ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

6ネイションズ、アイルランド絶好調!

数週間前より始まったラグビーのシックス・ネイションズ(Six Nations Championship=六カ国対抗)ですが、今年のアイルランド・チームはすごいです!

本日ダブリンで行われた対イングランド戦に見事勝利を収め、3勝をあげたアイルランド。
これで出場6ヵ国のうち全勝優勝の可能性があるのはアイルランドのみとなり、61年ぶりのグランドスラム達成に大きな期待がかけられることとなりました!

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必死でボールを押さえて苦しそうなキャプテンのブライアン・オドリスコル。最終スコアは14-13でした(RBS 6 Nations Official Websiteより)

いまだラグビーのルールについてはよくわかっていない私ですが、それでもアイリッシュ・ラグビーは面白い。
本日の対イングランド戦はクローク・パークでの試合とあって、ラグビー・ファンのみならず、注目すべき一戦。2年前のあの歴史的な大勝利が思い出されて、国歌斉唱からもうウルウルしてしまいました。
(過去ブログ参照:6ネイションズ、対イングランド戦に向けて!対イングランド戦の大勝利!対イングランド戦の勝利に思うこと

クローク・パークのジンクスとでも言えましょうか、勝利の女神はやはりアイルランドに微笑んでくれてたのですが、試合そのものは苦戦。見ているのが辛くなるようなタフなものでした。
アイリッシュ・ラグビーの貴公子ともいえるイケメン・キッカーのローナン・オガラ(Ronan O'Gara)が、今日はどうしたことか、シンプルなゴールをミスしてばかり。
完全にアイルランド優勢のゲームでありながらなかなか得点に結びつかず、それでもこのまま逃げ切りか…と安心しかけたラスト10分で、イングランドがまさかのトライ。1点差となり、最後の数分は、ひたすら「早く終わって~」と祈っていました…。
(あれで負けでもしたら、ローナンが自責の念で苦しむのではないかと、気の毒でたまらず…)

一方、キャプテンのブライアン・オドリスコル(Brian O'Doriscoll)の今日の働きぶりはすごかった。
世界一の名センターと言われるオドリスコルは、そのスキルはもちろんのこと、見せるときにちゃんと見せることの出来るスター性満天の選手。しかし今日のオドリスコルは、なんと言いましょうか、そういったものを越えたガッツと、円熟したパワーをかもし出していたのでした。
ローナンがミスしたのをカバーするかのようにポーンと決めたゴール、イングランドの選手に何度も跳ね飛ばされ頭を押さえながらもポジションに戻っていく姿、誰も突破出来ないイングランド勢の壁をほとんど気合いで突撃して押し込んだトライ…。これぞ、いざという時に「働く」ことの出来る男…です!

ちなみに、私が見るのが好きな選手は、ピーター・ストリンガー(Peter Stringer)。
彼は最近、終わりの15分くらいしか出てこなくて残念なのですが、ラグビー選手としては小柄な彼が出てきたボールを拾って投げる姿は最高。ラグビーではない、何か別のものを見ているような気がしてきます。
前回の対イタリア戦では、目の前にポロリと出てきたイタリア人選手の腕をこっそり踏んづけていました。(笑)

6ネイションズのアイルランド戦は、残すはアウェイでの2試合、対スコットランド(3月14日)と、対ウェールズ(3月21日)。
グランドスラム達成…になったら本当に嬉しいけれど、選手たちのプレッシャーも相当なものでしょうから、あまり騒ぎ立てることなく、彼らを信じて善戦を祈りたいと思います!

