ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

ストランドヒルの海藻風呂・VOYA

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海藻を使ったプロダクト。シャンプー、スキンケア用品、キャンドル、海藻ティーなど種類も豊富でどれも高品質

アイルランドの西海岸に古くから伝わる民間療法に、海藻風呂というのがあります。
採れたての海藻(ワカメの類)を沸かした海水に入れて、そこに入る…というシンプルなもの。20世紀初頭には西海岸沿岸に300か所もの施設があったそうです。

今でこそ、海藻から出るヨウ素やさまざまなミネラルの効果が言われていますが、アイルランドでは300年も前からその効果が知られていました。
古くは土地の人が大釜を持って海辺に行き、海水を汲んでにそこに海藻を入れ、五右衛門風呂形式で海辺で楽しんでいたとのこと。皮膚病やリュウマチを和らげる効果もあり、リラクゼーションとしても気軽に行われていたようでうす。

そんな海藻風呂の伝統も時代と共に失われていき、現在西海岸で営業しているのはほんの数件。
そのうちの一件・VOYAは、サーフ・スポットとしても知られるスライゴのストランドヒル(Strandhill, Co. Sligo)にあります。
以前から海藻風呂ファンだった私は、近頃は特にサーフィン後の冷えた身体を温め、疲れをとるために頻繁に利用させてもらっています。

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こんな感じで浴槽に海藻が。スチームルーム、シャワーも完備した個室でゆっくり入ることが出来ます。つかっているうちに海藻からエキスが出て、お湯は茶色味を増し、ドロドロしたゼリー状のものが身体にまとわりついてきて…。肌はすべすべ、髪はしゃきっとこしが出たようになります♪

先日、ロンドンからいらした温泉のリサーチをしているお客様をこの海藻風呂へご案内。
現在ご家族でこの海藻風呂を経営しておられる若きオーナー、ニール・ウォルトン(Neil Walton)さんに海藻の採取場所へ案内していただき、詳しい説明をうかがいました。

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片手にナイフ、片手に海藻の入れ物を持って、意気揚々と海辺へ向かうニール。この辺りは世界でももっとも水がクリーンな海なので、クオリティーの高い海藻が育つのです

このニールが、失われかけた海藻風呂の伝統を復活させた立役者。
かつてはストランドヒルだけで9つもあったという海藻風呂ですが、1961年に最後の一軒がハリケーンで破壊。それを今から10年ほど前、ストランドヒルに復活させてたのがニールなのです。

もともとプロのアスリートだったというニールですが、海藻風呂によるデトックス効果、ヒーリング効果を身をもって体験。
初めは海藻でビジネスをするなんて…と周囲にバカにされたとのことですが、海藻による健康法&ヒーリング法に強い信念を抱いていた彼は、時代が必要とすることはコレ!と突き進み、大成功。今や海藻の効果をラジオや学校で話したり、EUにアイルランドの海藻の保護を申請したりと、幅広く活躍しています。

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VOYAでは海藻エステも行っているので、さまざまな種類の海藻を収穫するそう。これが海藻風呂に使われるものと同じ種類だそうです

海藻は根っこから切らずに、再成長する余地を残してナイフでカット。風呂で使用後の海藻は、オーガニック・ファームにて再利用されます。(入浴後、浴槽の横に置かれたバケツに各自が入れるシステムになっています)
もちろん、食べてもOK。「僕はいつもお風呂につかりながら食べてるよ」とニールが言うのを聞いて、ほっと一安心。実は私も食べていたので…笑。
(お風呂に入っている海藻ですが、ほんとに採れたて、って感じでおいしそうなのです。日本人なら誰もが食べたくなることでしょう)

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お客様の質問にひとつひとつ丁寧に答えながら、海藻とその効果、さらには将来的な海藻の保護について熱く語るニール

印象的だったのは、経営者であるニール自身がVOYAのブランド・イメージそのものであること。
元アスリートらしい無駄のない体系の彼ですが、ライフスタイルもとっても健康的。肉はほとんど食べず、魚と野菜中心の食生活で、現在3つの会社をかかえ、小さなお子さんが3人いて多忙だそうですが、それでもこの10年間、風邪ひとつひかず超健康体だそうです。

彼が言うように、海藻を使ったビジネスは地球にやさしいサステイナブルな活動。
そんな彼の信念が貫かれている海藻風呂は、身体にも心にも効果大…に違いありません!

