ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

パワーズコートのペットの墓地

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カウンティー・ウィックロウの名園パワーズコート・ガーデンには、歴代のお屋敷主に可愛がられた「ペットの墓地」があります。

この手の墓地は、昔のお屋敷によくあるものの、パワーズコートのものはアイルランド最大規模。
お犬様、お馬様などの小さな墓石を見ていると、飼い主のいっぱいの愛情が感じられて、微笑ましい気持ちでいっぱいになってきます。

こちらは、アイリッシュ・ウルフハウンドのキルフェインちゃんのお墓。

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1911年10月20日に亡くなり、墓碑には「万人に愛された」とあります。
ちなみにアイリッシュ・ウルフハウンドとは、世界でいちばん背の高いアイルランド原産の犬
(アイリッシュ・ウルフハウンドについては、こちらのサイトに詳しく書かれています)

そしてこちら、セントバーナード犬のビバリちゃんのお墓~。

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1965年に8歳で永眠したビバリちゃんは、翌年に亡くなった姉(または妹)のブリジットちゃんと一緒に安らかに眠っている様子。

次はポニーのジェイムズ君…な~んて具合に、墓碑をひとつひとつ見てしみじみしていたら、いつの間にか、お客様に置いて行かれてしまっていました~。


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リバーダンス、ダブリン公演始まる

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今年もダブリンにて、リバーダンスの公演が始まりました~!
初公演から今年で11年目、ダブリンのゲイエティ・シアターでの夏の公演は、これで3年連続となります。

私がリバーダンスを初めて生で見たのは、2003年。
アイルランドで開催されたスペシャル・オリンピックの閉会式に、ドキュメンタリー映画の撮影チームとして居合わせた時でした。
ステージにずらり並んだダンサーたちが一斉にステップを踏むその様子に、話には聞いていたものの、とにかく圧倒~。

翌2004年にゲイエティでフル公演を見て、再び感激。
ダンスや音楽の素晴らしさもさることながら、ショーの構成がとにかく面白い。フラメンコ、ストリートダンス、コザックダンスなどとの競演で、盛り上がる、盛り上がる…!

今やアイリッシュ・ダンスの代名詞かのように言われるリバーダンス。
そもそも「リバーダンス(=川のダンス)」というネーミングは、アイルランド文化が川の流れのように全世界へ流れていく様子を表しているそうです。
世界の様々なダンスがショーに織り込まれているのは、かつては移民と共に流出していった文化が、今や他の文化を伴い、より洗練されて本国へ戻ってきている様子をも表しているのでしょう。

大海でさまざまな経験をし成長したサーモンが、一回りも二回りも大きくなって故郷の川へと帰ってきた…といったイメージでしょうか~。

今年の公演は、6月27日(火)~8月26日(土)、月~金20:00・土15:00&20:00(料金25~55ユーロ)
この期間にダブリンにいらしたら、ぜひお見逃しなく~!

Riverdance
The Gaiety Theatre
South King Street,Dublin 2
(Off the top of Grafton Street)

Box Office:
P: 00 353 (0) 1 677 1717
F: 00 353 (0) 1 677 1921
E: boxoffice@gaietytheatre.com


※リバーダンスについての日本語説明のあるサイト

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7年前の「私」に出会う

早朝の空港トランスファー。ご帰国されるグループさんをホテルから空港へお送りし、お見送りする仕事です。
約20名ほどのグループさんの中に、またまた私を知るお客様がいらっしゃいました~。

「あなた、ナオコさんでしょ!私たち、99年に○○旅行社であなたの添乗でここへ来たのよ~」

と、駆け寄って来られた女性お2人組。
そう言われてみれば…あっ~、覚えてる、覚えてる~!