※6ネイションズの各試合は、日本ではJ-Sportsで生中継されます。(深夜になることが多いですが…)

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2月のサクラ

このところ空気の中に、春の気配を感じる日が多くなってきました。
お客様と散策していて思わず「わ~!」と歓声をあげてしまった、八分咲きの寒ザクラ。

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ピンクの小さな花が可愛い。ダブリン城裏手にて

2月も残すところあと一日。
春が待ち遠しいですね。

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アイルランドも経済危機

今日は一日、通訳の仕事。
ご案内したお客様は、今回の金融危機下で欧州各国がどのような状況にあるのかを視察にいらした調査員の方。中小企業連盟、商工会議所などへご案内し、質疑応答の通訳をさせていただきました。

こういった通訳の仕事は、一見、観光とは直接関係がないかのようですが、実はガイディングをする際の大切な情報源になっています。
今回の経済危機がアイルランドにどのような影響を及ぼしたのか、銀行が破綻するような自体になった原因は何なのか、企業は政府にどんなことを望んでいるのか…など、その道のプロの方から詳しいお話をうかがう貴重なチャンス。
昨今ニュースで取り沙汰されている話題を、さらに詳しく解説してもらったような気分で、通訳しながらも「なるほど」と膝を打つことばかりでした。

ミーティングが終わって外に出ると、国会議事堂の前で今日もプロテストが行われていました。
今日のミーティングでもさかんに話に出ていたことですが、アイルランド政府は今後4.5年間のうちに165億ユーロの政府予算の赤字を解消しなくてはならず、ところが一体どうやってそれを行うのか、政府の財政に関するポリシーが全く不透明・不確実(+大ざっぱ)なのです。今のところ発表されたのが、165億ユーロのうち14億ユーロを公務員の賃金カットなどで補う、ということのみ。
それを受けて、昨日は警察官のデモ行進、今日は低所得層の公務員のストライキ、あさってはダブリンバス(市バス)のストライキ…と、さまざまなプロテストが毎日のように起こっています。
このままだと国全体がどこへ行くのやら…。さらなる社会不安が広まる前に、ひとつの方向性の見えるような財政案が打ち出されることを願います。

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国会議事堂前でプラカードを持って集う人々

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タウン・バー・アンド・グリル・レストラン

友人とシティセンターでランチ。
さまざまなグルメ・ガイドで評判のいい、タウン・バー・アンド・グリル(Town Bar & Grill, Kildare Street, Dublin2)へ行ってみました。

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落ち着いた内装のレストラン。このあと次々にお客さんが来て、テーブルはいっぱいに…

古いワイン・セラーを改装したNYスタイルのレストランで、お料理はモダン・イタリアン…とのことでしたが、アイルランドらしいディッシュもあったりしてニュートラル。
とても洗練されたお味で、ランチの3コースをおいしくいただきました。

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ツナのカルバッチョ

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仔牛のほほ肉のギネス煮込み。お肉がトロトロにやわらかくて、一口食べてうなってしまった~。奥はお友達が頼んだタイのグリル。これもグリル加減が上手でおいしい~

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デザートには、プラリネ・セミフレッドというイタリアンなものを頼んでみました。クリーミーな食感が好きな人にはおいしいかも

ランチは3コースで27.95ユーロ(ティー/コーヒー付き)とリーズナブル。
物価の高いダブリン、特別なところでなくともランチ&スウィーツであっという間に15~20ユーロ近くになってしまうことを思えば、せっかくなら10ユーロプラスして、ちょっとおしゃれでもして、おいしいところで食べた方がお得かも…というのが友人と私の今日の結論。

おいしいランチのあとは、久しぶりにグラフトン・ストリート界隈でウィンドウ・ショッピングなどをして、リッチな気分で土曜の午後を満喫。
しばらくお気に入りのレストランになりそうです。

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素敵な張り出し窓が目印のワイン屋さんの地下にあります

Town Bar & Grill Restaurant
21 Kildare Street, Dublin2.
Tel: 353 1 662 4724
Lunch 月‐日 12:30-17:30pm
Dinner 月‐土 17:30-23:00pm /日 17:30-22:00
(人気レストランなので予約した方がベター)