P.S. ちなみにVOYAの名前の由来は「voyage(旅)」。Celtic Seaweed Bathから世界展開するために名前を改めるに当たり、3000人に「海藻風呂のイメージは」という質問を投げかけたそうです。返ってきた答えの多くが、「時間の旅」とか「過去への旅」といったもので、「voyage(旅)」という言葉が最も多く使われていたそうです。

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ストランドヒルの海岸沿いにたつこの建物です

VOYA
Strandhill, Co. Sligo.
Tel +353 71 9168686
Opening Hours: Mon - Tues: 12pm - 8pm/ Weds - Fri: 11am - 8pm/ Sat - Sun: 10am - 8pm
※海藻風呂は一回25ユーロ(50分間)。その他、各種トリートメントも充実。要予約。
※冒頭の写真の海藻製品はHPから購入可能。

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総選挙の結果と…新首相の横顔

金曜日に行われたアイルランド総選挙の投票ですが、昨日より開票結果が続々と速報されています。

まだ一部の選挙区では開票が続けられているのですが、今夜の時点で166議席中154席が決定しており、野党だったフィネゲール(Fine Gael)が70議席獲得して圧勝。続いて労働党が36議席、これまで与党だったフィナフォールは18議席にとどまり、シンフェインが13議席…と、野党が大躍進しました。
大臣を務めていたフィナフォールの政治家の多くは落選となり、長らくアイルランド国会の最大与党であったフィナフォールの歴史的な大敗…という結果に。
14年ぶりの政権交代で、しかもフィネゲールが国会で最大政党となるのは史上初なので、多くの人々が「新アイルランドの誕生」と表して歓迎している様子です。

新しいティーショック(Taoiseach=アイルランド首相の正式名称。アイルランド語で「(部族の)族長」の意味)には、現フィネゲール党首のエンダ・ケニー(Ennda Kenny)が就任することが確実となり、彼の政治キャリアや「横顔」が紹介され始めています。

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アイルランド北西部カウンティ・メイヨ―のキャッスルバー(Castlebar, Co. Mayo)出身のエンダ・ケニー。今年60歳を迎えます(写真はRTE.ie)より

エンダ・ケニーというとメイヨ―出身の政治家…ということ以外あまりよく知らず、ちょっと線の細いイメージだったのですが、実はプライベートではスポーツマン&アウトドア派だそうですね。
若いころはゲーリック・フットボールの選手で、地元チームのコーチやマネージャーを務めていたこともあるとのこと。(ちなみに彼のお父さんはオール・アイルランドで優勝したメイヨ―代表選手だったそう)

趣味はヒルウォーキング。チャリティーでキリマンジャロに登ったこともあるそうですが、私が注目したのは地元メイヨ―のクロー・パトリック(Croagh Patrick)山に過去100回以上登っている、という点。
クロー・パトリックというのは聖人パトリックゆかりの聖地で、巡礼の山としても知られる場所なのですが、地元の山によく登っているというのはなんだか好感が持てますよね。パブリシティーのためにチャリティーで登山をしたというのではなく、本当にアウトドア好きで、政治キャリアとは別に充実したライフスタイルを持った人なのかもしれません。

アイルランド語に堪能で、アイルランドの軍事史オタクでもあるとか。ブルース・スプリングスティーンの大ファンだそうで、どうやらかなり「熱い人」&面白い人なのかも。
彼の立ち振る舞いに時々ちょっと「天然」なモノを感じていたのですが、今回のプロフィール紹介でちょっと納得(笑)。

ちなみに3人のティーンエージャーのお嬢さんを持つ、いいお父さんだそうです。
そういえば前首相も、前々首相も、みなお子さんはお嬢さんばかりでしたね。

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ロセス・ポイントの朝

この週末はロンドン在住のご夫妻のお客様をご案内して、アイルランドの東へ西へと大移動。
昨晩は、スライゴ近くのロセス・ポイント(Rosses Point, Co. Sligo)のホテルに宿泊。海と山に囲まれて、すがすがしい朝を迎えました。

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海辺の道で景色を眺めていたら、ジョギング集団がやって来た!

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元気でフレンドリーな地元のboysたち

お天気のいい土曜日。
ちまたでは不況だの、経済危機だのと言われているアイルランドですが、こんなふうに活きのいいアイリッシュたちに朝から遭遇すると、なんだかこちらまで嬉しくなってきます♪

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ロセス・ポイントの朝。オイスター・アイランド(Oyster Island)とオックス・マウンテンズ(Ox Mountains)を臨む

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アイルランドは総選挙です

アイルランドは今、総選挙の真っ最中で、明日がいよいよ投票日。
このところTVもラジオもフェイスブックも、選挙の話題でもちきり。週初めにはRTEで党首討論が行れたり、街頭での選挙キャンペーンも日増しに白熱。
(個人的には、このところのいちばんの関心事はシックス・ネイションズで、さらにエジプトやリビアの情勢、ニュージーランドの地震…と世界の動きが激しかったので、実は総選挙ネタにはあまり気が向かず。支持したい政治家もいなくて、今回の選挙、私的にはあまり盛り上がれませんでした…)

