ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

よみがえった『ガリバー組曲』

今年2009年は、ガリバー日本上陸300周年記念の年です。
…というのは、アイルランド人作家ジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』の中のお話なのですが、小説の中でガリバーは、1709年、Xamoschi(ザモスキ)という名の港から日本に上陸したと書かれています。ザモスキとはどこか…と考察の結果、神奈川県横須賀の観音崎との説が浮上、地元・横須賀では数年前より、ガリバー上陸300周年記念のさまざまな運動が行われていることは、こちらのブログでも何度かご紹介してきました。
(ご興味のある方は左のブログ内検索に「ガリバー」と入れて検索ボタンを押していただき、関連記事をご参照下さいませ。)

このガリバーにまつわるさまざまな活動を中心になって行っておられるのは、gulliver2009さんこと、よこすか未来塾の桐ヶ谷さん
先日桐ヶ谷さんより、こんなCDをお送りいただきました。

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その名も『ガリバー組曲』(横浜バロック室内合奏団)!

この「ガリバー組曲」というのは、ガリバーの冒険物語に沿って作られたというユニークな作品で、18世紀初頭のバロック時代を代表するドイツ人作曲家・ゲオルグ・フィリップ・テレマン(Georg Philipp Telemann, 1681-1767)によるものだそう。
スウィフトの『ガリバー旅行記』の初版出版が1726年、この楽曲はそのほんの2~3年後に発表されたもの。出版後たちまちのうちに話題を集めたという『ガリバー旅行記』ですが、その時代の人気作曲家により曲まで作られていたとは、当時のガリバー人気は大変なものだったんですね。

今回のCD作成は「ガリバー観音崎上陸300周年」を記念した特別バージョンで、300年近く前の知られざるバロック音楽の名曲を、横浜バロック室内合奏団の皆さんが再現。
ガリバーの冒険物語のナレーション入りで、物語の世界へより踏み込みやすく編集されています。

リズミカルなとっても楽しい曲で、美しいヴァイオリンの音がファンタジックなお話の世界にぴったり。
『ガリバー旅行記』を音で楽しみたいという方、ぜひ聞いてみてくださいね。

購入方法はこちら。(横須賀経済新聞の関連記事より)
 ↓
横須賀市内のCDショップで販売するほか、5月5日には長井海の手公園・ソレイユの丘(横須賀市長井4)で「ガリバー組曲CD発売記念コンサート&ガリバーDAY」も開催予定。開催時間は11時~16時。
価格は1,500円。

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シャクナゲと「トトロ」の木

今年もシャクナゲの季節がやってきました。
毎年楽しみにしているホウス(Howth, Co. Dublin)のシャクナゲ・ジャングルも、そろそろ花盛り。

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昨日見に行ってみたところ、奥の方はすでにピンクのじゅうたんに

この森の中、木がしだれかかっている様子も面白く、どこか南国にでもやって来たみたい。
幻想的な姿をした巨木を発見。それを見たお友達のお子さんの第一声は、「トトロ~」!

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巨木だけでなく、周囲の巨石も面白い。ここで1日中遊んでいられそう~

ここ数年、毎年この時期になると何度かここに来ていますが、シャクナゲは色によって咲く時期にズレがあるみたいです。
白い花はまだまだこれからのようですから、もうしばらく見ごろが続きそうです。

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ディングル半島をサイクリング

アイルランドきっての景勝地として知られるディングル半島(Dingle peninsla, Co. Kerry)を、自転車で走ってきました!

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クリフ・サイドのダイナミックな景色を満喫!

友人がやっているアドベンチャー・ツアーに一部参加させていただき、アメリカ人のお客様と一緒にサイクリング。
これまで何十回となくバスでご案内してきた景色ですが、自転車でかけ抜けるのは初めて。風や空気、海のにおいを感じながら、目に映る景色の細かい一コマ一コマを楽しむことが出来ました。

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ヨーロッパ最西端の岬・スレイヘッド(Slea Head)にて

道すがら、目に留まった景色を写真におさめながらのんびりサイクリング。

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赤ちゃん羊が可愛い~

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土手いっぱいに咲き誇っていたレモンイエローのプリムローズ

ちょっと曇り空でしたが寒さはなく、サイクリングには最適の気候。
手軽に観光できるバスツアーばかりでなく、こういったアクティビティーを取り入れたツアーもアイルランドでは盛んなので、アイルランドの楽しみ方のひとつとして、日本からのお客様にも今後もっとご紹介できたら…と思っています。

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ツアーにご参加のアメリカ人の皆さんと。自転車はディングルの街でもレンタルできると思いますが、友人のツアーはミニバスの後ろにトレーラーで自転車を積んでいるので、少し走るとミニバスが先回りして待っていてくれます。もしも疲れてしまったり、雨が降ってきたらそこでバスに乗り込むことが出来るので安心!→Wolfhound Tours

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大西洋でサーフィン・デビュー!

映画『ウェイブライダーズ』にすっかり刺激され、ついにサーフィン・デビューして来ました!