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レストランに下りる階段の手すりにいるクマちゃん


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ガールズ・ウォーキング・デー

ワーキングホリデー・ビザでアイルランドに滞在している若い女の子たちが遊びに来てくれて、ホウス(Howth, Dublin13)でクリフウォークを楽しみました。

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Bailey Lighthouseを眺める女の子たち

アイルランドでのワーキング・ホリデーが実施されるようになって早2年。20代のフレッシュな日本人の女の子たち(もちろん男性もいるのでしょうが、圧倒的に女性が多いのです)をたくさん目にするようになりました。
仕事探しに苦労している方々も多いようですが、せっかく縁あってアイルランドまで来たのだから、ここでしか出来ないような体験をたくさんしていただきたいと思います。

ウォーキングに軽いランチ、最後は地元のパブで乾杯。
日本の女の子たちがたくさんいるのを見て、今日は何の日?と聞く常連さんたちにひと言、「ガールズ・ウォーキング・デー!」。
若い皆さんと交流させていただき、やっぱり20代は肌がきれいだな~とかぼーっと見てしまった私ですが…(笑)。皆さん良い一日を過ごしていただけたようで良かったです。

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楽しかった一日の締めくくりはきれいな夕日

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ダブリンのオバケ屋敷…?「ドラキュラ」館へ

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先日、以前から気になっていた「ブラムストーカー・ドラキュラ館(The Bram Stoker Doracula Experience)」なるアミューズメント施設へ初めて行ってみました。

『ドラキュラ(Doracula)』の作者ブラム・ストーカー(Bram Stoker, 1847-1912)は、ダブリン生まれ。
ダブリン・ノースサイドのフェアヴュー(Fairview)で生まれ、クロンターフ(Clontarf)で育ちました。
それにちなみ、彼の地元クロンターフにあるこのドラキュラ館ですが、バーやゲームセンターなどが付随する複合施設の中に作られています。

まるでオバケ屋敷に行くかのような気分でわくわくして入ってみると、薄暗い通路に、まずはストーカー本人に関する展示。
これがなかなか充実していて、幼少の頃は病弱であったこと、学校にあがる頃には健康を回復し、トリニティー・カレッジの学生だった頃はかなりのスポーツマンだったこと、オスカー・ワイルドの婚約者だった女性と結婚したこと、本職はヘンリー・アービングという俳優の秘書&劇場のマネージャーであったこと、アービングについて各地を旅行したが、『ドラキュラ』の舞台である東ヨーロッパには一度も行ったことがなかったこと…など、興味深いエピソードが数多く紹介されていました。

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ストーカー本人の顔写真。見る角度によって、彼の表情が変わる仕掛けになっています…!(これはコワイ顔)

この展示のあと、『ドラキュラ』のストーリーにちなむオバケ屋敷へと足を踏み入れることになるのですが、まずは、くるくる回る橋を通らなければなりません。
この橋、実際には全く回っていないのですが、周りの壁が回っているので、渡ると橋ごとくるくる回るように感じるのです。これがコワい上に、かなり気持ち悪い…。

その後のオバケ屋敷エリアは、「な~んだ、こんな子供だましのようなモノ…」なんて顔で歩いていると、突然壁からコワい顔が飛び出して来たりして、「ぎゃ~」と叫んだりするはめになります。

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このあたりはみな、ストーリーにちなんだもの。小説をちゃんと読んでいたら、もっと面白かったことでしょう

最後にはミニ・シアターがあり、映画『ドラキュラ』の製作秘話などが語られていました。
ホラー嫌いの私はこの手の映画を避けていましたが、こうなったら、ちょっと見てみたいかも…。

かれこれもう10数年前のことですが、添乗員時代にルーマニアのツアーをご案内した際、ドラキュラ城のモデルとされるトランシルヴァニア地方のブラン城へ行ったことがあります。
(実際には、ドラキュラのモデルとされるヴァラド3世はここには住んではいなかったようですが)

