ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

コリブ湖のほとりで羊に遭遇

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カメラに向かってまるでポーズしているような羊たち!アイルランド共和国でいちばん大きな湖、ロック・コリブ(Lough Corrib)をバックに

写真撮影のコーディネートの仕事で、再び西海岸に来ています。
イメージする景色を探して脇道に入ったところ、羊飼いのおじいさんが牧羊犬を使って羊を追うシーンに遭遇。

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ストーン・ウォールに追い詰められた羊たち

はじめは、ストーン・ウォールごしに見物する私たちのためにわざわざしてくてれいるのかとも思ったのですが(笑)、ちゃんと目的があって羊を集めていたことが判明。
集めた羊を品定めしてあと、なんと羊の足をひっかけて引っ張り始めたのです。

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一体何が始まるの???と興味津々で見てしまいました

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助けて~とばかりにもがく羊…

もう一人のおじいさんがはさみを持って現れて、しっぽの毛を切り出したところで、なるほど~と合点がいきました。
しっぽの毛が長くなりすぎて、地面につくと衛生上よくないので、時々こうやって切るらしいです。

それにしても、ホンモノの羊のショーを目の前で観ちゃった…といった気分でした(笑)。

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ケルトをイメージしたTシャツ

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白い壁、青い窓枠、茅葺き屋根のコテージ♪

イニシュモア島(Inismor, Aran Islands, Co. Galway)にある「ケルト」をイメージしたクラフトのお店に、お客様と立ち寄ってみました。
島の石を使ったクラフトや、ケルティック・ジュエリーが並ぶ中、目についたのがこのTシャツ。

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ケルトをイメージしたユニークなデザイン

ケルトの女神や長老(?)がツボにはまり、お客様もお土産に数枚、私もつられて買ってしまいました。

崖の名所ドゥーンエンガス(Dun Aengus)への登り口、キルマーヴィー村(Kilmurvey)にあるLia Arannというショップです。

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このところ曇りがちの日が多かったのですが、今日のイニシュモアは青空が広がりました

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妖怪プーカの出る城?…ラキーン城

撮影のコーディネートの仕事が終了し、引き続き今日から数日間、今度は個人のお客様をご案内しています。
旅のテーマはなんと、「幽霊の出る城めぐり」…です!

今日はどんよ~りとしたお天気の中、いくつくかの城をご案内させていただいたのですが、その中でもお客様がいちばん気に入られたのがこのラキーン城(Lackeen Castle, near Lorrha, Co. Tipperary)。

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農道をしばらく行くと、目の前にそびえるように城が現れました

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城は農場の中に。牛たちに見つめらながら、いざ廃城へ

アイルランド最後のハイキングとして知られるブライアン・ボルー(Brian Boru)の血を引くオケネディー(O'Kennedy)一族の城として、12世紀に築城されたラキーン城。
中世アイルランドに盛んに建てられた、典型的なタワーハウスの形をよくとどめています。

この城は、城主が「プーカ(Pooka)」と呼ばれる黒ヤギの姿をした妖怪を捕えた…という言い伝えのある城。
オケネディー一族は、埋葬されるために墓場に置かれた死体を盗む魔女を捕えることで知られていた一族だったそう。ある時、魔女たちがオケネディーに対抗するためにプーカを呼び寄せたところ、オケネディーの方が強く、プーカを剣で追いつめて、縄で縛りあげてしまいました。
城へ連れて行かれる間中、プーカは呪い、罵り続けます。「もしもオレ様を城へ連れて行くのなら、お前の息の根を止め、炎にくれてやる!」と。
それを聞いた忠誠心の厚い召使いが恐れおののき、主人に忠告したため、オケネディーの子孫に決して危害を加えないことを約束して、プーカを逃がしたと言い伝えられています。

しかし今も、プーカを思わせる黒ヤギのような姿が廃城に見られるとか…!

