ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

赤池キョウコさんの「ヨーロッパスピリチュアル街道を行く!」

以前に、イラストレーターの赤池キョウコさんのアイルランド取材旅行をご案内させていただいたことがあります。取材内容はアイルランドのスピリチュアル・サイトめぐり。
その時の取材内容を収録した赤池さんの新刊が出版され、私のもとにも早速お送りいただきました。

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「ヨーロッパスピリチュアル街道を行く!」赤池キョウコ著(サンマーク出版)

当時ロンドン在住だった赤池さんは、2010年から2011年にかけて2度にわたってアイルランドを訪ねてくださり、ダブリン近郊のボイン渓谷とその周辺の不思議サイト、スライゴのイエーツゆかりの地やミステリアス・サイト、ドネゴールの景勝地などへご案内させていただきました。
探究心旺盛で、明るく面白い赤池さんとの旅はとても楽しく、思い出に残っています。

この本では第5章「ケルトと伝説の国探訪」がアイルランドでの取材部分。スピリチュアル・サイトめぐりの中に、ケルト神話やイエーツの詩もちらちら出てきます。
私のお気に入りの聖キーランの泉ヤヌス像、そしてこのブログでもまだ紹介していな七不思議の村フォー・ビレッジ(Fore Village, Co. Westmeath)についても触れてくださっています。

漫画仕立てのイラスト本で、なんと私も漫画になって登場しています。ちょっと嬉しいかも(笑)。
(実物よりずっと可愛く描いてくださり、ありがとうございました!)

アイルランドの他には、フランスのルルド、スコットランドのフィンドフォーン、北スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラなどが紹介されています。ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所の章は素晴らしいです。これが写真入りの記事か何かだったら強烈過ぎたかもしれませんが、優しいタッチの漫画だからこそここまで書いていただけたのかも。
また、単なる流行りのスピリチュアル・サイトに終始せず、戦争の歴史にも触れながら各地を訪ねておられ、赤池さんの平和への強い願いが伝わってきます。

すべて赤池さんご自身の実体験記なので臨場感あり、まっすぐで前向き、時にはユーモアあふれるお人柄が全編にわたって感じられる素敵な一冊。
昨今ちまたで言われる「スピリチュアルって何?」という根本的な問いも投げかけられいます。

赤池さんにはその後、スコットランド沖のスカイ島へ行きましょう!とお誘いいただいりしたのですが、お互いに予定が合わず実現せず残念でした。
また機会がありましたら、ぜひお目にかかりたい方のお一人です。今後も益々のご活躍を!

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W.B.イエーツも詩に詠んだロセス・ポイント(Rosses Point, Co. Sligo)にて赤池さん(右)とご一緒に(2011年2月撮影)

※赤池キョウコさんのオフィシャル・サイトはこちら→KYOKO'S COSMOS

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バラの花でちょっぴり英文学…セプタードアイル

この週末は約3週間ぶりのお休み。G8サミット、アランニット本の取材、北海道からのビジネス視察のグループさん…とおかげ様で3つの仕事が合い間なく連続し、怒涛の日々を送っていたのがようやく一段落しました。
まずは睡眠、家の片付け、花の手入れをして、久しぶりに街で友達と会い、ブランチして…と、2日間かけて普段の生活を取り戻しました。

その間も我が家のバラの花たちは絶え間なく咲きつづけていて、今年新たに仲間入りしたイングリッシュ・ローズのセプタードアイル(Scepter’d Isle)が美しい花をつけて迎えてくれました。

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ずっと欲しかったこのバラ。今年は新しいバラは増やさないと決めていたのですが、数か月前にガーデンセンターで偶然に見かけて、迷わず購入。優しいペールピンクのカップ咲きが本当に愛らしく、英国で賞をとったというさりげなく甘い香りも控えめで素敵

バラの名の「セプタードアイル」とは、シェイクスピアの悲劇「リチャード2世」に出てくるよく知られるフレーズに因んで名付けられたもの。
リチャード2世の叔父であるランカスター公ジョン・オブ・ゴードン(John of Gaunt, first Duke of Lancaster)が死の床で述べるスピーチの始めの一説で、イングランドを賞賛するフレーズとしてしばしば引用される有名な語句です。

This royal throne of kings, this scepter’d isle, …=「王国の玉座にふさわしいこの島…(イングランドを指す。坪内逍遙・訳)」で始まる長いセリフの始まりの部分。
全文(英文)をお読みになられたい方はこちらをスクロールすると下の方に記されています。

リチャード2世は英国歴代の王の中でもとびきりハンサムでおしゃれ、ぜいたく三昧&浪費を繰り返し、国民から容赦なく税を取りたてるなどし、それが仇となって失脚・破綻してしまった王様です。
大貴族ランカスター公の死後、彼の遺産をすべて没収し、それを資金にアイルランド征伐(14世紀末)を行うのですが、皮肉にも王の不在中、かつて王により国外追放を言い渡されたランカスター公の息子ボリングブルック(のちのヘンリー4世)がイングランドに帰還、国を手中に治めてしまっていたのでした。
ああ、美しいバラの花にもこんなアイリッシュ・コネクションが。(あまり楽しいつながりではありませんが…)アイルランドを征伐している場合ではなかったのですよ、リチャード王…!