崖の上にそそり立つ古い城で、内部は博物館として一般公開されており、その一部がオバケ屋敷になっていました。
城の古めかしさや雰囲気も手伝ってか、そのコワさといったらダブリンのドラキュラ館の比ではなく…。ホンモノの人間が突然棺おけから飛び出して来たり、生首もどきのものが飛び出して来たり…ほとんど泣きそうになりながら、お客様と一緒に「ぎゃ~」とか「わ~」とか言って大騒ぎした覚えがあります。
その後ニュースで聞いたところによると、アメリカ人の女性観光客が、びっくりして心臓が止まってしまうということが起きたそうです。それ以来、そのオバケ屋敷は閉鎖したとか…。

ダブリンのドラキュラ館も、棺おけにホンモノの人間が横たわっていると聞いていたのですが(友人の息子さんがその仕事をやっていると言っていた…)、私たちが行った時には、誰もいませんでした。
もしそんな人がいて脅かされたら、私もかなり危なかったかもしれません…!

The Bram Stoker Doracula Experience
Bar Code, West Wood Club, Clontarf Rd, Dublin 3.
Tel: 01-805-7624
週末のみオープン(金16:00-22:00、土12:00-22:00、日12:00-22:00)
※Clontaft DART stationの隣り。スポーツジムのWestwood Clubの敷地に入り、建物の裏側へ。Bar Codeというバーの中を通り抜けて上階へ。ゲームコーナーの奥に入り口があります。入場料は大人7ユーロ(子供料金・学割あり)

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Ready for the New Season!!

仕事でいつもお世話になっているコーチ会社に、書類を取りに立ち寄りました。
ピカピカに磨かれた観光ツアー用の大型バスが、ヤードにずらりと並ぶ姿は壮観。

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夏のツアーでお馴染みの大型コーチ

この時期になると、夏場のツアーのお問い合わせもそろそろいただくようになり、ガイドもドライバーも、そしてコーチまでも、早くツアーに出て走り回りたくてうずうず…。
来たるシーズンに向けて、準備万全です!


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パブの風船

昨晩は友人と地元のパブへ。
ちょっと一杯…のつもりが、常連のご近所さんたちが次々にドリンクを買ってくれて、いつの間にやら大宴会に。
クローズするまで飲んで、笑って、居合わせたお隣りさんと一緒に、千鳥足で坂を転げ落ちそうになりながら帰ってきました。(パブから家まではすごい坂なのです)

今日、目が覚めたら、なんと午後2時!半日以上も寝てしまい、あやうくラグビーの試合を見逃すところでした。(シックス・ネイションズの対イタリア戦。結果は、アイルランドが大差で勝利!)
このところ不眠気味だったのを一挙に解消。アルコールの力ってすごい…。

リビングを風船が飛びまわっているので、何だろう…と思い、よく考えたら、昨晩パブに飾ってあったものでした。
ちょっとだけ反省…。

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シィネードがハッピーな理由

このあいだ日本に一時帰国したとき、久しぶりに会う日本の友人たちから、「シィネードさんは元気?」とさかんに聞かれてびっくり。
5カ国が話せて、ドクター(博士)で、お料理もお裁縫も上手なシィネード(Sinéad)とは、ガイド仲間の中でもいちばんの仲良し。このブログにちょいちょい登場するので、いつも読んでくれている日本の友人たちにも、ブログを通してすっかりおなじみになっていたのでした。

そのシィネードのお宅で、今日はサンデー・ディナーをおよばれしました。

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とっても居心地のいいシィネードのキッチン。ご覧のとおり、シィネードは元気です~!(シィネードのお宅紹介過去ブログはこちら

今日はサンデーではないけれど、オフシーズンのガイドにとっては、毎日が日曜日のようなもの。日曜日の予定が合わなかったので、曜日が違うけどまあいいでしょう、ということで金曜日のサンデー・ディナーになりました。

