ナオコガイドのアイルランド日記

観光ガイドによるアイルランド生活・旅情報

ローリーズ・カフェで朝食を…

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目玉焼き&ベーコンのブレックファースト・ロール。パンはブラウンブレッドで

今日はダブリン市内観光のご案内だったのですが、通勤ラッシュが始まって交通渋滞する前に家を出て、早めに着いてお客様のホテル周辺で優雅に(?)ブレックファーストを楽しみました。

時々、むしょうに食べたくなるブレックファースト・ロール。こちらローリーズ・カフェ(Roly's Cafe, Ballsbridge, Dublin4)のものはとってもお上品でおいしかったです。

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ボールズブリッジのランドマーク的な老舗レストラン。一階のカフェでは朝7時半からブレックファーストをやっていて、カジュアルなメニューが楽しめます

朝から元気いっぱいに仕事出来ました♪

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ロレイン&ダニーの結婚式!…翌日

楽しかったロレイン&ダニーの結婚式翌日。思いがけずストランドヒル(Strandhill, Co. Sligo)の波のコンディションが良く、サーフィンをすることに。

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昨晩明け方まで踊っていた私たち、我ながら元気(笑)

家族との時間を過ごしていたロレインとダニーも途中から加わって、結婚初日の記念すべきサーフ・セッションを一緒にすることが出来ました。

結婚式は金曜日だったので、多くの出席者が週末通して周辺に宿泊。昼間は思い思いに過ごし、夜はストランドヒルのパブにご家族、友人の主要メンバーが大集合。前夜の披露宴とは違ったカジュアルな雰囲気の中で、新郎のダニーのお友達やご家族とも交流出来て、これまた楽しい夜となりました。
こうしてみんな家族になり、今後支え合っていく新郎新婦の友人の輪が広がっていくのですね。

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結婚初日のロレインを囲んで、サーフ仲間で集合写真

結婚式当日は雨降りでしたが、翌日はうって変わって素晴らしい夏日和。美しい夕日をみんなで眺め、パブで楽しく過ごし、満月に照らされてホテルへ。
ロレイン&ダニーのハッピーなオーラに包まれて、楽しい夏の始まりを予感した週末でした♪

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ストランドヒルの夕日。午後8時半過ぎです

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ロレイン&ダニーの結婚式!

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数日後にハネムーンでハワイへ旅立つ2人のために、ハワイアン気分いっぱいのウェディング・カー!(傘をさしながら…というのがやっぱりアイルランドですね・笑)

この週末は友人ロレインとダニーの結婚式で、スライゴ(Co. Sligo)へ出かけていました。
ロレインはサーフィンを通じて知り合った友達。過去数年、週末のサーフトリップで部屋をシェアしたり、クリスマスにご実家に招いてもらったり、ポルトガルやコスタリカへ一緒にホリデーに行ったり…と、本当に親しくお付き合いしてきた友人のひとり。以前は家も近くて、よく行き来していたものでした。

ダニーと知り合って、彼も一緒にサーフィンをするようになり、私たちのサーフトリップに一緒に来るようになりました。指折り数えて待ちに待った2人の結婚式に、親しい友人たちと参列する楽しさ&感激は想像以上のもので、私たちにとっても思い出深い、素晴らしい週末でした。

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結婚式はサーフスポットとして有名なストランドヒル(Strandhill, Co. Sligo)の小さな教会にて。ご家族&友人総勢120人が参列、厳粛かつ美しいカトリックのセレモニーでした

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お式が終了してリラックスした表情の2人。幸せいっぱいの笑顔で教会を退場

実は挙式後に、私たちの大仕事がありました。教会から披露宴会場のホテルへの送迎をサーフ仲間のスティーブンがすることになり、この数週間、あれやこれやとアイデアを練ってきた私たち。ついにその日がやってきて、ピカピカに磨きあげたスティーブンの愛車、真っ赤なベンツがサーフボードをのせて、ビーチボーイズをガンガンに流しながら登場!