「あのあと、○○旅行社で19回も旅行したのよ~。あなたとご一緒したアイルランドの旅が、あんまり楽しかったから~」

と嬉しいことをおっしゃりながら、お客様がバッグから出された一枚の白い紙。

「ほ~ら、あなたが書いて下さったこの地図、ずっと大事に持ってたのよ~」

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なんとそれは、7年前、添乗員だった私が書いたイラスト入りアイルランド・マップ!
添乗員時代の私は、大きな画用紙にその国の地図を描き、バスの中に貼り出していました。日程を追ってピンクの蛍光ペンでルートをなぞり、今日はここまで旅しましたよ~とお客様にお話していたものです~。
さらに、同じようなルートマップをイラスト入りで書いてコピーし、旅の終わりに全員に差し上げていたのでした~。

このお客様は、それを7年間、大切に持っていて下さったのです!
さらに、今回の2度目のアイルランド旅行にも持参して下さり、それを参照しながら日々過ごしておられたとのこと。

「あなたが読んでくださったイエーツの詩のコピーも、今回ちゃんと持ってきたのよ~」

ダブリン空港の出発ターミナルで、7年前にタイムスリップしたような気分~。それは私がアイルランドと関わるようになって、まだ間もない頃でした。

旅の感動とは、こういう形で残るものなのか~とある種の感激を覚えました。
添乗員時代の私は、お客様が楽しかろう、喜ばれるであろう、といろんな工夫をしていたものです。自分の経験不足や至らなさを補うためでもあったのですが、お客様はそれを受け止めて、ご自身の旅の思い出や感激として、大切に持っていてくださったのです。

7年前の一生懸命だった自分に、拍手!
きっと「過去の私」が「今の私」にエールを送ってくれたのでしょう。7年前の私に負けないように、今日も頑張らなくっちゃ~!

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「渦巻きの法則」

日々のご案内が終わり、お客様からこんなお褒めの言葉をいただくと、まさにガイド冥利に尽きるというもの。

「とってもわかりやすい説明、ありがとうございました~」
「理路整然としたご案内、よくわかりました~」
「あなた立て板に水のようね~、聞きやすかったわ~」


以前は「親切ね~」とか「アイルランドがお好きなのね~」「よくご存知ね~」と言われることが多く、それはそれで嬉しい気がしたものの、何か違うな~という気がしていました。なんだかレストランで、「素敵なところにお店を出されましたね~」とトンチンカンな褒め言葉を聞いているような気分…。
それが最近、「(ガイディングが)わかりやすい」としきりに言っていただけるようになりました。
やはり「(お料理が)おいしい」とお客様に言わせてこそレストランの本領発揮、同じくガイドも、説明が明瞭で、お客様をフムフムと言わせてこそ、知識と情熱を正しく使って仕事をしていることになるのでしょう。

お客様をフムフムと言わせるには、情報量はもちろん、それを見せる「話術」が必要
私は、ガイディングとは「情報のデリバリー」だと思っています。
お客様にお伝えしている「情報」そのものは、ガイドブックや専門書と共有している部分であり、私のオリジナルでも何でもありません。要はその「伝達の仕方」に、ガイドそれぞれの持ち味やオリジナリティーが発揮されるわけで、これは、同じ教科書を教えても先生によって教え方が異なり、生徒の理解度に反映されるのと同じこと。
情報や素材はもとより、その使い方、見せ方を工夫し、「話術」を磨くのが私たちガイドの仕事の本領と言えるでしょう。

ところで「話術」について、私には、経験から学んだひとつの法則があります。名付けて「渦巻きの法則」、古代史跡に刻まれたこの文様から思いつきました~。

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Knowth.comより)

これは、ニューグレンジの墓室内の巨石に刻まれた謎の渦巻き文様。3つの渦巻きが結合するこの文様は、5200年前の新石器時代の人々が描いたものです。(金属が発明される以前のものですから、石器で彫刻されたもの。)

私の「渦巻きの法則」は、まさにこのイメージ
ひとつのトピックに対してだいたい3つくらいの具体例(年号、数字、人物の名前、歴史的事実などなど)を挙げ、それをぐるぐると掘り下げて話すのですが、思う存分ぐるぐるしたら、最後は中心トピックに戻してあげる。ここが大切です。
非常に単純なことなのですが、その「ぐるぐる」が戻ってきたときに聞き手はフムフムとなり、理解したという満足感を得るようです。

