ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

クライストチャーチ大聖堂でアドベントを祝う

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夕方4時半頃のクライストチャーチ大聖堂。空の色が冬の青でした

今日からキリスト教の国では、アドベント(Advent=待降節)と呼ばれる期間に入りました。
クリスマスに向けてイエス・キリストの降誕を待ち望む期間で、通常クリスマスの4週間前の日曜日からクリスマス・イブまでがそれに当たり、クリスマスの準備期間でもあります。

アドベントの初日だった今日、教会に通いなれている友人に誘われて、クライストチャーチ大聖堂(Christ Church Cathedral, Dublin7)で行われる特別な礼拝に参列してきました。
アドベントの期間はキャンドルが4本用意され、日曜日毎に1本ずつ火をともしていくのですが、今日はその最初のキャンドルに火がともされ、キャンドル・ライトで儀式が行われるというのです。

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儀式が始まる前のクライストチャーチにて。ここはプロテスタント教会(聖公会)のため日々の礼拝への参列者は少ないのですが、今日は座席がほとんどいっぱいになるくらいの賑わいでした

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これがそのキャンドル。キャンドルの色は3本が紫で、1本がピンク(または白)と決まっているそう。ピンクのキャンドルは「喜びの主日」と呼ばれる第3の日曜日用。ここでは真ん中に白いキャンドルがもう1本ありましたが、これはクリスマスになったらともすのでしょうかね~

始まる前に参列者全員に、本日のアドベント・プロセッション(The Advent Procession)の式次第とキャンドルが配られました。

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キャンドルに落ちた蝋を受けるお皿がついているのが面白い~

儀式はそれはそれは幻想的で、司祭さんや聖歌隊の皆さんが衣装をつけて行列する様子は、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。
12世紀の教会堂の中でのパイプオルガンの響き、聖歌の歌声、キャンドルの灯り…。今にも天使が降りてきそうな雰囲気でした。

聖歌も本当にたっぷり聞かせてもらえて、まるで無料でコンサートを聴いているような気分。
行列の動きは儀式にのっとったものなのでしょうが、私には参列者を楽しませるための余興のようにも見えました。
こういった教会行事は暮らしの中で大きな位置を占めていたことでしょうから、かつては人々の四季折々の大きな楽しみ・喜びだったことでしょうね。

この時期アイルランドではこういった儀式やコンサートが数多くありますので、本場でのクリスマス気分を味わうのに絶好のチャンス。
来週末はスウェーデンの聖歌隊によるサンタルチアのコンサートがあり、お勧めです♪(今年はセント・パトリック大聖堂にて行われます。詳細はこちら

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ヴィンセントさんの籠(イニシュモア島)

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職人芸が光る!アラン諸島伝統の籠です

先日、イニシュモア島(Inismor, Aran Islands)でいつもお世話になっている籠編み職人のヴィンセント(Vincent)さんから電話がかかってきました。
ヴィンセントさんの娘さんがたまたま私のご近所に住んでいて、娘さんのところに来たので近くのパブで一緒に飲もう!というお誘いでした。
そんな時に限って外出中だった私は、残念ながら会えなかったのですが…。

この夏は雑誌の取材の仕事でアラン諸島へ行くことが多く、ヴィンセントさんの工房へ何度もうかがいました。
ヴィンセントさんは、アラン諸島に代々伝わるワーク・バスケットを、伝統的な手法で作り続けている唯一の職人さんです。

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工房内には様々なバスケットがいっぱい。かつてはバスケット作りは島の男たちの冬場の仕事でした。魚とり用、海藻集め用、泥炭運び用(ロバにかけて使う)、卵入れ用、じゃがいも入れ用などなど…。島での暮らしに必要とされるものばかり

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工房内で黙々と籠を編むヴィンセントさん。籠作りは、材料となるヤナギを育てるところから行います

かつては何から何まで自給自足していたアラン諸島。
どこの家でもヤナギを育てて、夏場の仕事に必要な籠を編んでいたそうです。実際に仕事で使用された場合は、耐久年数は一年。よって、冬になるとまた、翌シーズン用の籠を編まなければならなかったのです。