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新郎新婦が出てくる直前。すでにおおはしゃぎのアンマリーと私

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車の後ろには「Just Married」のステッカー。週末通してこのステッカーを付けて走り回っていたスティーブンは、ストランドヒルの有名人になりました(笑)

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教会から出てきたダニーとロレインの、びっくり仰天&大感激のひとコマ

写真では見えにくいのですが、車の上にくくりつけられた2本のボードのうちの一本は、なんとアイロン台なのです!アイロンボードが新郎のダニー用、サーフボードは新婦のロレイン用…というジョーク(笑)。

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すっかりショファーになり切っているスティーブン。挙式後にアロハシャツに着替えて登場するアイデアもあったのですが、運転手帽のみにとどまりました(笑)

挙式に続く披露宴は近くの古城ホテルにて。本当に楽しくて楽しくて、終わってほしくない!と思うほどでした。
ディナーに続いてアイルランドでもやはりスピーチ・タイムがあるのですが、延々長いことが多いので、一体何分かかるか仲間内で賭けをしたんですね。みんな30分以上、40分以上の予想でしたが、私はなぜか「28分!」と頭に浮かんだので、みんなに短すぎる!と言われながらもその通り予測。すると、5人スピーチしてトータル24分、私がいちばん近かったので、みんなからの5ユーロづつの掛け金をもらってしまいました。ラッキー!

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披露宴会場にて。仲良しみんなで記念撮影♪

スピーチでオフィシャルなパーティーはひとまず終了、その後はバンドが来てダンスが始まります。ファーストダンスはベストマンとブライズメイドが踊り、その後に新郎新婦…というのが習わしですが、事前にロレインからファーストダンスはなし、デヴィッド・ボウイの「レッツダンス」がかかるので、全員でダンスフロアーへ!と言われていたので、音楽がかかるや否や、総立ちでダンスが始まりました!
バンドが2時ごろ終了して、その後はロレインや私たちが大好きなDJが登場。朝4時まで、新郎新婦はもちろん、お父さん&お母さんたちもみんな一緒に踊りあかしました。

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ダンスの合間にケーキカット。踊りまくっていてケーキカットを見逃した人多し…(笑)

なんと楽しく、ハッピーなウェディングだったことでしょう。ロレイン&ダニー、おめでとう。そして、素晴らしい結婚式をどうもありがとう!

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アイリッシュ・ウィスキーの異端児、クーリー蒸留所

ここ数日、ウィスキー関連のビジネス視察のお客様をご案内させていただいていました。
今日は北アイルランドとの国境近くにあるクーリー蒸留所(Cooley Distillery, Co. Louth)へ。キルベッガン・ウィスキー(Kilbeggan Whiskey)などを製造している蒸留所ですが、一般公開していませんから、こういう機会でもない限り見ることが出来ません。貴重な経験をさせていただきました。

クーリー蒸留所は1970代まではジャガイモを蒸留する工場で、地元の人からは「アルコール工場(Alcohol Factory)」と呼ばれていたそうです。ここで作られるジャガイモの蒸留液は「プチーン」と呼ばれる蒸留酒として飲料される他、消毒液として病院で使用されたり、もっと古い時代は燃料として使われたと聞いて驚き。なんと食べるだけなく、ジャガイモをエネルギーとして使っていたんですね。
ジャガイモの蒸留液はガソリンの替わりになり、乾燥させると石炭の替わりにもなると聞いたことがあります。20世紀初頭、トラクターなどが普及していく頃の話ですから、農家では単価の安い「イモ・エネルギー」が重宝されたのでしょう。

その旧ジャガイモ蒸留所を1985年に購入してウェイスキー工場にしたのが、アメリカでアイリッシュ・ウィスキーの歴史を研究をしていたジョン・ティーリングさん。この時にはアイルランド島で稼働するウィスキー工場はミドルトン、ブッシュミルズの2か所のみになっていましたから、クーリーは100年ぶりの新ウィスキー蒸留所となったわけです。
2012年に工場は売却され、現在は日本のサントリーの小会社です。(正式にはビーム・サントリー社)
(ジョン・ティーリングさんはその後、18世紀にご先祖が創業したダブリン市内の蒸留所を再稼働させますが、それが昨年オープンしたティーリング蒸留所ですね)