もし「ぐるぐる」が戻ってこないで、話が脱線したまま次のトピックへ移ってしまうと、聞き手は中心を見失い、「今何の話を聞いているんだっけ?」と不安になってしまいます。まさに、話のオチのない状態。
これだと、「あのガイドさん、ひとりでベラベラしゃべっているけど、なんだか内容がないよな~」と、一生懸命ガイディングしているにもかかわらず、空回りになりがち。

「渦巻きの法則」は、一般的な会話や、さまざまな現象にも当てはめることが出来ます。
中心をはずさない会話をする人は魅力的。
単独で渦巻きを作るより、人と結合している方が何事もうまくいく。
あちらこちらで渦を作って脱線する人生も、中心さえしっかりしていれば大丈夫、などなど。

どうやら、「つながっている」「元に戻る」「中心がある」という感覚は、人に安心感を与えてくれるようです。
どんなに「ぐるぐる」しても最終的には元に戻っていく。それがわかっていれば、不安にならずに「ぐるぐる」脱線することを楽しめますしね~。
5000年前も今も、人間が心地よく思うイメージ、大切だと思うものは変わらないということでしょうか~。

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アイリッシュ・ツイードのおすすめショップ(ドロヘダ)

昨日のドロヘダでの企業視察の際、ショールームのあるブラニガン・ウィーバーズ・ミル(Branigan Weavers Mill)を訪問しました。

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現在4代目ブラニガンさんが経営するアイリッシュ・ツイードのこの会社、昔ながらの古いミル・ハウスを利用したショールームで、ツイードの機織り実演を見ることが出来ます~。

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ファクトリー・ショップも併設、伝統的なツイードのマフラー、帽子、ジャケット、コートなどがずらり~。街のお店よりお値段も安めです~。

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アイリッシュ・ツイードのテディー・ベア、アイルランド土産に一匹いかがですか?

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名前と顔写真入りのパスポートを首からさげたクマちゃんたち、大35ユーロ、小25ユーロ。お友達の出産祝いに一匹購入しようかと考え中です~。

スコーンやケーキのおいしいティールームもあり。

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ドロヘダの街の中心(聖ローレンス門近く・ツーリスト・インフォメーションの向かい)に位置し、観光途中に立ち寄るのにとっても便利。
ドロヘダへ行ったら、ぜひ寄ってみてください~。

Branigan Weavers Mill
Bachelors Lane, off Mayoralty Street,
Drogheda, Co. Louth
Tel: +353-(0)-41-9839680
E-mail: branigan@clubi.ie




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ツイード製品の工場を視察

アパレル関係の企業視察2日目。今日はダブリンから北へ1時間ほどのドロヘダ(Drogheda)の町へご案内しました。

ドロヘダと言えば聖オリバーの聖遺物(なんと頭蓋骨!これについてはまた後日お話します~)のある町として知られますが、産業都市としての一面を持つ、活気あふれる町でもあります。
ボイン川の河口近くに位置するこの町、ウールの集積地&アイリッシュ・ツイードの生産地としての伝統があり、かつては織物産業のメッカとして名を馳せておりました。

そのような話はすっかり昔のこと…と思っていた私は、今も手作業で機織りから縫製まで行っている会社がドロヘダに何件か存在していることを知り驚き~!
近くで道を聞くと、「あら、その会社、今もあるのかしら~」という答えが帰ってきて不安になったのですが…

じゃ~ん、ありました。

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まわりの住宅地に押しつぶされそうになりながらも、なんとか生き残った工場のひとつがこちら。今は住宅地になってしまった周辺の一体が、かつては全部、織り物工場の敷地だったそうです~。