冒頭の写真の籠は、ジャガイモを入れる籠の真ん中の部分。直径30m位の大きな籠で、ゆでたジャガイモを入れるためのものです。
昔、アイルランドの民家ではお皿はおろか、テーブルというものがありませんでした。茹で上がったジャガイモをこの籠に移して水を切り、そのまま床に置き、籠の周りに家族が集って食事をとったそうです。
写真の真ん中の部分には、バターや塩を置いたとか。よく出来ていますよね。

こちらの籠は、鶏から卵を集めてくるときに使った籠だそうですが、ピクニックのときのお弁当入れにちょうど良さそう。

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雑誌の読者プレゼント用に、編集者さんが購入された籠です

私も同じものが欲しい!と思ったのですが、この時にはこれ一つしかなかったんですね。
そうしたらヴィンセントさんが、「次に来た時までに、作っておいてあげるよ」とのこと。その何週間後かに再び島を訪れたら、ドゥーン・エンガス(Dun Aonghasa)の入場口に、「Naoko」と大きく書いた紙をつけて置いてあったのでした。ヴィンセントさん、ありがとう♪
ピクニックでの出番は今のところないので、デスクの脇において小間物入れとして使っています。

夏のお天気のいい時は、ドゥーン・エンガスのふもとで籠の実演販売をしているヴィンセントさん。
その他の時は、工房で一日に何時間も籠を作っておられます。
また、国外でアラン伝統の籠作りのワークショップを開催したりと、籠に関することならどこまでも出かけて行くそう。

次こそは一緒に飲みに行って、籠の話、アランの話、人生の話…などなど、ヴィンセントさんと語りあいたいものです。

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ヴィンセントさんの工房。ドゥーン・エンガスで会えない時は、工房へ(連絡先:Tel 099-61209)

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前代未聞の大洪水…

先週よりアイルランドの南部・西部で、かつてない大変な洪水の被害が出ています。
被害は内陸部のシャノン川沿岸部へも広がっており、今日までのところ、全国で600件の民家がダメージを受け、住民が避難を余儀なくされています。

今日は用事があってスライゴ(Sligo)の近くまで出かけていったのですが、道中あちらこちらで水浸し状態、もしくは川が氾濫していました。

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キャリックオンシャノン(Carrick-on-Shannon, Co. Roscommon)では、シャノン川があふれて道路が反面水浸しに…

帰り道にボイル(Boyle, Co. Roscommon)に立ち寄ったのですが、町中を流れるボイル川が今にもあふれそうになっていました。

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川の流れも激しく、落ちたらひとたまりもない感じ。川沿いのいつも立ち寄るカフェへ行こうとしたら、水浸しで行き着けませんでした…

アイルランドは普段は台風も地震もない、災害フリーの国ですが、時どき集中豪雨によってダメージを受けてしまうんですよね…。
今回の洪水は前代未聞のひどさ。週末にかけてまだまだ雨の予報が出ていますので心配です。
これ以上被害が広がらないよう、そして非難している皆さんが一刻も早く通常の生活に戻れるよう願うばかりです。

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久しぶりの市内観光で…

このところ雑誌のコーディネートや、ビジネス関連の視察のご案内が多かったので、ダブリン市内観光は久しぶり。
…で、久しぶりに市内観光をすると、口がすべるんです(笑)。頭と口のペースがずれるというか、口が先走ってしまうというか。

今日は一日、つるっ、つるっと自分で突っ込みを入れていましたが…。
観光が終わるとお客様が皆さん「楽しかったです~♪」と言ってくださったので、ほっとしました。はぁ~、良かった。

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ギネス・ストアハウスにて…皆さんのパイントがじゃんじゃん注がれています。バーの真ん中にはクリスマス・ツリーがキラキラ~☆

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フェアプレイが問われる

昨晩の悪夢のようなサッカーの対フランス戦から一夜明けて…。
今日のアイルランドは朝からずっと、新聞各紙、ラジオ、TVのニュース…どのメディアでも「アンリの手」のことで大騒ぎでした。

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フランスのゴールを導いたアンリ選手のハンドボールの瞬間…(RTESportのギャラリーより)

