになるようです。楽しみ♪

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現レストランはビジネス向けな大人の雰囲気。お料理以外の写真を撮り忘れたので、こちらの写真はウェブサイトより

Tedfords Restaurant
5 Donegall Quay, Belfast BT1 3EA
Tel: +44 28 90 434000

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アフタヌーンティーになったW.B.イエーツ!

今年2015年はアイルランドの国民的詩人であり、アイルランド人として初めてノーベル文学賞を受賞したW.B.イエーツの生誕150周年
各地でさまざまな催しが行われる中、ダブリンのメリオン・ホテル(Merrion Hotel, Dublin2)でイエーツの詩と人物にインスピレーションを得たアフタヌーンティーが始まりました。

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ダブリンきっての高級ホテルメリオンのパティシィエ考案のイエーツ風スウィーツは、その名も 「Innisfree, Mystic and Spectacle(イニシュフリー、神秘と壮観)」。真ん中のケーキ、のっぽに眼鏡がイエーツですね(笑)
メリオンホテルのHPより(YEATS SEASON AT THE MERRION

その他に、1911年にイエーツがニューヨークを訪問時にたしなんだというクローバークラブ(Clover Club)という名のカクテルも再現。ジン、レモンジュース、ラズベリーシロップ、卵白からなるピンク色のカクテルのようです。(甘そう・・・)
6月6日、13日、20日にはホテル内ドロウイング・ルームにて、アイルランド人俳優バリー・マクガヴァン(Barry McGovern)によるイエーツの詩の朗読も行わるとのこと。優雅なホテルの雰囲気の中、ミステリアスなイエーツの詩の世界を楽しむのもいいかも。

上記企画はイエーツの誕生月である6月限定。
予約はメールまたは電話にて受付中です。 → dining@merrionhotel.com/01‐6030600

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