明日の投票に向けて、今日のニュースは「候補者に1、2、3…と順位をつけましょう」など投票の仕方を説明する報道だったり、ラジオでは「アイルランドの選挙制度は他の国に比べて複雑すぎやしないか?」といったディベートが盛んに行われたり…。
確かにアイルランドの投票&開票方法は複雑で、私も理解するまでに時間がかかりました。(細かい部分はまだ理解が足りない部分も…)調べてみると、この方法は日本語では「単記移譲式」と呼ばれるシステムとのこと。

アイルランドの下院選挙は比例代表制で、全国43の選挙区に166の議席があります。(各選挙区の定数は3~5名)
有権者は、候補者の名前に当選させたい順に1、2、3…と順位をつけて投票し、まず第一回の集計では、順位1の候補者の得票が集計されます。
この時点で当選に必要な得票(有権者数などから割り出された数字が決められている)を得た候補者が当選…となるのですが、当選に必要な票数を超えた分、いわば余った票は、順位2の候補者へと均等にまさわれます。すると、ちょっぴり必要な票数に足りなかった候補者が、必要票数を得て当選となったりするのです。(第一回の集計で次点だった場合でも、順位2の票が少なかったりすると、ここで追い抜かれてしまう場合も…!)
仮にここで、定数を満たす当選者が出ない場合は、最下位の候補者を落選させ、その票を順位2の候補者へまわします。
当選者数が定数に満ちるまでこの作業を繰り返していくので、開票にはとても時間がかかるのです。
(こういうことだと理解しているのですが、もしおかしな部分があれば、ご指摘ください!)

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昨日は北西部・ドネゴール沖の島で、今日は西部・ゴールウェイ沖の島で、本土に先がけて投票が行われました。アイルランド語で張り紙された島の投票所(RTE.ieより)

開票は翌26日に始まり、新内閣の発表は3月9日(水)とのこと。開票に1週間位要することもあるので、結果が出るまでまだまだ先は長いです。

現在は、フィナフォール(Fiana Fail)と緑の党の連立政権なのですが、経済の失敗などにより議席をかなり減らすことが確実視されているので、対するフィネゲール(Fine Gael)が単独与党となるか、もしくは労働党との連立政権となるか…。
フィナフォールの支持率が下がっているため、インディペンダントの議員が票を伸ばす可能性も高いとのこと。

周囲の人の声を聞いていると、「フィナフォールに入れたくないけれど、長年支持してきたので他の政党の議員に入れるのも抵抗あり。なので、今回は投票しない」とか、「リフレッシュのためにフェネゲールが政権を握るのもいいと思うが、エンダ・ケニー(フェネゲール党首)がティーショック(首相)になるのはいかがなものか」など、今回の総選挙は悩みどころが多いようです。

ちなみに選挙権があるのは、アイルランド人&英国人在住者のみ。よって私たち日本人の在住者は、今回は選挙の様子を見守るのみ…ということになります。(地方選挙の場合は私たちにも投票権があります)

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友人のハウスウォーミング・パーティー

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招待客があふれんばかりのリビングルームにて

週末のことですが、友人のハウス・ウォーミング・パーティーに出かけました。
ハウス・ウォーミング…というのは、家を引っ越し時に新居に友人・知人を招いて行うパーティー。こちらではパーティーの恰好の口実(!)として、ポピュラーなイベント事です。

パーティーの主催者はサーフィン仲間のひとりで、招待客のほとんどがこれまたサーファー。…で、この日は幸か不幸か波がとても良く、みな「サーフィンか、パーティーか?」の選択肢に悩まされることになりました。
サーフィンをあきらめてダブリンに残った人、パーティーをあきらめて西海岸へ行った人…と仲間はふたてに分かれたのですが、私はどちらも取りました(笑)。
この日は日帰りでサーフィンに行き、夜11時半にパーティー会場へ。いい波に乗れたので、気分的には疲れなし。このくらいの時間がパーティーがいちばん盛り上がる時間でもあり、夜はこれから~というノリのいいメンバーが残る時間でもあり、週末のアイルランドではまだまだ宵の口なのです。

予想通り、深夜に向けて宴もたけなわ…で、結局お開きになったは朝の4時。最後はリビングルームはダンスホールと化し、みなで踊り明かしました。
(…といっても、最後まで残ったのはやはりいつものメンバーでしたけど…笑)

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中央で楽しげに踊るのは、私のサーフ&ダンス・バディのAiofe(イーファ)。彼女はこのまま早朝のフライトでカナリア諸島へホリデーへ。スーツケースを持ってパーティーにやって来た…という準備の良さ!