王座をめぐる戦いに明け暮れていた中世の貴族たち。セプタードアイル(玉座にふさわしい島)とはそんな時代の貴族たちの王権への終わりなき終着とイングランド賛美を象徴する語句であるのですが、その響きは耳に心地よく、さすがシェイクスピア、かつての歴史を水に流してアイルランド島賛美に変えて使いたいくらいに優美。

私の小さなコテージの軒先に咲くバラは多くがイングリッシュ・ローズで、英文学に因む名のバラは「ダーバヴィル家のテス(Tess of the d'Urbervilles)」に続きこれで2つ目。イングリッシュ・ローズは花を愛でるだけでなく、その名前を掘り返すのも楽しいのです。

久しぶりのお休み。バラを眺めながら、英文学の世界にひたって過ごし、幸せな気分です♪

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松井ゆみ子さんのアイルランド料理本の決定版!

今回、アランニット本の取材・撮影で写真を担当してくださったのは、近頃アイルランドのお料理本を出版され、お料理講習会や公演などで日本全国でご活躍中の松井ゆみ子さん。

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今年初めに出版されたゆみ子さんの力作「家庭で作れるアイルランド料理」(河出書房新社)、大好評発売中です。今回お会いした時にサイン入りでいただきました。わ~い

ゆみ子さんとは以前からお友達させていただいていたものの、お仕事をご一緒させていただくのは今回が初めて。(ゆみ子さんにちなむ過去ブログ:松井ゆみ子さんと「おいしい毎日」!ニューブリッジのゆみ子さんと
アイルランドをこよなく愛する手腕の編集者&ライターのKさんを筆頭に女子3名、毎日笑ってばかりの、それはそれは面白おかしい取材旅行でした!

こちらのゆみ子さんのお料理本、お料理作り・撮影・執筆とすべてお一人でこなされたそうです。スゴイ。そしてレシピは極力シンプルに…ということで、日本にある材料でアイルランドの素朴なキッチンが気軽に再現できるよう工夫が凝らされています。
アイルランド食事情・生活事情に精通したゆみ子さんならではのコラムも楽しく、写真を見ながら読むだけでも楽しい。(…いやいや、そのうち作りますから、ゆみ子さん!)

通りいっぺんの伝統料理本とは違い、ゆみ子さんならではつっこんだ内容が含められているにも注目。第5章の海藻料理がそれです。
海藻。これこそまさにアイルランド伝統の食材でありながら、海沿いのごく一部の地域でのみ食されていて全土に普及せぬままにすたれかけ、それが昨今の健康食ブームで再び脚光を浴び注目されている…という、古くて、しかも新しい、アイルランドの伝統のひとつなのです。

数年前にアイルランド国内で出版された海藻の決定版とも言える本の編集に加わったというゆみ子さんは、今やアイルランドの海藻博士。(こちらのWeb siteより購入可→Irish Seaweed Kitchen
私も以前からカラギンのデザートに執着(過去ブログ:アイルランドの珍味カラギン・プディング)、周囲の健康志向のアイリッシュの友人の中には海藻を使ったクック・ブックを愛用している人もいたりと、今や海藻はアイルランドでは身近な話題なのです。

今回のニット本の取材中、「抹茶アイスクリームを自宅で作りたいのよね~」ともらしたところ、「市販のメレンゲを使って簡単に作れるわよ。お料理本に載せてるよ~」とゆみ子さん。
見てみると、なんと「のり&抹茶のアイスクリーム」のレシピがそこに! 作り方も今すぐにでも出来ちゃうかも、というくらいに簡単で、おいしそう。

アイルランド料理の定番もすべて網羅しています。アイリッシュシチューやギネビーフシチュー、シーフードチャウダー、シェパーズパイ、ソーダブレッド、スコーンにアップルタルトに…数え上げているだけでお腹がすいてきました(笑)。
アイルランドのおいしいもの満載のゆみ子さんのお料理本、アイルランド好きな方はすでにお手に取られていることと思いますが、まだの方がいらしたらぜひぜひお勧めです!

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楽しかったアランニット本の取材旅行中のショット。イニシュマーンにてゆみ子さんとKさんと一緒に。このお2人、知識豊かで仕事もバリバリな才女であると同時に、実はかなりの「ゆるキャラ」。一緒にいると時々ずっこけそうになります(特にゆみ子さん…笑)。Kさんいわく、この3人のユニットでこれからもオモシロ・アイルランド本をどしどし出版する予定…とか。あ~、次のお仕事の機会が今から楽しみ。今後もよろしくお願い致します♪

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西の果ての島・イニシュマーンのおすすめB&B

まるでおとぎの国かのように美しかったイニシュマーン滞在中、私たちが宿泊したのはこちらのB&B。

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An Dún Bed & Breakfast and Restaurant (アン・ドゥーン)
Inis Meáin, Aran Islands, Co. Galway.
Tel: +353 (0) 99-73047

宿泊施設が数件しかないイニシュマーン。限られた宿の中でもアン・ドゥーンは常に人気があり、夏の間は全5室がすぐにいっぱいになってしまいます。以前に滞在した時は満室で泊まることが出来なかったので、今回は念願叶っての宿泊でした。

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最上階のトリプル・ルームを贅沢に2人で使わせていただきました。屋根裏、大好き♪(写真の右端に映っているレトロなラジオに注目!全室にこれが置かれているのです)

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こんなに大きなダブル・ベッドで広々。木の内装に合った温かな色合い