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ディングル半島のキャッスルグレゴリー近くにて(Castlegregory, Co.Kerry)。右から2番目が私です

あの映画を見て以来、「サーフィンをやりたい!」と言い続けていたところ、アドベンチャー・ツアーを企画・運営している友人が一緒においで!と誘ってくれたので、ダブリンから車で5時間、はるばるアイルランド南西部のディングル半島へ。
アメリカ人のグループさんとレッスンを受けさせてもらったのですが、全員がサーフィン初体験。みんなおおはしゃぎで、中にはすっかりライダーのごとく、ボードに立てるまでに上達した人も。

素晴らしいお天気に恵まれ、初心者にはもったいないくらいの大きな波がじゃんじゃんやって来るようなサーフ日和。さんざんボードからひっくり返り(笑)、アイルランドの大西洋と思い切りたわむれて来ました。
1.5時間のレッスンの最後には、私も一度だけ、0.5秒くらいサーフボードの上に立てたでしょうか…(笑)。

レッスンはさすがアイルランド、実践重視。ちょこちょこっとやり方を教えてもらって、あとはそれ行け~!とばかりに、波をつかみにすぐさま海へ。
インストラクターのジェイミィ先生が、ひとりひとり細かく見ていて、ほめたりアドバイスしたりし続けてくれます。(写真後ろでボードをかかげて変な顔をしているのが先生です→Jamie Knox Watersports
こういうサーフィン・スクールがアイルランドにはたくさんあり、ディングル半島の他、ドネゴールやスライゴなどでも盛ん。ウェットスーツを着てしまえば寒さは全く感じません。

それにしてもサーフィンって、大きなサーフ・ボードを操るだけで、かなりの体力が必要ですね。
体力には自信のあった私ですが、体の大きさで負けた気がします。やはり体格がいい人の方がボード扱いがうまく、上達も早いように思いました。
日本人の私は皆に比べるとどうしても小柄なので、ボードを波に平行にするだけでも一苦労。どんどん波に流されては、先生のホイッスルで呼び戻されてばかりいました(笑)。
それでも、アイルランドの海を全身で体験して、本当に楽しくリフレッシュできたので、普段からしっかり体力つくりをして、またサーフしに行きたいなと思います。

この数日、ディングル半島に滞在していろいろなアクティビティーを体験してきたので、また追ってご紹介しますね。

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ダブリンのキャス・キッドソン・ショップ

仲良しのお友達が誕生日プレゼントにくれた、キャス・キッドソン(Cath Kidston)のバッグとソーイング・キット。
春らしい水色地にロマンチックな小花柄で、包みを開けたとたん、「カワイイ~」と大騒ぎ。

日本の女の子には、数年前から人気のキャス・キッドソン。
実はこれまで、アイルランドはやっぱりAVOCAでしょ~、と思っていた私は、メイド・イン・ロンドンのキャス・キッドソンにはあまり興味を示していませんでした。…が、「AVOCA好きなら、キャス・キッドソンも好き!」ときっぱりと言い放つ友達に圧倒され(彼女の家には花柄・イチゴ柄のキッドソンがいっぱい!)、そうよそうよ、カワイイものはカワイイのよ!と、目覚めてしまったら最後、翌日には私もショップへ直行してしまったのでした(笑)。

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まるで壁に花が咲いたかのよう…どのバッグもカワイイ~!!

昨年11月にオープンしたダブリンのキャス・キッドソン・ショップは、ダンドラム・タウン・センター(Dundrum Town Centre)の一角にあります。

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ここがアイルランドのキッドソン第一号店(Unit CSD 1.3, Dundrum Shopping centre, Dublin 14. センターのコンプレックスに外付けの、MAOのある噴水の広場の奥にあります)。今はキルデア・ビレッジ(Killdare Village)にも新しいショップがオープンしているようですね

どれもこれも可愛くて、さんざん迷ってやっと決めた友人のギフト。
自分用にはイチゴ柄のキッチン・トレイを買い、ひとまず満足。小物やキッチン用品は、値段も高すぎず手の届く価格なので、ひとつ、ふたつ…とお家の中に増えてしまうのがよく分かる気がしました。(日本ではもっとお高いのかもしれませんが)
AVOCAに比べると店舗も小さく品数が少ないので取りあえずこれで気は落ち着きましたが(笑)、新しい柄が出た頃にまたのぞきに来てしまいそう…です。

ちなみに平日の午前中だったせいもあるとは思うのですが、私がショップにいた40分間ほどの間、他のお客さんは一人も来ませんでした。
前を通った若いお母さんと女の子。ちょっとのぞいてみたそうだった女の子にお母さんが一言、「そこはイングリッシュのお店よ」。
アイルランドではやっぱりAVOCA…と思っていたのは、私だけではなかったのかも。

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森を歩く

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本日の森での発見は…群生する巨大なツクシ!

