昨夜、5日間にわたる雑誌の取材のご案内が終わり、次の仕事のためにその足でベルファースト入り。
昨夜の雨も上がってすがすがしい青空が広がった今朝のベルファーストですが、それよりもわくわくしてしまったのは、ホテルのロビーにあった
「お菓子の家」!

まるでヘンゼルとグレーテルの世界。こちら、
クリスマス・パーティーの予約受付の宣伝だそうです。
ふと気づけば、
今日は8月最後の日。クリスマスまで、あと4ヶ月足らずなんですね〜。
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占星術研究家の
鏡リュウジさんとご一緒した取材旅行で、カウンティー・カーロウにある
ブラウンズヒル・ドルメン(Brownshill Dolmen)へご案内しました。

巨大なキャップ・ストーン(蓋に当たる部分の石)は、ヨーロッパでいちばん重量があるそうで、
推定150トン!カーロウの町から車で5〜10分ほど、R726(Hackettown Road)沿いの牧草地の中に忽然と現れます。
巨大キャップ・ストーンを後ろから見てみると、まるで
マッシュルームのオバケのよう!

一見、どうも頭でっかちでアンバランスな感じがするドルメンですが、見ているうちに、その
アンバランスさが返ってバランス良く見えてくるという不思議なドルメンなのでした。
ドルメンについての解説は、
キルクルーニー・ドルメンの項をご参照くださいませ。
鏡さんとの取材旅行で訪れたその他の面白い場所については、後日アップさせていただきます!
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先日、ゴールウェイ近くの
スピッダル(Sppidal)の海岸を散歩している時に、
ハート型の石が飾られているのを見つけました。

うやうやしく置かれているところを見ると、
ご利益のあるパワーストーンかも・・・。わいわい言いながら皆で石にさわってみると、心なしか温かいではありませんか!
実はこの時、アラン諸島へのフェリーに乗り遅れるというハプニングに見舞われた私たち。次のフェリーを待つ間、時間つぶしにスピッダルの浜辺をぶらぶらしていたのでした。
こんなことでもない限り、スピッダルでゆっくり過ごすなんてことはなかったはず。もしかすると、
ハートの石からパワーをもらうために、しくまれたハプニングだったのかも…。
ハート石からのパワーのおかげか、楽しく終了したこのツアー。終わると同時に、今度は雑誌の取材旅行のご案内をしています。
占星術師の鏡リュウジさんとご一緒にアイルランドのスピリチュアルな場所を訪ねる旅。今日、鏡さんとお話しながら、ふとこの石のことを思い出し、
不思議なシンクロニティーを感じたのでした…!
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ジャイアンツ・コーズウェイ近くの海岸で、真っ青な大西洋に見とれるお客様6名。

8月も下旬となり、日一日と秋の空気に。
楽しかった前回のツアーの写真を見ながら、終わりゆく夏を想って感傷的な気分になってしまいました〜。
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人口の倍以上もの羊がいるアイルランド(人口400万人、羊850万頭!)。
アイルランドに来たならば、ぜひとも羊の写真を撮って帰りたいと思われる方も多いことでしょう。
しかし、
羊をカメラに収めるのって意外に難しい。
羊は動くものに反応する性質があるので、「うわ〜羊ちゃんがいっぱい」とカメラを手に車を降りたその瞬間、背を向けて、さ〜っと水が引くように遠くへ逃げてしまうのです。
ところが、
北西部ドネゴールの羊はちょっと違う。
ここの羊、警戒心がないのか、好奇心旺盛なのか、近づいていくと、
ちゃ〜んとカメラ目線で立ち止まってくれるのです!

