ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

ボートに乗ってデヴィニッシュ島へ

ファーマナ県(Co.Fermanagh)の真ん中を斜めに貫くアーン湖(Lough Erne)には、「1年の日にちの数だけ島がある」と言われています。
実際の数は、1年にはちょ~っと足りないのですが(154島…!)、1880年代のかんがい工事で水面が3メートル低くなった時に新しい島がたくさん現れたこともあり、細長い湖には小さな島がいっぱい

海でも湖でも、ボートに乗って島へ行くってワクワクしますよね~。
昨日の研修旅行でも、いい大人が40数名(それも全員ツアーガイド)エニスキレンからいそいそとボートに乗り込み、いざ、下アーン湖に浮かぶデヴィニッシュ島へ~!

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大西洋と内陸部を結ぶ水上の交通路の中継地として、古代から栄えてきたアーン湖。今や全くの無人島と化しているデヴィニッシュ島にも、修道院を中とした文化が花開き、人々が集っていた時代があったのです。

デヴィニッシュ島の修道院は、6世紀に聖人ムレース(Molaise)により創始され、17世紀初頭まで存続していました。
島には、教会堂の廃墟の他に、アイルランド独自の建造物であるラウンドタワー(円塔)とユニークなハイクロスが残っています。

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島内に66残るラウンドタワーの中でも、かなり保存状態が良いもの。鐘楼、見張り塔、緊急時の非難所として利用された。9世紀)

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芸術性の高い16世紀のハイクロス。ハイクロスとしてはかなり後の時代に作られた貴重なもの)

※上の2つの写真、ほんの数分違いで空の色がこんなに違う…これぞアイルランドの空。

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12世紀の小さな礼拝堂。こんな姿になってしまったのは、19世紀に上部を崩し、建築資材として持ち出されたため)

エニスキレンからほんの2キロ弱、片道30分のボートトリップで、廃墟をいただく小島へタイムスリップしてきた気分~。
このような離れ小島での修道院の生活はさぞかし厳しかったことでしょうが、今となっては辛かったことは忘れ去られ、廃墟の様子がロマンチックでさえあります。

帰りのボートからは、キングフィッシャー(=カワセミ)を2度も発見!
目が覚めるような真っ青な体、胸だけがカラフルなオレンジ色の「空飛ぶ宝石」と呼ばれるこの鳥、湖面をすごい速さで飛ぶのでなかなか見つけることが出来ません。(どんな鳥かご覧になりたい方は、この方のページに写真がたくさん!)
まさに「幸福の青い鳥」を見つけて、心地よく夢から覚めたような気分でした~。

デヴィニッシュ島行きの水上バス
M.V.Kestrel
Tel: +44-28-6632-2882 (アイルランドから 048-6632-2882)
乗り場 Brook Park, Enniskillen
(ベリーク・ドネゴール方面へ行くA46線沿い)
定期運行はイースターから9月まで(出航時刻は要確認)


※下アーン湖には、他にも史跡のある小島がいくつかあります。ボア島のヤヌス像(プロフィール写真)についてはこちらをご参照くださいませ。

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早春のファーマナ研修旅行(フローレンス・コート)

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アイルランド公認ツアーガイド協会(AATGI)のメンバーを対象とした、カウンティー・ファーマナ(Co. Fermanagh)への日帰り研修旅行に参加してきました。

写真は、エニスキレン伯爵コール一族の邸宅フローレンス・コート(1701年完成)。
1972年に伯爵家がスコットランドに引っ越してからは、近隣の森林も含めてナショナル・トラストの所有となっています。内部にはオークションで買い戻したオリジナルの貴重な調度品や、見事なしっくい装飾がいっぱい~。

邸宅周りには、色鮮やかなスイセンと、早咲きの西洋シャクナゲが、春の穏やかなにわか雨にぬれて、活き活きと咲いていました。

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人口2万人のエニスキレンを中心とするファーマナは、共和国側に突き出すような微妙な位置にある北アイルランド領。
「アイルランドの湖水地方」の異名を持つ風光明媚なカウンティー・ファーマナ。その他のハイライトは、後日アップいたしま~す。


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ゴールウェイのおいし~いヌードル屋さん

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このとっても可愛らしいショップフロントは、ゴールウェイの知る人ぞ知るヌードル屋さん、Da Tang Noodle House

こじんまりした店内はいつもにぎやか。
並んで待つこともしばしばですが、先週行ったときにはラッキーにもすぐに座ることが出来て、久しぶりにおいしい手打ち麺をいただいてきました~。

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(私が食べた、細切りポークとほうれん草のヌードル

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(お友達Kさんが食べた、エビのホット&サワー・ヌードル

きしめんを細くしたような手打ち麺で、スープもどれもお味がいい~。
どんぶりが小ぶりなので、もう一杯食べたいくらいでした~。

シェフは中国北部の方だそうですが、アイルランド人用に味を改造したりせずに、正々堂々と本場の味で勝負
おいしいものはコテコテいじらずとも、ちゃんと万人に受け入れられるんですよね。その証拠に、このお店はいつも地元の人でいつもいっぱいです。

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小さな子供もお箸を上手に使って食べているところを見ると、常連さん?
さすがにスープ麺は難易度が高いと見え、お隣りに座っていた子供がモリモリ食べていたのは、ライスとおかずのセットでしたけど。

ブリジストンのレストラン100選にも何度も選ばれているこのお店
チャイニーズ・レストランはたくさんありますが、スープ麺がおいしいところはなかなかないので、貴重な一店です。お値段も比較的リーズナブルで、ヌードル一杯約10ユーロ前後
ゴールウェイへでの私のささやかな楽しみの一つなのでした…!

