ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

葉加瀬太郎さん、アイルランドに来たる!

ドキュメンタリー番組の撮影もいよいよ終盤を迎え、残すところあと数日となりました。
本日をもって出演者の方の収録は終了。スタッフよりひと足先に、アイルランドを出発されました。
…で、その方というのは、世界的なバイオリニストとしてご活躍中の葉加瀬太郎さんでした!

fleaghhakasesancrankup
エニスの街角にて、葉加瀬さんのクランクアップ。スタッフ皆で葉加瀬さんを囲んで記念撮影!

この10日間ほど、アイルランドの西の果てカウンティー・クレア(Co. Clare)にて、毎日葉加瀬さんの演奏や語りを間近で聞かせていただき、お食事をご一緒し、ギネスを飲んで…。本当に楽しくお仕事させていただいていました。
きさくで朗らか、まるで太陽のようなお人柄の葉加瀬さん。スタッフも楽しい方ばかりで、現場ではいつもゲラゲラと笑ってばかり。
まるで漫才のような会話が毎日繰り広げられていました(笑)。

お別れの際、スタッフひとりひとりに直筆のカードをくださった葉加瀬さん。細やかなお気遣いを忘れない葉加瀬さんのお人柄に、あらためて感激。

hakasesancard
バイオリンの素敵なカードをいただきました♪

近い将来、アイルランドで葉加瀬さんのコンサート…なんてことが実現したらいいな~と思っています!

番組はNHK BSプレミアム「旅のチカラ」、7月半ば頃に放送予定。詳細が決まりましたら、またお知らせします。
地元ミュージシャンと葉加瀬さんのふれ合い、パブでのセッションなどなど、葉加瀬さんとアイルランドの伝統音楽をめぐっての貴重な映像がいっぱい。
どうぞお楽しみに!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

ドキュメンタリー番組の撮影

carranchurchwellintons
カランの教会廃墟にて(Carran Church, Co. Clare)、風がやむのを待っているところ。夏用のハンター・ブーツが大活躍!(子供用なので長さがちょっぴり短いのです)

今回のTV撮影は、アイルランドの音楽シーンが多く登場するドキュメンタリー番組。
地元ミュージシャンにも多く登場していただいたり、日本からの出演者の方もおられるので、私の役割としては、いつも以上に「橋渡し」的なもの。
地元の人たちとよい関係を築くことが、とっても重要になってきます。

旅番組などと違って、相手の動き次第、出演者の方の心の動き次第…でカメラを回していきますから、予定していた構成と変わってくる部分も多く、ディレクターさんは時々、う~んと頭を抱えて悩んでいます(笑)。
スタッフは皆さん、とってもプロフェッショナルで、現状から本質をぱっととらえてくださるので、まだ撮影半ばですが、すでに素晴らしい番組になりそう…と予感しています。

撮影では、出演者の方と地元の方との出会いのシーンを撮ったりするのですが、もちろん画面には映らないけれど、それは「私とその地元の方との出会い」が前提にあって起こっていることなんですね。
一本の電話から次々にいろいろな人につながっていき、ディレクターさんが求める出演者に行き当たった…という場合もあれば、数週間前のロケハンの際にパブを訪ね歩いて偶然に出会い、そこから人間関係が広がって、さらなる出会いにつながって…なんてことも。
ですから、出会いの撮影シーンを見ていると、ああ、この人とはこんなふうにして出会ったんだったけ…と、画面にはない自分自身のドキュメンタリーがそこにあるような気持ちになってきます。

今回は2週間という長い撮影なので、現場の雰囲気もとっても大切。
皆さん元気で、楽しい方ばかりなので、毎日ゲラゲラ笑ってばかり。カウンティー・クレアのあちらこちらで撮影をしていますが、どこへ行っても地元の人たちが協力的で、本当に助かっています。
昨日は冒頭の教会廃墟にて出演者の方の演奏シーンを撮影したのですが、近所のお宅がちょうど草刈りの真っ最中で、草刈り機のものすごい音が…。
天気も変わりやすく、風と雨の合間をぬっての撮影だったので、こちらも待つことが出来ず。事情を話して「撮影の間だけ止めてもらってもいい?」とお願いすると、「もちろん!」と快く協力してくださったのでした。