私も今日一日、新聞を読んだり、ニュースを見たりしていましたが…。
アンリ選手本人も自分がハンドしたと認めていること、フランス側もこの勝利を決して晴れやかな気持ちで受け取ってはいないこと、世界の世論はアイルランド・チームの健闘とフェアプレイをひたすらたたえる気持ちでいてくれること…などなどがわかり、昨晩よりはだいぶ気持ちが落ち着きました。
要するに、「審判は自分自身のパフォーマンスに傷をつけただけで、それによってアイルランド・チームの活躍に傷がつくことはない(アイルランドのダン選手の発言)」ということなんですよね。

夕方には、FAI(アイルランドサッカー協会)がアイルランドの法務大臣の申し立てを受けて、FIFAに正式に再試合を要求したことが報道されました。
現在ブリュッセルでEUサミットに出席中のカウエン首相も、フランスのサルコジ首相に直接この話をしたとのことです。(サルコジ首相は「我々が口出しすべきことではない」と言ったそうですが)

もはや取りざたされていることは、ワールドカップ出場うんぬんの話ではなく、もっと道徳的な問題。
フェアプレイとは何のか、さらにはサッカーという競技の品格そのものが問われているのです。
アハーン法務大臣が言うように、この試合結果がまかり通ってしまったら、人々は「ズルをすれば勝てるんだ~」と思うようになってしまうかもしれず、スポーツが本来伝えるべきメッセージが全く別のところへ行ってしまうことになるのです。

FAIのデラーニー会長は、「この試合は単なるリーグ戦ではない。世界が見ていた重要な試合だ。もしもFIFAがフェアプレイや品格を重んじるのであれば、(アイルランドの要求は)それを前進させるよいチャンスとなる」と言っています。
裏を返せば、もしもFIFAがこの要求を退けるのであれば、FIFAはフェアプレイに賛同していない、とも言えるわけです。

再試合となる可能性は低く、フランスサッカー協会の反応次第…と見積もられているようですが、アイルランドだけでなく、フランスも本当は公正な試合結果が欲しいはずですよね。
このままワールドカップに出ても、「ズルして出場権を得た」とずっと言われ続けることになり、選手もフランス国民も誇らしい気持ちはしないでしょうから。

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公正を欠いた試合結果(サッカーW杯予選)

本日行われたサッカーの2010年ワールドカップ欧州予選の最後の試合で、フランスと対戦したアイルランドは敗退。
アイルランドの南アへの夢は閉ざされてしまいました。

この試合の結果が日本のメディアでどのように伝えられているかわかりませんが…明らかに公正を欠いた判定で、フランスが得点。そして勝利。
フランス選手のオフサイドもハンドも見逃され、ハンドした選手本人(フランス・チームのキャプテン)も知らんふり。
W杯の出場がかかったこんな大切な国際試合で、こんなことがあっていいのでしょうか?サッカーの試合って(サッカーは普段あまり見ないのでよくわかりませんが)、こんなあからさまなアンフェアなことがまかり通ってしまうものなのでしょうか…?

何度もVTRが流れるのを見ましたが、あれは絶対に公正なゴールではないです。
解説者も、試合直後のニュースでも、アイルランド国内では「cheated(ズル)」「robbed(盗まれた)」をはっきりと連呼。
サッカーのことをよく知らない私は、ラグビーのようにビデオ判定しないことに驚き、あきれてしまいました。
こんなミス判定(本当はインチキと言いたいくらいです)で勝利したフランス側も、決して晴れ晴れとした気持ちではないはず。

それにしても、アウェーでの試合に詰め掛けた1万5000人のアイルランドのサポーターたちも、パブで観戦していた人たちも皆、頑張った選手がさぞ辛かろう…という気持ちからか、あまり文句を言わないのです。
それよりも「皆、頑張った。いい試合だった。選手を誇りに思う」と口々に称えるので、その様子を見るにつけ、ますますやりきれないような気持ちに…。人が良すぎる。