立ち止まって我々をじっと見つめた上、どうやら
相談事を始めた様子。
「あいつら、この辺りでは見かけない顔だメー」
「怪しいやつではなさそうだメー」な〜んて、羊コトバで話してるんでしょうかね〜。
私の経験上、
カメラ・シャイでない羊はドネゴールだけ。人里はなれた田舎暮らしで、人恋しいのでしょうか。
前回のツアーで撮った写真を見ても…
コネマラの羊は背を向けて遠吠えを始めたし、
北アイルランドの羊は、一心不乱に草を食べていて、カメラに見向きもしない。
羊ちゃんのナイス・ショットを撮るなら、ドネゴールの田舎がお勧め。
人も羊も、とってもフレンドリーです!
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昨日のブログでもちらりとご紹介した
Ardtara Country Houseは、数あるマナーハウス・ホテルの中でも、私の大のお気に入り。
18世紀、リネン産業で一旗挙げた一族のお屋敷で、ベルファーストとデリーの中間あたりにある知る人ぞ知る隠れ宿です。
それぞれ異なった内装の10室足らずのお部屋は、とっても品良くハイ・スタンダード。お部屋に入ると暖炉に赤々と火がともされており、みな大感激!

それぞれ色調の異なる
ベッドルームはどれも素敵。

猫足のバスタブのあるお部屋も。


古いお屋敷の雰囲気を残したまま設備は機能的に整えられており、
ベッドの高さ、家具やバスルームの配置など、何もかも行き届いていて居心地がいいのです。
お食事も絶品!
世界各国の有名レストランで修行を積んだ天才シェフ・オリヴィエが腕を振るうお料理は、アイルランド一と言っても過言ではありません。
ペイストリーにおおわれた
カリフラワーのクリームスープ(おいしくて涙がチョチョ切れた!)
合鴨のローストは懐石風

渦巻きのプレゼンテーションは
ローストラム
笹の葉に盛られた
ハト料理
デザートの
パンナコッタ、可愛くて食べるのがもったいない〜

すべてが行き届いていながら、ベタベタしないさり気ないおもてなし。
夢のような休日をリラックスして味わうのに、最適の宿です〜。
ARDTARA COUNTRY HOUSE
8 Gorteade Road, Upperlands
Co Derry, BT46 5SA
Northern Ireland
Tel: (+44) 028 796 44490
Fax: (+44) 028 796 45080 テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

北アイルランドの隠れ家的マナーハウス・ホテル、
Ardtara Country Houseのブレックファースト。
ここ1週間ほど、
人里はなれた素敵なマナーハウスに宿泊しながらの楽しいツアーをご案内していました。
今回のお客様は、
私が2年おきにご案内している旧知のグループさん。
以前にアイルランド南部の旅をしたので、今回は「アイルランド北部とアラン諸島の旅」でした。
2年前から楽しみにプランしたこの旅行。
写真のブレックファーストのように毎日ニコニコ楽しくて、まるで夢を見ているかのようでした。
こんな楽しい旅を企画・ご案内させていただく機会を与えてくださったグループの皆さん、本当にありがとうございました!旅のハイライトなどなど、また徐々にご紹介していきますね〜。
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先週、コークからダブリン行きの列車に乗っていたときのことです。
The Irish Times付属の雑誌をぺらぺらとめくっていたら、まるで
『ハックルベリー・フィンの冒険』さながらの「木の上の家」が見開きで紹介されていました。
www.treehouse-company.comより
このツリー・ハウス、どうやら子供のためのおもちゃの家ではなく、
フルタイムで住める設備があるらしい。ベッドが2つあり、水道管も電気も通っていて、キッチンには憧れのアーガ・クッカーまであるとのこと!
今やダブリンにもオフィスのあるこの会社、もとはスコットランド発祥。写真のツリー・ハウスはカウンティ・キルデア(Co. Kildare)に建てられたもので、
木の上の住人はウィーク・デーは忙しいビジネスマン、もっぱら週末の隠れ家として利用しているようです。
私だったら、フルタイムで木の上の住人になりたい!
お値段は75.000〜95.000ユーロ(約1千〜1千200万円)だそうですから、私にも買えるかしら〜。
ツリー・ハウスに住むなんて、子供の頃に憧れたハックルベリー・フィンの生活そのものではないですか。素敵!
早速、アーガ・クッカーのある夢いっぱいのツリー・ハウスでの生活を空想し出した私。お隣さんはリスの一家かしら〜なんて楽しいことを考えながら、ふと車窓に目をやると、なんとまあ、
写真とそっくりの家がキルデアの平原に建っているではありませんか!
たった今、雑誌で見たばかりのものがすぐそこにあってびっくり。夢に見たことが本当に起こったかのような不思議な気分です。ちょっと不思議なこの感じは、現実になりそうな予感が…。
「アイルランドで木の上の住人になる」なんて、なかなかいいアイデアではありませんか!
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ダブリンの
国立図書館(National Library)にて、ノーベル文学賞作家・
WBイエーツ(1865−1839)の特別展が行われています。