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ローストポークとローストベジタブル。シィネード手作りのブラウンブレッドと一緒に

一見シンプルなロースト料理ですが、シィネードが作ると、これがほっぺたが落ちるほどおいしい…!
ポークには手作りのアップルソースを、野菜にはちょっと塩をふるだけ…と、シンプルかつヘルシー。
私が特に好きなのが、写真の細長い白い野菜。これはパースニップ(parsnip)と言って、日本では「白ニンジン」と言うそうですが、見た目もイマイチで固くて一体どうやって食べるの…?というような野菜なのに、ローストするとほくほくになって甘みが出、なんともいえないおいしいものになるから不思議です。

そして、シィネードが最後までサプライズにしていたデザートは…なんと、自家製アイスクリーム!

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コーヒー味のアイスクリーム…お店のものよりずっとおいしかった!

アイリッシュの友人たちに、「お腹にアナコンダを飼っている」と言われている私。
シィネードは私が食べるのを見ているのが楽しいそうで、せっせとお料理を作ってくれては、「イート、イート、イート!」と叫んで、私がパクパク食べるのを見て笑っています。(とくに肉)

ディナーのあとは、『スタートレック』(シィネードは「スタートレック事典」を愛読するトレッカー)や、『ファーザー・テッド』のビデオを見てさらに大笑いし、とっても楽しい午後を過ごしました。

過去のシィネード話の中で、日本の友人たちが「あれはスゴイ!」と口々に言っていたのがこのクロスステッチ
これをステッチしている時、シィネードはとっても楽しかったそうです。そしてステッチの腕以上に、私が彼女をスゴイと思うところは、人生を人に楽しませてもらおうとはこれっぽっちも思っていないところ。そして人に何かしてあげるときも、自分が楽しいから、嬉しいから、しているところ…です。

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ルチェーレ!3月号、「世界一かわいい国アイルランド!?」

昨年の秋に、現地取材を一部コーディネートさせていただいたルチェーレ!3月号(2009年2月7日発売・Benesse刊)が発売になり、掲載誌が届きました。

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鶴田真由さんが表紙の3月号。「世界一かわいい国!? アイルランドにキュン!」と題して、16ページにわたり取材記事&「かわいい」写真が満載!

以前にお仕事をご一緒し、すっかりアイルランド好きになってくださったエディターさんの「かわいいアイルランドを紹介したい!」との熱意により実現した、今回の企画。
街や村、動物、ショップなど、アイルランドのカラフルでかわいい一コマ一コマを上手に拾い上げて、素敵な紙面に仕上げてくださいました。

まるで各ページから、昨今のおしゃれなアイルランド+昔からの素朴なアイルランドが、きらきらとこぼれ落ちてきそうな可愛らしさ。
只今発売中、ぜひご覧になってみてくださいね。

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ダブリンの映画好きが集まるIFI

このところ観たい映画がめじろ押しで、映画館通いに忙しい日々(笑)。
昨日はアイリッシュ・フィルム・センター(Irish Film Institute)にて、観たかった映画を2本立て続けに観て大満足。

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通称IFIと呼ばれるこの映画館は、元クエーカー教徒の集会所だった古い建物を改装したユニークな造り

IFIは、小さな上映館が2館あるだけの、ミニ・シアターと言ってもいいくらいのこじんまりしたシネマ。
ほとんどのメジャーな映画は、月19,99ユーロで見放題のパスを買っている別の大きな映画館で観ているのですが、ちょっとマイナーなもの、マニアックなもので、ここでしか上映されないものが時々あるので、その時はこちらへ観に来ます。

かつて中庭であっただろう場所がガラス張りの天井でふさがれ、チケット売り場、兼、カフェ&レストランに。
アイルランド映画のDVDや、映画関連の本やポスターを売るショップも併設されており、ダブリンの映画好きたちでいつもにぎやか。