この日私は、我ながらタフ!…と、自分で自分に感心してしまったのですが、どうも最近、以前より体力が増強してきているような気がするのです。
思えば3~4年ほど前、とにかく疲れて疲れて仕様がない時期があって、体力にだけは自信があった私ももうダメか…と思ったことがありました。が、どうしてかわかりませんが、乗り越えたみたいです(笑)。
年齢的な節目とか波だったのでしょうか。いったん乗り越えてしまったら、パワーが出る、出る。気分もいいし…。

ジュリア・ロバーツ主演で映画化された「Eat Pray Love(食べて、祈って、恋をして)」というのがありましたけど、私の場合「Surf Dance Work(サーフィン、踊って、仕事して)」…といったところでしょうか。
この3本柱が、今の私にはとってもバランスがいいみたいです♪

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ケヴィン・スペーシー、ダブリンに現る!

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これから映画が上映されるところ。照明はアイルランドらしく、やっぱりグリーン…♪

昨日はジェイムソン・フィルム・フェスティバルに招待されたお客様をご案内して、映画祭関連のイベントへ。

俳優のケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)がスクリーン上映後に登場する!…という豪華なイベントで、会場はダブリン市内のとあるウェアハウス。入り口にはパパラッチ風のカメラマンがいて、映画祭の雰囲気満点でした。
今やアイルランドを代表する若手女優として注目のシーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)など、TVで見かける顔もちらほら…あったのですが、会場には海外からの招待客が多く、みなあまり気が付いていない様子でした(笑)。
「つぐない」の頃はまだ子役…といった感じだったシーシャちゃんも、今や16歳。可愛いボーイフレンドと一緒に来ていました)

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バーではジェイムソンのカクテルが飲み放題。高いところにジェイムソンのボトルを背にしてDJ。イベント終了の頃にはノリノリになっていました

スクリーンでは1995年のアカデミー賞受賞映画「ユージュアル・サスペクツ(The Usual Suspects)」を上映。ダブリン生まれの俳優ガブリエル・バーン(Gabriel Byrne)が主演している名作です。

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映画の中の有名なシーンを劇画風に再現。上映中にも、まるで映画の中から飛び出してきたかのような演出で、病人やヒットマンなどが次々に会場に現れ、会場を盛り上げていました

映画終了と同時にシルエットが浮かび上がり、現れたのは本作で助演男優賞を受賞したケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)本人。
これまた映画の中から飛び出してきたかのような演出で、会場は総立ちになりました。

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この人、トークがすっごく面白い。「ユージュアル・サスペクツ」の制作秘話や、昨年プロデューサーをつとめた「ソーシャル・ネットワーク」のことを次々に語ってくれ、特技であるモノマネも披露してくれました!

あ~、ケヴィン・スペイシーのことをもっとよく知っていたら…。「ユージュアル・サスペクツ」も見たことがあったら、もっと感動したのでしょうが、あいにく初めて見たので、あまり筋をちゃんと終えなかった(笑)。

とはいえ、仕事ながらもとても楽しい数時間。お客様もめったにない機会を楽しんでくださったようで、良かったです。

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ジェイムソン・ウィスキーで「ダブリン旅行」に当選

今ダブリンでは、ジェイムソン・フィルム・フェスティバル(Jameson Dublin International Film Festival、2月20日~27日)という映画祭が開催されているのですが、昨日よりこの映画祭のイベントに参加するお客様をご案内しています。

なんとこのお客様、ジェイムソン・ウィスキーの懸賞に当選して、旅行が当たったのだそう。
ウィスキーのボトルに付いていた懸賞用ハガキを出したら、忘れた頃に当選の連絡が来て、映画イベント付きのダブリン旅行にご招待…ということになったのだそうです。

ホテル内のホスピタリティー・デスクへ行ってみると、映画祭主催者からウェルカム・ギフトがあるとのこと。奥から出してきてくれたのは、やはりジェイムソン・ウィスキーでした(笑)。
お客様はジェイムソン・ウィスキーが大好きで、日本でも日頃よく飲んでおられるとのこと、思いがけないギフトに大喜び。私もちゃっかり、一本いただきました。(役得!)

今日はこれからイベントに出かけるのですが、ベニューは秘密…とのこと。一体どんなイベントなのか…楽しみです。

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数に限りがあるからこっそりね…と言われてもらったウィスキー。バッグの中にこっそりしのばせて…

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ロスナウラにて…初めて横乗りに成功

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日が傾きかけた午後のロスナウラ海岸。クリーンな波がまだまだ来ていて、立ち去るのが惜しいくらい…

仕事の合間をぬうようにして、ロスナウラ(Rossnowlagh, Co. Donegal)へ日帰りサーフィンへ。
先週末からのビッグ・ウェイブの余韻で、今週末も波のコンディションは最高。来週は仕事が続くことを思うと、この一日の休日を逃すわけにはいきません!