イエーツの亡き妻ジョージーと長男のマイケルにより寄贈された膨大な遺品の一部が展示されており、その中に、
イエーツが大切にしていた日本刀があるというので見に行ってきました。
1920年アメリカへ講演旅行に出かけたイエーツは、オレゴン州ポートランドで講演に感激した
「サトウ ジュンゾウ」さんという日本人から日本刀をプレゼントされました。
イエーツは自分の死後、この刀を贈り主に返還して欲しいと言い残しましたが、サトウ家は「一度お贈りしたものは、受け取らないのが日本の流儀」と返還の申し出を断ったそうです。
それは長さ30センチほどの刀で、妻のジョージーと並んだイエーツの写真の隣りでピカピカと光っていました。
インドや日本など東洋の精神世界に憧れを抱いていたイエーツ。日本人の精神性の象徴とも言える刀を保持するということは、イエーツには特別な意味を持っていたのでしょう。
この日本刀(「Sato's Sword」と呼ばれる)は、のちにイエーツの詩の中にも登場しています。(『Meditations in Time of Civil War』『A Dialogue of Self and Soul』)
イエーツは日本の能に関心を持ち
『鷹の井戸(Hawk's Well)』など能仕立てのお芝居を作っていますが、それに使用されたお面も展示されていました。
また、10代の頃から
オカルト的なことに関心のあったイエーツは、「
黄金の夜明け団」という秘密結社のメンバーでもありました。そこで授与された「生命の樹」というカラフルな昇給試験合格証や、愛用のタロット・カードなどの展示は、まさに魔法学校さながら!
多くの展示品の中で私がもっとも興味深く思ったのは、
イエーツの妻ジョージーの「自動書記」ノート。
52歳で初婚だったイエーツ、相手は25歳の若いジョージー・ハイド・リー。結婚して4日目ハネムーンの最中に、この妻に驚くべきことが起こります。なんと
彼女の肉体を通して霊界からメッセージが伝えられ、右手が自然に動き出し、ノートに絵や文字が綴られていったのです。ジョージーの「自動書記」はその後2年ほど続き、イエーツの創作に計り知れない影響を与えたのでした。
まるで子供のお絵かきのような絵や文字が綴られているのですが、これが霊界からのメッセージ。その中にある塔の絵は、新婚のイエーツ夫妻が暮らしていたゴールウェイ郊外の
バリリの塔(Thoor Ballylee)を連想させます。廃墟となった中世のタワー・ハウスを購入し、そこで生活しながら創作活動に打ち込んだイエーツですが、もしやそれは、霊魂からのお告げだったのかも…。
神秘的で美しい詩を次々に創作していったイエーツですが、そこには
スピリチュアルなエネルギーが働いていたのかもしれません。
子供時代の品、家族の写真、手書き原稿や手紙など貴重など貴重な展示の他、美しい映像を眺めながらイエーツの詩の朗読が聴けるコーナーもあり。
雰囲気満点のイエーツ・ワールドにどっぷりとひたらせてくれる、素晴らしいエキシビジョンでした。
The Life and Works of William Butler Yeats
National Library of Ireland
Kildare Street, Dublin 2.
Tel: +353 1 676 6690
月−水 10:00−19:45/木−土 10:00−16:45
入場料無料(今後、3年間展示予定)テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報
2〜3日前に
グレンダーロックへお客様をご案内したのですが、周辺のウィックロウの山が紫に染まっているのを見て、思わず歓声を上げてしまいました。
正体は、ヒースの花!毎年この時期になると、紫にかすむ山をあちらこちらで見かけるようになります。
一つ一つの花は小さいけれど、群生すると燃えるような輝きを放つヒースの花、ますます大好きになりました。

