ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

フック・ヘッドと灯台いろいろ

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黒と白の縞々はフック・ヘッド(Hook Head, Co. Wexford)の灯台

約2週間にわたるS様の旅もいよいよ大詰め。昨日よりアイルランド南東部に来ています。
昨日は終日雨模様でしたが、今日はうって変わって真夏のような青空。あまりにもお天気が良いので一部予定を追加・変更して、海沿いの景勝地ドライブして周った結果、灯台めぐりになりました(笑)。

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フック・ヘッド(Hook Head, Co. Wexford)の灯台を見晴らす。お天気はいいけど風が強く、海はワイルド

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ダンモアイーストの灯台(Dunmore East, Co. Waterford)➡過去ブログ:客船のお客様をご案内

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こちらは昨日立ち寄ったバリコットン(Ballycotton, Co. Cork)の黒い灯台。残念ながらお天気最悪の瞬間で、これ以上に撮れませんでした。過去ブログに黒い灯台が写っている写真あり➡黒い灯台の村、バリコットン

アイルランド島には96の灯台があるそうです。こちらに一覧あり➡List of lighthouses in Ireland

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やっぱりおいしい!キンセールのフィッシィ・フィッシィ・レストラン

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シーフードのサラダ仕立て。大好きなディッシュです♪

アイルランドがグルメ大国として名を挙げる以前から、国内きってのグルメ・タウンとして知られていた港町キンセール(Kinsale, Co. Coark)。美味しいレストランがたくさんある中でも、やはりNo.1チョイスはフィッシィ・フィッシィ(Fishy Fishy, Crowleys Quay, Kinsale, Co. Cork)でしょうか。(➡過去ブログ参照:キンセールでいちばん人気!フィッシィ・フィッシィ・レストラン

過去数年お客様をご案内していますが、いつも大好評。街の路地に立つ小さなデリ&フィッシュアンドチップス・ショップとして始まったお店ですが、めきめき評判をあげ、今やキンセールを代表するシーフード・レストランとしてすっかり定着しました。

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カフェ風のカジュアルで明るい店内。壁にかけられたレトロなキンセールの絵は、近所のプリント・ショップで購入できます

冒頭写真はここのメニューで一押しのシーフード・サラダ。調理された温かい魚介のサラダ仕立てで、以前から私が大好きなメニュー。昨日はお客様が注文され、おいしい、おいしいと感激。

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オイスターをお客様とシェア

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ここのシーフード・チャウダーはこっくり茶色、ブイヤベース風の味付け。大きいポーションを頼めば軽いランチにぴったり

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そしてお客様が注文されたロブスター♪

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生産者の顔写真がずらり

いつ来てもおいしく安心、旅の思い出に残るレストランのひとつです。

今回ご案内させていただいているS様とは1日2食ペースで食事しています。朝食と、遅めのランチまたは早めのディナーの2食。
そのおかげで毎回お腹もすき、お食事がいつもおいしく楽しいです♪

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キンセールの港沿い、港町らしいブルーの看板

Fishy Fishy Restaurant
Pier Road, Kinsale, Co. Cork
+353 (0)21 4700415
(人気店なので要予約)

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イングリッシュ・マーケットで朝食を…(コーク)

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新鮮なソーセージ、ベーコン、目玉焼きがはさまったブレックファースト・バップを朝からモリモリいただきました♪

昨晩からコーク・シティーに来ています。
山と湖を見晴らすリゾート・ホテルに約1週間滞在して大自然を満喫していましたので、久しぶりの街の空気。今朝はホテルの朝食から朝の風景をちょっと変えて、食の街コークの心臓であるイングリッシュ・マーケット(English Market, Cork City)のカフェにてブレックファーストしました。

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1788年から続く歴史ある市場。現在の建物は19世紀から

マーケット上階にはファームゲート・カフェ(Farmgate Cafe)という人気カフェ・レストランがあり、朝8時半からブレックファーストをやっています。
マーケットという巨大な冷蔵庫があるようなものですから、食材は新鮮そのもの。市場の喧騒とは裏腹にエレガントで落ち着く空間でもあります。朝の時間は特に静かで、新聞片手にコーヒー&ポリッジで静かにブレックファーストする人、地元の常連さん風のおじさまたちが思い思いの時間を過ごしていました。