先週のホウス(Howth, Dublin13)での森林ウォークがやみつきになり、今日も遊びに来てくれたお友達をお誘いして森の中へ。

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春の花を見たり、鳥の鳴き声を聞いたり、そして…やっぱりまた、ワラビも摘んでしまいました

田舎育ちのせいか、森の中を歩いていると、なんだか自分の原風景に出会ったような懐かしい気持ちになってきます。
同じ森なのに来るたびに新しい発見があって、いつも新鮮。さらに、木々の生命力なのでしょうか、何か活き活きしたものが身体の中にみなぎってきます。
晴れたら明日もまた来よう…っと。

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大好きなシラカバの木がいっぱいのお気に入りの道

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紅茶のミルクは先に入れる?後に入れる?

先日、紅茶ゆかりの地を訪ねてアイルランドに来てくださったグループさんは、紅茶研究家の磯淵猛先生率いる紅茶エキスパートの皆さん。

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トーマス・リプトンの先祖が埋葬されているクロネス(Clones, Co. Monaghan)の教会前にて記念撮影。前列中央におられるのが磯淵先生です

アイルランドは、一人当たりの紅茶消費量が世界一という紅茶大国。統計によると年間1600杯で、一日平均4杯強の紅茶を飲む計算になります。
こちらでは紅茶にミルク(牛乳)を入れて飲む人がほとんどですが、先生のお話によると、アイルランドの紅茶がおいしいのは、この国のミルクがおいしいためだそう。

乳製品の品質の良さは、ヨーロッパでもトップクラスのアイルランド。
紅茶だけではなく、牛乳の一人当たりの消費量も高く、年間180リットル。国民一人が1日平均490ミリリットルの牛乳を飲む計算となり、おそらくこれも世界一ではないかと思います。(EU内では1位です)

そして紅茶については何でもご存知の先生に、私がぜひ聞いてみたかった質問は、紅茶を淹れるとき、ミルクは先に入れるべきか、それとも後に入れるべきか?…ということ。
時々カップに先にミルクを入れてから紅茶を注ぐ…という淹れ方に、非常にこだわっているアイリッシュがいるので。
先生のお答えは、ずばり、ミルクは先に入れた方がおいしいとのこと。
これにはミルクの成分と熱との化学的な関係があることを詳しくご説明いただき、そのときは「ほ~ぉ」と納得。(化学的なお話で私には覚えていられなかったので、詳しくは先生の著書をお読みくださいませ)。このことは、紅茶界で長年大きな議論になってきた奥の深い問題だそうで、数年前にその決着が付いたとき、磯淵先生もTVでコメントを出されたのだそうです。

その後、ガイド仲間の先輩にこの話をしたところ、さらに興味深い話を聞くことが出来ました。
アイリッシュの中にカップに先にミルクを入れてから紅茶を注ぐ人がいるのは、昔は瀬戸物の品質が悪く、熱い紅茶を急に入れるとカップが割れてしまうことがあったため…だそう。
冷たいミルクを先に入れ、その上に紅茶を注ぐことで、瀬戸物に急激な熱を与えないようにしていたんですね。
暮らしの知恵が、おいしさの秘密をも自然に生み出していたのでした。

これまでは、どちらかというとコーヒーを飲むことが多かった私ですが、磯淵先生はじめ紅茶エキスパートの皆さんにすっかり感化され、私もこのところ朝昼晩と紅茶。
グループの女性の皆さんがとってもおきれいで若々しかったのも、どうやら紅茶のせい…(?)らしいので。

※磯淵猛先生のプロフィールやコラム、著書のご紹介はこちら→ TVZ Tea Room 磯淵猛の紅茶の世界

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先生にいただいたサイン入り著書『一杯の紅茶の世界史』(文芸新書)…「アイルランドの紅茶」の項もあります!

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ワラビ採り!

先週ウォーキング途中につんだワラビのおいしさが忘れられず、今日はホウス(Howth, Dublin13)の森で本格的にワラビ採り。

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一面ワラビ、ワラビ…!

近くにお住まいのgrannaさんもご一緒にきてくださり、2人で夢中になってとりました。
ほんの30分くらいの間だったと思いますが、あるわ、あるわ、スーパーのビニール袋があっという間にいっぱいに…。

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ハート型に生えていた可愛いワラビ

日なたのものはひょろひょろと固くなっていましたが、日陰のじめじめしたところには、太くてやわらかく、おいしそうなワラビがまだまだいっぱい。
一箇所でこんなにたくさんとれてしまい、帰り道は、もって歩くのに手が痛くなったほど。

ものすごい量のワラビを大きさ別に始末して、家中の鍋を総動員してゆでたら…こんなにたくさん出来ました!