職人さんたちは皆、女性。広~い工場内に5人くらいしかいませんが、朝も早くから仕事を始めている様子。

織り上がったツイードが棚にいっぱい~。
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ミシンをかけたり、
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裁断したり、
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どうやら、ツイードのスカートを作っているようです。

考えてみれば、私たちが日常身につけている衣類は、すべて誰かがこうやって作ってくれているもの。
東南アジアやインドで作られることが多いのでしょうが、黙々と作業をしているお針子さん(というのでしょうか)たちを身近で見て、実感が沸いてきました~。


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AVOCAのピクニック・バスケット

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こんな可愛いバスケットをさげてピクニックに出かけたら、気分はまるで小説のヒロイン~。
子供の頃から憧れているピクニック・バスケット。イメージぴったりのものを見つけ、仕事中にもかかわらず夢心地になってしまいました~。

今日は、アパレル関係の企業視察のお客様を、ウィックロウのAOVCAへご案内。
以前にもこのブログで紹介させていただいたAVOCAショップ。可愛いものがところ狭しと並んでおり、見ているだけで幸せな気分です。

写真のピクニック・セットは、99.95ユーロなり。
いつの日か、優雅な暮らしが出来るようになったら…と夢はふくらむばかりです~。

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テラス・カフェから眺めるバラの花

AVOCA本店
Kilmacanogue, Co. Wicklow
※ダブリン市街地よりN11号線を約25キロ南へ。グレンダーロックへ入るブリッジの手前右。


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バラが咲いた~

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カウンティー・ウィックロウの名園パワーズコートにて。
今年もバラの花のシーズンがやってきました。

雨上がりの澄んだ空気に漂う甘~い香りに、思わずうっとり~。
どんなにたくさん美しい花があっても、バラ(それもピンクのバラ!)はやはり特別ですね~!



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お寿司のおいしいレストランYo Thai

ダブリンでお寿司が食べたくなったら、シティー・センターからちょっと南のDonnybrook(ドニーブルック)まで足を伸ばすこととお勧めしま~す。

タイ料理&鉄板焼きのレストラン、Yo Thai(ヨータイ)のお寿司が私のお気に入り!

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日本人の少ないダブリンでは、日本食レストランもアイルランド人向けの味になってしまうことが多いのですが、Yo Thaiのお寿司は私たち日本人にも満足のいくお味~
写真は、寿司スペシャル(お寿司15個盛り合わせ)、お値段は22ユーロ。(10個盛り合わせや、単品メニューもあり)

おいしいお寿司をにぎるのは、タイ人のシェフ・ビリーさんです。

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開店当時から通い詰めた甲斐あって、今やビリーさんとはすっかり顔なじみ~。日本語もお上手なビリーさん、いつもいろいろなサービスをして下さいます。
昨晩も、おいしいお寿司をにぎってくださり、メニューにはない小倉アイスクリームを特別に出してくださいました~。

次回は、ビリーさん特製のお好み焼きを作って下さるそうなので、お友達を誘って大勢で行きたいな~。

Yo Thai
22-24 Donnybrook Road, Donnybrook, Dublin 4
Phone 01 260 3886
Open Wed-Fri & Sun 12:30 - 15:00 / 7 Days 17:30 - 23:00
※シティーセンターよりタクシーで約15分。パブKiely's(カイリーズ)の2階。


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現地発・アイルランド日本語ツアーのお知らせ

この夏、日本語ガイド付きの現地発着アイルランド・ツアー(CIEツアーズ主催)が企画されています!
4泊5日のコンパクトな日程で、日本からの完全パッケージ・ツアーは苦手だけど、一人旅はちょっと心配…という方に最適。

2006年夏・ダブリン発着・アイルランド日本語ツアー

ツアー催行日: 7月2日(日)・8月6日(日)・9月10日(日)
ツアー料金: お一人様 860720ユーロ(一人部屋追加料金150ユーロ)