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マーケット上階のギャラリーに、カフェ・スタイルとレストラン・スタイルの2つの違った空間あり。今朝はカフェの方でいただきました。カウンターには出来立てのスコーンが山積み

S様ご夫妻とそれぞれ違ったメニューを注文。私は冒頭写真のブレックファースト・バップをいただきましたが、具の新鮮さはもちろんのこと、周りがカリカリに焼けたパンのおいしさにもうならされました。

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S様奥様のチョイスは、やっぱり定番アイリッシュ・フル・ブレックファースト

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そしてS様ご主人様は、ほうれん草・赤ピーマン・ドライトマトのサンドイッチに「目玉焼きを入れて!」と特別オーダー。ベジタリアン・ブレックファースト・サンドイッチの出来上がり

アイルランドの朝ごはんが大好きなS様ご夫妻。ホテルの朝食とはちょっぴりシーンを変えて、街の人に交じっていただくこんな朝ごはんも楽しいものです。
朝のコークの街を散歩しながら朝食に出かけるのも楽しく、気持ちの良い1日の始まりとなりました。

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朝8時過ぎ、コークの街並み

※ファームゲート・カフェ関連過去ブログ:マーケットのカフェで聴くピアノアイルランドの牡蠣は夏が旬!

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アイルランド最南西端、ミゼン・ヘッドへ

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100年前にかけられたミゼン・ヘッド・ブリッジ!

昨年ご案内させていただいた際に、アイルランド島最北端のマリン・ヘッド(Malin Head, Inishowen Peninsula, Co. Donegal)へ到達したS様ご夫妻。
今回の南西・南部めぐりでは、(アイルランド島はもちろんヨーロッパ)最西端のスレー・ヘッド(Slea Head, Dingle Peninsula, Co. Kerry)を極め、さらには今日、最南西端のミゼン・ヘッド(Mizen Head, Co. Cork)へも行ってきました。まさに最果てめぐり!

ミゼン・ヘッドはその入り組んだ地形のため、ほとんど島のように本土から切り離されています。
突端には1909年に建てられた霧中信号所があり、そこへ渡るために長さ172メートルの石造りの橋がかけられいるのですが、この橋のある景観が美しく、よいアクセントとなっています。

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絶景!突端に信号所が見えます

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長さ172メートル、海からの高さ150メートルの橋は1908年から2年がかりで完成。コンペティションで選べばれたデザインだそうです

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橋の上から見る地形がこれまた絶景。まるでグランドキャニオンみたい(行ったことないけど・笑)

1970年代にGPSにとって代わるまで使用されていた信号所は、現在は博物館となっています。
信号所の歴史、周辺の植物や鳥の一覧など、なかなか興味深いです。

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最果ての地に常駐してた人がアラン・セーターを着て朝食中。結構リアルでびっくりした…笑

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今日は1日中ずっといいお天気というわけではなかったのですが、ミゼン・ヘッド滞在中は気持ちの良い青空が広がり、海の色と光がまぶしいほどに美しかったです

橋&信号所へは歩道がきれいに整備されています。戻りは上り坂になるのですが、ゆるやかな坂道と99段の階段のどちらかを選べます。

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私は階段で近道しました。S様いわく「高尾山の最後の階段より楽ちん」だそうです・笑

海難事故の多い難所であったミゼン・ヘッド。1847年にSSスティーブン・ウィットニー(SS Stephen Whitney)という1023トンの大型船がミゼン・ヘッド沖で沈み、92人の命が失われた大惨事をきっかけに、1854年、ミゼン・ヘッド沖のファーストネス・ロック(Fastness Rock)に灯台が建設されました。
今日は視界がよく、ミゼン・ヘッド付近から岩の島にそびえるように建つ灯台がくっきり見えていました。

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現在のものは1899~1903年にかけて84000ポンドを投じて建設した2代目の灯台。高さ45メートル

ミゼン・ヘッド・ブリッジを渡るには、手前のビジターセンター(Mizen Head Visitor Centre)で入場券を購入。
ファーストネス・ロックの灯台やこの地の地質に関する展示、ショップ、カフェがあります。

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可愛い建物

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見学後にカフェでランチ。ムール貝、フィッシュアンドチップス、シーフード・チャウダーなどメニュー豊富。私はツナ・メルト・サンドイッチをいただきましたが、ツナたっぷりでおいしかったです♪