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さっとゆでたらすぐにアクが抜けました

しばらくの間、ワラビのおひたし、ワラビの煮物…と、飽きるほど食べられそうです。

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紅茶大王トーマス・リプトンの先祖の地、クロネスへ

この数日間、紅茶愛好家のグループさんをご案内をさせていただいていました。
アイルランドの紅茶を楽しみ、紅茶にまつわる場所を訪ねて周るお仲間旅行。最終日の今日は、リプトン・ティーで知られるサー・トーマス・リプトン(Sir Thomas Lipton, 1850-1931)の先祖の地クロネス(Clones, Co. Monaghan)へ。

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クロネスのダイアモンド(町の中心の広場)に建つ聖ティアナック教会。現在の教会堂は19世紀建立。17世紀のオリジナルの教会跡地に建造されました

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教会のある高台から見晴らすクロネスの町。向こうの丘に見えるのは、クロネスのカトリック教会

サー・トーマス・リプトンとクロネスとの関わりについては、以前から興味を持っており、このブログでも紹介させていただいたことがありました。(過去ブログをご参照ください→リプトン・ティーとアイルランドの意外な関係
今回、奇しくもその関連のお客様をご案内させていただくこととなり、私自身も興味津々。
クロネスに着くと地元のコミュニティー・グループの方が3人も出迎えてくださり、リプトンゆかりの地をご案内くださるとともに、近くのビジターセンターでお茶とソーダブレッドでもてなしてくださいました。

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聖ティアナック教会にあるリプトンのご先祖の墓所。墓碑がかなり薄れてしまっていましたが、確か1844年と記載されていました

トーマス・リプトンは、1850年、スコットランドのグラスゴーでアイルランド人の両親の元に生まれました。
リプトンの両親は、その数年前にクロネスからグラスゴーへ移民、食料品店を経営していました。子供の頃から両親の店を手伝っていたトーマス少年は、大変なアイデアマンで、将来のビジネスマンとしての大成功を示唆するようなユニークなエピソードが多く残っています。
アイルランド人としてのルーツにも常にこだわりを持ち続けていた・リプトンは、晩年ヨット・レースに傾向するようになってからは、自身のヨットを「シャムロック号」と名づけていたそうです。
(トーマス・リプトンの生涯については、リプトン社のHPに詳しく紹介されています→トーマス・リプトンの生涯

クロネスの町にはリプトンの名を残すショップがあり、もともとはトーマス・リプトンの先祖が所有していた敷地だったとか。

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クロネスの何でも雑貨・食料店、Liptons。残念ながら紅茶は売られていませんでしたが、店の看板に「So much more for less(より安く、よりたくさんの良いものを)」とのスローガンが書かれているあたり、リプトンの有名なキャッチフレーズ「茶園から直接ティーポットへ」を思わせます

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カウンティー・モナハンの旗を振る現オーナーのTonyと、クロネスを案内してくれたMary。グループ全員にこの旗をひとつづつお土産にくださり、皆さん大喜び!

オーナーのTonyの話によると、トーマス・リプトンの時代、この店はグラスゴーのリプトン社がアイルランドへ輸出したものをストアしておくデポだったそうです。
食料品店を経営していたリプトンの故郷に「リプトン・ショップ」がちゃんと残されているなんて、そのこと自体がひとつのアイリッシュ・ユーモアのよう。

子孫も財産も残さず、一代限りで花火のように散ったビジネスマン、トーマス・リプトン。
クロネスの皆さんの温かいもてなし、そしてその功績や人柄が、先祖の地で地味だけれども誇りをもって語り継がれていることに、心温まるような気持ちになったのでした。

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今年も盛況…『ハレルヤ』野外コンサート!

ヘンデルの『メサイア』初演の場所で、初演の日に行われる、“メサイア・オン・ザ・ストリート”を今年も聴きに行ってきました。

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テンプル・バーのフィッシャンブル・ストリート(Fishamble St.)、ヘンデル・ホテル前にて。ダブリンと『メサイア』については昨年のこの日のブログをご参照ください!

午後1時からの約1時間ほどの野外コンサート。お天気もなんとかもちこたえてくれ(コンサート終了後しばらくしてから雨が降り出しました…!)、天使の歌声のような軽やかな合唱を堪能。
目の前で歌われているのに、まるで空から聴こえてくるような気がして何度も上を仰ぎ見てしまったほど。

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最後は恒例の「みんなでハレルヤ!」。「ハレルヤ」と歌うたびに手を挙げます!

今年2009年はヘンデル没後250周年となるわけですが、ヘンデルのダブリンでの『メサイア』初演が1742年4月13日、そして亡くなったのは1759年4月14日。明日2009年4月14日が、250回目の命日となります。
ヘンデルは「グッド・フライデー(聖金曜日)にあの世へ召されたい」と願っていたそうですが、亡くなった1759年4月14日は、グッド・フライデーに一日遅れの土曜日だったとか…。そんなエピソードも、合唱の合間に指揮者の方から紹介されました。

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フィッシャンブル・ストリート(Fishamble St.)のヘンデル・ホテル入り口にある、『メサイア』初演の地を記念するプレート。音楽堂があったのは、この建物のお隣りだそう

今日から4月19日(日)まで、ヘンデル関連のさまざまなイベントが予定されていますので、ダブリンにご滞在の方はぜひご参加を。特に、ジニー・ジョンストン号(19世紀の移民船の復元船)での寸劇が面白そう。
※イベント詳細はこちら

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アイルランド産ワラビのおひたし

昨日、ホウス(Howth)にてウォーキング途中につんだワラビ。
おひたしにしていただいたのですが、久しぶりの山菜の味に、なんだかとっても感激してしまいました。

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しょうがと削り節をたっぷりかけて、ぽん酢でいただきました。苦味もほどよく、おいしくてやみつきになりそう…!