日程:
1日目 ダブリン集合&ダブリン市内観光 テンプル・バー・ホテル泊
2日目 アイルランド農場体験(ブラウン・ブレッド作り、伝統楽器演奏、アイリッシュ・ダンス)→ゴールウェイへ デイズ・ホテル泊
3日目 終日、アラン島観光 デイズ・ホテル泊
4日目 クロンマックノイズ→ダブリン到着 テンプル・バー・ホテル泊
5日目 解散

ツアー代金に含まれるもの:
日本語アシスタント(到着日の空港、2日目から4日目)、日本語ガイド(ダブリン市内半日)、現地ドライバー(英語)、バス・トイレ付きホテル4泊(お2人様1室のご利用)、ツアー期間中のフル・アイリッシュ・ブレックファスト、ホテルでの夕食3回、各入場料(ギネス・ストアハウス、ドゥン・エンガス、クロンマックノイズ)、アイルランド農場体験(サラダつき)、アラン島への往復フェリー、アラン島での半日ミニバスツアー(2台以上に分乗となる場合があります)、現地税、ホテルサービス料金、お一人様につきスーツケース1個分のポーター料金


お問い合わせ・お申し込みこちらへどうぞ。
皆さん、夏のアイルランドでお会いしましょう~!

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アラン島の絶壁に咲くハマカンザシの花(先週撮影)

※7月2日(日)発は、最少催行人員に達しないため中止。8月6日(日)発は、空席残り少なし!(6月16日現在)

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IFSCのマーケット

毎年夏になると週一で開かれる、ダブリン・IFSCのマーケット
今年は水曜日がマーケットの日のようで、IFSCの中心であるカスタム・ハウス・スクエア(Custom House Sq.)から、にぎやかな声が聞こえてきました~。

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(カスタム・ハウス・スクエアに面するアパートのバルコニーより)

IFSCは、毎日1万6000人が通勤してくるオフィス街ドックランド北岸に位置する、ダブリンの新開発エリアです。
カレッジもあり、ウィークデーは若いビジネスマンと学生さんでいつもにぎやか。

今年はどんなお店が出ているのかしら~とマーケットをのぞきに行ってみると、市場というよりは、お祭りの屋台みたいでした。
以前にあったオーガニック野菜や海産物の店はなくなり、ホットドック、インド料理テイク・アウェイ、ケーキやパン、クレープなど、その場で買って食べられるお店がたくさん。ビジネスマンや学生さんのランチタイムで、どのお店も大盛況でした。

そんな中に、お寿司屋さん発見
お寿司を売っていたのは、なんとお知り合いのシュボーンさんでした…!(ダブリン狭すぎ~)

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このおいしそうなお寿司弁当、ひとつ7ユーロ。(4個入りなどもあり)

その他、手作りアクセサリー、旬のイチゴ、各種ティーのお店などなど。お祭りみたいで、楽しいマーケットでした~。

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聖メアリー大聖堂のロマネスク・アーチ(リムリック)

リムリック市内観光でご案内した聖メアリー大聖堂は、中世ノルマン・ゴシックの典型的なカテドラル。

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1168年、時のマンスター王ドネル・モア・オブライエン(Donel Mor O'Brien)が王家の宮殿を教会に寄進、その跡地に建設されたもの。ダブリンのクライスト・チャーチ大聖堂(1172年)とほぼ同時期の建造物となります。

この時代のアイルランドの教会建築の特徴は、全体はゴシック様式でありながら、それ以前のロマネスク様式が部分的に混在していること。ちょうど2つの建築様式の過渡期だったことがうかがえます。

教会は、日が昇る東に祭壇、日が沈む西を入り口にします。
通常、西の入り口側から建てていくのですが、当時は完成までに何十年もの歳月を要したため、造っている間にしばしば建築様式の流行が変わってしまうことがありました。
聖メアリー大聖堂もその例にもれず、全体の仕上がりはゴシック様式なのに、西の扉は一時代前のロマネスク様式~。
ロマネスク建築独特の馬蹄型アーチが見事に残っています。