接戦の良い試合だっただけに、こんなお粗末な結果にがっかりするやら、憤るやら…。
すでに真夜中ですが、今夜はとても静かに眠れそうにはありません…。

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海の見える素敵なシーフード・レストラン

海の見える素敵なシーフード・レストラン、AQUA(Howth, Dublin 13)にて、友人とランチを楽しみました。

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海を眺めながら…とってもロマンチック♪

今年でオープン10周年を迎えるAQUAは、ダブリン近郊では有名なシーフード・レストランです。
ちょっと特別な日のためのお食事にぴったり…ですが、ランチ・タイムは意外にカジュアル。低予算でおいしいお魚料理が楽しめます。

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本日のお魚はタラ。さすが海のそばだけあって、とっても新鮮。ソースも上品なお味でおいしい~

ミッドウィーク(火~金)のランチ・メニューは2コースで19.95ユーロ、3コースで24.95ユーロ…高級レストランにしてはリーズナブル。
私たちは前菜とメインをいただいたらもうお腹がいっぱいで、デザートまで到達できませんでした。
物価の高いダブリン、せっかくお食事をいただくのなら、ちょっぴりプラスしても味も雰囲気もいい方がお得な気がします。

それにしても平日のお昼からのんびりしてしまって…なんだか幸せ~でした。(私も友人も今日は仕事がオフ♪)

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前菜にはコース料金にちょっとプラスして、ロブスターとカニのサラダ仕立てをいただきました。ロブスター、ぷりぷりでおいしかったです~

AQUA Restaurant
1 West Pier, Howth, Co. Dublin.
Tel: 01 832 0690(月休・週末やディナータイムは要予約)

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アイルランドのファームを見学

農業関係の視察にいらしたグループさんのご案内で、ダブリン近郊の農家を訪ねました。

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羊と肉牛を扱っている専業農家です

こういったさまざまな専門分野の視察のお仕事は、ガイディングの際の貴重な情報源にもなるのでとても役に立ちます。
風の強い寒い日でしたが、皆さん熱心に農家の方のお話に耳を傾けておられました。

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アイルランド全国の羊の数は近年激減していて、今は250万頭だそう。ちょっと前まで500万頭…とご案内していたのが、なんと今では人口より少なくなってしまっていたんですね

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こちらの農家で代々扱っている羊は、Wicklow Cheviotという地域原産の種。全身真っ白のCheviotはアイルランドでは少数派ですが、ラム肉も毛もとれるという万能型です

農業庁など室内での会議が多かったので、戸外での農業見学を皆さん楽しんでくださったようでした♪

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手配スタッフの方々の視察ご案内

昨日グレンダーロックへご一緒したお客様は、ロンドンの手配会社のスタッフの方々でした。
来シーズンに向けて、ダブリンと近郊の観光箇所、ホテル、レストランなどの視察にいらして下さったのでした。

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グレンダーロックのラウンドタワーにて…跳びます!元体操選手だったというTさん

現場でお客様に対面して仕事をしている私たちガイドは、ついつい「ひとり舞台」になりがちですが、実はその裏で、数多くのスタッフの方々のご苦労があります。
日本で旅行の企画・募集をする方、窓口でお客様の申し込みの対応をする方、ホテルやレストランの予約をする方…。私たちガイドがお客様をご案内させていただくまでには、多くの方の手がかかっているんですよね。

スタッフの皆さんの来シーズンの準備は、もう始まっています。
ご案内しながら、これからも舞台裏でお膳立てしてくださっている皆さんのご苦労を無駄にすることのないように、感謝しながらガイディングに励まなければ…とあらためて思った次第です…!

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鏡のような湖(グレンダーロック)

ダブリンから小一時間ほどの移動で目にすることの出来る、この美しい景色。

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空も緑も湖面に映って…まるで鏡のよう!