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B&Bの入り口近くにあったこんなコーナーも素敵。B&Bと言えどもカテゴリーとしてはゲストハウス級です

そして、どのお部屋からもイニシュマーン独特の石積みや海を眺めることが出来ます。

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まるで自然の絵画を眺めているかのよう。宿の至るところの窓からこういった景色が見えるので、室内にいながらイニシュマーンの自然の景観の中に一体となっているかのような錯覚を覚えました

ロケーションも抜群で、小さな島のメイン・ストリート(?)と思われる場所にあります。
作家ジョン・ミリントン・シング(John Millington Synge)が滞在した歴史的なコテージがお隣りに、B&Bの名の由来となった古代の砦(Dún=石の砦)はB&Bの建物を見下ろすかのように向かいにそびえています。

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砦への登り口はB&Bの真向かい。ここから徒歩2~3分で砦に立つことが出来ます

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B&Bの前は島のメイン・ストリート。教会の建物が見えています。なんだか1970年代にタイムスリップしたかのような…

夏の間は宿のレストランで3コースのディナーもいただくことが出来ます。(宿泊にディナー込みで予約可)
野菜は自家製、地元産の食材を出来るだけ使った素朴なお料理はオーナー夫妻の手作り。

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ビートルートのガスパッチョ。アイルランドにしては珍しく暑い日だったので、ぴったりのメニューでした

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シンプルなビーフ煮込み。お魚のチョイスもありました(タラの類の魚のお料理でした)

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デザートにはアイルランド西海岸の伝統的レシピであるカラギン・モス(天草類の海藻)のゼリーをチョイス。久しぶりに食べたカラギン・ゼリーはお腹にやさしい味でした(カラギン・ゼリーについてはこちらの過去ブログをご参照ください。古い記事で恐縮ですが…)

なぜかポーションが小さ目。アイルランドの田舎ではどっさり食事が出されることが多いのですが、ここでは洗練された「スモール・ピープル(Small people)=妖精・小人など小さな人々」用ポーションで、日本人にはぴったりかも。

よって、朝食時にはお腹はペコペコ(笑)。

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手作りの(奥から)スコーン、マフィン、ブラウン・ブレッド。どれも食べとまらないくらいにおいしい!私はここのマフィンが特に気に入って、滞在中に何個食べたことやら…(笑)

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目玉焼きも小さくて可愛い。ホウレンソウとベーコン&トマトを炒めたものが敷きつめられていました

日中はカフェも営業しており、宿泊客以外の観光客も立ち寄ってはお茶したり、ランチ休憩したりと、小さな島の集合場所となっているのでした。

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カフェの看板も可愛い

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暑い日でしたので、私たちもひと休み。なんと西の果てのこの島でおいしいアイスティーをいただき、気分はすっかりホリデー♪でした(紅茶の国アイルランドではアイスティーは長い間邪道で、本土でもつい最近になって見かけるようになったのですが…。イニシュマーンでアイスティーとは驚きでした)

このB&Bにはサウナも併設。今回は利用するチャンスがなかったのですが、次回はぜひトライしたいと思います!


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昔話の中に出てくるような島…イニシュマーン

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石垣の上にちょんと顔を出して、ポーズしてくれたロバ

この2日間、アラン諸島の真ん中の島・イニシュマン島(Inis Maan, Aran Islands, Co. Galway)に滞在していました。
人口160名ほどの小さな島では、カッコウが鳴き、牛がいななき、どこからも海が見え、まるで時がとまっているかのよう。古い昔話にでも出てきそうな島です。
アラン諸島3島の中で最も観光化されていないこの島は、土着の風土を残しつつも、その景色にはどこかちょっぴり異国の香り&洗練された感があるのも不思議。

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バラにおおわれた民家。赤と黄色の見たこともないような美しいバラでした

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「足跡をつけたのはボクじゃないよ~」と言わんばかりの顔のネコ

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石の組み方も独特。お隣りのイニシュモア島とも違っています。複雑なニット模様はまるでここから生まれたかのよう

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島で偶然出会って若く美しいカップルに撮影モデルをしてもらいました。本土から来てここで夏を過ごすという二人は、ダブリンのトリニティーカレッジを卒業したばかり。アイルランド語もペラペラ、文学好き・旅好きの硬派で美しいカップルがどこからともなく現れたのには「妖精の計らい?」を感じずにはいられませんでした

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夕日が海に映えて…ああ、美しい!

まるで映画のセットかのように何もかもがパーフェクト。あまりにも美しく、お天気や人との出会いも含めていろいろなことがうまくいくので、ホンモノではなかったりして…なんて冗談を言い合ったほどでした。(笑)

楽しかったアラン・ニット本の取材もあれよあれよという間に終了し、今日からまたもや間髪入れず次の仕事です。撮影で訪れたいろいろな場所、特にイニシュマーン島に関しては書きたいことがたくさんあるのですが、また時間のある時に。

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焚き火と満月の夜…セント・ジョンズ・イブ(イニシュモア島)

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焚き火を囲んで集う村人たち。イニシュモア島にて

アランニット本の取材でアラン諸島に滞在しています。
昨晩はセント・ジョンズ・イブ(St John's Eve)という夏至と関連したお祭りの日で、ラッキーにもその滞在中のイニシュモア島でその場に居合わせることが出来ました。