グレンダーロックの山と湖
関連の過去ブログ…「
白いヒースは幸運のしるし」
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アイルランド各地にある「
聖なる泉(Holy Well)」。
古代ケルト人のアミニズム信仰によって崇められた泉や湧き水は、その後のキリスト教伝説などと融合しながら、今も民間信仰として各地に残っています。
ケルト人は、泉は大地の女神エリュー(アイルランドの国名Eireの由来)の子宮への入り口と考えていました。
母なる大地の子宮から湧き上がる水を飲めば、ケルトの女神と連結することになり、「豊穣」「治癒」が叶えられる…と信じられていたようです。
ケルトの王が君臨した
タラの丘の上り口近くにも「聖なる泉」があり、今も地元の人に守られ、使用されています。
ここのお水、とってもきれいでおいしいので、時間のある時はいつもお客様をご案内しています。
ゲートを入っていくと、

奥に祠があり、

覗き込んでみると、そこには
澄んだ水がふつふつと沸いています。

プラスチックのピッチャーが置いてあるので、くみ上げて、皆で聖なる水をごっくん。
この日が観光の最終日だった皆さん。
聖水を飲んで、旅の締めくくりです。
そのご利益があったのか、今朝、皆さんがダブリンをお発ちになる時には、例の
ロンドンでのテロ未遂事件に伴う厳戒体制が緩和。ロンドン経由のフライトにもかかわらず、何の問題もなく、安全かつスムーズにご帰国の途につかれました!
大地の女神様、ありがとう!
※過去ブログでご紹介した、その他の聖水情報…「
聖パトリックの泉」
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キラーニー郊外のパブでの
「アイリッシュ音楽&ダンスの夕べ」。
私たちグループのためだけに手配されたダンサーとミュージシャンたちが、
素朴ながらもとっても楽しく温かい演出をしてくれて、お客様も大感激!
アイリッシュ・ダンスを踊るキーラとセーラ
イーリアン・パイプを巧みに奏でるトーマス
素晴らしい美声の持ち主ブレンダン

ケリーのユニフォームで「
ブラシ・ダンス」を踊ってくれたキーラ
お客様と一緒に挑戦!!
何人かのお客様のリクエストに答えて『
アイルランドの子守唄』を熱唱してくれたブレンダン。普段は静かだったご年配のお客様も、「ブラボー!ブラボー!」と立ち上がって歓声を送っておられました〜。
最後はみんなで手をつないで、‘
When Irish Eyes Are Smiling〜♪’を楽しく歌ってお開きに。
大きな劇場ショーも見事ですが、こういう
素朴なパブでの演出も心に残りますね。
お問い合わせはこちら。
Innbetween
Baufort, Killarney, Co. Kerry.
Tel:064−44347(ディナー付き。ミュージシャン&ダンサーはプライベートに手配することになるので、グループでのご予約をお勧めします)
テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報
アイルランド南西部の景勝地カウンティー・ケリー(Co.Kerry)で、一周約170キロのケリー周遊路(Ring of Kerry)をドライブ。
途中、
地元の羊飼いブレンダンによる牧羊犬ショーを見物しました。
アイルランドの牧羊犬チャンピオンでもあるブレンダン

2匹の
ボーダー・コリーによって追い立てられていく羊たち。牧羊犬は、ブレンダンの口笛とホイッスルで「右・左・進め・止まれ」の4種類の合図を聞き分けて動きます。


ブレンダンのショーは、キラーニーから車で約1時間ほどのKellsで午前中に行われています。詳しくはこちらまで。
Brendan Ferris
Kells Sheep Centre
Kells, Ring of Kerry, Co. Kerry
tel. 087-260-4566
お客様からの質問に丁寧に答えるブレンダン
アイルランドを代表する古城ホテル、アッシュフォード・キャッスル・ホテル(Ashford Castle Hotel)。豪華ホテルにゆったり滞在して、さまざまなアクティビティーを楽しむことが出来ます。
今回2泊ご宿泊なさったお客様は、
「鷹の調教(Falconry)」に挑戦。これが体験できる場所は、アイルランドで唯一、ここアッシュフォード・キャッスルのみだそう。
鷹を手に乗せてご満悦のお客様
鷹の習性、飛ばし方、戻し方を教えていただいた後、いざ挑戦〜!