ちなみにミゼン・ヘッドはアイルランド島最「南西」端であり、最「南」端ではないんですよね。最「南」端はミゼン・ヘッドから3.8キロ東にあるブロウ・ヘッド(Brow Head)で、ミゼン・ヘッドが北緯51度45分なのに対し、ブロウ・ヘッドは北緯51度44分。
ほとんど誤差の域ですが、ブロウ・ヘッドの方がほんのちょっぴり南にせり出しているようです。次回はそちらへも行ってみなくては(笑)。

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行きは大雨、帰りは青空!ヒーリー・パス越え

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ヒーリー・パスの絶景スポット、カハ山中のグランモア湖(Glanmore Lake)。峠のケリー側にて

今日は終日、ベラ半島(Beara Peninsula)のご案内。
キラーニーなどカウンティー・ケリー(Co. Kerry)を起点に出かけられる風光明媚な半島めぐりは、北から順にディングル半島(Dingle Peninsula)、イベラ半島(Iveragh Peninsula=ケリー周遊路)、そしてベラ半島。半島の西端はカウンティー・コーク(Co. Cork)となるベラ半島は、大型バスの行ける場所が限られていることもあり知名度は低いですが、他の2半島に劣らず非常に美しい場所です。
(個人的には3つの中でいちばんきれい&最果て感あり…と思っています♪)

ベラ半島の背骨を成すカハ山脈(Caha Mountains)越えが圧巻。ヘアピン・カーブで有名なヒーリー・パス(Healy Pass)を北から南へ(ケリー側からコーク側へ)超えました。(➡ヒーリー・パスについては過去ブログ参照:峠の名所、ヒーリー・パス(ベラ半島研修・2)
今朝は大雨で、どこもかしこも水、水、水。山のあちらこちらから水が流れ落ちてきて、ものすごい迫力でした。

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ヒーリー・パス手前に大滝が。雨風が強くて車から降りられない!

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岩の下で雨宿りするヒツジ(笑)

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どこもかしこも水だらけ。山から滝となってじゃんじゃん流れてくる様子は圧巻

峠を越え、西端のラムズ・ヘッド(Lamb's Head)を目指す前に港町のパブで雨宿り休憩。あんなに大雨だったのに、あ~ら不思議、パブから出てみたらきれいな青空に変わっていました!
アイルランドの変わりやすいお天気に感謝(笑)。

美しいラムズ・ヘッド西端を探索(この場所についてはまた次回)して、帰りは別のルートでキラーニーへ戻るチョイスもあったのですが、晴れたヒーリー・パスも見てみたい!ということになり、再び南から北へ(コーク側からケリー側へ)峠越え。
それで目にした絶景が冒頭写真。雨上がりの澄んだ空気のおかげで、よりいっそう美しく見えました。

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ヒーリー・パス山頂。往復したヘアピン・カーブが見晴らせます

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ケリーとコークの県境越え!

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コーク側から県境を越えた直後の風景。イベラ半島のマックギルクディー山脈(MacGillycuddy Reeks)が山頂まですべてきれいに見えました

1日に四季がある…といわれるアイルランドのお天気。その変化ぶりは本当にドラマチックです。
こんなふうに1日に同じ場所で違った風景を見ることが出来るのも、このユニークな天候のおかげですね。

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馬車とボートで楽しむダンロー渓谷

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馬車に揺られていざ、ダンロー渓谷へ

山と湖を見晴らすスパ・リゾート、ヨーロッパ・ホテルに滞在しながら、カウンティー・ケリーの景勝地を日々ご案内しています。

昨日は、ホテル正面に見えるマックギルクディー山脈(MacGillycuddy Reeks)とリーン湖(Lough Leane)を馬車とボートで楽しみました。
マックギルクディー山中のダンローの谷(Gap of Dunloe)を越え、キラーニー湖群を下ってキラーニーへ。終日ケリーの大自然の中に身を置いて楽しく過ごしました。(➡過去ブログ:ケリー観光の王道!ダンロー渓谷と湖下り

谷の入り口のケイト・カーニー・コテージから約11キロ、氷河によって形成された美しい谷間を馬車で行きます。
時々馬車から降りて歩くのも気持ちよく、私は乗ったり降りたりしながら、山の空気と景色を楽しみました。