そんなこんなで、皆さんのご協力をいただきながら、楽しくお仕事させていただいています。
そろそろ撮影も後半戦、前半で盛り上がりすぎたので、ここ2日間ほどはちょっとトーンダウン(笑)。クライマックスに向けて、さて何が起こるか…。楽しみです。

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

フィークルの熱い夜

オバマ大統領の訪問にアイルランド中が熱狂した昨日、私たちは東クレアの片田舎のパブにて、TVロケのスタッフの皆さんと熱い夜を過ごしていました。

tullacielibandpeppers
タラ・ケーリー・バンドとマーティン・ヘイズ(Martin Hayes)のセッション。ここに日本のとある有名ミュージシャンが飛び入り参加しました…!フィークルのペッパーズ・バーにて(Pepper's Bar, Feakle, Co. Clare)

谷間の小さな村、フィークル。外は次第に暗くなり、人気がなくなっていますが、小さなパブの中は伝統音楽を奏でるミュージシャンと常連のお客さんでびっしり。
まさかこの中ですばらしい伝統音楽のセッションが繰り広げられ、地元の人々が踊りだし…なんてことが行われているとは、よそから来た人には想像もつかないことでしょう。
TVクルーの皆さんも、アイルランドの片田舎のこの「静かな熱狂」にあらためて驚き、感激された様子でした。

ロケはまだまだ始まったばかりですが、すでにクライマックスをむかえたか…というくらい、気分もすっかり盛り上がってしまいました(笑)。
地元クレアの皆さんにご協力いただきながら、クルーの皆さんと楽しくお仕事させていただいています♪

※過去ブログ参照:P.ジョー・ヘイズさんの命日

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

オバマ大統領のアイルランド訪問…いよいよ明日!

英エリザベス2世女王のアイルランド訪問も無事終了し、次なるVIP訪問は米・オバマ大統領。いよいよ明日です!

obamavisit
昨日のテンプルバー(Temple Bar, Dublin2)。ダブリン市街地にはオバマ大統領を歓迎する旗や星条旗がさかんに出ています

1泊2日、約24時間の訪問ではありますが、ダブリン市街地のカレッジグリーン(Colledge Green, Dublin2)にて街頭演説が行われ、ご先祖の出身地であるモニゴル(Moneygall, Co. Offaly)を訪問…とあって、関係の場所は週末よりすでに厳戒態勢&交通規制が行われています。
(関連過去ブログ:オバマ大統領とカウエン首相の不思議な共通点

昨日よりTV撮影のコーディネートの仕事に入り、今朝はダブリン空港にて飛行機が着陸する様子を撮影しなくてはならなかったのですが、大統領の到着は明日だというのに、空港周辺はすでに大変な警備体制。
10メートルおきにガーダ(アイルランドの警察官)が数人ずつ配置され、空港周りはどこもバリアが張られて駐車禁止となっていました。

obamavisit2
こんな様子。なんと迷彩服の軍隊まで出ています!

それでも親切なアイルランドのガーダ、事情を話し、「次の飛行機が離陸するのだけ撮影させて!」とお願いすると、バリアを開けていちばんよく見える場所へTVクルーの皆さんを入れてくれました。

オバマ大統領がのご先祖の地モニゴル近くの高速道路を通って西海岸へ移動してきたのですが、高速道路から村へ降りる出口はすべて閉鎖。
明日あさっての訪問中に、村へはヘリコプターで到着するそうです!

明日は仕事で、TV中継を見ている時間がなさそうですが…。それにしても先週今週のアイルランドはVIPの訪問続き。
…で、私たちも日本からの素敵なVIPの方と一緒にお仕事させていただいています。ロケの様子はまた後日、お知らせしますね♪



テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

サーフ仲間とパーティーの夜

partynightdublin
サーフ仲間のコナー、カレン、イーファと共に。金髪のイーファ、ブルネットのカレン、オリエンタルの私…という3人は、サーフ仲間から「チャーリーズ・エンジェル」と呼ばれています…笑

テンプルバー(Temple Bar, Dublin2)に新しいサーフ・ショップがオープンし、昨日はそのオープニングのイベント&パーティーでした。
(エメラルド・サーフウェア Emerald Surfwear

サーファーたちによる自主製作のサーフ映画が公開され、みんなで大盛り上がりで観た後、深夜営業のパブへ。
西海岸のサーファーたちも多く集まり、私たち東海岸のサーフ・グループにとっては格好の交流の場ともなり、楽しい夜でした。