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老いも若きも映画好き集まれ~!上映時間を待つ人&ちょっと立ち寄って、お茶しているだけの人も

先日はここで、『Che:Part1(邦題:チェ 28歳の革命)』を、そして昨日は、韓国映画と日本映画を観ました。
こういう一般受けしなさそうなのは、大きな映画館では上映されない、または、気がつくと打ち切りになっていたりするので、IFIへ観に来ることになります。
イ・ビョンホンが出ている『The Good The Bad The Weird(邦題:良い奴、悪い奴、変な奴)』と、キョンキョン主演の『TOKYO SONATA』を観たのですが、どちらも面白く、特に前者のド迫力アクション・シーンには、観終わったあとも興奮しっ放しでした!

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入り口は、テンプル・バーの路地に面しています

Irish Film Institute
6 Eustace Street, Temple Bar, Dublin2.
Tel: +353-1-679-5744

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ジェリーとウォーキング…不況気分を吹き飛ばそう!

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ホウス・ヘッド(Howth Head)より、ランベイ・アイランド(Ramby Island)をのぞむ

毎年オフ・シーズンのこの時期になると、ガイド試験のコースで一緒だった仲間たちと、年に一度の自主研修を兼ねた小旅行を行っていました。
これまで、キャバン&ファーマナ、北アイルランド、ウォーターフォード、南ティペラリー、スライゴ、ウェスト・コーク…と過去6回にわたり続けてきたこの旅行。今年はこの週末にメイヨー(Co.Mayo)へ行くことを計画していましたが、なんとなく皆の士気が上がらず、結局、お流れになってしまいました。

天気のせい?
冬のメイヨーは暗すぎるから?
…行かない理由を皆が口々に言い合っては、また別のときに!ということで話はまとまったものの、じゃあ、実際にいつ行くのか…とは誰も言わない。
そう、今年の旅行計画が盛り上がらなかったのは、天気のせいでも、メイヨーのせいでもなく、(誰もが認めたくなかったけれど)やはり昨今の「不況」のせいなのです。

平和産業である観光業は、世界情勢の悪化や、景気の停滞に大きく左右されます。
私たち観光ガイドにとっても景気のいい話は少なく、特に、アメリカ人マーケットの落ち込みにより、外国語のメリットを持たないアイルランド人の英語ガイドたちは、昨年・今年と非常に厳しい状況に置かれています。
(ユーロ圏内や日本マーケットは、ユーロ安のため、今シーズンは好調と見られていますが)
仲間の中には、観光業で暮らしていくのが難しくなってきた人たちもいて、皆で楽しく旅行…という気分になれないというのが、正直なところだったのです。

しかし…せっかく楽しみにしていた週末。何か小さなことをお金をかけずにしましょう、ということで、過去6回の旅行に全参加してきた私と友人ジェリー(Gerry)は、2人でミニ・アクティビティーを決行。
すがすがしい青空が広がった昨日、ホウス(Howth, Dublin13)にてクリフ・ウォークを楽しみました。

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ジェリーと一緒に…雪解けでぬかるんだ道もなんのその!

ゆっくりと景色を眺めならがら、歩くこと小一時間。
お互いの近況に始まり、仕事のこと、家族のこと、昨今の不況について、これからのアイルランドについて…などなど、いろんな話をしました。
途中のベンチに腰かけて海を見ながら、ジェリーのリュックサックから出てきた一つのリンゴを半分こ。そのリンゴがジューシーでとってもおいしくて、なんだかじ~んときてしまった私に、

「30代はノスタルジックになるけれど、40代になればそれも通り過ぎるから大丈夫!」

と言ってくれたジェリーは、昨年、とっても辛い経験をしたばかり…。
本当にノスタルジックなのは、ジェリーの方なのにね。

不況だの、賃金カットだのと、暗いニュースの多い今日この頃ですが、今、私たちの目の前にあるこの美しい景色は変わらない。
高い車も、豪華な家も持たない私たちですが、健康で、友達がいて、自由で、美しいものを歓ぶ心があれば、これからもそんなに困ったことにはならないよね!と2人で話し合い、歩き終わって2ユーロでお釣りがくるソフトクリームをぱくぱく食べれば、身も心もハッピー。

不況のニュースで気持ちまで「不況」にしないように、明るく楽しく過ごしましょうね!