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湖をバックにS様ご夫妻

馬車はブラックバレー(Black Valley)の村を通り、キラーニー国立公園の入り口で終了。ブランドン・コテージにてランチ休憩後、今度は国立公園内の3つの湖をボートで下るのですが、これがまた楽しい。

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キラーニー湖群で代々ボート漕ぎをしてきたという一族の5代目、若いボート・マン。彼の歴史や自然の知識&解説が素晴らしくて感心しきり

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ボート・クルーズのお供、チャーリー

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途中で野生のキジが登場

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途中、こんな低い橋の下をくぐります

この馬車とボートでのダンロー渓谷越えは、ケリー観光のハイライトのひとつ。近ごろ周遊ツアーの日程が忙しくなり、こんなふうに自然の中に身を置いて終日過ごすことが少なくなりましたが、久しぶりにご案内してみてやっぱり楽しいな~と実感。
19世紀からの伝統的な観光地・景勝地であるキラーニー周辺の美しさ、観光内容の充実ぶりを体感できる、お勧めの過ごし方のひとつです。

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ボートの終点はロス城(Ross Castle, Killraney, Co. Kerry)、道先案内をするチャーリー

★ダンロー渓谷の馬車&ボート終日ツアーのお勧め
Gap of Dunloe Traditional Boat Tours
Deros Tours, Gap of Dunloe Tour

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キラーニー国立公園で赤鹿を見る

キラーニー国立公園(Killarney National Park, Co. Kerry)と周辺には、この地方原産の野生の赤鹿(Red Deer)が生息しています。
クマなど大型の野生動物が皆、絶滅してしまったアイルランドでは、この赤鹿が最大の哺乳動物。

そろそろ狩りのシーズンになってきて、そうなると普段は周辺一帯に分散している鹿たちも、国立公園の敷地内に集まってくるのだそう。自由に猟を行うことが禁じられている園内はにいれば安全!…と思うらしいです(笑)。

マクロス・ハウス(Muckross House, Killarney, Co. Kerry)近くに鹿が集まっているとの情報を得てお客様と見に行ってみると、いた、いた。入場口向かいの原っぱに、ざっと20頭ほど固まっていました。

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お尻を向けてすらりと立つ親子がかわいい♪

この時は雌鹿しか目に入らず気付かなかったのですが、ホテルに戻って写真を拡大してみると、写真右側の背後に巨大な雄鹿がぽつりと座っているのが写っていました。

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雄鹿の拡大写真。角も体も巨大、まるで牛のよう

昨日地元の人に、巨大な雄鹿が周辺にいて、鹿の中では大きな赤鹿とはいえ、こんなに大きくなるのは珍しい…と聞いたばかりだったので、もしやこれが…と思ったのでした。
このサイズの雄鹿が現在2頭いるので、勢力争いが心配されているそう。鹿の世界もいろいろ大変なようです。

ちなみにキラーニー国立公園にはもう一種類、鹿が生息していて、その名もシッカ・ディアー(Shika Deer)。19世紀に鹿狩りをしすぎて赤鹿の頭数が減った時に、日本から連れてこられた鹿です。「シカ」の発音がこちらでは「シッカ」となり、その名で定着したよう(笑)。
違いは体の大きさの他、赤鹿は泳げませんが、シッカ・ディアーは泳ぎが得意であること。湖のほとりを泳いでいるのを見たことがありますが、ス~イ、ス~イとなかなか上手です。

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山と湖のほとりのスパ・リゾート、ヨーロッパ・ホテルに6連泊

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暮れゆく空を眺めながら…至福の時♪

今回のS様ご夫妻の2度目のアイルランド旅行は、スケリッグ・マイケルへの上陸がいちばんの目的でしたので、予備日も含めてキラーニー近郊に6連泊という贅沢な日程。
アイルランド最高峰を含むマックギルクディー山脈(MacGillycuddy Reeks)とキラーニー湖群最大のロック・リーン(Lough Leane)を見晴らす素敵なスパ&リゾート、ヨーロッパ・ホテル(The Europe Hotel & Resort, Fossa, Killarney, Co. Kerry)にご一緒に滞在させていただいています。

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ホテルの庭園ごしに見る山と湖

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明るく広々としたロビー

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お部屋も広々、落ち着いた内装

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朝食もおいしくて、朝から地元産のスモークサーモンたっぷり