グレンダーロック(Glendalough, Co. Wicklow)のロウアー・レイク(Lower Lake)です。
夏のキラキラした美しさとはまた違った、清涼な空気としんとした静けさ。夏に訪れるのとは、まるで違った場所に来ているみたいです。

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史跡の中の墓地には苔むした古いケルティック・クロスがいっぱい

史跡を見学して、湖のほとりを歩いて、帰り道にウィックロウのシンボルとも言えるシュガーロフ山(Sugarloaf Mountain)を眺めてダブリンへ。

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古代の氷河によって削られて出来た円錐形のシュガーロフ山(標高501m)

ダブリンからたった半日で、おいしい空気ときれいな景色を満喫。
それにしても今日のロウアー・レイクの透明感は、これまで何度も目にしている湖ながら、あまりの美しさに本当に息を飲むほどでした。

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冬の海辺で…

朝のどしゃぶりが嘘のように晴れ上がって、すがすがしい青空が広がりました。
あまりに気持ちが良かったので、ちょっと寄り道してビーチで日光浴。

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光に満ちたドリーマウント・ビーチ(Dollymount Beach、Dublin3)!

この時期、日も短くなり、空が暗く、日に日に気温も低くなっていくので、なんだかウツウツとしがち…ですが、こういうちょっとした晴れ間を狙って戸外に出ると、ほんとに気分がすっきりします。

ウィンドサーフィンする人を眺めながら、波の音を聞いてしばしぼぉ~としていると、いろいろなインスピレーションが沸いてきました…!

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気持ち良さそう~♪

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ホワイトフライア・ストリート教会でスピリチュアルに過ごす

最近スピリチュアルに目覚めた友人を連れて、久しぶりにホワイトフライア・ストリート教会(Whitefriar Street Church, Dublin2)へ。
ここは私のいちばんのお気に入りの、ダブリンのスピリチュアル・スポットです。

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教会内で私がいちばん好きなの場所がここ、ダブリンのマリア様を祀った祭壇。等身大のマリア様は16世紀に作られた木像です

以前からこのブログにも何度か紹介させていただいている、聖バレンタインの聖遺物が祀られているのもこの教会です。

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聖バレンタインの祭壇。キャンドルを捧げることはもちろん、置かれている「お願い事ノート(…と勝手に呼んでいます)」に、バレンタイン様へのメッセージを書き残すことも出来ます!

教会内にはその他にも、スピリチュアル好きにはたまらない、ご利益ありそうな聖なるものがたくさんあります。
まずは、お持ち帰り用の聖水。

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教会入り口入ってすぐ左にあります。入れ物は教会内ショップに売られています

そしてアイルランドの教会によく見かける、フランスの聖地ルルドの石。

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1858年ルルドの9回目の奇跡のとき、聖水が流れ出したその場所にあった石片だそう。ガラスに向かいのステンドグラスが写り込んでしまっていて、石がよく見えませんが…

そして、来るたびに長居してしまうのが、教会のショップ&カフェ
実は今日の私たちのいちばんの目的は、ショップでスピリチュアル・グッズを購入し、司祭さんにブレッシングしてもらうこと。
以前にブレッシングしていただいたあるものが、効果大だったので。

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たくさんの聖人ブロマイドの中でも、人気はやっぱり聖バレンタインのもの。聖人フィギャアや、メダイもいろいろあるんですよ~

ちょうどミサが終わったばかりで、司祭さんたちが休憩に入ってしまったとのことでしたので、カフェでお茶して次のミサを待つことに。
せっかくなので、私たちもミサに参列することにしました。私たちはキリスト教徒というわけではありませんが、ミサへの参列は歓迎してくださいます。
この教会のミサはなんだかかしこまっておらず、荘厳…というより、日常的な祈りの場…といった感じ。地元の信者さんたちに囲まれて司祭さんのお話を聞いていると、意味はよくわからないながら心が休まります。そしてみなで賛美歌を何度か歌って、握手しあうと、きれいな光をいっぱい浴びたようなさわやかな気持ちに。

ミサ終了後、司祭さんにお願いして、購入したばかりのグッズにブレッシングをしてもらいました。
これで念がこめられたので、効き目大…のはずです!

ちなみに今日、私が気に入って買ったのがピンクの天使ブロマイド。

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裏に就寝前のお祈りの言葉が書かれているのですが、これがとってもいい言葉なんです

これからシーズンオフ、夜も長くなり、眠る時間が出来るので(笑)、今日から早速枕元に置いて、心安らかに毎日の眠りを楽しみたいと思います。(冬になってたくさん寝られると思うと、本当に嬉しい~!)