ボードに立つことが難しくなくなった今、次なる課題は、いかにしてホワイト・ウェイブを超えて沖へ出るか。
今日は絶対に手前のホワイト・ウェイブで妥協せず、沖へ出るぞ~と決心していたので、腕がもげるかと思うくらいパドルしまくり&ダックダイブしまくりしました。(ダックダイブとは波の下をもぐってくぐり抜ける方法。まだちゃんと習得できていないので、洗濯機さながらに波にもまれること多し…笑)
おそらく、すごい形相でパドルしていたことと思いますが(笑)、その甲斐あって、何度か沖へ出ることに成功。素晴らしい波をキャッチ出来、初めて「サーフィンしてるぞ~!」という快感を味わいました。

これまではボードに立って進む…ということを繰り返していただけで、これはサーフィンではない!ともどかしく思っていたのですが、今日は初めて長~い波に横乗り出来て、なぜかターンも出来て、そのまま次に来た波にも乗れて…。
後になって考えてみると、一体どうやってそれが出来たのかわからないのですが、2度ほどそういうことがあって、うわ~、これがサーフィンだ~と快感を覚えながら、波の上をすごいスピードで滑走していました。
周囲にいたサーファーたちが歓声をあげてくれたのも嬉しかった♪

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この白波を超えるのが大変。果敢にいどもうとするサーファーたち

週末でしかも波のコンディションが良かったので、たくさんのサーファーたちがロスナウラに集まっていました。
水の中で、駐車場で、多くのサーフ仲間にばったり会い、おしゃべりするのも楽しみのひとつ。仲間のひとりに「サーファーの目をしてるよ!」と言われ、あとで鏡を見てみると、確かに目が赤くただれたようになっていました。
サーフ・スクールのインストラクターたちが、よくこういう目をしてますよね(笑)。

今朝起きてみると、目はもとに戻っていましたが、腕がなまりのように重い…。昨日のパドル・セッションの筋肉痛です(笑)。
でも、いい波に乗れたので、筋肉痛でさえもなんだか嬉しい♪

片道3時間のドライブを引き受けてくれた、サーフ・バディのDavidにも感謝。おかげで疲れも少なく、その夜は友人のハウス・パーティーにも行けて、ダブルで楽しい休日となりました。
次の波が…待ち遠しいです♪

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ぐったり疲れて、(サーファーの目になって!)海から戻ってくるところ。たまたま居合わせたサーフ仲間のCiaraが撮っていてくれました。本当は、みながやっているようにボードをカッコよく小脇にかかえたいのですが…腕が短すぎてかかえられないので、いつもこのポーズ…(涙)

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夢はナイフとフォークで食事すること

ここ数日、某大手旅行会社と現地手配会社の方々の、アイルランド視察旅行をご案内していました。

ジャイアンツ・コーズウェイへ行ったり、列車に乗ったり、ダブリンでホテル視察をしたり…。新しいツアーの原案も出来上がったりして、密度の濃い数日間でした。

ご案内させていただいた方々は、いずれも観光業界の第一線で活躍する、マネージャーもしくはエクゼクティブ・クラスの方々。
ダブリンでの最後の夜は、高級レストランで和やかにお食事をご一緒させていただいたのですが、フォアグラだの、ブラックソールだの、とろけるほどおいしいステーキだの…と、まるで夢のようなディナー。
本当においしくて、のどを鳴らして(おいしいステーキを食べるときは喉が鳴るのです…!)食べている私の横で、某大手旅行会社の第一線で活躍するある方が、こんなことをポツリとおっしゃいました。

「子供の頃はナイフとフォークで食事するのが夢だったな~」

…と。
この方、ヨーロッパ中のミシュラン・スターの有名レストランで、何度もお食事をしているような方。
その方がなんとも庶民的なことをおっしゃられたので、なんだかちょっとびっくりしてしたと同時に、その気持ち、私もわかる~とものすごく共感してしまいました。

旅行業ってやっぱり、「夢」を実現する仕事なんですよね。
今やエクゼクティブになられて、海外で豪華なホテルに泊まり、洗練されたレストランでお食事をしている方でも、原点はみな一緒。すべては、海外への大きな憧れから始まっているのでした。

私も子供の頃は外国へ行きたくて、海外の小説を読み、英語だのドイツ語だのをラジオ講座で聴きながら、いろんな空想をしていました。田んぼの中の家に住んでいたのですが、そこは洋館で周りは麦畑…とか想像してみたり(笑)。
ナイフとフォークに憧れていたその方も、お箸で漬け物をつまみながら、頭の中では大きなステーキを切ったり、キャビアを食べたりする自分を想像したりしていたのかな…(笑)。