Da Tang Noodle House
Middle St., Galway
Tel: 091-561443
open dairy 12:30-15:00, 17:30-22:30


※Da Tangの一軒おいてお隣りに、日本人の経営する日本食レストランKappayaさんが数ヶ月前にオープンしました。たまたまこの日はお休みだったのですが、次回はKappayaさんでカツ丼を食べるのもいいな~。(メニューにありますように!)

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バレンの鍾乳洞、エルウィー・ケイヴ

石灰岩が作り出す、ありとあらゆる地形が見られると言われるバレン。
約120平方キロメートルの範囲に、おびただしい数の鍾乳洞がありますが、見学できるものは唯一、エルウィー・ケイヴ(Aillwee Cave)のみ
先日Lally Toursでバレンをご案内した時に、初めてこの鍾乳洞を見学をしてきました。

今から35万年前、氷河時代の真っ最中に形成され始めたエルウィー・ケイヴ。その頃は数百年ごとに激しい気候の変化があり、温暖になって氷が溶け出すたびに、そこを流れる水に削られて少しずつ洞穴が拡大していきました。
最終的には、約1万5千年前、氷河時代の終わりに氷が全部溶けて流れ出した大量の水が、エルウィー山中を約1キロにわたって駆け抜けて出来たのが、現在の形。1034メートルのうち、3分の2までが一般公開されています。

洞くつ入り口では、クマがお出迎え!

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エルウィー・ケイブのシンボル・マークはクマ。
洞くつ内の温度は常に10度、冬は暖かく、夏は涼しい快適な環境の中で、さまざまな動植物の棲家となってきたわけですが、今やアイルランド島では絶滅してしまったクマ(black bear)の骨が発見されたことにちなむものです。
このクマちゃん、約1200年前に冬眠したまま永遠の眠りについてしまったらしいです。クマは約1000年前にこの島から絶滅してしまいましたので、仲間がみないなくなったことも知らずに、20世紀まで眠ってしまったんですね~。

洞窟内はかなり暗く湿っていて、まるで探検隊のような気分~。

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要所要所に、見事な鍾乳石が!

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(「にんじん」と呼ばれる鍾乳石)

鍾乳石は、1センチ出来るのに100年の歳月を要するとのこと。なんとまあ、気の長いこと~。自然の辛抱強さを見習いたいと思うと同時に、寿命を短く定められた私たちは人間が、どうしてこうもせかせかしているのかよ~くわかりました。

エルウィー・ケイブは1940年、ふもとの村バリヴォハンのジャック・マッガン(Jack McGann)さん(当時44歳)により、初めて発見されました。ウサギを追って山に入っていった飼い犬を追いかけていったところ、小さな小さな割れ目を発見、入ってみたら、なんとどこまでも続く洞窟になっていた~というのが、マッガンさんの発見ストーリー。

その後、専門家により調査されるまでにさらに30余年の歳月が流れ、1970年代に英・ブリストル大学が探検&調査、整備して、一般公開の運びとなりました。

洞くつの中で、約1分ほどすべての明かりを消して真っ暗闇にする演出をしてくれます。真っ暗の「黒い色」が見えるほどの暗さ。それが、原始世界の色なのかと思うと、なんだか神聖な気持ちが込み上げてきたのでした。


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齋藤つよし様をご案内して

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(タラの丘にて。齋藤勁様ご夫妻と)

この仕事をしていると、実に様々な人との出会いがあります。
添乗員時代から通算10年にわたりお客様をご案内していることを考えると、これまでにおそらく1万人近い方々と、旅を通じてお目にかかっていることになるのではないかと思います。

旅のあともお付き合いさせていただいてる方も中にはありますが、たいていの方とは、旅の間だけの短いご縁…。
とは言え、「袖すり合うも他生の縁」、縁があって皆さまと出会っていることを考えると、運命論大好きな私は、なんとまあ尊い仕事を神様は私に与えたものよ~と、時として不思議な使命感を感じてしまったりするのです~!

この仕事を始めてからというもの、私の乏しい日常生活ではまず接点がないであろう、さまざまな年齢層や職業の方との出会いがありました。

仕事を始めたばかりの頃は、戦争体験を持つお客様がまだたくさんいらして、「私はシベリアで松葉を食べて生き延びました」とか「ビルマのインパール作戦で命拾いしました」なんて体験談に、度肝を抜かれたものです。
また、鳥博士、植物博士、地層博士など、非常にユニークで博識な方々とお話したり、オペラ歌手、タレント・俳優、テレビのアナウンサー、写真家など、いわゆる著名人と言われる方々の素顔を見せていただいたり…。

先週、ボイン渓谷やモハーの断崖へご案内したお客様は、前参議院議員の齋藤勁(つよし)様ご夫妻でした。(ご本人様の許可をいただき、お名前を出させていただいております。)
ステキなご夫妻様で、始終楽しくご一緒させていただいたのですが、第一線で活躍される方はさすがだな~と私が特に感激したのは、お別れする際の斉藤様の一言。「私も日本で頑張ります」
若輩者の私に対して、「頑張ってください」ではなく「(自分も)頑張ります」と自然におっしゃれる斉藤様の人間の大きさ、人や人生に対する真摯な態度にとても胸を打たれました。


さまざまな出会いが絡む私の仕事。
それを良い縁にするかどうかは、自身の日々の行いや生活態度次第なんだな~と深く感じ入った出来事でした。

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(ゴールウェイのローカル・レストランにて)

※斉藤様のHPはこちら。3月20~25日の日記に、アイルランド訪問記を書いてくださっています!

※写真は、齋藤様よりお送りいただきました。(3/31)

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モハーの断崖にビジターセンター建設中

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アイルランドを代表する有名な景色といったら、やはりこちらモハーの断崖でしょうか。
高さ200メートルの崖が8キロにわたって連なるこの景色、これまで何十回となく目にしているにもかかわらず、いつ見ても壮観。特にこの日、うっすらと霧にけむる断崖の神秘的なこと…!