クーリー蒸留所ではモルト・ウィスキー(原料が麦芽)とグレイン・ウィスキー(原料がトウモロコシ)の2種類を同じ工場内で製造しています。4~5種類の違った銘柄のウィスキーがここで作られますが、いずれも伝統的なアイリッシュ・ウィスキーの「異端児」的なものばかり。
伝統的なアイリッシュ・ウィスキーは、モルトにした大麦(麦芽)と未発酵の大麦を混ぜ合わせて3回蒸留する「シングル・ポット・スティル」が主流。南部のミドルトン蒸留所はこの方法ですね。

クーリーで製造しているのは麦芽のみを使った「モルト・ウィスキー」(3回蒸留すると香りが失わるという考えから、クーリーでは蒸留は2回のみ)や、トウモロコシを原料とする「グレーン・ウィスキー」。グレーン・ウィスキーは通常アイルランドではモルトとブレンドしてしまうのですが、クーリーでは「シングル・グレーン・ウィスキー」といって、グレーン・オンリーのウィスキーを作っているのが大きな特徴。
伝統的なアイリッシュ・ウィスキーのスムーズさとは対照的に、バーボンみたいなエッジの効いた味わいのウィスキーで、私はなかなか好きです。

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お土産にいただいた4種のミニボトル箱詰め。「キルベッガン8年(Kilbeggan 8years)」が「シングル・グレーン・ウィスキー」。カネマラ(Connemara)」は「ピーティッド・シングル・モルト・ウィスキー」といって、スコッチのようにピート(泥炭)でいぶされた麦芽を原料とするシングル・モルト。サントリーさんが日本で販売しているのがコレです。いずれも伝統的なアイリッシュ・ウィスキー「らしからぬ」点が特徴

グレーン・ウィスキーは、コラムスティル(塔式蒸留器)という筒状の蒸留器を使って蒸留されます。アイルランドの他の蒸留所にあるのは伝統的なポットスティル(単式蒸留器、アラジンの魔法のランプみたいな形の窯)のみなので、今日クーリーの工場内で初めて目にして、感激。(工場内の写真はお見せ出来ないので残念)
これはアルコール工場時代から使用していたものなのだろうか、と疑問がわいたのですが、私の仕事は通訳なので自分が質問するわけにはいかず(自分が質問したいこと、いっぱいあった・笑)、あとで聞いてみましょう、と思っていたらそのまま聞き忘れてしまいました。

アイリッシュ・ウィスキーはここ数年「復興」ムードにあり、各地に新しい蒸留所が次々オープンしています。スコッチの台頭、20世紀初頭のアメリカの禁酒法の影響、アイルランド経済の低迷などによりすっかりダメージを受けたアイルランドのウィスキー産業ですが、近年新たな蒸留所が次々オープンし、アイリッシュ・ウィスキーの新時代がやってきた感があります。
現在アイルランド島内にロングランの蒸留所が4か所、新しい蒸留所が11か所。さらに許可申請を通ってこれから建設予定…という工場が22もあるそうですから、今後ますます特徴的なクラフト・ウィスキーがしのぎを削る時代になるでしょう。

※クーリー蒸留所は一般公開されていません。ご見学はキルベッガン蒸留所(Kilbeggan Distillery)へどうぞ。

※サントリーさんの「カネマラ」の製品紹介ページに、クーリー蒸留所&キルベッガン蒸留所についての詳しい説明と写真があります。→クーリー蒸留所と製法

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挿し木から育てたメアリーローズ 開花

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メアリーローズを見るといつも思うのですが、幼稚園の時にピンクの薄紙で作った紙の花みたい♪

バラの季節がやってきました。今年もいちばん乗りで咲いてくれたのは、やはりメアリーローズ(Maryrose)。
美しいピンク色と、かぐわしい香りに見飽きがありません。

実はこのメアリーローズ、昨年挿し木から育てたものなんです。
選定した枝を使って、初めてバラの挿し木に挑戦。6~7月にかけていろいろな種類を10本くらい挿し木したのですが、育ったのはこれ一本だけでした。さすが、ヘンリー8世自慢の軍艦から名付けられたというメアリーローズ、強いですね。花付きも育てやすさも抜群の品種です。