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Aungier Street, Dublin2.
(Great George St. Southをシティーセンターと反対方面に歩くとAungier Streetと名を変える。間もなく右側)

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「サバの燻製」にはまってます

仕事でアイルランドを頻繁に訪れる友人が、先日、お土産に買って帰っていたのがこちら。
スーパーで売られている、真空パックの「スモークド・マッカレル(Smoked Mackerel)=サバの燻製」です。

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スライゴのテスコで買いましたが、ダブリンや、その他のスーパーにもあるでしょう。実はコレ、よく見るとスコットランド産…と書かれているのですが、まあ気にしない、気にしない(笑)

この夏、アイルランド旅行にいらしたお母様がすっかり気に入られて、「燻製サバを買ってきて~」とリクエストされたそう。そういえば、私のお客様の中にも、「アイルランドのサバの燻製がおいしいと聞いたのですが…」とおっしゃる方が過去にも何人かいらっしゃいました。

アイルランドといえばスモーク・サーモンがおいしいことで知られていますが、このサバの燻製も、夏場にアイルランドを旅行しているとしばしば登場する、ポピュラーな食材のひとつです。
都市部の高級なレストランではなく、田舎のちょっとB級目のホテルのレストランとか、ひなびた漁村のパブなどで前菜として出されることが多いでしょうか。

この夏、お魚好きのお客様と、ホテルの朝食をスキップして、ポートマギー(Portmagee, Co.Kerry)の漁村のパブで食べた朝ごはんの燻製サバのおいしかったこと。お客様は、あとにも先にも「あのサバがアイルランドでいちばんおいしかった~」と言い続けておられました。(もっともっと高級なレストランでもお食事されたにもかかわらず…!)

そんな庶民の味である燻製サバ。先日、友人につられて私も何パックか買ってみたところ、すっかりはまってしまいました。
値段も手ごろ(大きなのが3切れ入っていて3ユーロ弱)だし、ペッパーがきいていておいしく、生のサバより扱いやすい。
そのままサラダか何かにしていただいてもおいしいと思いますが、私は冷蔵庫にあった残り野菜を使って、ちょっと火を通して、超簡単「燻製サバどんぶり」に。

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炒めたにんにく・タマネギ・トマトと、ぶつ切りにした燻製サバを、ポン酢&チリでからめて。ご飯にのせて出来上がり~

昨日、ランチに来てくれたお友達に同じものを作ってお出ししたところ、みんなすっかりはまってしまったよう。
私の周りのサバの燻製ブーム、しばらく続きそうです…(笑)。

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ベンブルベンのふもとでビーチ・ライディング

先日友人とスライゴ(Sligo)周辺へ出かけた際、乗馬をしてきました。
10月も下旬というのに素晴らしいお天気に恵まれ、大西洋を駆けるビーチ・ライディングを思い切り楽しんできました!

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砂浜をポクポク歩くの図。友人が背後から撮影してくれました!

人気のない秋のビーチは本当に広々としていて、世界のど真ん中を歩いているような気分。
石がごろごろする浜辺も、砂浜も、そして水の中へも入ります。

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トレーナーのお姉さんについて海の中を歩きます

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馬の背から見晴らすベンブルベン(Benbluben)!

時々しか乗らない私は、ちょこっとトロット(早足)をするくらいで精一杯でしたが、それでも馬との一体感を味わうことが出来て大満足。
久しぶりに乗ったので、足や腰が痛くなるかしら…と心配でしたが、この日は不思議とそうはなりませんでした。
素晴らしい景観の中で心身ともに癒されたためでもあるでしょうが、ここの厩舎の馬や鞍に質が良かったせいでもあると思います。

アイルランドで乗馬そするなら、ぜひビーチ・ライディングがお勧め。初心者でも全く問題なく楽しめますので、挑戦してみてくださいね!

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Island View Riding Stables
Grange, Co. Sligo.
Tel: 071-9166156
☆大人25ユーロ(約1時間)、要予約
(スライゴ・タウンよりN15をドネゴール方面へ。15分ほど走ると、道路沿い左手に看板が見えてきます。国道沿いにあるのでとっても便利)

余談:ファームでもあるここの厩舎。電話すると、または予約時間に訪ねていくと、(ちょっと魔女っぽい)おばあちゃんが対応してくださることがあって、これがなんともいい感じ。話がよく通じなかったりして(笑)。HPをよく見たら、このページにおばあちゃんたちもスタッフとしてちゃんと載っていて、嬉しくなってしまいました!