最後は、鷹を連れて森へお散歩。この頃には、気分はすっかり
「鷹匠」です〜。
鷹は羽が短く飛行距離が短いため、鷲に比べると、
素人でも調教体験が簡単に出来るそうです。
優雅な古城滞在中の、アクティブでエキサイティングな体験でした!
北アイルランドの都市デリーは、フォイル川沿いに発展した美しい街。17世紀に築かれた城壁の残る、アイルランド唯一の城塞都市でもあります。
しかし北アイルランドに平和が訪れた今も、この街を訪れると、
過去の紛争の歴史を振り返らずにはいられません。
城壁から見下ろす
ボグ・サイド
「Free Derry」を主張する壁画
1972年『地の日曜日事件』の慰霊碑

『ダニー・ボーイ』発祥の地として知られるデリーですが、この街を舞台にした
『Town I Love So Well(私の愛する街)』もアイルランドではよく知られています。
どことなく懐かしいようなメロディーにのせた詩は、
楽しかった子供時代の思い出、成長して街を離れたが、久しぶりに帰郷したら紛争によって街はすっかり変わってしまった、しかし起こったことは仕方がない、出来ることはただ平和を願うことだけ…と、なんともやるせないような胸に秘めた郷愁が歌われています。(英語の詩・全文は
こちら。メロディーのさわりだけなら、
こちらでお聞きいただけます)
私が初めてデリーを訪れた9年前は、城壁を装甲車が走っていました。久しぶりにデリー観光をし、バスの中でこの歌をかけ、
この街にこんな穏やかな日がやってきて本当に良かったとしみじみ思ったのでした。
17世紀の大砲。今では観光用にすっかり整備されて…
アイルランド島北東部の
カウンティー・アントリム(Co. Antrim)は、歴史的にスコットランドと関わりの強い地域。
ベルファーストは今でもスコットランドから仕事に来る人が多く、街の様子も、ダブリンやロンドンよりエディンバラに似た雰囲気があります。
海を隔てて向かい合う
アイルランド島のフェア・ヘッド(Fair Head)と、スコットランドのキンタイア岬(Mull of Kintyre)。ここが2つの地域がいちばん接近している場所で、その距離はほんの20キロほど。
アントリム沖のラスリン島の背後に見えているのが、アイルランドからいちばん近い
スコットランドです!

(ジャイアンツ・コーズウェイ近く
Ballintoyより)
かつてこの地を治めていた
スコットランドのマックドネル一族は、
緊急時にはフェア・ヘッドにのろし火をたいて、スコットランドにいる一族に救援を求めたそうです。キンタイア岬から大急ぎで船を漕いでやって来るマックドネルの軍隊が、今も見えるかのよう〜。
近くには、16世紀のマクドネル一族の居城であった
ダンルース城(Dunluce Castle)が残っています。

難攻不落の廃城は、海をバックに迫力満点です〜!
テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報

北アイルランドにある
ブッシュミルズ(Bushmills Distillery)は、1608年創業の世界最古のウィスキー蒸留所。
400年の歴史を誇るウィスキー作りの現場を、
ガイド付きツアーで見学することが出来ます。


ウィスキーと言えばスコッチ・ウィスキーが良く知られていますが、実は
発祥地はここアイルランド。6世紀に修道院で成し遂げされた偉大な発明品です!なんでも、東洋から香水を蒸留する釜を手に入れた修道士たちが、試行錯誤して出来上がったのが
ウシュケ・バハ(Uisce Beatha)=「生命の水」。このアイルランド語が、ウィスキーの語源となりました。
アイリッシュ・ウィスキーとスコッチ・ウィスキーの大きな違いは2つ。
まずは、大麦のいぶし方。スコットランドでは泥炭のいぶ臭い香りがつくようにするのに対して、
アイルランドでは密閉釜で香りがつかないようにいぶします。スコッチ・ウィスキー独特のスモーキーな香りはこの時に生まれます。
もうひとつの大きな違いは、蒸留の回数。スコッチは2回しか蒸留しないのに対して、
アイリッシュ・ウィスキーは3回蒸留します。3回の蒸留を行うことで、アイリッシュ・ウィスキー独特のまろやかでスムーズな口当たりとなるわけです。
蒸留所の見学は、
ブッシュミルズ・ウィスキーの試飲で締めくくり。グループの代表の方に、3種類のブッシュミルズ・ウィスキーと、スコッチ、バーボンの飲み比べをしていただきます〜。

おいしいウィスキーをいただき、皆さんほろ酔い気分。今日の観光はこれで終わりで良かった〜。
Bushmills Distillery
Contact number: +44 (0)28 207 33218テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報
今日から11日間、アイルランド周遊のグループ・ツアーのガイド。今回のツアーの出発地である
ベルファーストに来ています。
グループさんは夜まで到着しないので、ちょっと早めにベルファースト入りして、お友達と
日本食レストランZenでランチ。おいしい
うな重を食べてきました〜!