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あまりに美しいこの扉、王宮の入り口であったとの伝説が残っているほど。現在は特別な儀式用にのみ使用されているため、普段は開かずの扉です。

柱頭の彫刻もきれいに残っており、当時の職人さんたちの腕の良さがうかがい知れます~。

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ロマネスク建築は、1000年代にフランスとスペインの境をなすピレネー山中から起こったとされています。
紀元1000年を目前にしたキリスト教世界では、「人類は1000年を境に滅びてしまうのではないか~」という世紀末思想が広まり、不安に駆られた人々はひたすら神に祈りを捧げました。そうしたところ、ついに1000年になり、さらに1001年が無事にやってきたので、「もう大丈夫、神が我々を守ってくれた、神様ありがとう~」と、神へのお礼として聖堂建築ブームが起こりました。
その時に使われた技術が古代ローマの馬蹄型アーチだったため、「ロマネスク様式」と呼ばれるようになるわけです。

ロマネスク様式の特徴は他にもいろいろあるのですが、その後にフランスで起こった「ゴシック様式」と比べると、アーチの形の違いがもっとも顕著。
ゴシック建築ではボールト交差の技術が進んだため、もはや丸みを帯びたアーチは使用されなくなり、先の尖った形に変化していくからです。

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(聖メアリー大聖堂のゴシック様式の窓、archiseekより)

聖メアリー大聖堂の西の扉は、アイルランド島内に残る数々のロマネスク・アーチの中でも、非常に保存状態の良いもののひとつ。
神々しいような気持ちでこの扉をくぐっていった中世の人々の恍惚とした表情が、目に浮かぶようです~。

扉まわりの柱には、中世から戦場となることの多かったリムリックの歴史を象徴するような傷跡も残っています。

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この柱の傷、なんと、中世の兵士たちが剣を研いだ跡!
立派な大聖堂の柱で研いだ剣は、さぞかしご利益があったことでしょうね~。

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リムリックで泊まったB&B

リムリックのガイドが病気で倒れてしまい、急遽、ダブリンから私が出張することに。
大急ぎでB&Bを予約し、翌朝の仕事に間に合うように前日からリムリック入りしました。

リムリックの市街地へ徒歩圏内のゲストハウスやB&Bをいくつかあたりましたが、急なことで、どこも満室。やっと1室だけ空いていたのが、こちらGlen Eaglesという名のB&Bでした~。

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静かな住宅街にある、何の変哲もない普通の家~。アイルランドの多くのB&Bがこんな感じです。
表に出ているシャムロック・マークは、「観光庁お墨付き」の印。これが出ていれば、衛生&セキュリティーは、まず問題ないと安心していいでしょう。

昼間ダブリンでの仕事を終わらせ、大急ぎでリムリック行きのバスに飛び乗ったため、到着した時には、疲労と空腹でクタクタ~。
食事に出かける元気もない私を見て、ふかふかのバター付きパンと、カップケーキをお皿にくれた奥さんのヘレンさんに感謝~!(紅茶、コーヒー&湯沸しケトルはお部屋に備え付け

簡素だけれども居心地のいいベッドルーム。ベッドカバーも可愛い~。

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ぐっすり眠って、翌朝はすっかり元気に~。
出来立てのアイリッシュ・ブレックファーストがおいしかったことは、言うまでもありません!

Glen Eagles B&B
12 Vereker Gardens,Ennis Road,Limerick
(リムリック市街地へ徒歩10分)
Tel:061 455521
料金:シングル40ユーロ(部屋のサイズや時期によって異なる)

アイルランドの各地域でのB&B探しはこちら→Ireland B&B Network

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野の星バターカップ

今の時期、ハリエニシダの黄色に負けないくらいに野山を鮮やかに彩るのは、キンポウゲの花

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一つ一つは小さな花ですが、緑の中に群生するその様子は、キラキラと光る野の星のよう。

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英語名はバターカップ(Buttercup)と言い、花びらが黄色いバターをぬったようにツヤツヤしていることから付けられた名前。
そう言われると、バターをたっぷ~り使った小さなカップケーキにも見えてきて、お腹がぎゅるぎゅる~。

ところが、酪農の国アイルランドではバターはそれはそれはおいしいのですが、バターカップの花の方は、そうでもないらしい。
ものの本によると、つややかな花びらには実は毒があるとのこと!