※ビーチ・ライディングに関する過去ブログ:コネマラ・ポニーで大西洋を駆ける!(バリキニーリー)/アイルランドの海辺で乗馬体験!(クレッガン)

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宝塚のアイリッシュ・スープ

日本に一時帰国していた友人・Y子さんが、日本の思いがけない場所で「アイリッシュ・スープ」なるものに出会ったとのこと。画像を送ってくださいました。

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大の宝塚ファンのY子さん。
この「アイリッシュ・スープ」は、兵庫県の宝塚大劇場内のレストランで出されている今公演限定メニューだそうです。

宝塚と言えば2008年1月、宝塚上演演目のゆかりの地を訪ねるツアーがあり、総勢100名のファンの皆さんと、3人の宝ジェンヌさんがダブリンに来てくださいました。
その際にいらしてくださった月組トップスターの瀬奈じゅんさんが、年内で宝塚を引退なさるそうです。
Y子さんが観に行ったのは、その瀬奈さんのサヨナラ公演。

劇場内のレストランには公演ごとに内容が変わる「レビュー・メニュー」というランチがあって、今回は特に瀬奈さんがお好きな味をそろえているようなのです。スゴイ!

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メニューについては、宝塚歌劇HPのこちらのページにて詳しく紹介されています

3種類のスープのチョイスがあり、宝塚博士のY子さんの説明によると…

①アイリッシュスープ→ 瀬奈さんがご自身のエッセイに「ダブリンで飲んだスープがおいしかった」と書いておられた
②ウイーン風スープ→ TBSのTV番組『情熱大陸』で、ウィーンを旅行中の瀬奈さんと霧矢さんがレストランでおいしいと言う映像が流れた
③湯葉スープ→ 湯葉は瀬奈さんの好物

なのだそうです!
ファンにはたまらない「こだわりのメニュー」…。すごいですね。

そういえばダブリンをご案内中、瀬奈さんがスープがおいしい!とおっしゃっておられたような。
アイルランドでスープといえば一般に、コンソメ系のさらっとしたものではなく(その場合は「コンソメ」と呼ばれると思います)、野菜(主にジャガイモ)をベースとしたクリーム系のスープのこと。かといって、クリームべたべたなしつこさはなく、野菜そのものの味と塩・こしょうで、さっぱり・こっくりいただきます。
スープにはほぼ外れがなく、「本日のスープ」を注文するとブラウンブレッドやロールなどパンが必ずついてくるので、それだけで軽いランチになるくらい。
瀬奈さんも好んで召し上がってくださっていたような…気がします。

宝塚のアイリッシュ・スープの気になるお味は、Y子さんいわく「ミルク系のアイリッシュな味」とのこと。
素朴でアイルランドっぽかった(笑)そうです。
さらに、注文が入ると、「あいりっしゅすーぷ入りま~す」とレストランのおばちゃんが叫ぶのだそうで、その様子を思い浮かべると、なんだかとっても可笑しい(笑)。
劇場内には瀬奈さん主演のアイルランド関連もの『JAZZYな妖精たち』の音楽がじゃんじゃん鳴り響き、アイルランド好き(宝塚好き?)にはたまらない空間になっていたようです(笑)。

スープの方は今公演限定メニューとのことですから、現在行われている公演の最終日・11月9日(月)までサービスされていることと思います。
お近くにお住まいの方、今週末に日本で「アイリッシュ・スープ」のランチはいかが?

Y子さん、オタクで面白い話&写真をありがとうございました!

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未来のリバーダンサーたち!

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プロのアイリッシュ・ダンサーを夢見る子供たち!