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3つの鉢のうち、手前がこの子。日付は昨年6月8日、小さな差し穂が1年経って見事に成長してくれました。感無量♪

冬の間は室内で育て、成長するごとに一回り大きな鉢に植え替え。ひょろひょろした茎が支えられないくらい伸びた時に剪定して、今年2月位だったでしょうか、外に出しました。
お母さんである4年越しのメアリーローズより先に、挿し木から育った子が開花。親子ともどもつぼみをいっぱいつけていますので、これから毎日楽しみです♪

※メアリーローズに関する過去ブログ
今年最初に咲いたバラ、メアリーローズ(2013年5月26日)
2週間も早い、バラの開花(2014年5月9日)
メアリーローズ、2番花(2014年7月8日)
メアリーローズ 開花(2015年5月25日)
繁忙期の中休み…(2015年8月3日)

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クロンドーキンの聖ブリジッドの井戸

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聖女ブリジット像。良く育ったツタの葉と捧げもので、像が見えないくらい…

今朝、グループさんの終日ツアーのご案内のため、ご宿泊ホテルへ向かってクロンドーキン(Clondalkin, Dublin 22)を歩いていたところ、道端に聖なる井戸を発見。
立ち止まって見てみると、聖ブリジッドの井戸(St Briged's Well)でした。

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フェアリーツリー(Fairy Tree、御神木のこと)のふもとにお花や捧げものがいっぱい

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願掛けにギフトを置いたり、木の枝に布を結んだりします

交通量の激しい道路の脇にあるものの、囲いがされて、地元の人に大事に守られている様子が見て取れました。

家に帰ってから調べてみると、5世紀に聖女ブリジッドがここにわく泉の水で人々をキリスト教に洗礼した聖地であるとのこと。湧き水には病を癒すパワーがあり、若い女性が泉の水に布を浸し、その布で顔をぬぐうと、眼の病気が治ると言い伝えられているそうです。
ブリジッドはアイルランド初の女子修道院をキルデア(Kildare)に建てた聖人で、ブリジッドと布の伝説が有名。修道院を建てるための土地をください、地元の王に願い出るのですが、王はなかなか首をたてにふってくれません。ブリジッドは「私が腰に巻いている布で覆えるだけの土地でよいからください」と言って王を説得、いざ腰から布を外してふわ~っとしたら、その布がどんどん広がってキルデア全体を覆ってしまったので、広大な土地を手に入れることになり、そこに修道院を建設したと言われています。

若い女性が泉に布を浸すと…というのは、聖ブリジッドにまつわる伝説に由来するのでしょうね。

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こちらが井戸のようですが、1990年代に脇に道路が建設されて水路が分断されてしまい、現在は枯れてしまったそう。それでも聖地として土地の人々に守られています

ちなみにクロンドーキンは、現在はダブリン郊外のごく普通の庶民的な住宅街ですが、昔は聖地だったのでしょうね。住宅街に忽然と1000年前に建立されたラウンドタワー(Roundtower)がそびえていたりします。(こちらの過去ブログに写真あり)

ちょっと行き難いホテルで、路面電車を降りてからえんえん歩かなくてはならなかったのですが、普段歩かないところを歩いたおかげで思わぬ発見が出来ました。
朝から聖なる井戸見物で始まった一日。とっても気分よく、すがすがしい気持ちで過ごせました♪

場所は、Newlands Cross交差点をClondalkin方面へ向かう、R113(Fonthill Rd S)沿い。Topazガレージと次の交差点との間にあります。

※聖ブリジッドに関する過去ブログ:うるう年のロマンス?

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マリン・ヘッドで「スター・ウォーズ」のロケ始まる

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アイルランド最北端の地にストームトルーパー現る!(写真はいずれもPHOTOS: Stormtroopers swarm to Star Wars set in Donegalより)

来年公開予定の「スターウォーズ エピソード8」ですが、アイルランド南西のスケリッグマイケル(Skellig Micheal, Co. Kerry)に加え、最北端マリン・ヘッド(Malin Head, Co. Donegal)でも撮影が行われることが先日発表されましたが、どうやら今週末のようです。

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マリン・ヘッドにミレニアム・ファルコンらしきセットが登場!

ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルをはじめとする俳優陣も、本日ベルファーストの空港に到着。この週末に主要なロケが行われるようで、マリン・ヘッド周辺の道路は8:00~21:00まで通行止め(日曜日まで)、ドローンなどで撮影内容を盗撮されることのないよう航空規制も出されているという徹底ぶり。

地元のスター・ウォーズ・ファンの男性が、ストームトルーパーに扮してロケ現場周辺に出没している(冒頭写真)というニュースがなんとも可笑しい。
この方、マクゲティガン(J.J.McGettigan)さんという男性で、「自分はEG1826、エメラルド駐屯地からやって来た!」と言っているそうです(笑)。

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ロケ地近くのパブ、Farran's Barにもい出没。俳優陣含むロケ・スタッフはここで食事をとることになるようです。パブ内の「Strictly no use of the Forse on the premise(建物内でのフォース使用厳禁)」の張り紙が笑える

こちらにも地元の盛り上がりを示す写真がいろいろ載っています→Donegal has gone all out welcoming Star Wars to Malin Head(Daily Edge 5月21日付)

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クルーズ船のシーズン到来

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接岸した客船の出口でお客様をお待ちする間にパチリ。近すぎて、船というより、まるで巨大なビルのよう(笑)

今年もクルーズ船がアイルランド沿岸の港町にやって来るシーズンとなりました。
今日は今シーズン最初の客船でダブリン港に寄港されるグループさんのご案内。素晴らしいお天気に恵まれ、終日ダブリンの市内観光にご案内させていただきました。

今年ダブリン港に入港予定の客船は、過去最高の113隻。これからのシーズン、多い時は日に3隻、4隻と入港してきます。
本日お迎えした客船はMSCスプレンディダ。この船は全長333メートル、つい10日程前にもダブリンにやってきたばかりですが、ダブリン港に入港した過去最長の客船として話題になりました。

近年の客船の大型化に伴い、すっかり手狭になってきたダブリン港。こういう長い船は狭いダブリン港では方向転換が出来ないため、リフィー川にお尻を突っ込むかたちでバックさせてから出港するのですが、その様子もなかなかの見ものです。
(5月3日にスプレンディダが来た時の様子→333m MSC Splendida Cruise Liner Sails into Dublin Port


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ディングル遺跡めぐり キルマルケダー教会

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夏のディングル半島を彩る真っ赤なホクシャ(Fuschia)が教会壁の赤砂岩によく合います(写真はすべて2012年8月撮影)

ウェールズのオガム石のことを書くために写真を探していたら、ずい分前に書きかけてそのままになっていた記事を発見したので、頑張って書き上げようと思います。
(関連過去ブログ:ディングル遺跡めぐり ビーハイヴ・ハット

ディングル半島における初期キリスト教史跡の真珠(…と私が勝手に読んでいる・笑)とも言えるのが、こちらキルマルケダー教会(Kilmalkedar Church, Co. Kerry)。この地域特有の赤砂岩と、ロマネスク様式が美しい12世紀建立の教会堂です。
馬蹄型のアーチが美しいロマネスク様式は、発祥地フランスからアイルランドに一世紀ほど遅れて伝わってきますが、その後に流行したゴシック様式に建て替えられてしまうことも多いため、現存するものは限られており、貴重です。

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たたずまいがなんとも美しい

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ロマネスク様式のいちばんの特徴である馬蹄型アーチ。教会内部には、やはりロマネスク様式の特徴であるブラインド・アーチ(壁がくり抜かれていないアーチ)もきれいに残っています

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アーチ拡大。3重のアーチ。アーチにジクザグ文様や人頭がつけられているのはアイルランドならではの特徴で、アイリッシュ・ロマネスク様式と言われます