そう思ったら、今まで偉い方だしちょっと気兼ねだな~と感じていたその方に、急に親しみがわいてきました。
今や偉くなっている方でも、私たちと同じように海外へ強い憧れが、そもそもの原点なんですね。
そして、その方も私も大人になった今、海を越えてナイフとフォークで最高級のお食事をしているし、緑の中の洋館もどきの家に住んでいるし…。なんだか空想していた通りではないですか。

そう、夢は強く願ってその通りに進めば、ちゃんと実現するのです♪

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巨人伝説とビッグ・ウェイブ(ジャイアンツ・コーズウェイ)

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ダイナミックな波が次々と押し寄せる…昨日のジャイアンツ・コーズウェイ!

このところアイルランドの沿岸部には、20フィート、30フィートというものすごい大波が来ています。
ビッグ・ウェイブの地として世界のサーファーたちに注目されつつある昨今のアイルランドですが、昨日は西海岸のマラグモア沖(Mullaghmore, Co. Sligo)でアイルランド初のトウイン・サーフ・コンペティションが行われて、国内外のサーファーたちが果敢に波に挑んだようです。
マラグモアと言えば昨年11月、高さ50フィートの「プローラーズ」が発見されて、話題となった場所。
私も先々週、マラグモア近くの別のビーチでサーフィンをしていた時に、ものすごい大波がマラグモア方面に現れては崩れるのを目撃しました。数キロメートル離れているにもかかわらず、それはそれはものすごい音で、まるで海の中に忽然と現れた、真っ白いモンスターか何かのようでした。

そんなエキサイティングなイベントが開催されていた昨日。
私はアイルランド北海岸のジャイアンツ・コーズウェイ(Giants Causeway, Co. Antrim, Northern Ireland)へお客様をご案内していたのですが、ここでも波がすごかった。過去に何十回となく訪れたコーズウェイ海岸ですが、あんなに海岸線近くに大きな波が押し寄せて来るのは、初めて見たような気がします。

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石柱の上で記念撮影するカップル。背後にとってもいい波が…!

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こちらはコーズウェイ近くのキャリクアリード(Carrick-a-Rede)にて。きれいにローリングした波が次々にやって来て…。ああ、誰も乗っていないのがもったいないくらい

これまでは北アイルランド一の観光名所としてその名を知られていたジャイアンツ・コーズウェイですが、この冬よりコーズウェイ海岸も新たなのサーフィンのメッカになりつつあります。2週間程前、「プローラーズ」に乗ったサーファーたちのうちの2人が今度はこちらの海岸でビッグ・ウェイブに挑み、その写真が公開されたのです。
大波のネーミングは、その名も「フィンマックール(Finn MacCool)」。ジャイアンツ・コーズウェイを築いたとされる伝説の巨人の名前。「サーファーたちがホンモノの巨人(大波のこと)に挑んだ!」…というわけです。
(こちらがその写真→Arise Finn MacCool Magicseaweed.comより)

この写真は、私にとってものすごく印象的で、まさに「ブレステイキング(息をのむほどスゴイ)」なものでした。
コーズウェイとサーフィンの組み合わせ…というのが、新鮮でありながらも違和感ゼロで、イメージぴったりだったのです。そう、ここは巨人伝説の地。大波に乗るダイナミックなサーファーと伝説の時代のアイルランドが波の中でひとつになり、太古の昔にタイムスリップしていくような…。
それはそれはエキサイティングで、ロマンがあって、ただの風景ではない、これぞアイルランド!…なショットでした。

昨日のコーズウェイでの波は、そんな「フィン・マックール」を思わせるものでした。
2012年のオープンに向けて、新しいビジター・センターの建設に取り掛かっているジャイアンツ・コーズウェイですが、サーフィンによって巨人伝説もよりリアルになり、新たなイメージでシーズンを迎えそうです。

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ベルファーストの空港で…ラグビー観戦!

先週末より、今年もシックス・ネイションズ・ラグビーが始まっています。

今日はアイルランドの第2戦目、昨年の覇者フランスとの対戦。
試合はダブリンで行われているというのに、パブで観戦…というわけにはいかず。夕方ベルファーストに到着するお客様のお出迎えのため、移動中の車の中でラジオを聞きながら、ドライバーのTJと一喜一憂していました(笑)。

ベルファーストに到着し、フライトの到着までまだ1時間以上あったので、早速空港内のバーでTV観戦しましょう…と思ったら、なんとバーがない!TVもない!
ベルファーストのシティー・エアポート(ジョージ・ベスト・エアポート)は、搭乗ゲートに入らない限りバーがないのです。