セント・ジョンズ・イブというのは聖ヨハネの日の前夜祭。イエス・キリスト生誕(クリスマス)のちょうど6か月前である6月24日が洗礼者ヨハネの生誕日で、キリスト教ではその日を「聖ヨハネの日(St John's Day)」に定めています。
たまたま夏至に日が近いことから、キリスト教以前の習慣である夏至祭と結びつき、ヨーロッパや南米のカトリック国では前夜祭(イブ)に火をたくなどしてこの日を祝う習慣があります。
有名なスペインのバレンシアの火祭りはこれにちなむものですし、白夜になる北欧諸国で盛大に行われことでも知られています。

アイルランドでは西海岸地方にこの伝統が残り、各地で夜を徹して焚き火が行われます。私たちが居合わせたイニシュモア島では、島の14の村ごとに焚き火が行われ、なんとも神秘的な様子でした。

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夜10時頃。石灰岩の天然の石だたみの広がるアラン諸島独特の景観の中、ソファを持ち出してくつろぎ始める人々

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子供たちは木の枝にマシュマロをさして焼いて食べたりしていました

雰囲気は子供の頃に近所で行われたどんど焼きそのもの。木の枝に差した色とりどりのまゆ玉や、お餅やジャガイモを焼いて食べたものでした(笑)。

火をたくことには魔除け・魔女よけの意味があります。夏至のこの頃は魔女の活動が活発になると信じられており、魔女よけに火をたくだけでなく、古くは野に生えている薬草(ハーブ)を集めて、悪霊が遠ざかるように家のドアにかかげたりしたようです。

昨晩は満月で、しかも月が地球に最も近いパワームーン。写真では見にくいかもしれませんが、めらめらと燃え盛る炎の後ろに大きな満月が昇っていく様子は本当にパワフルで、空や大地からエネルギーがふつふつとほとばしるかのようでした。

島のドライバーのオリー(Ollie)が、他の村の焚き火の様子も見に連れて行ってくれました。

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ここはオリーが住む村。海がバックに見えてこれも素敵

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岩の高台に集う人々。やっと空に夕焼けが

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この村は村人が少ない様子。おそらく子供&子供連れの人々は早くひきあげて、火の番をする人のみが残ったのでしょう

あともうひとつ、もうひとつ…とオリーが次々に違う村に連れて行ってくれて、焚き火めぐり。最後に最初の村にもどって見たのが冒頭の写真です。
空はすっかり闇に包まれて、焚き火もより大きく、人も増え、総勢50人ほどの村人が盛大に集っていました。
誰もがくつろいて、ビールなどを片手に火を見ている中、どこからともなく歌声が聞こえてきました。ここアラン諸島はゲールタクト(Gaeltacht=母国語であるアイルランド語を日常的に使用している地域)ですから、歌も当然アイルランド語。
アカペラの、ちょっと物悲しいような旋律のその歌は「シャンノース」と呼ばれる古いアイルランドの歌。これまでもパブなどで、誰かがすくっと立ち上がって突然歌い始めるのを見たことはありますが、このようなシチュエーションで聞くのは初めて。古い時代から受け継がれてきたであろう歌が闇夜に響き、その神秘的な様子は言葉では言い尽くせないほどでした。
あの雰囲気には魔女や妖精も圧倒されて、容易には現れることが出来ないでしょう(笑)。

満月に照らされ、焚き火にいぶされて、全身が浄化されたかのよう気分。イニシュモア島のセント・ジョンズ・イブはどんな聖地に行くよりもパワフルでスピリチュアルで、静かな夜でした。

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焚き火と闇夜と満月。昨晩はアイルランドの西海岸のあちらこちらで同様の景色が見られたことでしょう

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アランニット本の取材・撮影、始まる

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アイルランド伝統のアランニット。温かな家庭の暮らしをそのまま映したかのような風合いが素敵

G8終了後、間髪入れずに次の仕事。今度はアランニットに関する書籍のための取材&撮影のご案内で、昨日・今日と2日間にわたり、アイルランド南東部に住むニッタ―さんのお宅で撮影をしてきました。
この本のために特別にデザインして編んでいただいたニット小物の出来栄えが素晴らしく、撮影スタッフ一同、大感激。

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アイルランドの多くの家庭の主婦がそうであったように、子供の頃にお母さんから習い家庭の中で編み物をしていたというアンさん。娘のマギーさんのプロデュースで今ではネット販売もしており、この小さなお宅で編まれたニットものが世界中で愛用されています

冒頭の写真は女性用のケープなのですが、ボタンはなんとアンさんのご主人の手作り。
アンさんが編み、ご主人がボタンを作り、娘のマギーさんがそれを販売。ご家族の愛情がこめられた世界にひとつだけのニットです。

撮影の合い間にはお茶も出していただき、おいしい手作りのルバーブ・タルトをいただきました。ルバーブはもちろん、お庭で採れた自家製。

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楽しいティータイム。アンさんは私たちの訪問に合わせて、タルトを焼いて待っていてくださったのでした

糸や編み図の話をしているうちに、影響されやすい私は取材2日目にしてすでに編み物がしたくなってきました。この仕事が終わった頃には、編み棒も糸も買って、編み始めているかも(笑)。
明日からはいよいよアラン諸島での取材。ニットに囲まれる日々が続きます。