オブライエン塔の立つ北側へのぼり、大西洋のすがすがしい空気をお腹一杯に吸い込んできました~。

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さて、このモハーの断崖ですが、昨年より自然の美しさにそぐわない光景が…

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なんと、断崖手前が工事現場に!
現在、新しいビジター・センターを建設中なのです。地方行政体により、総費用3150万ユーロ(ざっと43億円!)という巨額を投じて行われているプロジェクト。完成予定は2007年ですから、今年の観光シーズンも工事は続行されるわけです。

19世紀の領主コニリアス・オブライエンは、この地が将来、大変な観光資源となるであろうことを予測していました。現在オブライエン塔と呼ばれる物見の塔は、将来のビジターのためにコニリアスにより建てられたものです。
彼の予測にたがわず一大名所となったモハーの断崖ですが、塔がちっぽけなものになるような近代的なセンターが出来るとは、オブライエンさんもお墓の中で、さぞかし驚いていることでしょう。

モハーの断崖のトイレ事情があまりよろしくなかったことは確かですが、こんな立派なビジターセンター、本当に必要なのでしょうかね~。かかる費用の尋常ではない額が、なんだか成金っぽくって…。
ここへ来るお客さんたちは、大自然が作り出したものを見たいのであって、立派なビジターセンターがあったところで、あまり感心しないと思うのですが…どうでしょうか。

センターの完成予想図を見ると、周辺の景色から浮き立たないような工夫はされているようですので、その点はまあよしとしましょう。
完成したらきっと、快適な設備やパノラマ・レストランを便利に思うに違いないのですが、新しいものに懐疑的な私は、今のところ、ちょっと面白くないのです…!

今後、オブライエン塔のある北側の工事に入るそうですので、今年のシーズン中は、冒頭の写真の角度で崖を見ることは出来なくなります。
史跡や環境保護のためならまだしも、お金儲け見え見えのセンター建設には、どうも賛同しかねますね…。

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バレンの3つのシーニック・ルート

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ゴールウェイ湾の南に広がる、石灰岩の岩肌が露出した大地。約120平方キロメートルにわたるこの地域は、「岩だらけの地」という意味のゲール語でバレン(Burren)と呼ばれています。

今から3億年以上も前の大昔に、海の底で形成された石灰岩。地殻変動で隆起し、約1万年前に氷河によって削られ、表面が露出して出来たのが現在のバレン
まるで月面に降り立ったかのような、地球上でもまれに見る不思議な光景がえんえんと広がっています。

ゴールウェイ方面からバレンを通ってモハーの断崖へ抜けて行く場合、3つのシーニック・ルートがあります。

1.コースト・ロード…バリヴォハン(Ballyvaughan)のTジャンクションを右へ。ブラックヘッド岬(Black Head)をまわり、リスドゥンバルナ(Lisdoonvarna)へ。海岸線ギリギリまで押し寄せる、岩の大地がダイナミック!冒頭の写真はこのルート。

2.コークスクリュー・ヒル…バリヴォハンのTジャンクションを左へ。クネクネ道を登って峠を越え、リスドゥンバルナへ。峠のてっぺんから見るグレーの大地は圧巻!距離的には、これが最短。

3.ポルナブロン経由…バリヴォハンのTジャンクションを左へ行き、Ailleew caveのクマの看板をさらに左へ。キルフェノラ(Kilfenora)の最初のパブを右へ曲がり、リスドゥンバルナへ。日本のガイドブックには何故か「巨人のテーブル」と紹介されているドルメン「ポルナブロン(Poulnabrone、5800年前の墓、写真下)」や、ストーンサークルなど、史跡好きにはたまらないルート!

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個人的には、海も見えて、バレンの岩肌に走る亀裂が顕著な1のコースト・ロードが好きなのですが、自分がガイドをする時は、日程や時間配分、南から来るか北から来るか(見え方が多少違う)、その日の天候などを考慮して、どのルートにするか決めています。どのルートもそれぞれに素晴らしいので、いつも迷ってしまいます~。

今回、お客様とご一緒に参加したLally Toursでは、行きに1、帰りに3を通り、バレンの景色を堪能!
ときどき雨の降る西海岸らしいウェットなお天気でしたが、グレーの大地のバレンには、こんなお天気も不思議とよく似合うのです。

4月から10月にかけては、岩の割れ目に咲く可憐な野の花観察もバレンの楽しみのひとつ。
外気と温度や湿度の異なる岩の割れ目の中で、勘違いしてしまった植物が生息するバレン。島内の他の場所では見られない花がたくさん観測できるのです!



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日本語ガイドと一緒に、現地ツアーに参加しよう!

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ゴールウェイへ、泊りがけで出張ガイドに出かけてきました。

ゴールウェイ発の日帰りツアーに、お2人のお客様のプライベート・ガイドとして乗り込んで、ご案内をさせていただくという仕事。
こういった現地発ツアーはいずれも案内が英語なので、私たち日本語ガイドをプライベートに雇って一緒に乗り込むというのは、なかなか要領のいいアイデアではないかと思います。

日本からの個人旅行のお客様が増えつつある、今日この頃。
アイルランド人は旅行者におおむね親切ですが、それでも言葉や習慣の違いに不安を感じられる方も多いようです。今回のお客様のように、案内があった方がより楽しめる部分をピックアップして、要所要所で私たち日本語ガイドを雇っていただくと、個人旅行の気ままさ+安心感も得られて、旅がとっても豊かになるように思います。
きれいな景色も、ガイドがお伝えするうんちくをプラスすると、また違って見えますよ~。

日に日に青さが増してくる牧草地の中には、かわいい~生まれたての双子の子羊ちゃんたちがいっぱい!(羊はたいてい、双子で生まれてきます。車窓からの写真がボヤボヤで、お見せできないのが残念。)可愛らしいコテージや、咲き乱れるスイセン、あちらこちらに見え隠れする春の兆しに心までウキウキした楽しいツアーでした!