このウナギはアイルランド産、
ベルファースト近くのネイ湖で捕れるもの。そう、アイルランドにはウナギがあるのです!その昔、食料が貧しかった時代は、ネイ湖畔に住む人は盛んにウナギを食したようです。
こちらのうな重、たれも日本の味そっくり、ご飯も日本米ではなかったものの、そのわりにはふっくらと上手に炊けていました。

前菜にいただいた
お刺身盛り合わせランチタイム・スペシャルは、すべて5.95ポンド(約1100円)とリーズナブル。ダブリンにはないタイプの都会風の日本食レストランで、なんだかニューヨークにでもいるような気分になってしまいました〜。
今年のアイルランドの夏は暑く、ちょっとバテ気味だった私。
おいしいうな重で元気回復、忙しい夏を乗り切れそうです!
Zen
55-59 Adelaide Street, Belfast BT2 8FE
tel: 028 9023 2244テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報
このところ、現場でのガイド業に加えて、さまざまなお問い合わせをいただく機会が多く、楽しくコーディネートさせていただいています。
中には、へえ〜こんなことも出来るの?というようなユニークなお問い合わせもいくつかありますので、ご参考までにいくつかご紹介させていただこうかと思います。
まずは、
ガリバーつながりでご紹介いただいたT様の
個人旅行のコーディネート。
T様のお好みをうかがった上で、お勧めの場所を
完全カーダーメイド。
ダブリンをガイド付きで半日ご案内したあと、ゴールウェイやアラン諸島など公共の交通機関を利用して行けるところはお一人で行ってきただき、それが難しい
スライゴ&ドネゴールの秘境は専属ドライバー&日本語ガイド付きでご案内。

専用車でドライブ

大西洋の景色を満喫するT様
その様子は、ここ数日間のブログにアップさせていただきました〜。(「
真夏のスリーヴリーグ」「
南ドネゴールの秘密のビーチ!」「
漁港キリベックスの苦悩」「
ドネゴールの隠れ宿ウッドヒルハウス」をご参照くださいませ!)
この「部分ガイド付き旅行」は、
一人旅の気ままさ+日本語ガイドのご案内で臨場感たっぷり+ガイドブックにはない秘境スポットへ行ける、などなど、なかなかお得でお勧めの方法です。
アイリッシュ・ハープの工房を訪ねたい!基本的に観光用のハープ工房というのはありませんので、将来的に購入の意志があるハープ演奏者の方のみ。
工房へのアポから、ご当日の通訳&ガイド兼ドライバーの手配までコーディネートさせていただきました。
ストーリーテラーにアイルランドの昔話をアイルランド語で語って欲しい。
今も、現役のストーリーテラーがたくさんいるアイルランド。
お客様の宿泊ホテルに来ていただき、約1時間、じっくり語っていただきました〜。
ちなみに、
ダブリンでは月に1回(第2木曜日)、「ストーリーテリングの会」が開催されています。ご興味のある方は、会場へ直接足を運んでみるのも面白いかも。詳細は
こちら。
こんなこと出来るのかしら〜というような
ユニークなお問い合わせ大歓迎!現地ガイドのネットワークを駆使して、みなさんのご希望を叶えさせていただきます!
お問い合わせは、
こちらへどうぞ!
テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報
南ドネゴールの大自然を堪能されたT様のこの日の宿は、アドラ村の
ウッドヒル・ハウス(Woodhill House)。
アイリッシュ・フレンチのレストランとしても国内外から定評のあるこのお宅、
17世紀のマナー・ハウスを改装した、知る人ぞ知る南ドネゴールの隠れ家的ゲストハウスなのです。
ガーデンを見晴らすお部屋は今年新築したばかり
名前の通り、森の中の丘に静かにたたずむゲストハウス。
豊かな自然環境やおいしいお料理はもちろん、
オーナー夫妻のホスピタリティーで知られるこのお宿。レストランにもお庭にも、
長年手をかけて愛しんできた、ご一家の愛情がいっぱいに感じられます。
オーナー夫人ナンシー自慢の
ローズガーデン
17世紀の石の門。この下で願い事を唱えると叶うと言われています!