サーフィンを始めてからというもの、関連のパーティーやイベントに参加する機会が断然多くなり、社交シーンが大きく広がりました。
サーフ仲間はみな、気のいい楽しい人ばかり。このところ仕事も連日でとにかく忙しい日が続いているのですが、そんな時こそエネルギーをセーブすることなく、遊びの誘いがあれば行けるときはホイホイと出かけることにしてます。

昨日は深夜まで踊って、今日は終日仕事。我ながら疲れた感もなく、かなりハイテンションで絶好調なのに驚いています。
今週末は波のコンディションがあまりよくない代わりに、パーティーで発散出来て皆、満足そうでした♪

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

英国女王、アイルランドを訪問中

一昨日より4日間の予定で、英国のエリザベス2世女王がアイルランドを訪問中です。

女王の移動に合わせて交通規制が行われるのですが、普段はにぎやかな通りから人気がなくなり、ガーダ(アイルランドの警察官)だけがずらりと並ぶ…という、まるで映画の中の一シーンのような様子がダブリン・シティーセンターのあちらこちらで起こっています。

queensvisitdublin
ナッソー通りにて。女王が通り過ぎた直後に規制が解除されて、人々が歩き出したところ

昨日は一日、グループ・ツアーのダブリン市内観光をご案内していたのですが、交通規制にかかり、ちょっぴりミステリー・ツアーのようでした(笑)。
それでも、なんとか無事にご案内することが出来て、ほっとひと安心。
女王はトリニティーカレッジやギネスストアハウス、ゲーリックゲームの殿堂クロークパーク球場などを訪問。明日はダブリンを出て、ロック・オブ・キャシェル、コークへ向かいます。
ギネスストアハウスでは、残念ながらギネス・ビールに口をつけることはなかったとのこと…です。

英国君主のアイルランド訪問は、アイルランドの独立以来・初。1911年に現女王の祖父にあたるジョージ5世がアイルランドを訪問して以来、なんと100年ぶりとなります。
歴史的な出来事であり、英愛二国間の関係にとっては大きな前進ではありますが、警備に莫大な費用がかかっていることを思うと…。(夜中も警備のヘリコプターがシティーセンター上空を旋回しています!)
経済危機の最中のアイルランドで、今これが本当に必要なことなのかな…とちょっと複雑な心境です。

queensvisitdublin2
今日の夜のダブリン。交通規制のため、街はまるでゴーストタウンのよう…!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

ライフガード資格所得コース、始まる

ダブリンの30代・40代あたりの仕事をしている世代の人たちは、ミッド・ウィークのアフターファイブをフィットネスの時間にあてている人が多いようです。
火曜日・水曜日あたりの夕方のダブリンは、海辺でジョギングする人、スポーツのグランドでフットボールをする人たち、ヨガマットを持ってシティーセンターを移動する人など…アフターファイブをアクティブに過ごす人たちがたくさん。
周囲の友人たちを見ても定期的にジムへ行く人もいれば、仕事のあとにマウンテンバイクで郊外の山へひとっ走り…なんて人もいて、ダブリンっ子たちのライフスタイル全体が「健康」「フィットネス」「アクティビティー」志向になってきているようです。

私も冬の間は、火曜日はサーファーのためのサーキット・トレーニング、水曜日はピラティスに通っていました。どちらもインストラクターの都合などで夏はクラスがお休みとなり、何かしたいな~と思っていたところ、所属しているサーフ・クラブでライフガード養成コースが開催されることに。
以前より何かアクティビティー関連の資格を所得したいと考えていたので、早速名乗りをあげました。10週間のトレーニングが今週から始まり、プールでの初回の講習&実技訓練をウィークデーに行ってきたところです。

…で、このプールサイドでの小一時間のトレーニングが、思いのほか楽しかったのです。
10数名の仲間が集まって、インストラクターの指示に従ってプールでさまざまなことを行うのですが(プールの底に沈んでる輪を拾う、飛び込み、潜水、海を想定して顔をあげたまま平泳ぎ…などなど)みんなでわいわい、なんだか学生時代に戻ったみたい。
小学校高学年から大学時代を通してずっと水泳をやってきた私にとって、プールサイドで仲間と一緒にいる…というシチュエーションがなんとも心地よく、つんと鼻をつくような塩素の匂いをかいだとたん、学生時代のさまざまな思い出が走馬灯のようによみがえってきて、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