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(バレンの入り口、キンバラ村のドゥーンゲラ城。16世紀の典型的なタワーハウス)

ちなみに今回利用したのは、Lally Toursモハーの断崖、バレン方面への一日観光
旅のハイライトは、後日アップいたしま~す。

※冒頭の写真は、ドゥーンゲラ城周辺に咲き乱れていたなんとも可憐な花。名前をご存知の方いらしたら、教えていただけると嬉しいです。

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冬眠、終了!

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本日、ボイン渓谷へお客様をご案内し、久しぶりに見たぬけるような青空!
ニューグレンジの表面を覆う石英の白、草原の緑、空の青…作り物でない自然のままの色って、なんてすがすがしいんでしょう!

このところ、ぐずぐずしたお天気が続いていたダブリン。わけもなく気持ちが暗~くなっていたのは、このせいだったのね~と、すっきりしました。
太陽の光と暖かな空気に全身が洗われて、長い冬眠から目を覚ましたような気分です。

今シーズンも、そろそろ活動開始かな~。


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ダブリンのNYスタイルのレストラン

South George Streetにオープンした有名シェフが腕をふるうと話題のレストラン、Brasserie Sixty6へディナーに行きました。

ここは、朝8:00より、ブレックファースト、ブランチ、ランチ、ティー、ディナーと一日中ノン・ストップでオープン。ディナーは17:30からフル・メニューがオーダーできます。
壁にずらりと掛けられたお皿のコレクション。見ているだけで楽しい~。

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メニューを見て、ここはニューヨーク・スタイルのレストランだと気がつきました。典型的なウェアハウス・スタイル。使われる食材はだいたい同じでも、プレゼンテーションや付け合せ、お料理の呼び方がそれっぽい。

この日、私とお友達のWさんがオーダーしたお料理は、

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タイガー・ブローンのカクテル(ダイナミックなプレゼンテーション!)

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牛タンのスライス(日本のタンよりこってり感強し)

を前菜に、メイン・ディッシュは、

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リブ・アイ・ステーキ(お肉は上等でした)

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骨付き子牛肉のグリル(やわらかくて甘みのある子牛、忘れられないお味!)

かなりお腹いっぱいになりながらも、デザートにアイスクリームを2人で食べて、大満足~。

肉好きの私たちは、どこへ行ってもお肉を頼んでしまうのですが、お魚メニューもおいしいそうでした。メカジキのグリルやアンコウ(プリプリしておいしんですよね~)、マイマイという暖かい地域の魚であろうものなどなど。

そして、いつの日かチャレンジしてみたい、子豚の丸焼き!(8名分、7日前までに要オーダー)昔、スペインのセゴビアで食べたのを思い出すな~。

こういったタイプのレストランはベルファートには多いのですが、ダブリンでは珍しく、革命的でさえあります。
おいしいお料理が食べられるのは嬉しいけれど、ダブリンもだんだんとユニバーサルになっていくのね~と、ちょっと複雑な心境でもあります。


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東京のセント・パトリックス・デー

以前にお仕事でご一緒したライターのMさんが、昨日(19日)東京で行われたセント・パトリックス・デーの写真を送ってくださいました!

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可愛いレプラコーンが登場するところが、さすが日本のお祭りですね~。楽しそう。
今年は23件のアイリッシュ・パブが参加したという東京のセント・パトリックス・デー。お天気も良く、盛況だったようです。

東京のパレードは今年で15周年を迎えたそうで、1995年に公式に始まったダブリンのフェスティバルよりも歴史が古いということになります。もとは移民先で始まったお祭りを、本国アイルランドが豊かになってから逆輸入したものなので、海外でのパトリックス・デーの方が意外に盛況だったりします。

ダブリン、頑張れ!

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サー・ウォルター・スコットのアイルランド訪問

私がかれこれ20年以上所属している、趣味のサークルのニュースレターに原稿を書くため、ここ2日ほど、19世紀初めに活躍したスコットランドの国民的詩人・歴史作家のサー・ウォルター・スコット(Sir Walter Scott)のことを調べていました。

資料を読んでいたら、1825年にスコットがアイルランドを訪れたという記述に行き当たり、興味深く思いましたので、ちょっとご紹介を。

騎馬隊の将校としてダブリンに赴任していた息子夫妻を訪ねるという目的もあり、アイルランド訪問を決めたスコット。50代前半のスコットランドの著名な作家は、ダブリンで大歓迎を受け、「(人々の)熱狂に焼き焦げんばかり」だったと感激しています。トリニティー・カレッジの学長から法学博士(スコットは弁護士のキャリアあり)の称号を授かり、ウェリントン公爵の弟である陸軍大尉に昼食会に招待され…と大人気。
「ダブリンは殺伐とした都市だと聞いてたが、自分の目にはそうは映らない。裕福な階級の他は、貧困があるばかりなのだろうが、よそ者にはその様子は全く感じられない」と書き残していますが、これだけのもてなしを受けていれば、それはそうでしょう。

ダブリン近郊ではグレンダーロックを観光、聖ケビンの洞窟へ登りました。当時ファッショナブルな保養地として上流階級に人気のあったキラーニーへも行っているのですが、鉄道開通には30年ほど早い時代なので、えんえん馬車で行ったのでしょうか?(ビアンコーニ印の馬車だったのかな~)
キラーニーへ行く道中の地方都市でも大歓迎を受け、リムリックでは歓待の鐘が町中に響き渡り(おそらくアンジェラの鐘)、コークでは晩餐会が開かれたそうです。