以前に重曹でアク抜きをしたら、ワラビが溶けて繊維と化してしまったことがあったので、今回は母の助言に従い、重曹も灰も使わず、ゆでて水に浸すだけにしてみました。
ゆで汁が真っ黒くなり、それだけでアクはすっかり抜けたようで、おいしく食べられました。

アイルランドの山には、シダがいっぱい。春はワラビがごまんと生えます。
当然、アイルランド人にはワラビを食べるというアイデアはありませんから、そこはもうワラビ天国。誰にも採られることなく、全部私たち日本人のために残されています…!(笑)

ダブリン近郊でしたら、ホウスやカウンティー・ウィックロウの山に入れば、あっという間にバケツ一杯のワラビが採れます。
今日もまた採りに行きたかったのですが、お天気の良い休日、行楽客でにぎわう山で、「地面にかがんで晩のおかずを採集する怪しい日本人」になるのはちょっと勇気がいるなあ…と思い、平日に出直すことに。
若いワラビたちが成長しすぎてしまう前に、もう一度採りに行こうと思います。

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ホウスの森をウォーキング

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近所の友人と、ホウス(Howth, Dublin 13)でウォーキング。
地元に詳しい友人が、まだ私が歩いたことのないルートへ連れて行ってくれました。

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友人のお母さんの愛犬タイニーをお供に…♪

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ホウス・サミット(Howth Summit)から港へ続くオールド・トラム・トラックス(Old Tram Tracks)。ホース半島を裏側から見ているような、そんな気分になる散歩道です

オールド・トラム・トラックスから、ホウスの豪邸街を抜け、Ben of Howthのすそ野の森の中へ。
この辺りはかつてのホウス・キャッスルの敷地内だったところで、立派な大木がたくさん残されています。

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このルートは地元の人たちにはお馴染みの散歩道。タイニーも途中でお友達にたくさん会いました

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ほっそりと美しい白樺のくぼ地。ここが今日のウォークで私がいちばん気に入った場所

ディアパーク・ホテル(Deerpark Hotel)の裏手の高台から、帰りは貯水池やホウスのGAAピッチを抜けて、再び元の道へ。
1時間半ほども歩いたでしょうか…。あまりに楽しくて、あっという間に歩き終わってしまったような気がしたほど。
友人と楽しくおしゃべりしながら、春の花々を見て、タイニーと一緒に遊んで…、途中ワラビ採りもしました!

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早咲きのシャクナゲの花

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毎年この時期になると見かけるのに、いまだ名前がわからないこの花

タイニーを連れて帰ると、友人のお母さんがおいしいお茶とティーケーキでもてなして下さいました。
素晴らしい青空ですが空気はまだ冷たく、暖炉の前でティータイム。
休日らしい楽しい午後を過ごしました。

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森の中で思い切り駆け回り、タイニーも今日はよく眠れることでしょう。どんなに遠くに行っても、「タイニー!」と名前を呼ぶとちゃんと振り向いて戻ってきてくれます…♪

※ホウスや、ホウスのウォーキングについては、過去のブログでもたくさんご紹介していますので、ご興味があれば、サイト左側の「サイト検索」で「ホウス」または「ホウス ウォーク」などのキーワードを入れて、検索してみてくださいね。

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『ファイブ・ミニッツ・オヴ・ヘブン』BBCで再び放送

先日TV放送された映画『Five Minutes of Heaven』が、今度はBBC1にて放送されます。

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2009年4月13日(月) 21:00~
BBC1にて放送(BBC Press Officeより)

アイルランド・北アイルランド在住の方で、先日の放送を見逃してしまったという方、ぜひご覧になってみてくださいね。

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パブがお休みする日

今日からイースター(復活祭)のウィークエンド。月曜日まで4連休です。

ロング・ウィークエンド初日の今日は、グッド・フライデー(Good Friday=聖金曜日)と言い、イエス・キリストが十字架にかけられた日。
受難日であるこの日は、アイルランドでは珍しく、パブが休業する日でもあります。

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こんなふうにシャーターが下りたパブを見るのは年に2日間だけ…グッド・フライデーとクリスマスだけです

パブだけでなく、酒屋さんもお休みとなるため、昨日はスーパーマーケットのお酒売り場は長蛇の列となっていました。(たった一日なのに…!)