思えば、私のティーエージャーの頃の楽しかった時間はすべてプールサイドに直結している…と言っても過言ではなく、学校の教室で過ごすよりもプールで過ごした時間の方が多いくらい。
いちばん水泳に情熱をかけていた中学・高校時代は、授業中も水泳のことが頭を離れない時期があって、ノートの隅でいかに速く泳げるようになるか、ラップの計算をしてはイメージトレーニングしていたことを今も覚えています。
朝授業が始まる前にひと泳ぎして、塩素の匂いをぷんぷんさせて教室へ行っていたような時期もあったし、お昼休みもプールサイドで過ごし、授業が終わると真っ先にプールへ行き、着替えて練習…と、本当にたくさんの時間をプールで過ごしていたのですから。

そんなことを思いながら懐かしいような気持ちでこの2~3日過ごしていたところ、大学時代に所属していた水泳サークルの先輩から10数年ぶりに連絡があって、びっくり。
プールでの思い出の他、数々の飲み会や海水浴、スキー旅行などなど、あの頃は楽しかったな~などと思ってみたりしたものの、よく考えてみると、今も楽しいし、やっていることはあまり変わってないかも?
国が変わり、水泳からサーフィンになったけれど、やれパーティーだの、旅行だのと、なんだか20年前と似たような感じ(笑)。

私が今もプールで着用しているスイム・キャップは、大学のサークル内でつくったオリジナルのもの。
20年近く愛用していることになりますが、その頃はまさか、アイルランドのプールでこのキャップを着用するとは夢にも思ってみませんでしたねー。

swimcapsousuikai
大学サークルの20周年記念にデザインされたオリジナル・キャップ。…ということは、近く40周年になるのですね~

10週間のトレーニングの終わりには、身体もすっかり鍛えられ、アイルランド西海岸の海で資格所得の試験に臨むことになります。
仕事が忙しくなるときでもあるので試験の日に行けるかどうかが心配ですが、なんとか無事にコースを修了し、資格が取れるように頑張ります!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

英エリザベス女王と米オバマ大統領のアイルランド訪問

来週の英エリザベス女王、再来週の米オバマ大統領のアイルランド訪問に際して、訪問地付近の交通制限などの情報が今日あたりから公になりつつあります。
(過去ブログ参照:シャムロックを付けたウィリアム王子

英エリザベス女王の訪問は5月17日(火)~20日(金)で、ダブリン、キルデア、ティベラリー、コークを訪問予定。
ダブリン市内は今週土曜日から制限が始まり、シティーセンターの主要な道路(オコンネル通り、グラフトン通りなど)付近のパーキングが禁止となり、トリニティー・カレッジのオールド・ライブラリーや、ギネス・ストアハウスなども17日もしくは18日までの数日間、閉鎖予定です。
ダブリン市内のフェニックス・パーク、ダブリン動物園は女王の訪問中は閉鎖。
また、N7、N4、M50など、女王が通る予定の国道ならびにモーターウェイも月曜日以降、時間によって閉鎖するとのことですので、この期間にアイルランドを旅行予定の方は、十分にゆとりをもって移動ないし、観光されることをお勧めいたします。

米オバマ大統領の訪問は、5月23日(月)~24日(火)。一泊のみの滞在ですが(それもたったの5時間位らしいい)、大統領の先祖の出身地であるモニゴル(Moneygall, Co. Offaly)も訪問予定地に含まれています。
モニゴルのGAAピッチ近くに専用機で降り立つ予定…だそうです!。
(オバマ大統領の先祖の地については過去ブログを参照:オバマ大統領とカウエン首相の不思議な共通点

queenvisit
ダブリン市内のガーデン・オブ・リメンバランスにて。ガーダ(アイルランド警察)の姿を通常以上に多く見かけます(Irishtimes.comより)

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

クレアの魅力

carranchurch
ぽつんと立つ廃墟の教会。西クレアに多く見られる景色です(Carran Church, Co. Clareにて)