スコットは、エッジワースタウン(Co. Longford)の領主の娘マリア・エッジワース(Maria Edgeworth)と、お互い作家同士としての交流がありました。エッジワースタウンの館にも当然招待され、毎晩のようにパーティーが催されたとのこと。マリアは歓迎の意をこめて、町のスクール・バンドにスコットランド音楽を演奏させたそうです。
マリア・エッジワースが永眠するエッジワースタウンの聖ジョン教会には、今もスコットから贈られた大理石のテーブルが保管されているそうですが、この時に贈られたものかもしれません。

以下、スコットランド・ボーダー地方のスコットゆかりの地の写真。2004年夏に訪れた時のものです。
アイルランドというひとつのテーマから、こうやって次々に枝葉が広がっていくのが、とても楽しいです~。

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スコットの豪邸アボッツフォード・ハウス

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「スコットの眺め」として知られるイルドン・ヒルズ

※日本ではあまり知られていないマリア・エッジワースですが、日本語で書かれたこんなサイトがありました。


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冬のとどめ、セント・パトリックス・デー

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本日3月17日は、アイルランドの守護聖人・聖パトリックの日!
パトリックの命日であるこの日、聖パトリックがキリスト教を布教する際にシャムロックの三つ葉を父・子・精霊に見立てて三位一体(=トリニティー)を説いたという故事にちなみ、多くの人がアイルランドのシンボル・マーク(国花でもある)のシャムロックを胸につけて街へ出ます。

ダブリンでは2日前よりフェスティバルが開催されており、移動遊園地やマーケット、コンサートなどのイベントが催されています。
ダブリンのセント・パトリックス・デー・フェスティバルは、今年で11年目。もともと移民したアイルランド人が移民先で盛り上げていったお祭りなので、本国では実はまだ新しいイベントなのです。

今日はお祭りのメイン・イベントであるパレードの日。日本から来てくださったグループさんを一日ご案内させていただき、ご一緒に桟敷席に座ってパレード鑑賞を楽しませていただきました。これも役得~。

パトリックス・デーのお天気はいつも、春になるか、冬になるか、両極端ですが、今年はなんと気温2度、冬でした…。
雪や雹まじりのシャワー&突風に吹かれること数回、寒さに震えながらも文句を言うこともなく、約2時間じっと座ってパレードを楽しんでくださったお客様が神様に見えました~。

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(私たちのスタンドの係だったノリのいいおまわりさんと、ほとんどコンビを組んでいたアメリカ人観光客)

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(座席なし、立ち見する人々)

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(前座で登場、地方から来たアイルランド人の女の子たち)

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(このあと電池が切れて、パレードの写真はほとんど撮れませんでした。残念)

胸につけるシャムロックは、きっと春の訪れも象徴しているのでしょうが、今年のパトリックス・デーはとにかく寒かった~。これが冬のとどめであることを願います!

冒頭の写真は、今日一日私のお供をしてくれたシャムロック。お疲れ様でした~。



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プラスワンリビング4月号

昨年5月に取材コーディネートをさせていただいた雑誌『プラスワンリビング4月号』(主婦の友社)が、今月7日に発売になりました。

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(HPはこちら

本日、私の手元にも雑誌が届きました。「ぬくもりあふれる居心地のいい国アイルランドを訪ねて」というタイトルで、8ページにわたって、ベルファーストとダブリン周辺のホテルやショップが紹介されています。
ご一緒にお仕事させていただいた編集者のYさん、ライターのMさん、カメラマンのKさん、あらためてありがとうございました!おいしいものたくさん食べて、楽しい取材でしたね~。

さすがインテリアの専門誌さん、観光ガイドとはまた違った切り口でのアイルランド紹介がとても新鮮
これまでほとんど紹介されることのなかった南ベルファーストのビクトリア様式のお屋敷街や、おしゃれなショップの多いリスバーン・ロード(Lisburn Road)を取り上げていただきたくて、取材陣が到着される一日前にベルファースト入りして街を歩き回りました。リスバーン・ロードで一件一件ショップを訪ねて取材許可をいただいたのも、いい思い出です~。

ちなみに、次号の『プラスワンリビング6月号』(5月6日発売)では、アイルランド人のお家の中のインテリアや、お庭が紹介されます。これまた楽しみ~。



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2週間遅れの・・・パンケーキの火曜日

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キリスト教の暦では、イースター(復活祭)前の40日間は四旬節と呼ばれます。今年のイースターは4月16日なので、逆算して3月1日から、キリスト教世界ではすでに四旬節に入っています(日曜日はカウントされないので、実際には46日間)。

英語でレント(Lent)と呼ばれるこの期間は、イエス・キリストの復活を祝う準備期間として、伝統的には、食事を制約したり、派手な振る舞いを自粛する習慣がありました。カトリックの国アイルランドでは、今でもプチ・レントを実践している人が多く、この時期になると、お酒をやめる、チョコレートを断つなどといった話をよく耳にします。

中世までのキリスト教世界では、レント期間中は肉食を断っていました。そのため、レントに入る前にお肉をたらふく食べてどんちゃんやりましょう~ということで始まったのが、謝肉祭=カーニバルです。(ラテン語でcarne(=meat)+lavare(=wash)が「carnival」の語源。「肉を取り除く」という意味。)
やがて本来の宗教的な意味は置いてきぼりになり、お祭り騒ぎの習慣だけが残るようになりました。リオ、ベネツィア、ニースなど、世界各地の有名なカーニバルがほぼ同時期に行われるのはこのためです。

さて、アイルランドやイギリスでは、カーニバルなんて派手なことはしない代わりに、レントに突入する前日にパンケーキを食べましょう!という可愛らしい習慣があります。
この日はいつも火曜日となるので、アイルランドでは「パンケーキの火曜日(Pancake Tuesday)」と呼ばれています。(正式には「ざんげの火曜日(Shrove Tuesday)」というのですが。)

今年は2月28日がパンケーキの日だったのですが、気が付いたらすっかり過ぎ去っていました…。それでも2週間遅れで、レモン&シュガーのパンケーキを堪能!
ちなみにこちらのパンケーキは、アメリカのように厚く焼くのではなく、クレープのような薄焼きで~す。


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昔ヒッピー&今ドクターのマイホーム!