ちなみに…金曜日に十字架にかけられたイエス・キリストは、土曜日に十字架からおろされ、日曜日に復活。
復活の日であるイースター・サンデーは毎年日取りが変わり、「春分の日以降の最初の満月の次の日曜日」と定められています。

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湖畔の廃墟、バリンドゥーン僧院

先日、キャロウキール(Carrowkeel, Co. Sligo)へ行く途中、野にたたずむ廃墟の教会を見つけたので立ち寄ってみました。

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バリンドゥーン小修道院(Ballindoon Priory, Co. Sligo)、1507年建立のドミニコ会の修道院

蔦が絡まる石壁、ケルティック・クロスが乱立する墓地、鮮やかな黄スイゼン…と、なんともフォトジェニックな廃墟。
案内板に書かれていた通り、中へ入ってみると、ゴシック期の見事なアーチが残っていました。

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墓地の黄スイセンはよく似合います

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トリプル・アーチなのですが、2層しか写真におさめることが出来ず残念

このアーチの上階へ行くには外付けの階段から…と書かれていたので、周囲を見てみると、こんな石段を発見。

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教会の外壁にこんな仕組みがあるのは珍しいです

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早速石段に上ってみると、アロウ湖(Louch Arrow)が一望のもとに…。修道僧たちが瞑想生活するには最高の場所

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ちょっと妖精の気分でコンニチハ。石段の最上階から建物内部へ入るところが崩れているので、ちょっとコワイ…

英国の宗教改革以降、この地域のドミニコ会の教会はほとんどが破壊されました。
バリンドゥーン小修道院は幸いにも破壊をまぬがれ、18世紀まで地元の人々に使用され続けていたようです。
教会内部に何か彫刻が残っていないか探してみたのですが、見つかったのはこれだけ。

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外付けの石段からのみアクセルできる、2階部分にありました。トレジャー・ハンティング好きの友人は、これぞ宝のありかを表すサインに違いない…!と、あれこれ意味を解読しようとしていましたが…、私にはビスケットの抜き型に見えました(笑)。

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2階部分より見下ろす眺め。ゴシック・スタイルの窓が美しく残っています

案内板に「Priory」と書かれていたため「小修道院」としましたが、雰囲気としては、これぞ「僧院」と呼びたいところ。中世の僧院でのさまざまな物語が浮かんできそう…。
そんな想像の中から友人がひらめいた推薦図書は、英国人作家ケン・フォレット(Ken Follett)のベストセラー小説‘The Pillars of the Earth(邦題は『大聖堂』)’。
日本語で読みたいと思いAmazonで注文したところ、中3日で届いたので驚きました!
続編も含めて文庫6冊、読書のイースター…となりそうです。

☆行き方…アロウ湖の東岸。ボイル(Boyle, Co. Roscommon)からN4号線をスライゴ(Sligo)方面へ向かい、Lough Keyの方へ右折。湖を右手に見てしばらく走り、その後、Lough Arrowの方へ左折。しばらくすると道路の左側にバレンドゥーンが見えてきます。

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ヘンデル没後250周年

今年2009年は、ハレルヤ・コーラスで有名なヘンデル(Georg Friedrich Händel, 1685-1759)の没後250周年。
『メサイア』初演の地であるダブリンでは、今年も初演の日・4月13日(1742年)に、恒例のメサイア・ストリート・コンサートが行われます!

メサイア・オン・ストリート(Messiah on the Street
2009年4月13日(月) 午後13:00~
Fishamble Street, Old City Temple Bar, Dublin 8にて
(無料・事前予約必要なし)

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昨年のコンサートの様子(過去ブログ:ダブリンの街角でハレルヤ・コーラス大合唱!

この日より1週間が、ダブリンではヘンデル・フェスティバル。
コンサート、トーク、ドラマなどなど、ヘンデル&当時のダブリンにちなむさまざまなイベントが、シティセンター各地で予定されていますので、ご興味のある方、ぜひご参加を。

2009年ダブリン・ヘンデル・フェスティバル(2009 Dublin Handel Festival)
2009年4月13日(月)~19日(日)
※イベント詳細はこちら

P.S. ちなみに今年2009年は、ギネス社創立250周年でもあります!

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キャロウキール巨石古墳群

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カロウキールへ続く道。氷河によって削られて出来た、アイルランドの典型的かつミステリアスな景観が続きます…

先週ボイル(Boyle, Co. Roscommon)へ友人を訪ねたとき、近くにある新石器時代の巨石古墳群キャロウキール(Carrowkeel, Co. Sligo)へ行ってきました。
ニューグレンジ、ロッククルー、キャロウモアに並ぶアイルランドの4大古墳群のひとつで、おそらく、4つの中で最も知名度が低い秘境的な場所がここではないかと思います。

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Bricklieve Mountainsの標高200~300メートルはあるであろうと思われる丘の上に、14の古墳が点在しています

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有名なニューグレンジ(Newgrange, Co. Meath)などと同じタイプの「通路墓(Passage Tomb)」で、紀元前3100~3400年頃の古墳

スライゴ・タウン近くにあるキャロウモア(Carrowmore, Strandhill, Co. Sligo)へはしばしばお客様をご案内するので、そこから眺めては、行ってみたいなあ…といつも思っていたキャロウキール。
お天気も良かったので、丘のふもとに車を停めて、約1キロの道のりを景色を楽しみながら歩いて登りました。

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素晴らしい青空…!ハイキングがてら歩いて登ることをお勧めしますが、登りが苦手な方はこの看板までは車で来ることも可能です(乗用車サイズまで)

いくつもの古墳が点在する中、いちばん保存状態がいいものへ友人が案内してくれました。
小さな入り口を入ると、通路(ニューグレンジに比べるとずっと短いですが)があって、ニューグレンジと同じく墓室が3つ。