ロケハンも無事に終了し、昨日ダブリンに戻りました。

今回のTV番組は内容のほとんどがカウンティー・クレア(Co. Clare)内で撮影されるため、この数日間、クレアのさまざまなシーンをディレクターさんにお見せして回っていました。
いろいろと個々に書きたいこともあるのですが…。なかなか時間がないので、写真にてクレアの魅力をご紹介させていただきますね。

aileensitecliffs
モハー断崖近く。ここがビッグ・ウェイブ「エイリーンズ(Aileens)」が起こる場所。この日は大波はなし

hurlinggirls
クレアと言えば、国技のひとつハーリングが盛んな地。女の子の試合に偶然にも行き当たりました(女子のハーリングはカモーギといいます)

ennisnusician0511
エニス(Ennis)の街角で。若い才能あふれるミュージシャンがいっぱいです

dominicfeakle
フィドラーでもあり、ファーマーでもあるドミニクさん。お宅におじゃまして、彼の人生の興味深いお話をたくさんうかがわせていただきました

miltownmalbey
昼下がりのパブ・Lynchにて。ミュージシャンが来るのを待っています(Miltown Malbeyにて)

pepperssession
先日のブログでもご紹介したフィクルのパブ、Pepper'sでのセッション。クレアでは伝統音楽シーンがひときわ盛んです

lehinchsurfer0511
そして、サーフィンも!ラヒンチ(Lehinch)にて難しいコンディションで波を乗りこなすサーファー。ディレクターさんもサーファーだとのこと、2人でやりたいですね~と波を見つめながらも、残念ながらその時間はありませんでした…

撮影は2週間後。まだまだ仕込みに忙しい日々が続きますが、どんな出会いがあるのか…楽しみです♪





テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

PJ ヘイズさんの命日

pjoehayesgrave
伝説のフィドラー、PJ ヘイズさんの墓所(Feakle, Co. Clareにて)。10回目の命日にお墓参りをさせていただきました

ここ数日、アイルランド西部のカウンティー・クレア(Co. Clare)にて、今月末に撮影を行うTV番組のロケハンをしています。
アイルランドの伝統音楽に関係する番組で、そのメッカともいえるクレアにてディレクターさんと2人、さまざまな音楽シーンを訪ね歩いています。

昨日は東クレアのタラ(Tulla, Co. Clare)、そしてお隣りのフィクル(Feakle, Co. Clare)という小さな村へ。
国内でもっとも知られるケーリー・バンドのひとつ、タラ・ケーリー・バンド(Tulla Ceili Band)の足跡を訪ねました。

tullacoclare
谷あいの町タラ。ここがタラ・ケーリー・バンドの発祥地。Tullaとは「hill(丘)」の意だそうで、その通り小さな丘の上に町はありました

ケーリー・バンドというのはダンスの伴奏専門のバンド…とでも言ったらよいでしょうか。「ケーリー(Ceili)」とはアイルランドにおけるセット・ダンスの集いのことで、ダンスを踊らせるために演奏するバンドを「ケーリー・バンド」といいます。

タラ・ケーリー・バンドは60年以上続く国内最古のバンドのひとつ。昨日はその創始者のひとり、P.ジョー・ヘイズさんが他界されて10周年…という特別な日で、私たちはなんと、たまたまそこに居合わせたのでした。

peppersfeakle
東クレアの音楽シーンに欠かせないのがここ、ペッパーズ・バー(Pepper's Bar, Feakle, Co. Clare)。P.ジョー・ヘイズさんが演奏していたパブで、彼がすわって演奏していた場所には今でも彼の名の入ったプレートがそのまま置かれています

pjoehayesphotos
P.ジョー・ヘイズさん(左)とフランシー・ドネリン(Francie Donnellan)さん(右)。タラ・ケーリー・バンドの中心となって活躍した二人のフィドラー

このP・ジョー・ヘイズさんの息子さんにあたるのが、今やアイルランドのみならず、アメリカ・英国・日本でも活躍中の有名フィドラー、マーティン・ヘイズ(Martin Hayes)さんです。
昨晩フィクルではマーティンと数名のミュージシャンによる演奏会が開かれており、ラッキーにもその場に居合わせることが出来ました。

martinhayesbohans
中心で演奏するのがマーティン。その右がマーク・ドネリン(Mark Donnellan)さん、フランシー・ドネリンさんの息子さんで、現在のタラ・ケーリー・バンドの中心メンバー。伝統音楽がまさに親から子へと継承されている様子を目の当たりにして、感慨深い気持ちでいっぱいになりました