それでもあきらめ切れない私とTJは、空港内のカフェでネットにつなぎ、BBCのLiveチャンネルをゲット。ハーフタイムになんとか間に合って、私の小さなラップトップでしばしラグビー観戦に夢中になりました。

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ダブリンだったら人が寄って来そうなものですが…。ここでは周囲の人々は無関心。PCに向かって、かなり怪しい感じでした…笑

先週末の対イタリア戦には勝利したものの、スコアは13対11。ラスト20分に登場したローナン・オガラ(Ronan O'Gara)が見事なドロップ・ゴールを決めたのですが、それがなかったら負けていました。(ローナン、ローナン、ローナ―――ン!と、あの日は一日中、頭の中で彼の名前がぐるぐるしていました…笑)

シックス・ネイションズでは最下位のイタリアに、初戦であんなに苦戦してしまったアイルランド。
今日の対フランス戦はかなり好調な出だしで、これならいけるかも…!と期待したものの、残念ながら3点差(22対25)でフランスに勝利を奪われてしまいました。悔しい~。
今日もラスト20分で登場したローナン・オガラ。秘密兵器の彼がなんとかアイルランドを救ってくれることを期待しましたが(いつなんどきボールが自分のところにこぼれてきてもいいように、彼が最後の最後まで今にも蹴るぞ~という動きをしていたのが印象的でした)、そのチャンスはありませんでした…涙。

試合が終了して10分後くらいにお客様のフライトが到着。
その10分の間に、私もドライバーのTJも仕事モードにぐ~んと気分を変えて笑顔でお出迎えしました。…が、やっぱり夜になった今も、ちょっと落ち込み気味。
試合そのものは手に汗握るエキサイティングなものでしたので、次回、2週間後の対スコットランド戦に期待したいと思います!

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酒井順子さんの新刊「来ちゃった」

人気エッセイストの酒井順子さんの新刊(2月5日発売)に、アイルランド旅行のエッセイが収録されています。

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「来ちゃった」(酒井順子・著/小学館)

かれこれ2年本ほど前になりますが、雑誌の取材でアイルランドへ来てくださった酒井さん。列車に乗ったり、ウィックロウでかやぶき屋根の家を探してえんえん山の中へ行ったり、乗馬をしたり、おいしいスコーンを食べたり…と、数日間、とても楽しい旅をご案内させていただきました。
(過去ブログ:エッセイストの酒井順子さんと『P.S. アイラヴユー』のロケ地へ

今回の酒井さんの新刊は旅の本で、その時に雑誌に発表されたアイルランド旅行のエッセイが含まれています。
当時から時間が経っているので、収録にあたり、再び原稿のチェックなどお手伝いさせていただきました。

国内でのオモシロ旅行ネタ…が満載のようです。酒井さんのエッセイはどれも大好きなので、読ませていただくのが楽しみ♪



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南ドネゴールの隠れビーチ

ちょっと立ち寄るつもりで来たアーダラ(Ardara, Co. Donegal)の友人宅にて、結局、3日間も滞在してしまいました(笑)。

私の他にもふらりとやってきたビジターがいて、それじゃあ、みなでサーフィンに行こう!とうことになり、いざ地元のビーチ。
(私も友人もサーフィンで知り合ったわけではないのですが、集まった皆が、偶然にも全員サーファーだったのです)

南ドネゴールの入り江には、地元の人のみぞ知る「隠れサーフ・スポット」とも言えるようなビーチがいくつかあります。
ストランドヒル(Strandhill, Co. Sligo)やロスナウラ(Rossnowlagh, Co. Donegal)のようなポピュラーなスポットではないので、わかりやすい波情報もなければ、遠方からやってくるサーファーもめったになし。
細いくねくねの道が行き止まったところに車を乗り捨てて、砂州の中をえんえん歩き、やっと行きつけるようなビーチです。

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アーダラ村から車で20分ほど。トロモア・ストランド(Trawmore Strand, Loughros More Bay, Co. Donegal)にて

引き潮になるのを待って、わずかに雪の残る山を見晴らすビーチでサーフィン。
本当はこの日はダブリンにいるはずだったのに、思いがけず長引いたドネゴール滞在で、美しいビーチでサーフィンすることになり…。なんだかちょっと、夢の中に逃避行しているような気分でした♪



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雪の中のスノードロップス

ドネゴール(Co. Donegal)に来ています。
週末は仲間とサーフィンをしていたのですが、皆がダブリンへ帰った後ひとりドネゴールに残り、数年来の友人宅へ。
久しぶりの再会で話が尽きず、明け方までおしゃべりに花が咲きました。

…で、今朝目覚めてみると、外は一面雪景色。
午後になってとけかかった雪の中から、スノードロップス(雪割草)が顔を出していました。

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春はもうすぐそこ。今年最初に見た、スノードロップスでした(Ardara, Co. Donegalにて)