目にはおいしく、愛らしく映るものほど、なめてみる時には要注意…ってことでしょうか。


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2つの湖のあるV字渓谷(グレンダーロック)

初期キリスト教修道院の史跡があることで知られるグレンダーロック(Glendalough)は、山と湖に囲まれた風光明媚なところ。周辺の野山を合わせて、ウィックロウ森林公園に指定されています。

グレンダーロックという地名は、3つのアイルランド語の単語から成っています。

グレン(glen)=氷河によって削られたV字渓谷
ダ(da)=(数字の)2
ロック(lough)=湖


すなわち、「2つの湖のあるV字渓谷」、その名の通りの地形をしています~。

今日は36名の高校生のグループさんとご一緒し、史跡見学のあと、2つの湖のほとりを散歩しました。
史跡から小さな湖まで約15分、さらに上流の大きな湖まではもう15分。
日なたは汗ばむくらいの暑さでしたが、木陰に入るとさわやか~。適度な森林浴で、心身ともにリフレッシュ。

大きな湖からの景色は、典型的なV字渓谷(=Glen)
約1万年前、氷河が解けて移動する時に削られて出来た深い谷間が臨めます。

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普段はしんと静まった湖も、夏の日差しを浴びて日光浴をしたり、泳いだりする人で、すっかり夏のよそおい~。
グレンダーロックへ来たならば、史跡だけでなく、湖までぜひ歩いてみてください。自然が作り上げた神秘的な景観を堪能できます~!

※グレンダーロックの創始者、聖ケビンの伝説はこちら。

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夏のアイルランド旅行の服装は…?

夏のアイルランドへ来る時は、軽井沢高原へ来るようなつもりで服装の準備をしてください~とお話しています。

一日の中に春夏秋冬、四季がある、と言われるアイルランドの気候。
ここ1週間ほどは雨もなく、日中の気温は25度近くまで上がり、日差しがかんかんと照りつける真夏の陽気。
それでも、朝夕はひんやりとさわやか、木陰に入ると涼しく、風が出るととっても気持ちが良いのです~。まさに、高原の夏

今日まで1週間ほどご案内させていただいたお客様は、「衣装計画を間違えた~」としきりにおしゃっていました。
いくら暖流が流れているとはいえ、緯度が樺太北部と同じくらい(北緯51~55度位)とあれば、日本の晩秋のような気候を想定しがち。寒さ対策は万全だったけれど、夏の衣類はほとんどお持ちでなかったのです。
まあ、こんなに突然に暑くなるとは、私たちにも予想外でしたから、無理もないでしょう~。

「高原の夏」は、日中は日差しが強いのでTシャツ&サングラス、朝夕は長袖ジャケット要。場合によっては、スカーフや薄手素材のマフラーなんかがあると便利。
夏のアイルランドへ来る時は、「軽井沢高原へ避暑に出かける」ようなつもりで衣類をご準備いただけば、間違いないかと思います~。

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「高原の夏」を満喫する家族連れ。タラの丘にて。

鶴のクチバシ草

バレンアラン諸島には、春から夏にかけて、さまざまな種類の花が咲きほこります。
石灰岩の岩盤が広がるこの地域は、いわば天然のロック・ガーデン。季節ごとに毎回違ったフラワーショーを展開してくれるのです。

今日のアラン諸島(イニシュモア島)には、私のいちばんのお気に入りの花が一面咲いていました~。

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(イニシュモア島、ドゥン・エンガスへのぼる道で)

フウロウソウのようなこの花、名前はブラディー・クレーンズビル(Bloody Cranesbill)。「血のように赤い鶴のクチバシ」とは、ちょっとグロテスクな名前。花の名前って、どうしてこうも不似合いなものが多いのでしょう~。

名前はさておき、その可憐な姿はまったくもって見飽きがありません~。
グレーの岩に鮮やかなピンク色が散りばめられた様子は、まるで自然が作り上げたひとつの芸術作品のようでした。

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アイルランドに夏が来た!