ほんの数週間前に日本でコンサート&ワークショップを行ったばかりのマーティン。彼とは今回のTV番組製作の件で別のかたちで連絡を取らせていただいており、いずれはお会いすることになっていたのですが、まさか昨日、フィクルで会えるとは思ってもみませんでした。
ロケハン中、たまたま時間が空いたので、「じゃあ、フィクルに行ってみましょう」と来てみただけだったのですが、今思えば私の野生の嗅覚が何かを感知したのかも(笑)。
村に車で入っていったとたん、マーティンのマネージャーさんに私たちが「発見」されてしまい、「ここにいた~」とお互いに指をさしあって大笑い。その流れで、P・ジョー・ヘイズさんのお墓参りもさせていただき、マーティンの演奏会にも招いていただいたのですから。

フィクルの村には今後も、ロケハン、撮影を通して何度も通うこととなりそうです。

bohansfeake
昨日のマーティンの演奏家が行われたのがこちら、ボハンズ・パブ(Bohan's Pub, Feakle, Co. Clare)。ここのギネスは最高です!



テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

シャムロックを付けたウィリアム王子

今回のツアー中、英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんのロイヤル・ウェディングがありました。
お隣りの国・アイルランドでも盛り上がっているのかな…とお客様は多少期待気味のようでしたが、こちらでは特別なことは何もなく、新聞やTVでの報道のみ。それでも日本にいて見るよりは、臨場感を味わっておられたようでした。

すでにお気づきの方もおられるかと思いますが、ウェディングでウィリアム王子が着用した軍服の襟元に、アイルランド国花であるシャムロックが付いていましたね。
これはウィリアム王子が連隊長を務めるロイヤル・アイリッシュ・ガーズ(近衛歩兵アイルランド連隊)のユニフォームで、この結婚を機に王子はキャリクファーガス男爵の称号を授かるそうです。

royalweddingpic
襟元のシャムロックの刺繍に注目。バッキンガム宮殿などでの行進の際には、アイリッシュ・ガーズはアイリッシュ・ウルフハウンドを連れて登場します

キャリクファーガス(Carrickfergus、Co. Antrim, Northern Ireland)とは、北アイルランドのベルファースト近郊の海沿いの町。
中世からの堅城が残るアントリム(Co. Antrim)最古の町で、1690年にオレンジ公ウィリアム(ウィリアム3世)が上陸した地として知られます。(ボイン川の戦いへ…と続く一連の流れがここから起こりました)

キャリクファーガスの男爵の地位は、1883年以来空白となっており、この度ウィリアム王子が引き継ぐことにより、約230年ぶりの復活となるとか。

今月は英国王室のアイルランド絡みのニュースがさらに続きますが、5月17~20日頃にはエリザベス女王のアイルランド公式訪問が予定されています。
英国君主のアイルランド訪問は、アイルランドの独立以来・初。1911年に現女王の祖父にあたるジョージ5世がアイルランドを訪問して以来、なんと100年ぶりとなります。
英・愛の政治的・外交的関係も、ついにここまで回復したわけです。

今週辺りからそろそろダブリン市内では、警察がマンホールをふさぐ作業を始めています。(爆弾をしかけられないようにするため…!)
女王訪問時のダブリンは、警備は大変なものとなりそう。

さらにエリザベス女王訪問の翌週には、米オバマ大統領のアイルランド訪問も予定されており、5月のアイルランドは客人がいっぱい。
アイルランドのことが何かと話題となることも多くなりそうですね。

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

ツアー・シーズン開始!

今シーズン初のアイルランド周遊ツアーも、本日で無事に終了。
今回のグループさんはたったの3名。まるで家族のように和気あいあいと、約1週間の旅を楽しくご一緒させていただきました。

firsttour2011
イニシュモア島のドゥーンエンガスにて。みなさん、元気いっぱいです!

firsttour20111
ホウス(Howth)にて。クリフ・ウォークのあとでお客様とソフトクリーム♪

地震の影響で人数が減ってしまったという今回のツアー。ご参加くださった皆さん、そして少人数でもツアーを催行してくださった会社さん、ありがとうございました!

明日からはTVのロケハンの仕事。いよいよ忙しい季節がやってきました…!

テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報