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怪しい人影が…(って、これはお客様です。笑)

まだまだ他にも、幽霊城を訪ねて歩きます♪

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城を見るためなら…!柵も果敢に乗り越えるお客様



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ウェストコークの離島、シャーキン島へ

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まるで南ヨーロッパのリゾート地かと錯覚させるような青い海!シャーキン島より本土のバルティモアを臨む

アイルランド南西部の離島、シャーキン島(Sherkin Island, Co. Cork)に行ってきました!
5キロx3キロの小さな島には、パブが2件、ホテルが1件、小学校が1つ、教会が1つ。ゲールタクト(日常的にアイルランド語を話して生活している地域)でもあるこの島には、約100名が暮らしています。

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本土のバルティモア(Baltimore, Co. Cork)よりフェリーで約10~15分。日に数便出ています。写真手前の赤いフェリーがシャーキン島行き

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週末とあって、フェリーは満員。島へ日帰りでウォーキングへ行くグループさんと一緒に

島内は歩いて回れる大きさ。宿泊するホテル(フェリー乗り場より徒歩5分)に荷物を置いて、さっそく島内の散策に出かけました。

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ウォーキングを楽しむ旅行作家/カメラマンのMさん

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フェリーで到着すると目の前に見える15世紀の教会廃墟。この廃墟を魚の保存・加工所として使用していたことも

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島で唯一のホテル、Islanders Rest。オーナーのマークさんがもてなしてくださり、快適に滞在させていただきました

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島に唯一(?)かもしれない郵便ポスト

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島のコミュニティーセンターではアート・スクールを開催中。シャーキン島は、ヨーロッパで唯一、アートの学位が所得出来る離島として有名。ほとんどの学生さんが本土からの受講生

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島に唯一のカトリック教会。祭壇にはなんと、海の絵がかけられていました

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花の好きな牛…という子供の頃に好きだった絵本を思い出しました♪

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島には美しいビーチがいくつもあります。こちらはTra Bhan

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島の西端、シャーキン・ポイント付近にて

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島の魅力にとりつかれて、50年来続けているというダブリン出身のジョンさん。畑を耕しているところで出会い、お宅でお茶とティーケーキをご馳走になりました

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対岸の半島に見える白い航路標識に、きれいな虹がかかりました

どこを歩いても平和で美しい景色が広がるシャーキン島は、いわばアイルランド本島のミニチュアのような島。
昔のアイルランドはきっとこんなふうだったんだろうな…と思わせる景色ばかりで、なんだかタイムスリップしたかような気分で過ごしていました。

本土からのフェリーも便利ですし、ちょっとのんびりしたい、安全に手軽にウォーキングを楽しみたい、というお客様にはぴったり。
アイルランド南西部のオアシスのような地を堪能してきました♪


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光と影のアイルランド(ディングル半島にて)

写真家/旅行作家の方々と、アイルランド南西部を回っています。

変わりやすいアイルランドのお天気も、写真家の方々にはアイルランドの魅力のひとつ。雲間に差し込む光や、緑の上をはうように動く雲の影など、ディングル半島のただでさえ美しい景色がさらに表情を変えていく様子は息をのむばかり。

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コナー・パス(Conor Pass, Co. Kerry)のくねくね道路。向かいの山の斜面に光が

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ヨーロッパ最西端のスレー岬(Slea Head, Co. Kerry)近く。雲が下りてきた!

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急にさしてきた光に思わず車をとめて撮った一枚。こちらもスレー岬近く

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割れた空から差し込む光。インチ・ビーチにて(Inch Beach, Co, Kerry)

明日はさらに南下して行き、週末には私も初めて行くある島へ行きます。楽しみ…!



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フィッシュボードを購入!

この週末はサーフィンに行こうと計画しています。
夏の仕事の繁忙期で、もうかれこれ1か月以上、水に入っていない…。そろそろ禁断症状が(笑)。

実は数週間前に、新しいサーフボードを購入したのです。
仕事でスライゴ(Sligo) へ行き、帰りにサーフショップをのぞいてみると、ずっと私が欲しかったようなボードが手頃な値段で出ているではありませんか。
即、購入、そのまま車に積んで近くのサーフスポットへ。ところが信じられないくらいに波が全くなくて、その日はあえなく帰宅したのでした(笑)。

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小波でもロングボード同様に波をキャッチすると言われる、フィッシュボード(テールが魚のシッポ型)。サイズは6'4。クワトロ・フィン(フィンが3つが主流なのに対して、フィンが4つついてます)なのでスピードも速そう!