湖と山脈のコンビネーションは日本にはよくありますが、アイルランドでは貴重な景色。山々が連なるいわゆる「山脈」はアイルランドでは海と一緒に見えることが多く、湖ごしにこれだけの山が連なって見える場所はあまりないのです。
山国信州で育った私には見慣れた景観で、以前はこのホテルに来てもさほど感激しなかったのですが、アイルランド生活が長くなるにつれ、山と湖を見晴らすことの出来るこのホテルがとても好きになってきました。日本人にはなんだか心落ちく風景なんですね。

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湖&山ヴューのお客様のお部屋のバルコニーより。アイルランド最高峰カラントゥーンヒル(1041メートル)がばっちり見えています(右奥の山並みの、右から2番目のピーク)

1960年代にドイツ資本で始まったヨーロッパ・ホテル。以前はロビーの内装もドイツ・スイスなどヨーロッパ山間部のカントリー調でしたが、数年前にインテリアが一新され、スパ・リゾートとして生まれ変わりました。
素敵なのはここのプール&ジャグジー。仕事のあとに毎日泳ぎ、ジャグジーにつかって夕暮れの空を眺めています、あー幸せ♪

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きらびやかな室内プール。冒頭写真の屋外ジャグジーは、露天風呂そのものです

山と水のパワーで癒さているせいか、日々身体が軽くなっていくような気分。
そんな癒しスポットでありながら、アイルランド南西部観光の起点としても最高に便利なロケーション。毎日周辺の絶景スポットを訪れながら、ホテル・ライフも同時に楽しめるお勧めホテルのひとつです。

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部屋から見えた夢のように美しい朝焼け。地平線沿いの雲海が真っ赤に染まって、それはそれは美しい瞬間でした

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ディングル史跡めぐり③ クローシュテ・イーダのオガム石群

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石は付着物で覆われているも、刻まれたオガム文字ははっきり見て取れます

ディングル・タウン(Dingle, Co. Kerry)近くにオガム石群があると知り、史跡好きのS様ご夫妻をご案内して、本日ディングル半島周遊の途中に立ち寄ってみました。
(オガム石についてはこちらの過去ブログ参照➡ウェールズ「ケルト紀行」⑤ ラテン語並記のオガム文字

ディングル・タウンよりスレー・ヘッド・ドライブ(Slea Head Drive)に沿って走ること約10分、バーンハム・ハウス(Burnham House)というイギリス時代の領主の館があります。
現在はクローシュテ・イーダ(Colaiste Ide, Baile an Ghoilín, Dingle, Co, Kerry)というアイルランド語の全寮制女子中高等学校(国内で唯一残る全寮制女子校)ですが、そのドライブウェイに7体のオガム石群が並べられています。

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ジョージ王朝スタイルの美しい屋敷バーンハム・ハウス

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近隣で発見されたオガム石群。屋敷の持ち主であったベントリー卿(Lord of Ventry)が集めたもの

案内版の文字は消え、石はアルガ(菌類)など付着物に覆われ、近年あまり気を払われていないような様子でしたが、7体ずらりと並べられているのは壮観。
周辺のうっそうとした森の雰囲気に苔むした石が溶け込んでおり、きれいに手入れしてしまうより、むしろこの方が自然かも。呪いめいた石のパワーがケルトの時代そのままに宿り続けていそうな雰囲気で、周辺一帯にちょっと重たい空気感がありました。

このオガム石群の中で珍しいのは、横置きラウンド状の石。7体のうち2体がこれで、水の流れで形作られたボウルダー(巨礫=きょれき)に文字が刻まれています。

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約2メートルの長さ。1790年に近隣で発見。真ん中から2つに割れてしまっています

通常オガムは下から上へ読みますが、横置きの場合はどちらから読むのでしょう。それともどうにかこうにかして、立ててあったのでしょうか…。
それぞれの石の出所や、刻まれている文字のアルファベット変換はこちらのサイトが参考になります。➡Megalithic Ireland - Colaiste Ide Ogham Stones

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石の後ろの平らになったところにお賽銭発見。お地蔵さんの感覚でしょうか

ディングル半島の史跡いろいろ、まだまだご紹介したい場所がありますので、時間を見て「ディングル史跡めぐり」④、⑤…と続けていきたいと思います♪
(ディングル史跡めぐり過去ブログ:関連過去ブログ:ディングル遺跡めぐり① ビーハイヴ・ハットディングル遺跡めぐり② キルマルケダー教会