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キンセールでショッピング

ケリー滞在中、地元に住む友人と一緒にキンセール(Kinsale, Co.Cork)へ行ってきました。

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夏は観光客でにぎわう可愛らしい港町キンセール。この時期は、さすがに静かでした

細い路地がひしめき合うキンセールの街は、どこを歩いても楽しく、フォトジェニック。
おいしいレストランがたくさんあるため、グルメ・タウンとして知られるキンセールですが、実はショッピングも楽しい♪
私が必ず足を運ぶのが、港近くのメイン・ストリート(Main Street, Kinsale)。
可愛らしいキッチンウェアのショップ、キルト&ベッドリネンのショップ、素敵なお洋服のセレクト・ショップ、ポップな小物ショップ、アンティーク・ジュエリー店、絵画ギャラリーなど…、小規模ながらもおしゃれなショップが軒を連ねるこのストリート。
ここへ来るといつも好みのものにめぐり合う、私の隠れショッピング・ポイントのひとつで、この通り一本で軽~く数時間過ごせてしまいます!

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メイン・ストリートの、アーティーな色合いのショップ・フロント

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色とりどりのハンターズのゴム長&オーラ・カイリーを扱うお店。何色のゴム長にしようか迷った挙句、「ケイト・モスも持っているのよ~」とのショップのオーナーの一声で、赤を買ってしまいました!

そのほか、お気に入りのセレクト・ショップがちょうどバーゲン中で、以前から欲しかったジャケットを半額でゲット。
お客さんの少ないこの時期、ふらりとショップに立ち寄った地元の人や、ショップのオーナーたちとのおしゃべりも弾み、久しぶりにキンセールでのショッピング&街歩きを満喫してきました。

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キンセールの港に停めてある友人のボート

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ケリーの青空…と雪景色!

真っ青な空と、パームツリー!

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まるでグラン・カナリアへでも行ってきたかのような、この光景。
昨日のアイルランド南西部、キラーニー(Killarney, Co. Kerry)での一コマです。

今週のアイルランドは雪まじりの悪天候が続き、学校が閉鎖されたり、交通機関がストップしたり、フライトが大量に遅れたり…と各地で大混乱。
そんな中、カウンティー・ケリー(Co. Kerry)の友人を訪ねて南西部へ来てみたら、雪はすでに溶けていて、空気は冷たいながらも、空は真っ青!
さすが、メキシコ湾から流れてくる暖流がすぐ脇を通る、アイルランドでいちばん温暖なケリーならでは、です。

しかし、沿岸部からちょっと内陸へと車を走らせると、山の上はまだまだ真っ白。

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カウンティー・コークとの県境近く(山の上に立つのはTV塔)

ダブリン南部のカウンティー・ウィックロウ(Co, Wicklow)の山間部では、レスキュー隊が出動するほどだったそうです。

雪のダブリンを離れて、ちょうどいい時にケリーへ来たな~、なんて思っていたら、なんとダブリンへ戻るフライトは、ダブリン空港の側のコンディションが回復せず、見事にキャンセルされてしまいました。
キラーニーから急遽、列車に乗って3時間半…。ようやく、ダブリンに帰り着きました。
このところ、ケリーへ行く時はいつも飛行機を利用していたので、久しぶりの列車の旅は長かった…。

今週の悪天候で、アイルランドは、18年ぶりの寒い冬を記録したそうです。

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クイーン・オヴ・タルツ!