この数週間、何度もカバーから出しては、眺めて、イメージトレーニングして…。まだワックスを塗っていない状態のツルツルピカピカのボードをなでるようにして過ごしてきました。
今週末こそ、波に乗せてあげなくては…!

すでにアメリカのハリケーン・シーズンが始まり、このところアイルランド西海岸の波は絶好調です。
今週末は風がかなり強いので、サーフィン可能なスポットを探し探し移動して行くことになりそうです!

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女王様に出されたミルクで作られるヨーグルト

最近すっかりはまっている、アイルランド産のハンドメイド・ヨーグルトがこれ。

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ウェスト・コークのグレニリン・ファーム(Glenilen Farm)のヨーグルト。ロゴも可愛い♪

以前からおいしいな~と思っていたのですが、家の近くに売っているところがなかったので、日常的に買うことはしていませんでした。
今度引っ越した家の近くにオーガニック野菜やアイルランド各地のこだわりの食材を置いている肉屋さん(そう、肉屋なところが可笑しい…笑)があって、そこに常時置かれているのを発見。
アイリッシュ・ストロベリーとバナナにグレニリンのヨーグルトをたっぷりかけて、大きなボールでバクバク食べるのが、このところ私の朝の定番となっています。

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アイリッシュ・ストロベリーのシーズンも残りわずか。惜しむように毎日、食べています♪

プレーン・ヨーグルトもありますが、私が好きなのはサマー・ベリーズのジャムが底に入っているもの。酸味があってさっぱり、まさにアイルランドの夏の味です。

アイルランドの多くの食品加工業者がそうであるように、グレニリン・ファームも家族経営の小さな農場。
ここ数年めきめき評判をあげ、地元ウェスト・コークのみならず、アイルランド全土で販売されるようになってきました。
もとはごく普通の農場だったようですが、今から15年ほど前、地元のファーマーズ・マーケットで、ホームメイドのチーズケーキを売り出したのが始まり。それが評判となり、ビジネスに発展していったようです。
今やチーズケーキのみならず、ヨーグルト、バター、クリーム、クリームチーズ、さらにはムースやパンナコッタと製品の幅が広がり、すべてハンドメイドで製造しています。

今年5月に英国のエリザベス2世女王がアイルランドを訪問した際、ダブリン城で女王歓迎のディナーがありました。
アイルランド各地の選りすぐりの食材が取り寄せられ、一流のシェフにより調理されたのですが、女王様に出されたデザートに使用されたバター、ミルク、クリームは、すべてこちらグレニリン・ファームのものでした。

フレッシュなアイリッシュ・ストロベリーと、アイリッシュ・ヨーグルトで朝を始める贅沢。…満喫しています♪



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キンセールでいちばん人気!フィッシィ・フィッシィ・レストラン

グルメ・タウンとして知られるキンセール(Kinsale, Co. Cork)の町。
数あるレストランの中でも近年もっとも評判のいい、フィッシィ・フィッシィ・レストラン(Fishy Fishy Restaurant)へ、クルーズ船のお客様をご案内しました。

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シーフードが豊富なのは港町キンセールならでは。中でもここフィッシィ・フィッシィは、その名の通り(!)、魚介類の新鮮さと洗練された味付けに定評があります

写真は、調理した温かいシーフードがいっぱいのサラダ。右奥に移っているのはシーフード・チャウダーですが、ここのチャウダーはこってりと茶色くて、ちょっぴりスパイシーな味付けがなんともおいしいのです。
(写真で白く見えているのは上にかかっているクリーム)

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ホタテのグリル! 