昨日のサンデー・ディナーに招待してくれたSineadの家は、ダブリン郊外の住宅地にあります。
60~70年代に青春時代を過ごしたSineadは、今もヒッピーの面影を残す6ヶ国語を操る才女で、ニックネームは「ドクター・シュネード」!(彼女は数年前、本当に博士号を取りました!)

古いもの・お気に入りのものを上手に利用した楽しいインテリがいっぱいの彼女の家の中を、ちょっとご紹介しま~す。

windowpots
窓辺に吊るした植木鉢、エスニック調のカフェ・カーテンとぴったり。

sindowglasses
ブルーで統一されたキッチンの窓辺を彩る空き瓶たち

photocloset
カードや切り抜きが無造作に留められた古いクローゼット

fireplacesinead
居間の暖炉。小さな思い出ある置物がいっぱい、ムーミンもいます!

coal
暖炉にくべるスモークレスの石炭

springflowers
家庭菜園の片隅に咲く春の花々

rosemarie
昨日のロースト・チキンに刺してあったローズマリーもお庭から!

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今は成長して家を離れている息子さんのオシーンが、子供のときに神奈川県知事からもらった賞状!国際児童画展銀賞、1991年3月17日の日付。

豊かになり、インテリアや家具のショップが増えているアイルランド。こうなると逆に、個性のない大量生産のもので家を飾る人が多くなり、お金をかけないとインテリアに凝るのは難しいような気がしてしまうのですが、本来は、自分の好きなものに囲まれて居心地がよければいいわけです
今でもレコード・プレーヤーで音楽を聴いているSineadの家は、彼女のヒッピー精神やインテリジェンスにあふれています。インテリアの基本は、自分のライフスタイルに忠実であることなのでしょう。


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シュネード自慢のサンデー・ディナー

roastchicken


ガイド仲間のSinead(シュネード)のお宅のサンデー・ディナーに招待していただき、おいしいロースト・チキンをご馳走になりました。

アイルランドでは、日曜日は伝統的に家族の日。教会へ出かけた後、一家そろって囲む食卓が「サンデー・ディナー」というわけです。

サンデー・ディナーの定番メニューは、ロースト・チキン、ロースト・ビーフ、ロースト・ラム…といったオーブン料理。その昔、各家庭にオーブンが普及していなった時代には、ロースト料理というのは特別なご馳走でした。家で作ることが出来ないので、村の「オーブン屋さん」へ肉を持参し、お金を払ってローストしてもらわなければならなかったからです。サンデーやクリスマスなど、特別なディナーのメニューにロースト料理が好まれるのは、その頃の名残というわけです。

Sineadのロースト・チキンは、表面にガーリックをぬり、お庭で採れるローズマリーを刺しただけ。食べるときに塩をふるのですが、それだけで十分においしい!
付け合せは、ゆでたアスパラガスと、チキンと一緒にオーブンに入れておいたポテト、にんじん、パースナップ。このロースト野菜たちがまた、甘くておいしいのです!

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デザートは、お庭で採れたチェリーのパイ。昨年のチェリーを冷蔵しておいたそうで、一足早い初夏のお味~!

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食事のあとは、ネコのジョーイと一緒に暖炉のあるお部屋でのんびり

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ビデオを見たり、音楽を聴いたり…ガイド同士、共通の話題も多く、とても楽しい有意義な日曜日を過ごすことができました。

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日本語弁論大会!

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日本語を勉強しているアイルランド人、またはアイルランドに住む外国人を対象とした日本語弁論大会が開催されるというので、見に行ってきました。

オーガニック・マーケットに行き、さらにのんびりランチなぞしていた私たちはすっかり遅くなり、会場に着いた時には残念ながらスピーチは終了。結果発表と、最後の表彰式が見られただけでした…。もっと早く行けばよかった~!

優勝者を囲んで、日の丸をバックに記念写真を撮る出場者の皆さん。ちなみに優勝賞品は、JALの日本往復航空券!!

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運営委員をしている日本語教師のお友達Mさんに聞いた話では、参加者の皆さんの熱い熱い日本への想いが披露されたりして、とても面白かったそうです。
「闘魂」の鉢巻を巻いて登場、スピーチ中にワイシャツをはだけて「栗山千明」のTシャツを見せ、「日本に行って、栗山千明と結婚したい!」と叫んだ大学生もいたとか!

審査委員長を務められた林大使のお話によると、日本は世界で9番目に人口の多い国、ということは、日本語というのは、世界でかなり多くの人に話されている言語ということになるそうです。
今回で4回目となるこの弁論大会も、年々レベルアップ&出場者の数が増しているとのこと。日本人の私たちにとっては、なんだか嬉しい話です。

年に一度開催されるこの大会、来年は早く行ってス熱いスピーチを聞かなくちゃ。


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会員制のオーガニック・マーケット

生活が豊かになり、近ごろ健康食ブームに沸くダブリン。街には、ちょっとエスニックな雰囲気の健康食品のショップが続々と登場しています。
今日は、健康情報に詳しいお友達のYさんとAちゃんに会員制のオーガニック・マーケットに連れて行ってもらいました。

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場所はPearse StreetのHoliday Inn Hotelの斜め向かい、St. Andrews Resource Centre。毎週土曜日の朝9時半より行われています。

オーガニック野菜を中心に、パンや手作り菓子チーズワインも販売されていました。

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こちらはインド料理のお惣菜コーナー。ここのオニオン・べジはおいしい!

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その他、海草(食用&お風呂用)、無香料石けんエスニック食品などもあり、会場の後ろの方では、顔なじみの会員さんたちがお茶を飲んでおしゃべり。健康食好きな人たちの社交の場でもあるようです。

会費は年間15ユーロ、会員でない場合は2ユーロの入場料を払うシステム。
おいしそうなオーガニック野菜をあれこれ買ってきたので、今週はお料理するのが楽しみです~。


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リフィー・ボヤージュ再開!