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四つん這いになってスルスルと古墳の中へ姿を消す友人

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奥の墓室に寝そべってみると、入り口から光が入るのがわかります。ニューグレンジなどカウンティー・ミースの古墳と違って、彫刻は一切なし

古墳の中にしばらくいるうちに、だんだん目が慣れてきて、暗い中でも石のひとつひとつが見えるようになってきました。
ひんやりと冷たい石に触れたり、墓室に寝そべってみたりして、太古の昔に思いを馳せるのはなんとも楽しいものです。トレジャー・ハンティングに憧れる友人は、石の隙間に隠された宝の地図を必死に探していました。(笑)

キャロウキールの素晴らしいところは、ちょっとアクセスしにくい、そのロケーション。
細い道を奥へ奥へと車を走らせていくと、景色が徐々にワイルドになっていき、ついに丘の上の古墳が見えてくる…。そのなんともいえない高揚感や環境全体が、史跡の考古学的な価値を越えて、パーソナルな感動を呼び起こしてくれるのだと思います。
一人でこっそりと、何度でも来たいようなそんな場所のひとつ。

アロウ湖(Lough Arrow)付近のこの地域は、古代史跡が密集する考古学好きにはたまらないエリアです。
湖の向こう側は、アイルランド神話の中の有名なモイトゥラ(Moytura)の戦いの舞台(トゥアハ・ディ・ダナーン族がフォモール族を破った第2次モイトゥラ戦争)でもあり、そちらにも大きな古墳があるので、次回はぜひ足を延ばしてみようと思います。

☆行き方…ボイルからN4号線をスライゴ方面へ。Castlebaldwinで看板にしたがって左へ。次のY字を看板にしたがって左へ。

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話題のサーフ映画、『ウェイブライダーズ』公開

先日のダブリン国際映画祭で観客賞を受賞した話題のアイルランド映画、『Waveriders』がいよいよ封切りになり、昨日、見に行ってきました。

製作に5年を費やしたというサーフィン映画。
近代サーフィンのルーツをアイルランドにたどり、さらにその「波(ウェイブ)」が、ビッグ・ウェイブに情熱をかけるサーファーたちにより今日のアイルランドに再び戻ってくる…という、ユニークな構成のサーフ・ドキュメンタリーです。

waveriders
製作したInis FilmsのHPより

サーフィンの知られざるアイリッシュ・ルーツと、アイリッシュ・ビッグ・ウェイブの迫力ある映像をつづった作品として、昨年春のベルファースト映画祭の頃からすでに話題となっていたこの映画。公開をずっと楽しみにしていたものの一つでした。

サーフィンのルーツというのは古代ポリネシアだそうですが、ヨーロッパ文化が押し寄せる中で次第に消滅していったようです。
19世紀後半~20世紀初頭、ハワイで再びサーフィンの伝統が復活した頃、卓越した波乗りと泳ぎの技術を持つ一人の青年がいました。彼の名はジョージ・フリース(George Freeth, 1883‐1919)。20代前半でその才能を見出されアメリカ西海岸に渡り、カリフォルニアでサーフィンの技術を人々に伝え、「近代サーフィンの父」として後世にその名を残した人物です。

フリースの父親がアルスター地方からハワイに移民したアイリッシュであったことに焦点を当て、近代サーフィンのルーツにアイリッシュ魂があったこと、さらにそれがカリフォルニアを経て全世界のサーフ・ブームを作り、現在のアイリッシュ・ビッグ・ウェイブへの憧れへとつながっていく…という、サーフィンの歴史をアイルランドを軸として捉えたユニークな作品。
今も活躍するサーファーたちの語りやサーフ姿が合間に織り込まれ、北アイルランド、スライゴ、モハーの断崖などでのサーフシーンも美しく、迫力満点でした。

見ていて個人的に興味深かったことは、ジョージ・フリースの人生に日本人との意外な接点があったこと。
フリースはアメリカ西海岸初の公式ライフガードに認定された人物でもあるのですが、1908年、日本の漁船が難破した際、自らの身体を張って勇敢にも6人の日本人漁師を救助したのだそうです!
100年前の話とはいえ、スクリーンの中の彼に、思わず「ありがとう!」と声をかけたい気持ちでした…。

期待を裏切らない素晴らしい作品で、サーフィンに情熱を注ぐ人々にすっかり魅せられました。
サーフィンのメッカ、アイルランドにいるからには…と、以前から興味はあったものの、この映画をきっかけに今にもサーフ・レッスンを申し込む勢いです…!