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切妻屋根が可愛い丘の上のアンさんのお宅にて。私の車が風景に妙にマッチしていたのでパチリ

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G8サミット、終了

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昨日早朝にベルファースト国際空港を出発した政府専用機。日の丸のジェットは次なる目的地・ダブリンへと飛び立って行きました

G8サミットの仕事が無事終了し、昨晩ダブリンに戻ってきました。
約1週間にわたるベルファースト滞在でしたが、政府専用機が到着してからの最後の数日間は本当にバタバタで、平均睡眠時間は2~3時間。誰もがもう眠いのを通り越して、完全にハイな状態になっていました。(笑)

今となっては笑えるハプニング満載の日々で、てんてこまいの裏舞台での逸話を集めたら、それだけで1時間のドキュメンタリー番組が作れそうなほど(笑)。
数あるハプニングの中でもいちばん可笑しかったのは、サミット開催中の真夜中に起こった爆発音事件。日本大使館の本部となっていたベルファースト市内のヒルトン・ホテルの表で大きな爆発音が聞こえ、警護に当たっていた警察官たちが一斉に音のした方へと移動し、しばし物々しい様子に。
まさか爆弾テロ?…と思いきや、音の犯人はなんと私たちのドライバーのひとり。車を発車させる際に何をどう間違ったのかエンジン爆発のようなことが起こったらしいのですが、よりにもよってあれだけ警備の厳しい時に、なんという間の悪さ。

私が記者さんに怒られた(!)事件も、その後スタッフの話のネタに。
安倍総理の記者会見が行われている真っ最中に、そうとは知らずにヒルトン・ホテルのロビーでドライバーにがんがん電話をかけて翌日の指示を送っていた私。
知らず知らずのうちに電話口の声が大きくなり、しんと静まりかえった館内全体に私の声がエコーしていたらしく、たまりかねた記者さんのひとりに静かにするよう注意されてしまいました。すみません…。
隣りにいた同僚は大爆笑、そう私は声が大きいのですが、電話口だとより大きくなるみたいです(笑)。

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スタッフの皆さんとマーケットでランチ休憩中。ロンドン、パリ、地元ベルファーストから集められたスタッフ・チーム、楽しい皆さんのおかげで笑いの絶えない毎日でした

そういえば、安倍総理の姿をひと目カメラにおさめようと完全にパパラッチ状態で待機していた私たちに、総理が振り向いて手を振ってくれる…という一幕も。
おかげでカメラに映った総理の姿はブレブレになってしまったものの、「総理に手を振ってもらった!」とすっかりミーハーになり、盛り上がりました(笑)。

主にロンドンから大使館の皆さんが多く出向いておられたのですが、日を追うごとに顔見知りとなり、お話しさせていただくのも楽しかったです。
人が親切、食べるものもおいしい…と、皆さん、北アイルランドの滞在を楽しんでくださった様子。
宿泊したホテルのレストランにメッセージ・カードを置いていってくださった大使館員の方がいらして、レストランのマネージャーがひどく感激、私に見せてくれました。

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きれいなカードに、シェフとスタッフへの感謝の言葉が添えられていました。お気遣いありがとうございます♪

サミットの仕事が終了し、なんだか大きなお祭りが終わったかのような気分。
間髪入れずに今朝から次の仕事に入っていますが、ハイな気分はこのまましばらく続きそう。ついでに睡眠不足も、キャッチアップするのに数日かかることでしょう(笑)。

※ロックアーン・リゾート(Lough Erne Resort in Enniskillen, Co Fermanagh)でのサミットの様子や、オバマ大統領のベルファーストでの演説の様子を集めたフォト・ギャラリーがRTE Newsのサイト(6月18日)で見られます。

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G8 ロックアーン・サミット開始!

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G8サミット当日、ベルファーストの朝です(安倍総理がサミット会場へ移動する直前の様子)

昨晩ベルファーストに日本の政府専用機が到着し、いよいよG8サミット本番が始まりました。
ここ数日の私の仕事は、関係者の方々の移動の際の配車係り。早朝から深夜まで市内ホテルや空港に待機して、ドライバーに行き先を支持したり、配車や移動の確認に明け暮れています。

今朝のベルファーストはVIPの移動ラッシュでものものしい様子。安倍総理がサミット会場へと移動した直後、今度はオバマ米大統領がベルファーストに到着、ウォーターフロント・ホールにて演説が行われました。
その間、私たちはすぐ隣りの建物にいたのですが、警備が厳しく建物から出ることが出来ず、BBCの生放送にて演説をちらちら見ながら、交通規制が解除になり次第皆さんが出発出来る携帯電話片手にドライバーと連絡を取り合っていました(笑)。

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仕事の手を止めて、オバマ大統領の演説に聞き入るサミット関係者

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演説終了後、セキュリティーが解除されると、会場にいた子供たちが次々に出てきては記念撮影。彼らには一生の思い出となることでしょう

毎日長時間にわたり仕事しているにも関わらず、スタッフの皆さんやドライバーたちとゲラゲラ冗談を飛ばし合いながらやらせていただているので、気分はハイです(笑)。
長い拘束時間の仕事にも関わらず、元気に楽しく、かつ正確に仕事をこなしてくれるドライバーたちも感謝。今回配置されている車のドライバーたちの多くが、普段、観光ツアーで一緒に仕事をしている顔馴染みたち。彼らのプロフェッショナルな仕事ぶりを見ていると誇らしい気持ちになってきます。

しばしの休憩時間を使っての、G8中のベルファーストからのアップデイト。また仕事に戻ります!