冬の間お休みしていたリフィー・ボヤージュ号ですが、3月に入り、運行が再開されました!

今日、リフィー川沿いを歩いていたら、主任ガイドを務める友人のジェリーがちょうど出航するところでした。

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「乗せてあげるよ~」と叫んでくれたのですが、時間がなくて乗れずに残念。リフィー・ボヤージュについては、以前に書いたこのブログをご参照下さいませ。

そろそろ観光シーズンが始まり、ガイド仲間とあちこちの観光地で出くわすのが楽しみです。


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看板のないレストラン

お友達のAちゃん、Yさんと一緒に、以前から気になっていたフレンチ・レストランでランチをしました。

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Off George St Southの細い路地にあるこのお店、看板も何も出ていません!店内は、微妙にバラバラなアンティークのテーブル&チェアー、清潔感のあるオープン・キッチンで、とってもコンチネンタルな雰囲気のビストロ風。

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ランチ・メニューを見て初めて知ったお店の名前は、L'Gueuleton(ルグルトン)。フランス語で、パーティーとかそんな意味だそうな。メニューには、かわいいカエルのマークがついていました。

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お料理の方は、まさにこういうものが食べられるところが欲しかったの~といったツボにはまるお味!アイルランドの食材を上手に使ったカジュアル・フレンチで、まるでフランスの田舎のビストロでお食事しているような気分~

私たちが注文したものは…

ポーク・ベリー(豚バラ)とお豆lgueuleton2


地鶏のシャーグリルlgueuleton3


ベニソン(鹿肉)のアロマ・ハーブ添えlgueuleton2


どれもお肉がフレッシュでやわらかく、季節のお野菜たっぷり~。

デザートも、これまた素晴らしくおいしくて感激

クリーム・カラメル(まさにプリン!)lgueuleton6


アイリッシュ・コーヒーのオペラlgueuleton4


ナッツと赤カブのブラウニーlgueuleton5


他にも、「トゥールーズ・ソーセージ」「カタツムリとロックフォール・チーズ」「ブラック・プティングのタルト・タタン添え」など、気になるメニューがいくつかあったので、また近いうちに行きたいね~と盛り上がりました!

L'Gueuleton
1 Face St, Dublin2(Hogans Barとなり)/Tel:01 675 3708
ランチ12:30-15:00、ディナー18:00-22:00、日休
(予約受け付けず)



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アイルランドのおいしい紅茶バリーズ・ティー

アイルランドは言わずと知れた紅茶の国
統計によると、イギリス人の年間の紅茶消費量が一人当たり1300杯なのに対して、アイルランド人は1500杯。イギリス人よりもたくさん紅茶を飲む国民だそうです。

アイルランドの紅茶ブランドは3つありますが、私も含めて多くの人が愛飲している紅茶がこちら、バリーズ・ティー(Barry's Tea)

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バリーズは1901年創業の、アイルランド南部のコークの会社
写真のゴールド(赤い箱)、グリーン(緑の箱)に加えて、茶色の箱のクラッシクの3種類のブレンドがありますが、味の違いをあまり感じない私は、いつも一番安いグリーンを買っています。(80ティーバック入りで2.50ユーロくらい)
人によっては、赤がいちばんおいしい(緑よりちょっと高め)と言う人もいるので、そうなのでしょう。

アイルランドの紅茶はとっても濃いのですが、渋みはありません。アイリッシュは砂糖とミルクを入れて、マグカップでがぶがぶ飲みます。最近はコーヒー党の人も多くなってきましたが、やっぱりティーでなきゃ、という人たちも多いのです。
ティーバッグは、飲む前に取り出す人と、入れたまま飲みたい人がいて、街中でティーのお持ち帰りをする時などは、どちらにするか聞かれることもあります。

私が気に入っているバリーズのちょっとおいしい飲み方は、アールグレイとのミックス
それぞれのティーバックを1つずつティーポットに入れると(ティーバックをちょきんと切って、リーフで入れるとよりおいしい!)、さらにコクが増してとってもおいしくなります。
ウェストコークの友人宅で入れていただいた紅茶があまりにおいしかったので、聞いてみたところ、こうしているとのことでした。

ちなみに、アールグレイの由来ご存知ですか?
イギリス人のアールグレイさんがインド総督として赴任中に発見、持ち帰ったのでその名で呼ばれているのですが、この人物は、のちにアイルランド総督も務めています。ダブリン城を見学すると、彼の肖像がが飾ってありま~す。



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ボブ・ゲルドフ、ダブリン名誉市民となる!

80年代ライヴエイドの仕掛け人として世界的に知られるミュージシャン&ヒューマニタリアンのボブ・ゲルドフ(Bob Geldof)がダブリン名誉市民となり、本日その記念式典が行われるというので見に行ってきました!

ダブリン市長公邸Mantion House前の路上に作られた架設ステージに続々と詰め掛ける人々。写真ではほとんど見えないかと思いますが、前座としてステージで歌っているのは、ケルティック・ロック・グループのKilaです。

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Kilaの演奏も終わり、マンション・ハウスへの人の出入りが多くなり物々しい雰囲気に。家族や関係者が着席した後、午後4時きっかりに、ベージュのコートを着込んだボブ・ゲルドフ登場~!