※フリースが活躍したロサンゼルスのレドンド・ビーチ(Redondo beach)には、彼の功績を記念したブロンズ像(昨年夏に盗まれてしまったようですが)や、彼の名をとった通りがあるそうです。
BeachCalifornia.comMark and Risbeauさんのブログ(日本語)を参照させていただきました。)

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若き双子兄弟がオーナー、バング・カフェ

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程よく酸味のきいた薬味が添えられた、とても新鮮なジョンドーリー(マトウダイ)

モダン・アイリッシュのおしゃれなレストラン、バング・カフェ(Bang Cafe)でお友達のY子さんとランチ。

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ダブリン・シティーセンターの一等地、セント・スティーブンス・グリーン(St. Stephan's Green)やガバメント・ビルディング(Government Building)近くのこじんまりしたレストラン

オープンして10年ほど経つバング・カフェ。当時まだ20代半ばくらいだった若き双子のイケメン兄弟がオーナーとあり、メディア等でも何かと話題になってきたように思います。
この双子オーナー、お父さんは元モデルの実業家、お母さんはデンマーク人で、かつてグラフトン通りにあったピア・バング(Pia Bang)というブティックのオーナー。
ピア・バングは、ダブリンシティーにファッションというものが到来していなかったような時代からあった唯一のおしゃれブティックでした。値段も手ごろで素敵なものがたくさんあり、私もシティーセンターへ行くと必ず立ち寄るショップのひとつだったので、なくなってしまった時は本当にがっかりしました。
インテリア専門のピア・バング・ホーム(Pia Bang Home)が近くのSouth Anne St.にあるものの、お洋服のショップはどうしたのでしょうね。もしかしたらどこかに移転して、今もスタイルを維持しているのかもしれません。

話がそれましたが…レストランの方の「バング」は、話題になっているので逆に敬遠していた感もあり、今回初めて。
ランチは、メイン・コースのみだと18.50ユーロ、2コースが23.95ユーロ、3コースが28.95ユーロとクオリティーの割りにリーズナブルです。

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前菜にいただいたサーモンのグラブラックス(生サーモンを調味料とディルにつけて半発酵させたもの)

メイン・ディッシュは、お友達が冒頭写真のマトウダイ、私はラムをいただきました。

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時間をかけてゆっくり煮込んだラムの肩肉。ナイフが触れるだけでほろほろと崩れるほど柔らかい…

どれもが伝統的なディッシュを、ほんのちょっとだけ工夫したようなお料理。しっかり味付けされているけれど、あまりしつこくありません。
お魚もお肉も、野菜も、新鮮でいい素材を使っていることが食べていて感じられました。(とくにお魚はおいしかったです)
時間がなくて、デザートを食べられなかったのがちょっと残念。ぜひまた足を運んで、別のメニューも試してみたいと思いました。

Y子さんと会うときは、このところいつもグルメ会のよう。すでに次回行くレストランも決定済みです(笑)。日々の食事には贅沢だけれど、時々こんなふうにグルメ・レストランでおいしいものをいただくと、身も心も豊かな気持ちになりますよね。
高級レストランもランチ・タイムなら雰囲気もカジュアル、私たちの手の届く範囲でダイニングできるので嬉しい限りです。

Bang Cafe
11 Merrion Row, Dublin 2.
Tel: +353-(0)1-6760898(事前の予約をお勧めします)
ランチ 12:30-15:00/ディナー 月-水 18:00-22:30、木-土 18:00-23:00
日・祝はお休み

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『ファイブ・ミニッツ・オヴ・ヘブン』BBCでTV放送

先日ご紹介した、元UVFメンバーで、現在は和平運動の活動家であるアリスター・リトル(Alistair Little)さんの実話をモデルにした映画『Five Minutes of Heaven』が、今週末にアイルランド・北アイルランド全域にてテレビ放送されます。(当地在住の方のみへのお知らせとなり恐縮です)

Five Minutes of Heaven
2009年4月5日(日) 21:00~
BBC2にて放送(BBC Press Officeより)

先日アリスターに会ったときに、この映画の話を詳しく聞くことが出来ました。
前半の殺人の場面、BBCがアリスターとジョーを対面させてドキュメンタリー番組を製作しようとする場面は実話に基づくものですが、それ以降の後半部分はフィクションとのこと。製作には3年が費やされ、フィクション部分も、アリスターとジョー本人も参加して作られたそうです。
もしもこういう状況だったらアリスターはどうするか、ジョーはどうするか、どんなことを話すか…すべて2人にインタビューをした上で作られたそうで、フィクションではありますが、そういった意味ではドキュメンタリー的な要素の強い作品となっています。

アイルランド・北アイルランドに在住の方、ぜひご覧になってみて下さい。

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田舎に住む友人宅へ

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ドライブ途中で出合った人懐っこい白馬

車も新しくなり心配なく遠出できるようになったので、早速ダブリンを抜け出して、田舎に住む友人宅へ遊びに来ています。
お天気も良く、最高のドライブ日和。ダブリンから2時間ほど走って、着いたところはここ、黄色いドアの可愛らしいコテージ。

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ボイル(Boyle, Co. Roscommon)近郊の友人宅

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家の裏手には古代の古墳が見えます…!

共にガイドである友人と、庭の草刈りをしたり、近郊の史跡めぐりをしたり、ハイキングをしたりして、すっかりリフレッシュ。
夜は近所のパブで、地元の人たちとたわいないおしゃべり。この近くの湖でウナギが採れるそうで、その話で大盛り上がりでした。
アイルランドはやはり、田舎が楽しいですね。

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見に行ってきた史跡など、後日またご紹介させていただきます…!


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