雪の舞う寒い日の午後、「ケーキ&タルトのおいしいお店」として以前から定評のある、クィーン・オブ・タルツ(Queen of Tarts)でお茶。

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定番のラズベリー・チーズタルト

今でこそこじゃれたカフェがいっぱいのダブリンですが、そんな状況になったはここ7~8年の話。
以前はカフェと言ったらグラフトン通りのBewley's Cafe(または教会や本屋さんのカフェ!)くらいしかなくて、たいていはパブかホテルのラウンジで人と会っていたんですよね。

そんなダブリンに、「スウィーツのおいしいティールーム」として、ほぼいっとう最初にオープンしたのがここ、クイーン・オヴ・タルツではなかったかと思います。

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この国の伝統的なスタイルの、真っ赤なショップフロント

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とっても居心地のいい、こじんまりした店内。奥の茶色は、キャロットケーキです

グルメ・ブームの歴史の浅いダブリンにあっては、今や老舗…といってもいいほどのこのお店。ずらりと並んだスウィーツには特に斬新なものはなく、それがここのいいところ。
アイルランドの伝統の味を、可愛らしく、そしておいしく、まるで家庭のキッチンのような雰囲気の中でいただける、貴重なティールームのひとつです。

ベイリーズ・チーズケーキ、キャロット・ケーキ、チョコレート・ブラウニー、プラムのタルトなどに加え、スコーン、マフィンなどもここの定番。

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おいしそうなマフィンがいっぱい…どれにしようか、迷って決められない!

以前はここのスウィーツは、アイルランドの中では「新しい味!」くらいに思っていたのですが、近頃、いろいろなお店が出来たせいでしょうか。久しぶりに行ってみたら、むしろ、昔ながらのお味。
粉っ気が多くてもっさりした、トラディッショナルなアイリッシュ・スウィーツの食感そのもので、なんだか懐かしく、返って新鮮にさえ感じられたのでした。

Queen of Tarts
4 Cork Hill, Dame Street, Dublin 2
Tel: 01-670-7499
Mon-Fri 7:30-19:00 / Sat&Sun 9:00-19:00
※すぐ近くのCows Laneに2号店があります。

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ダブリンは雪模様

ケルトの暦では2月から春…のはずが、今年はどうしたわけか、冬に逆戻り。
昨日から空模様は大荒れで、ダブリンでは珍しく、雪が降っています!

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自宅の窓から。雪吹雪です!

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シティーセンターのカフェにて。このときは、ちょっとみぞれ模様

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時おり、雹(ひょう)も降りました

そして、すべてが急にやんで、時おり青空がのぞくことも。

変わりやすいお天気はここではいつものことですが、今回の「雪付き」悪天候は、ちょっと種類が違うような…。
なんだかアイルランドではなくて、スカンジナビアのどこかの国にいるみたい。とてつもなく寒いところから、冷た~い空気が押し寄せてきているような…。

今回はアイルランドの東部・南部が、特に荒れ模様のようです。
天気予報によると、このお天気は日曜日まで続くとのこと。フライトや交通機関の遅れなどが予想されていますので、こちらにいらっしゃる予定の方は、どうぞ気をつけていらして下さいね。


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シィネードの手作りブレッド

友人シィネード(Sinéad)が焼いて持って来てくれた、フィリングたっぷりのお菓子風手作りブレッド!

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フィリングの中味は、プルーン、オレンジ&レモン・ピール、ヘイゼルナッツ。エキゾチックなお味で、ヘルシーかつリッチな気分

ひとりで食べるにはもったいなくて、近くに住む別の友人宅へ押しかけ持参。
とっても喜んでもらえて、まるで自分が焼いたかのような誇らしい気分(笑)。
おいしいコーヒーを入れていただき、楽しい午後のお茶会となりました。

毎度のことながら、シィネードのクッキングに感謝・感激。

※シィネード風クッキングの過去ブログ:友人シィネードのアップル・パイシィネードの「ふすまのマフィン」簡単レシピ

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