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ちなみに、ボブ・ゲルドフの隣りに並んで歩いてる紳士はロニー・ディラニー(Ronnie Delany)。1956年メルボルン・オリンピックの1500メートル走・金メダル受賞者という、これまたすごい人。ロックスターのボブと並んで、全くジャンルの違う2人のダブリナーが同時に名誉市民となったわけです。

人ごみをかきわけて、なんとか取った式典の写真です。スピーチしているのはロニー。コートにくるまってうなだれているのがボブ。

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着席しているのはごく限られた人のみで、私たち一般人は立ち見。ボブのスピーチの時には雨が降り出し、寒さに震えながらもみな大興奮でした。

ダブリン市発行の立派な式次第を立ち見の私たちにもいただき、良い記念となりました。
本日の2人の経歴紹介の他に、1876年より今日までに名誉市民となった74名の名前がずらり並ぶリストも含まれていました。初代受賞者アイザック・バット(アイルランド自治運動を行った政治家)、ノーベル文学賞ジョージ・バーナード・ショー、テノール歌手ジョン・マッコーミック、ジョン・F・ケネディー、初代首相エイモン・デ・ヴァレラ、U2のメンバー4名などに混じって、「Akihito」「Michiko」発見!日本の天皇皇后陛下も、1985年にダブリン名誉市民になられていたのですね~。

ちなみに、ダブリンの名誉市民の歴史は12世紀、ノルマン人侵略の頃にさかのぼります。英語では名誉市民のことを「freeman(自由市民)」または「holder of the freedom of the city(市の特権保持者)」と言うのですが、中世には、言葉通りの意味がありました。名誉市民となった人には、次のような特権が与えられたのです。

・市会議員&国会議員の選挙権
・城内に無税で物品を持ち込む権利
・公共の緑地でヒツジを放牧する権利
・王の許可なしに結婚する権利
・土地の売買、相続の権利
・組合を組織する権利
・陪審裁判を行う権利
・兵士を家に宿泊させなくてもよい
・廷吏として務めなくてもよい


今見ると、そんなことが特権だったの~というものばかりで、なかなか面白いですね。
しかし昔の名誉市民は楽できたばかりではなく、特権を得る代わりに義務も追わねばなりませんでしたから、市が敵に包囲された時にはいち早く武装して市民を守らねばなりませんでした。それに使う武器は「等身大のイチイまたはトネリコ製の弓」などと細かく決められいたのもオモシロイ。

さて、当時からの名残で、現在も慣習的に名誉市民に与えられる特権が2つあります。
1つは「印紙税の免除」。そして2つ目はなんと「セント・スティーブンス・グリーン(街中の公園)でヒツジを放牧する権利」
ボブ・ゲルドフも、U2も、天皇皇后陛下も、この特権を持っているので~す!!

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春の雪

このところ、ある日は春だったり、ある日は冬だったり…。季節の変わり目特有の、不安定なお天気が続いています。

昨日ダブリンでは、ほんの少しの間、雪が降りました~!

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マリアちゃん撮影・語学学校の教室の窓から。写真をクリックして大きくして見てください~)

ダブリンに雪が降るのは、先月下旬からこれで3度目くらいでしょうか…。ほんの数分間ちらつくくらいなのですが、めったにないことなので大ニュースです。

内陸部では夜間の気温が氷点下になったり、北西部では雪のために学校が閉鎖(←めったに雪が降らないので、ちょっと降ると大げさ)されたり。ここ10年間でいちばん寒い冬だとか…。

かと思えば、今日のダブリンは青空。アパートのリビングには陽がさんさんと降り注いでいます!
毎年こんなふうに、冬、春、冬、春、冬、春春春…と繰り返しながら暖かくなっていくアイルランド。セント・パトリックス・デーまであと2週間、本当の春が待ち遠しいです。



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ひとりランチのできるビストロ

最近、私が気に入っているダブリンの隠れ家的レストランは、こちらGeorge's Wine Bar

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名前の通りワイン・バーなのですが、食事も出来るビストロ…といった雰囲気。写真の看板の後ろの階段を下りた、地下にあります。

私は一人で食事をしたり、お茶を飲んだりするのが苦手で、どうしても挙動不審になってしまうのですが、ここなら何故か大丈夫。
いつもランチに利用しているのですが、最近はまっているSUDOKUや、読みかけの本を持って行って、一人でもゆっくり食事を楽しめます

私のお気に入りのメニューはこちら。ポーク・フィレのアップル添え&ベイクド・ポテト

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ハーブの香りや、ポテトに入ってるオリーブやチョリソがコンチネンタル風。ここのメニューは、トルティージャ(スペイン風オムレツ)など、「アイルランドの食材を使ったコンチネンタル風」で、お値段もリーゾナブル。このポーク・ディッシュは9.50ユーロ、他のお料理もランチはほとんど10ユーロ以下です。

場所は、ダブリンのお土産やさん通りNassau St.のBlarney Woolen Millsの角を入ったところ
ひとりランチ、お友達やカップルでのゆっくりワイン&ディナーにどうぞ!

George's Wine Bar
29 South Frederick Street, Dublin2
Tel: 01-6797000 /Email: georgeswinebar@eircom.net
Lunch Tue-Fri /Dinner Tue-Sat /Live Music Thurs-Sat



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『トリスタンとイゾルデ』映画化

昨日のブログに書いた『トリスタンとイゾルデ』についてですが、映画化されてすでに全米で公開されていることを今日知りました。

久しぶりに映画館に行ったら(ちなみに見た映画は『Memories of a Gaisha』。日本のタイトル『SAYURI』)予告編で「ロミオとジュリエット以前にあった…」と流れてきて、何かと思えば『Tristan & Isolde』!
ダブリンでも3月下旬公開だそうです。楽しみ~。

イゾルデ塔を見たばかり、しかもそのことをブログに書いたばかりだったので、あまりのタイミングの良さにびっくりしました。こういうのを、シンクロニティーというのでしょうか…!

ここ数日、数年前に流行った『聖なる予言』(ジェイムズ・レッドフィールド著・角川文庫)を読み直しているので、「これって第一の知恵かも~」と思ったりして。

『Tristan & Isolde』の日本公開は、今年の8月に予定されているようです。



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