※クローシュテ・イーダへの行き方:ディングル・タウンよりスレー・ヘッド・ドライブへ(町の終わりのラウンドアバウトを左折、ディングル・ウィスキー工場のある方)。そのまま周遊路に沿って走ること約10分、皮バッグのホールデン(Holden)の看板を左折、数十メートル進むとクローシュテ・イーダの入り口にたどり着きます。

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9月のスケリッグ・マイケル

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グレート・スケリッグからイベラ半島山々とリトル・スケリッグを望む

昨年アイルランド北部・西部をご案内させていただいたご縁で、その後ウェールズへもご一緒させていただいたS様ご夫妻。
「ケルトめぐり」をテーマに旅をしておられるS様ですが、ウェールズの旅から半年も経たなうちに光栄にも3度目のご依頼をいただき、今回はアイルランド南西&南部をご案内させていただいています。

今回の旅の最大の目的は、大西洋に浮かぶ岩の島スケリッグ・マイケル(Skellig Michael, Co. Kerry)上陸。
(➡過去ブログ参照:ついに上陸…スケリッグ・マイケルへ!続・ついに上陸…スケリッグ・マイケルへ!

天候によりボートが出ない場合に備えて、近隣のキラーニー(,Killarney, Co, Kerry)のホテルに6連泊という予定を組み、予備日を多く予定に組み込んでおいたのですが、なんと滞在初日の今日、ラッキーにもボートが出て上陸出来てしまいました!

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わ~い!夢にまで見たスケリッグへ向かうボートの上でワクワクしているS様ご夫妻とご一緒に

昨年公開された「スター・ウォーズ」効果で、訪れる人が急増したスケリッグ・マイケル。
島への上陸許可を得ている13のボートが夏の間毎日運航していますが、天候が許せばの話。風が強かったり、波が高かったりするとボートは欠航となります。
昨年までは4~10月だった島への上陸期間も今年は短くなり、5~9月。島への上陸は以前にも増して難しくなってしまいました。
ちなみにS様のボートの予約をしたのは5か月前。その時点でなんと8月末までフルブックでしたので、来シーズンにスケリッグ行きを考えておられる方は、今から予約しても早すぎることはないです!

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12名乗りのこんなボートで島へ。片道45分

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600段の石の階段を頑張ってのぼると、天空にたどり着いたような気分

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石段をのぼってたどり着いたところには、6~12世紀に修道士が生活していた石の祠ビーハイブがいくつもあります。限られた土地で畑を耕して自給自足していたというから驚き

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チャペルであったというビーハイブからの眺め。小さな十字架が建つ場所は修道士の墓地でした

行き交う人の多くが「スターウォーズ」の話題で盛り上がっているのが可笑しかったです。ライトセーバーのおもちゃを持参して、記念写真を撮っている人も(笑)。

島は野鳥の保護区域でもあり、5~8月はツノメドリ(Puffin)が、3~10月はカツオドリが見られます。ツノメドリ(Gannet)は数週間前に南へ渡っていってしまったので、今はカツオドリだらけ。リトル・スケリッグは世界最大のカツオドリ生息地で、その数25000羽、島が白く見えるほど。
野鳥がお好きなS様ご夫妻には特に印象深かったようです。

今日はボートは出ても、上陸出来るかどうか最後の最後まで微妙でした。風はそれほど強くなかったのですが、波が高く、ボートに乗りながらサーフィンしているような気分。
やはり9月になるとてきめん、海はざわつき始めますね(サーファーには嬉しい季節なのですが・笑)
生き帰りのボートで波しぶきも浴び、全身潮だらけ…になりました(笑)。

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グレート・スケリッグ(右)とリトル・スケリッグ(左)を海上から望む

港町ポートマギー(Portmagee, Co. Kerry)に戻って来てから、パブでランチ休憩。「スター・ウォーズ」のクルーたちもやって来たパブで、店内にはこんなコーナーが作られていました。

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Mooringsにて。ダースベイダーと一緒にギネスを注げる…みたいです(笑)

※スケリッグへの上陸ツアーおすすめ➡Casey's Skellig Islands Tour/その他、上陸ボート連絡先一覧

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