実はこの写真は以前に来た時のもの。今回はお客様と一緒に生ガキやロブスターをいただいたのですが、あまりにもおしくて食べるのに夢中で、写真を撮るのをすっかり忘れたのでした(笑)。

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明るくて広々とした店内。カジュアルな雰囲気もいい感じです

フィッシィ・フィッシィはもともと、小さなデリカテッセンから始まったお店。
キンセールの細い路地の角に面した小さな店舗で、デりの評判が上がり、次第に新鮮なシーフードを売りとするカフェ・レストランに発展していきました。
かれこれ10年程前のことですが、評判を聞いて行ってみると、小さな店の前に長蛇の列。キンセールへ行くたびにトライするものの、いつもいっぱいで入ることが出来ず、残念な思いをしていたことを思い出します。

現在の広い店舗に移り、念願だったフィッシィ・フィッシィで食事が出来たのが数年前のこと。
以来、行くたびに期待を裏切ることのないおいしい食事とサービスでもてなしていただいています。
現在も店の看板に「Fishy Fishy Cafe」と書かれているのは、小さな店舗から始まった名残りなのですね。
(ちなみにオリジナルのデりだった店舗は今も残っており、新鮮な魚とフィッシュ・アンド・チップスのお店となっています♪)

今回ご案内したクルーズ船のお客様は、各地でおいしいものをたくさん召し上がっておられる方々。素材を活かした、シンプルかつ工夫を凝らしたここのお料理が、いちばんおいしかった!と喜んでくださいました。

Fishy Fishy Restaurant
Pier Road, Kinsale, Co. Cork
+353 (0)21 4700415
(ディナーのみ予約を受け付けています。11~2月の間は、日~水曜日はランチのみ)

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レストランの目の前はキンセールのハーバー

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2つの海が交わるところに客船到着

今日から数日間、クルーズ船のお客様のご案内をしています。

アイルランドの3か所の港に停泊するこの客船。お客様は一日の観光が終わったら船に戻り、夜のうちに次の寄港地へ向うわけですが、私は陸路で先回りして、それぞれの港でお出迎え。
今朝は朝5時にダブリンを出て、アイルランド北東の端っこのバリキャッスル(Ballycastle, Co. Antrim, NI)にてお客様をお迎えしました。

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バリキャッスルの沖に錨をおろしたSilver Cloud号。ここがアイリッシュ海と大西洋の2つの海が交わる場所。この港でクルーズ船をお迎えしたのは初めて

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朝の光に照らされながら、お客様を乗せたタグ・ボートが到着

近年、アイルランド・英国周辺をクルーズする外国船籍の船に日本が乗船していることが多くなってきました。
以前はクルーズ船での旅というと、バス・ツアーは体力的に難しいという方や、ご高齢の方が多かったのですが、最近は旅のひとつの形としてクルーズ船を選ぶ方が増えてきたようです。
バス・ツアー同様、お元気いっぱい、どこでも歩けますよ~というアクティブなお客様が多くなっているように思います。
今回のお客様も「船にのってばかりなので、歩きたい!」とのことで、終日大変アクティブに過ごされました。

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波が荒々しかった今日のジャイアンツ・コーズウェイ(Giant's Causeway)

明日はダブリン、翌日はコーヴ(Cobh, Co. Cork)に寄港。頑張って陸路にて、追いかけます!


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下町のコテージ

引っ越し作業もついに終了し、新しい家に落ち着きました。
短期決戦(!)でめぐり会った今度の家は、ギネス工場にほど近い、昔ながらの下町のコテージです。

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こんな長屋風の家並みのひとつを借りました♪

このエリアは、ギネス工場の従業員の宿舎として、20世紀初頭に宅地造成された地域のようです。
調べてみると、私の家も1900年代初頭にはすでにあったようで、最低でも築100年は経っている民家。内部はきれいに改装されていて、こんな感じです。

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小さいけれど居心地のいいリビングルーム。写真には写っていませんが、暖炉もあります。荷物も落ち着く場所に落ち着き、やっと自分の家らしくなりました

内装がモダンすぎないところも気に入っています。特にキッチンは廊下の途中にあるような細長いタイプで、1970年代の日本の民家のよう。落ち着きます。
まだ引っ越したばかりだというのに、なんだかもう長いこ住んでいるかのような気がする、不思議な家です。

ご近所さんも近しい感じで、家の前で井戸端会議があったり、「何かあったらいつでもウチの戸をたたくように」と言いに来てくれた長屋の親分のようなおじさんがいたり…。
下町での暮らしも、なんだか面白そう。これから楽しみです♪

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玄関の扉の脇にある凹み。ここで靴の裏についた泥を落としてから、家に入ります。古い民家ならではのつくりですね

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