家の中には
家族のヒストリーを伝える温かなコーナーがいっぱい

私がウッドヒルに初めて来たのは、今から2年前のイースター・サンデーのこと。実は
お目当てだった別のゲストハウスが満室で、急きょ他を当たっているうちにウッドヒルに行きついたのでした(笑)。
今思えば他の場所がいっぱいで良かった。偶然やってきたウッドヒルにすっかり魅せられて、それ以来すっかり気に入り、仲良くしていただいています。
昨年は、
スカイパーフェクトTVの旅番組の取材にもご協力いただきました。懐かしくなって写真を掘り返してみました〜。

出演者の原田里香さんを囲んで記念撮影
ところで、この日T様とご一緒したディナーは、
雰囲気・お味ともにパーフェクト!!選んでいただいたナバラの赤ワインのおいしかったこと!
スターターの
エビとトマトのサラダ
メインは
鹿肉のロースト
そしてデザートは、ウッドヒル名物
カラギンモス(海草)・ゼリー
(今ではすっかりメニューから消えかけているアイルランド伝統の味、海草ゼリー。これについてはたくさんウンチクがあるので、また別項目で後日ご紹介しますね。)
さらにこの後、村のパブ
Nancy's(ウッドヒルの奥様ナンシーのご実家)へ繰り出し、ドネゴールの楽しい夜は更けていったのでした…。
ちなみに、シェフが使用しているのは
日本の包丁一式とのこと、見せていただくと、越後の「関孫六」ブランドでした。

おいしいお料理とアイリッシュ・ホスピタリティーで至福の時を過ごされたい方、
ガイド一押しの宿ウッドヒル・ハウスをぜひ訪ねてみてはいかがでしょう。
テーマ:アイルランド生活 - ジャンル:海外情報
スリーヴリーグで見つけた、
野生の白いヒースの花。
ピンクと一緒に花束にして、大切に持ち帰ってきました。
「白いヒースは幸運のしるし」と言われます。スコットランドなどでは、結婚式に胸につけるのがこの花だとか。
これまでヒースを見るたびに、「白はないかしら〜」と目を皿のようにして探しても見つからなかったのに、この日は景色に見とれながらふと目を見やったら、
一面のピンクの中に白い一株が光っていました。
かなり遠くにあったにもかかわらず、目に飛び込んできたから不思議〜。(私は目が悪いので、普通だったら見えない距離)
夏の後半も楽しくなりそうな予感。
皆さんにも、
たくさんの幸運が訪れますように!
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アイルランド一の
漁港キリベッグス(Killybegs)。
スリーヴリーグへ行く途中にひと休みして、港を歩いてみました。
網に絡みついた
ヒトデ
カレイのような魚もいっぱい

カモメがギャーギャー言いながらついばんでいました。

かつて漁業が最高潮だった頃は、
世界一億万長者の多い町だったキリベッグスも、最近は大型船がいつも港に停泊中。
EUの割り当て制度により、決まった量以上の魚を取ることが出来なくなり、漁業を生業とするこの町も深刻な打撃をこうむっています。
アイルランド海域にはいい漁場がたくさん。EU加盟以前のスペインなどは、海域を犯してやって来ては漁をしていったとか。(その頃、アイルランドには拿捕する船がなかった…)
罰金を払ってでも、アイルランドから魚を獲った方が儲かったといいます。
魚があるから漁業をする、穀物が育つから農業をする、というシンプルな法則が成り立たなくなってしまった今の世の中。
この国の伝統的な産業を継承しようとする人たちは、経済成長とは裏腹に、さまざまな苦労を強いられているのかもしれません。

T様に熱心に説明をするローカル・ガイド兼ドライバーのジェイムズ君
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