この教会には珍しい石碑が何体か残されていて、教会の建物だけでなく、そちらも見逃せません。

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教会内部にあるラテン十字が刻まれた石碑。ケルト十字ではなく、ラテン十字なのがポイント。さらに、写真では側面になるので写っていませんが、ラテン語のアルファベットで「6世紀 DNI(Dominicという名を意味するそう)」と書かれています。ラテン語はキリスト教布教によってアイルランドにもたらされたものですから、キリスト教伝来直後の早い時期に、こんな南西の果てで盛んな教会活動があったことがうかがい知れます。この石は上部が割れてしまっていますが、円形のデザインがちらりと見て取れるので、もしやそこにはケルト十字があったのでは…などと考えてしまいますが、そうだったらより面白いですね

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こちらは日時計の石。穴の開いているところに棒を刺して、その陰で時刻を見ました。このように上部が平らになった半円形の十字架は、巡礼路に多く見られるもの。ケリーの守護聖人聖ブレンダンの聖地でもあるこの地は、ディングル半島最高峰のマウント・ブランドン(Mount Brandon, 952m)への巡礼路の中継地でもあるので、巡礼者の巡礼ステーションに置かれた石でもあったようです

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そして、ひとつ前のブログでご紹介したオガム石。石の先端には、上の日時計と同じような穴が開いていますが、アイルランドのオガム石には時々このような穴あきのものがあります。その穴にちょうど光が当たって写り、ご利益ありそうな感じの写真になりました

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アイルランドの多くの廃墟となった教会跡地がそうであるように、ここも墓地。ケルト十字のユニークな墓石が多く、これはシャムロック付きの十字架

国内に数ある教会堂の廃墟の中でも、特に好きな場所のひとつです。ホクシャが咲く時期にまた訪れたいものです。

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ディングル半島の生垣にホクシャがさかんに植えられたのは1920年頃。修道士たちの時代にはなかった花、現代の私たちだけのお楽しみですね


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ウェールズ「ケルト紀行」⑤ ラテン語並記のオガム文字

ヨーロッパ大陸を西へ移動し、イベリア半島西端へ行き着いたケルト人は、紀元前700年頃から徐々にブリテン島、アイルランド島へ北上して来ました。
精霊信仰で、自然万物に神が宿ると考えていた彼らは、話し言葉には魂が宿ると考えていました。文字表記すると「言霊」が失われてしまうという理由から、長い間文字を使用せず、モノゴトを伝承で伝えていたのです。
ケルト系の言葉(アイルランド・スコットランドなどのゲール語類、ブルターニュ・ウェールズ・コーンウォールなどのブリトン語類)に固有の文字がないのはこのためですね。

キリスト教の布教に伴いラテン語のアルファベットが普及し、ケルト系の言葉もABC…のアルファベットに当てはめて表記されるようになるのですが、それはずっと後になってからの話。
いくら言霊が失われる…とは言っても文字がない不便さもあったようで、地域によってはアルファベットを借用して文字を表記したこともあったようですが(エトルリア文字やギリシャ文字から借りたらしい)、全く新しい文字を「発明」するということをしたのは、アイルランド島に渡ってきたケルト人だけでした!

それが「オガム(Ogaham)」と呼ばれる、石に刻まれた文字。点と線で構成され、点で表される母音が5文字、線で表される子音が15文字。合計20文字。
5で割り切れるので、指を使った暗号として使用したのが始まり、との説もあります。
(どんな文字が見てみたい方は、このサイト右側の一覧表が見やすいでしょうか→The Ogham Alphabet
4世紀頃にアイルランド南部で発明されたようですが、キリスト教布教の足音がそろそろ聞こえてくる頃ですので、やはりラテン語のアルファベットに何らかの刺激と影響を受けて「文字表記」というアイデアに至ったものと思われます。

ところがやはりケルト。そもそもの概念がラテン語のアルファベットと全く違うのです。オガムは横書きではなく、縦書き文字なのですが、なんと上から下へ…ではなく、「下から上へ」読みます!
それぞれの文字には樹木の名が当てはめられていて、樹木信仰の強い古代アイルランド人(ケルト人)は、木が下から上へ育つと同様に文字も下から上へ読むのだ、と考えたようです。文字とはいえど、そこには信仰の匂いがプンプンしますね。
書かれている内容は土地の所有者や王様の墓碑銘が主ですが、そもそものコンセプトが極めて呪い(まじない)的。文字になってもやはり「言霊」っぽくて、なんだか「生き物」的なのです。
モノの本にはドルイドが儀式に使用した秘密文字…などと説明しているものもありますが、というより、当時の世の中全体が「呪い的」であったということだと思います。