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G8ロックアーン・サミット、来週に迫る

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(6月14日追記)本日よりシティーエアポートの到着ホールに設置されたG8サミットの大きな看板。会場のロックアーン(湖のほとり&ゴルフ場併設)にちなみ、湖にゴルフボールが浮かんでいます!

いよいよ来週、6月17・18日に迫ったエニスキレン(Enniskillen, Co. Fermanagh)でのG8サミット(主要国首脳会議)。
関係者が続々と北アイルランドに入ってきていますが、私も昨晩からベルファースト入りし、ロンドンから来ているエージェント・スタッフの皆さんと一緒にお仕事させていただいています。
(関連過去ブログ:2013年G8サミット開催地は北アイルランド、ロックアーン・リゾート

今日はほぼ一日、ベルファーストのシティーエアポート(ジョージ・ベスト空港…ですね!)に待機。到着する日本の関係者の方々を、ホテルやミーティング場所へ送迎する仕事をしていました。

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ベルファスト・シティーエアポートの到着ホール。ロンドンなどヨーロッパ内からのフライトが発着する小さな空港(ここから30分離れた場所にインターナショナル・エアポートがあり、アメリカ線などロングホールのフライトはそちらに発着)

これから週末に向かって各国のVIPが続々とベルファースト入りするようです。日本でもそろそろ関連のニュースが流れていることでしょう。
私もサミット終了後までベルファーストに滞在しますが、一体どんな様子になるやら…。楽しみです。

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イチゴとミントの収穫期♪

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限られたスペースでのイチゴ栽培。壁にこんなふうに鉢をぶるさげています

昨年は全く実をつけてくれなかったイチゴ。苗を買い直し再挑戦したところ、ついにこんな可愛らしい実をつけてくれました。

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あ~、イチゴの実ってなんて可愛らしいんでしょう♪

真っ赤になった2粒の実を収穫。自然の酸味と甘みがなんとも言えないおいしさです。

食べられるものとしてはイチゴの他に、ミントも育てているのですが、これがすごい勢いで成長。

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小さなバスケット状の鉢に植えているのですが、ツアーから帰ってくるとはちきれんばかりに…

自宅にいる時は、毎朝、採りたてのフレッシュなミントにお湯を注いで飲むのが日課となっています。頭もすっきり、朝の始まりが冴え冴えします。
夜に飲むときにははちみつを加えてもおいしい。

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ミントの葉5~6枚(茎ごと入れています)に熱湯を注ぎ、5分ほど待ってからカップに注ぎます。緑茶のようなこんなにきれいなグリーンになります

今、超繁忙期で、家の中で走っているくらい忙しいのですが、イチゴだのミントだの、バラのアブラムシ退治だの…ついつい、こんなことばかりしてしまいます。
庭がある家に住みたい…と常に思っているのですが、庭なんかあった日にはずっとそこにいて仕事にならないかもしれないので、このくらいでちょうどいいかもしれません(笑)。


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ベルファースト出身のピアニスト&ソングライター、デューク・スペシャル

久しぶりにダブリンにいた昨日の夜。友人からタイミング良く「ピアノをベースとしたクレージーなソングライターのギグがあるけど、行く?」とテキストが届き、大喜びで出かけてきました。

デューク・スペシャル(Duke Special)というベルファースト出身のピアニスト&シンガーソングライターのギグ。
ピアノ好き&ロック好きの私の好みを知る友人が、私がきっと気に入るだろうと誘ってくれたのでした。感謝。

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ウィーランズ(Wheland's)にて。向かって右側、キーボードをたたきながら歌っているのがデューク・スペシャル

デューク・スペシャルについて全く知識のなかった私は、ギグ開始数時間前にYoutubeで彼の曲を数曲聴き、その時点ですでに感激。
そして、演奏とはミスマッチとも言える彼の風貌にも注目。上の写真ではわかりにくいかもしれないので、こちらをご覧ください。ドレッドロック・ヘアにくっきり濃いアイライン…と、まるでメタル系の人かのよう。

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アルバム「Oh Pioneer(2012)」のジャケットより

生で聞く彼は、確かなピアノ演奏と伸びのある声。ロックっぽかったり、ジャズっぽかったり、バラード調でしんみり聴かせたり…とジャンルにおさまりきらない多種多様な演奏がなんとも楽しく、次はどんな曲?とわくわく聴き入っているうちに、あっという間に時間が経ってしまいました。

昨晩はアイルランドにしては蒸し暑い夜で、ビール片手に汗だくになって熱唱&演奏してくれました。今彼は人生の岐路にいるらしく(?)、家族の問題なんかも暴露しつつ(!)、ベルファースト独特のアクセントでノリノリでトーク。その話し方と風貌とのギャップが、これまたいい感じなのです。

一緒にギグに行った友人のひとりが、聴いて大感激したというデュークの代表曲のひとつが「Last Night I Nearly Died 」。残念ながら昨夜のギグでは演奏されなかったのですが、Youtubeで聴いて私もはまりました。

Duke Special - Last Night I Nearly Died (Live)