昨年はご不幸があったこのお宅。神様はどこよりも早く、一番にここへ春を運んで来てくれたようです。
雪がとけるように悲しみもとけて、一刻も早く幸せがこのお宅に訪れますように。

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「幸せの経済学」ダブリン試写イベント

NPO団体により企画・製作された『The Economics of Happieness(幸せの経済学)』というドキュメンタリー映画の試写イベントがダブリンであるというので、出かけてみました。

ナイトクラブの会場にて行われた試写会&トークイベント。それほど広くない会場内に200人ほどの人が集まり、座席が足りなかったので、私たちは通路の床スペースを確保。
隣りの人と肩を寄せ合うようなかたちで床に座り、パイント(パーもちゃんとオープンしていました)と持参したスナック片手に、なんだかピクニックのようで楽しかったです。

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試写の前の挨拶が行われているところ。床座りの人、立ち見の人がいっぱいでしたが、みんな別に気にしないのです(笑)

映画は、ヒマラヤ山中のラダックにまで近代化の波が押し寄せ、人々の暮らしやメンタリティーが変わりつつあることを切り口に、「グローバリゼーションは私たちから幸福感を奪った」というメッセージをさまざまな証言と映像で伝えていきます。
NOP団体の代表であり、この映画を監督しているヘレナ・ノーバーグ・ホッジ(Helena Norberg-Hodge)さんが提唱するのは、グローバリゼーションではなく、「ローカライゼーション」。地元産の食品を進んで買う、地域活動を活性化させる…など、地域でに根差した暮らしに戻ろうではないか、ということです。
それを実行している地域の好例として、日本の小川町(埼玉県の小川町でしょうか?)が紹介されていました。

この試写イベントの宣伝が、Facebookを通じて行われた…というのも、興味深いことでした。
Facebookは、日本ではMixiやTwitterなどに比べると利用者がまだ少ないようですが、こちらでは数年前よりポピュラーなソーシャル・ネットワーキング・サービス。
ひとりが複数の友人にイベント招待を送り、その友人から友人へさらに招待が送られて…と、次々と情報が広がっていくので、こういうイベント事を宣伝するにもとても便利。
今回の試写はサーフィン仲間つながりで回ってきたので、会場で仲間にばったり会うのも楽しみのひとつでした。

映画の中で「地元産の食材を買いましょう」とか「レストランでは地元の素材が使われているか、恥ずかしがらずに尋ねてみましょう」ということがさかんに言われ、食べ物の映像を見ているうちにすっかりお腹がすいてしまった私たち。
試写に続いてトークイベント、ディスカッションが行われたのですが、終了までもたず、サーフィン仲間6人で連れ立って会場を出て、「オーガニック・フードを食べよう!」と意気込んだのですが…。
そろそろレストランも閉店…といった時間帯の夜のダブリンで、そのような場所が見つかるはずもなく、それでもマクドナルドは避けて、エディロケッツ(アメリカン・ダイナー風の、バーガーやチップスなどのアイルランドのチェーン)で妥協したところが可笑しかったです(笑)。

ちなみに、この試写イベントはアメリカ、カナダ、アイルランド、UKなどを回り、インド、タイ、日本でも行われるとのこと。
日本では2月19日・23日に東京で試写があるようです。→映画「幸せの経済学」Web

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インボルクは「種」が活性化するとき

今日から2月。ケルトの暦ではインボルク(Imbolc)と言って、今日から春を迎えます。
インボルクという言葉は、もともとアイルランド語で「お腹の中」という意味。動物たち、特にヒツジが赤ちゃんをお腹に宿していて、まだ産まれてはいないけれど、お腹の中ですくすく育っているんですよ…といったイメージらしいです。

以前に何かで読んだことがあるのですが…。冬にまいた種が、土の中で活動を起こし始めるのがインボルクだと。植物も動物も、種を活性化させる時期なんですね。
ケルトの暦ではこのあと、5月1日に始まるるベルティナ(Beltane)で芽が出て花が咲き、子が産まれ、8月1日に始まる(ルナサ)で収穫。ベルティナに出会った男女はルナサの祭りで結ばれ、子を宿し、11月1日に始まる(サワーン)には収穫も済み、動物も植物も冬ごもり…と、一年のサイクルが営まれていくのだそう。

インボルクは、まだ目には見えていないけれども、眠りから覚めた「種」が芽を出す準備を内側で整えている時。
芽吹きに備えて、自分の中にどんな「種」がまかれているのか、じっくりと考えるときでもあるのかもしれませんね。

春が待ち遠しいです♪

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クリスマスにいただいたスイセンの球根。こちらは土の中で待っていられず、もうこんなに芽を出しています(ここ1週間位で急に伸びたんです!)

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