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ディングル半島のキルマルケダー教会(Kilmalkedar Church, Co. Kerry)に残るオガム文字が刻まれた石。写真に写っている側は線(子音)ばかりですが、たいていの場合、反対側に点(母音)が刻まれていて、下から上へとジグザグに読んだりします(2012年8月撮影)

オガムが刻まれた石(以後、オガム石)は、アイルランド島に約300見つかっています。そのうち3分の2が南部のカウンティー・ケリー(Co. Kerry)&カウンティー・コーク(Co. Cork)。アイルランド島外では約75見つかっていますが、そのうち40がウェールズ、30がスコットランド。
4世紀から7・8世紀頃までの300~400年間に渡り、使用されたようです。

すっかり前置きが長くなってしまいましたが、今回のウェールズの旅で、ウェールズに残るオガム石を見ることが出来て感激したので、そのことを書きたかったのでした。
オガム文字は解読されていますが、どうやって解読出来たかというと、ウェールズなどブリテン島に残るオガム石にはたいていラテン語が並記されていたからです。それを照らし合わせて文字を解読したんですね。
ローマ人が来なかったアイルランドにあるオガム石は、オガム文字オンリー。「どうやって解読したんですか?」というお客様からのご質問に、「ブリテン島にラテン語が並記されたオガム石が残っているので…」とお答えしてきましたが、それをこの目で確かめることが出来て感激でした。

こちらが今回ウェールズで見た、2体のラテン語付きオガム石。いずれもオガム文字が薄くて、写真にほとんど写っていないのが残念ですが。

まずは、マルガム石の博物館(Margam Stones Museum)で見た、Pumpeius Stoneと呼ばれる6世紀の墓碑銘。
高さ1.35メートルの赤砂岩。ラテン文字、オガム文字それぞれで名前が書かれていますが、説明書きによると、ラテン文字では英名、オガム文字ではアイルランド名に書かれているとのこと。

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石の平らな表面にラテン文字。角にオガム文字。写真をクリックして拡大して、向かって右角の下&左角の上をよ~く見ていただくと、オガム文字が見えます

そしてこちらは、ネヴェルン近郊の聖ブリナッハ教会(St Brynach's Church, Nevern)で見た、Vitalinus Stone。
説明書きには高さ1.93メートルと書かれていますが、そんなに高くなかったです。せいぜい1.3メートル位。上部が割れたか何かしたのでしょうか。5~6世紀のもので、やはり墓碑銘のよう。Vitalinusという名がラテン文字とオガム文字で書かれているようです。

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こちらも写真をクリックして拡大して見ていただくと、向かって左角の上の方にオガム文字が見えます

(ちなみにこの教会ゆかりの聖ブリナッハはアイルランド出身。非常に美しいケルト十字架や、血を流す木などがある興味深い教会だったので、そのことはまた後ほど…)

このウェールズの石たちを見て、アイルランドがローマ化されなかったことがいかに大きなことであったかを、つくづく思い知りました。
こういうふうにラテン語で「翻訳」されてしまうと、オガムの持つ魔力のようなものが一掃されてしまって、ただの「文字」になってしまう。ラテン語並記のオガム石をついにこの目で見て感激したものの、アイルランドにあるオガム石の持つある種の迫力のようなものは、ウェールズの石からは感じられませんでした。魔法がとけちゃった感じ(笑)。

★ウェールズ関連ブログ
ウェールズ「ケルト紀行」の準備中
ウェールズ「ケルト紀行」① ただ今、ご案内中…
ウェールズ「ケルト紀行」② アングルジー島を満喫!
ウェールズ「ケルト紀行」③ 「イン」に泊まる(ボウマリスのオールドブルズヘッド)
ウェールズ「ケルト紀行」④ 崖の割れ目の聖ゴヴァン礼拝堂

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