良かったらぜひ、ぜひ聴いてみてください。さややかでよく伸びる彼の声と、ちょっぴりメランコリック&ポップなピアノの音色がいつまでも耳に残ります♪
(ちなみにこの映像、ギグでの彼とは雰囲気がだいぶ違うのがまた可笑しい)

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我が家のバラが花盛り♪

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青空を背に咲き誇る深紅のつるバラ「ダーバヴィル家のテス(Tess of the d'Urbervilles)」

晴天続きのツアー中、心配だったのは我が家のバラの花たち。近くに住むお友達が水遣りをしてくださったおかげで、見事な花をたくさんつけて迎えてくれました。

1週間ほど前から咲き始めた「ダーバヴィル家のテス(Tess of the d'Urbervilles)」は、こぼれ落ちんばかりの花盛り。私が初めて苗から育てたイングリッシュ・ローズです。
(関連過去ブログ:「ダーバヴィル家のテス」が咲きました

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見事な大輪咲き

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2年目の今年はつるバラぶりを発揮。縦に横にと奔放に伸びる、こんなバラが軒先に欲しい…とずっと思っていたのでした。来年は壁に這わせることが出来そう

そして、今年あらためてその美しさを見直したバラがこちら、「シャーロット(Charlotte)」。
昨年の夏にガーデンセンターで勧められて買ったものの、実はそれほど気に入っておらず、茎もひょろひょろとしか成長しなくて、なんだか心もとなく思っていたのですが、思いがけず美しい花を咲かせてくれました。

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美しいカップ咲き。完璧です

いちばん乗りで咲いてくれた「メアリーローズ(Mary Rose)」はそろそろラストスパート。本当によく咲いて、楽しませてくれました。

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開きに開ききったメアリーローズ。イングリッシュ・ローズは、咲き始めと咲き終わりではまるで違う花かのように形が変化します。香りはやはり、このバラがいちばんです

赤、ピンク、黄色のこの3色のバラたち、私の小さなコテージの軒先でまるで踊ったり歌ったりしているかのよう。
今日は自宅で仕事していたのですが、何度も外へ出ては水をやったり、アブラムシをつぶしたり、ただただ眺めたり(笑)。時間が許すならば、一日中花の前にいたいくらいです♪

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私の小さなコテージの軒先。手塩にかけて育てた花たちが風にそよぐ姿を見るのは、なんと嬉しく楽しいことでしょう♪

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雲ひとつない青空!

周遊ツアーのご案内が終了し、ダブリンに戻ってきました。
アイルランドの「夏」はまだ続いていて、観光バスのフロントシートに常にすわってガイディングしている私は、ほぼ日光浴状態。

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ダブリンへ向かうバイパスM7にて。雲ひとつない真っ青な空が珍しくて、フロントガラス越しにパチリ

フロントガラス越しにさんさんと降り注ぐ太陽の光を毎日浴びて、今回のツアーは、仕事しながらサン・ホリデーしてきたいるかのようでした(笑)。

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マクロスハウス庭園のシャクナゲ

マクロスハウス(Muckross House and Garden, Co. Kerry)の庭園にて、今、色とりどりのシャクナゲの花が満開!

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いつもの年より、今年は花がちょっと遅め。おかげで見事な様子を見ることが出来ました

周辺の森には野生のシャクナゲがいっぱい。野生種はこの色です。

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シャクナゲは石灰質の土壌を好まないようで、砂岩質のケリー(Co. Kerry)や、花崗岩質のコネマラ(Connemara, Co. Galway)で多く見ることが出来ます。もう花の時期は終わったと思っていただけに、大木に咲き乱れる花々に皆さん大感激。

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思い思いにシャッターを切るツアーのお客様たち

今年は春の気温が低めだったせいか、ここへ来ていろいろな花がいっきに花開いたよう。花を愛でる日々が続いています。

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コバルトブルーの海の色

この海の色、まるでクロアチア沿岸のアドリア海とか、ニューカレドニアやパラオとかいった南大西洋の海みたいだと思いませんか?

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南西部カウンティ―・ケリーのグレンベイ(Glenbeigh, Co.Kerry)近くにて

ここ数日、アイルランドにはヒートウェイブ(熱波)がやって来ていて、日中25度を超える夏の日が続いています。
普段は冷たくグレイに見えることの多い大西洋ですが、ここ数日はコバルトブルーに輝き、光が海底まで照らし出してくれているかのよう。

コバルトブルーに縁取りされた、エメラルド・グリーンの島。
夏のアイルランドは、まさに色のマジックそのものです。

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過去3年、サーフィンの軌跡…

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週末のリーフ・ブレイク初体験時の忘れがたい会心の一本。わ~い♪

リーフ・ブレイクでのサーフィン初体験に大満足したところで、過去3年間の自分のサーフィンがどのように進化してきたのか振り返ってみました。
初心者だった頃の写真を見てみると、あまりのヘボ・サーファーぶりがなんだか懐かしく、こんな頃もあったのね~と、なんだか感慨深い気持ちです。

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2010年4月、キャッスルグレゴリー(Castlegregory, Co. Kerry)にて。生まれて初めてボードの上に立った瞬間をビーチで見ていた友人がとらえてくれました。この時は大感激でしたが、今見ると超へっぴり腰(笑)

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2011年4月、同じくキャッスルグレゴリーにて。本格的に初めて半年程経った頃。今だったら乗りもしないような白波ですが、この頃はこれをキャッチするのも大変でした