アイルランド伝統音楽の取材もいよいよ大詰め。
昨日は子供たちがアイリッシュ・ダンスを踊るシーンを撮影すべく、ダブリン市内のお教室にご協力いただき、レッスン風景を見学させていただきました。

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ダンス暦46年(!)というジャクリーン先生。小さな子供たちにシューズをはかせてあげたり、髪を整えてあげたり、厳しくも愛情深い先生

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撮影のために、競技会用の衣装を着てきてくれた子供たち。右側4人が着ているのがお教室の揃い衣装。左の2人は上級者なので、個人個人好きな衣装を着ることが許されています

お父さん、お母さんに連れられて、お教室にやって来た女の子たち。
始まる前は恥ずかしそうにしていた子たちも、いざ曲が流れるとその姿はいっぱしのダンサー。
難しいステップを流れるように踏んでいく姿に、スタッフ皆で「お~っ」と歓声を上げっぱなしでした。

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お教室最年少のおチビさん姉妹。この2人が懸命にステップを踏む姿があまりに健気で可愛らしく、ついついウルウルしてしまいました

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パンプ・シューズ(pump shoes)またはジリーズ(Ghillies)と呼ばれるバレエ・シューズに似た靴。レッスンの途中からは、音の出るハード・シューズに履き替えて踊ってくれました(冒頭の子供たちが一列に並んだ写真では、そちらのシューズを履いています)

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撮影のために、実にいろいろなダンスを披露してくれた皆さん。アイルランド伝統音楽特集が、アイリッシュ・ダンス特集になりそうな勢い……!

ダンスの迫力もさることながら、子供たちのなんとも愛らしい姿にスタッフ一同ほとんどメロメロに…(笑)。

さらに、熱意と愛情あふれるジャクリーン先生の子供たちへの接し方にも感激。
4歳の頃から踊り続けているというジャックリーン先生は、プロのダンサーも育てる名ダンス・ティーチャー。ご自宅の一部をスタジオにして地元の子供たちの育成に当たる他、指導者として海外にも遠征しアイリッシュ・ダンスを広める活動もしておられます。

「かつてはダンスで生計を立てていくには指導者になるより他に道がなかったけれど、リバーダンスの成功以来、今の子供たちにはプロのダンサーになるという道も開けたのよ~」とおっしゃるジャックリーン先生。
伝統的なダンスを継承しつつも、今の流れにも敏感です。

子供たちが先生を信頼して健気にレッスンに励んでいる姿を見て、なんだかとてもすがすがしい気持ちになりました。
私ももう○十年若かったら…。ジャクリーン先生にダンスを習いたいです(笑)。

※このお教室は4年前にも取材協力していただいたのですが、当時の写真を見たら、同じ生徒さんが。当時はちびっ子ダンサーだったのが、可愛らしく成長していました!→アイリッシュ・ダンス体験!

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チーフタンズのマット・モロイさん

ウェストポートの有名な音楽パブ、マット・モロイズ(Matt Molloy's, Westport, Co. Mayo)へ、取材のために足を運びました。

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ここはその名前の通り、アイルランド伝統音楽の大御所であるチーフタンズ(The Chieftains)のマット・モロイ(Matt Molloy)さんが経営するパブ。
パブの一角にて、マットご本人にインタヴューをさせていただきました。

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とってもカリスマティックな風貌のマットに、編集者さんもライターさんも「カッコイイ~」を連発(笑)

アイリッシュ・フルートの第一人者と言われるマット・モロイさんは、フルートの伝統の根強いカウンティー・ロスコモン(County Roscommon)の出身。
おじいさんもお父さんもフルートを演奏しており、子供の頃から家の中で自然に音楽を見につけた…といった話を聞かせてくださいました。
特別な音楽教育を受けるわけでもなく、地元で自然発生的に育ってきたのがアイルランドの伝統音楽家たち。国際的に名声を得ているマットのような人でも、そこのところは変わらないのでした。

パブ経営を始めて20年ほどだそうですが、マットを慕う多くの人が世界中から集まるこのパブで、ご自身も気軽にくつろいでおられます。
昨日はハロウィーン・ナイトでパブの中は立つ場所もないほどの賑わい。伝統音楽が熱く演奏される中、私たちもウィスキーをご馳走していただき、マットや地元の人々と楽しい夜を過ごしました。

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グラミー賞の受賞トロフィーを見せていただきました!ずっしりと重い蓄音機型でした

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