本日のアイルランド、どうやら、日中の最高気温が26度に達したようです!
これで5日間ほど連続して、真夏の陽気が続いています~。

かんかんと照りつける夏の日差しを楽しむ人々で、海沿いの行楽地は大変な賑わい。
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(「この先行かないでください」の看板を無視した人だかり、モハーの断崖にて。真似しないでくださいね)

夕方ゴールウェイの街へ出てみると、日焼けして真っ赤になった顔をした人たちがたくさん、夕涼みしながらそぞろ歩いていました。
バンク・ホリデーの3連休に、ぴったり合わせたかのような素晴らしいお天気でした~。

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ディングル湾でイルカを見よう!

アイルランド最西端の町ディングル(Dingle)で、お客様と一緒にイルカ見物!

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このイルカは、ディングル湾の人気者フンギちゃん。
1984年の冬に漁船を追って初めて現れ、それ以来、ディングル湾に住み着いています~。

ディングルの町よりボートに乗船~。みんな、カメラやビデオを構えて大はしゃぎ!

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ついに出た、フンギちゃん~!
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今日のアイルランドはまさに夏!
行楽客で大賑わいのディングルには、ボートが何艘も出ており、フンギちゃんも大忙し~。約1時間のボート・クルーズ中、何度も登場してくれました。

ちなみにこのボート・クルーズ、もしもフンギに会えなかったら、料金は無料となります!

※ブッキング・オフィスは、ディングル・タウンのツーリスト・インフォメーション横。
(Tel: +353-66-915-2662、料金16ユーロ、夏季のみ)

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のどかなコーク空港

アイルランド南部の中心地、コークに来ています。

今日から1週間ほどご一緒するお客様を、コーク空港でお出迎え~。
コーク空港はいまだに、ターミナル・ビルより飛行機の離発着を眺めることの出来る空港です。

私のお客様の乗った、ロンドン・ヒースローからのエア・リンガス機が定時に到着~。

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シャムロック・マークがシンボルのアイルランドの国営航空エア・リンガス。航空機それぞれには、アイルランド人の聖人の名がつけられています。
私のお客様が乗ってこられた便は、セント・デクラン(St. Declan)号でした。(機長席の下に書かれています)

出迎えに来た人たちは、家族や友人がタラップを降りてくるのを見て大はしゃぎ。とってもローカル色の強い、小さな空港です。

こんなコーク空港にも、まもなく新ターミナルがオープンします。
完成したビルディングは全面ガラス張りのようなので、新しいターミナルからも、やはり飛行機が見えるのかな~。

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チャーミングな港町ダンモア・イースト

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(ダンモアのビーチにて。停泊中の客船をバックに)

豪華客船でのアイルランド三都物語も、いよいよ最終日。アイルランド最後の寄港地は、南東部のウォーターフォードです。

船が碇をおろしたのは、ウォーターフォード湾の河口の小さな港町ダンモア・イースト(Dunmore East)

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19世紀にスコットランド人ニモにより設計されたダンモア港は、灯台のあるかわいい港。現代の大型客船は接岸せず、沖の停泊地よりテンダーボートで下船します。

萱葺き屋根の民家が並ぶチャーミングな村は、まるで絵本の1ページのよう~。

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夏には、海水浴や釣りを楽しむ家族連れなどでにぎやかになる地元でも人気の海辺の村~。
都市観光の合い間に、こんな可愛い村でちょっとひと休みするのもいいですね!

※ウォーターフォード・シティーから車で約20分(+時間帯によっては交通渋滞)。タクシーは片道約20ユーロほど。



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