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2012年10月、ホリデー先のバリアル(Baleal, Portugal)にて。波が終わっていますが、一応ボトム・ターンしている様子です

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今年の1月、ホリデー先のフェルテベントゥーラ(Fuerteventura)にて。小波でに乗って降りてきたところ。まだ目線が下を向いています

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そしてこの週末の初リーフにて。波を降りてきたところ。右手が後ろへいく癖がこの数か月でかなり改善されました

30代もごく終わりになって始めたサーフィンですが、頑張れば上達するものです。白波を越えられなくて半泣き状態でパドルしていた頃もありましたが、あ~、あきらめずに続けてきて本当に良かった。
今回のリーフでの写真を見て、仲間もみな「上達したね~!」と言ってくれて、涙が出るほどうれしかったです♪

まだまだ課題は多く、上達の余地はたっぷりありますが、今回のリーフ・デビューを持ってひとつの目標が達せられた気がしています。レギュラーなサーファーになって3年程、やっと成果が表れてきました。
石の上にも3年…とはよく言ったものですね。私のサーフィン修行もここでひと区切り。次なる目標はトップターン、カット・バック、トリミング…、どれも次の2~3年のうちには、いやそんなに時間をかけずにマスターしたいものです!

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花咲くラウンドタワー

ついにアイルランドに夏がやって来ました!

今日から周遊ツアーのご案内が始まりましたが、素晴らしい青空のもと、シャノン川のほとりの初期キリスト教の教会史跡クロンマックノイズ(Clonmacknoise, Co. Offely)にて、花咲くラウンドタワーを発見。

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12世紀後半に建造された、クロンマックノイズで2つ目のラウンドタワー。石灰岩の壁に、まるで植えたかのようにピンクの可愛らしい花が咲き乱れていました

まるでハンギングバスケットで花を飾ったかのような、天然のガーデニング効果。古い石に自生する小さな花々がなんとも可愛らしく、お客様とご一緒に何度もシャッターを切ってしまいました。

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咲いていた花はこれ。白やピンクの小さな花々

今週はこの夏日和が続くようです。素晴らしいお天気にどんぴしゃりでいらしたお客様たちとご一緒に、アイルランドの夏を楽しみたいと思います♪

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ついにリーフ・ブレイクでサーフィン!

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サーフ・バディのグレアムと波をシェア。向かって左が私♪

週末のアイルランド北西部へのサーフ旅行中、リーフでのサーフィン(海底が岩盤の場所でのサーフィン)を初体験してきました。

海底が砂地のビーチとは違い危険も伴うため、リーフでサーフィンするには中級・上級以上のスキルが必要となります。
私たちがトライしたのは比較的、難易度の低いリーフ。さらにこの日は波も大き過ぎず、初体験にはもってこいのコンディション。ポルトガルやカナリア諸島でのホリデー中にはリーフでのサーフィンも体験しましたが、アイルランドでは初めて。
これまで何度も見に行き、いつかここでサーフィン出来るようになりたい!…と思い続けていたリーフ・ブレイクに、ついに挑戦する日がやってきたのでした。

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スライゴ(Co. Sligo)のとあるリーフ・ブレイクにて。注意深く岩を歩くリサ、グレアム、私、ディヴィッド。先頭のリサ以外の3人はリーフ初体験…!

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岩に足を取られないよう注意しながら入水、パドル開始。ちょっぴり緊張気味、一列になってブレイクを目指します(笑)

左へ割れるブレイク。必ず左に乗らないと岩場に直進してしまうので、頭の中で「レフト、レフト」と唱えながら波をキャッチ。
リサが一本目に乗り、2本目に私がトライ。思いがけず乗れてしまい、それからは自分でもびっくりするほど次から次へと乗れてしまいました。

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会心の一本。うわ~い!!!

沖にいた仲間の一人が撮影してくれたのですが、この写真を後で見て、我ながらびっくり。サーフィンを本格的に始めるて3年目にして、やっとブログに公開出来るような姿となりました(笑)。

正確には初めてサーフィンをした日(大西洋でサーフィン・デビュー!)から4年、本格的に初めてから2年9か月が経ちます。バンドーラン(Bundoran, Co. Donegal)にひとりサーフィン修行に行き、サーフ・クラブに入り、それからはほぼ平均して週に一回は西海岸へ通ってサーフィンを続けてきました。
今回リーフで一緒にサーフィンしたリサは、サーフィン暦10年近い上級者。クラブに入って彼女と出会った頃は、まさかリサと同じ場所で、しかもリーフで波を分かち合う日が来るとは思いもしませんでした。

これから数週間は仕事が忙しくなり、サーフィンはしばしおあずけとなりますが、最後の週末に思う存分に波に乗ることが出来たので、心置きなくガイディング生活に集中できそうです。

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アイルランドの田舎の深夜のパブにて…

この週末はアイルランドは3連休で、サーフィン仲間とドネゴール地方(Co. Donegal)にサーフィンに来ています。
サーファーが集う、とあるパブでの深夜の光景。

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フード付きトレーナーを着たちびっこサーファーたち。ずらり並んで音楽を聞いています(が、手にしていたのはコーラでした、念のため。笑)

本来は子供はある一定の時間以降はパブへの出入りはご法度なのですが。
今もこういう「地元ルール」がまかり通っているところが、さすがドネゴール、アイルランドの田舎ならではですね。

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